おすすめ除湿機はハイブリッド!コンプレッサーやデシカントとの比較も

除湿器

除湿機があると雨でも衣類乾燥ができるだけではなく、部屋や押し入れのカビなどを防いだり浴室の乾燥にも役立ちます。

一度使ってしまうと、湿気の多い日本ではとっても便利!ただ、除湿の方式によっては冬全く除湿できないものや、思ったより効果がなくてがっかり、なんてことにもなってしまいます。

今回は、除湿機のそれぞれの特性なども見た上でおすすめ商品を紹介していきます。買う前のリサーチ、しっかりしましょうね。

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除湿機にはコンプレッサーとデシカント、ハイブリッドがある

除湿機ならなんでもいいかというとそうではありません。除湿機には方式の違いによる特性があります。それらを理解した上で、どのような使い方をしたいのかで選ぶと失敗が少ないです。まずは方式の違いをみていきましょう。

libloomスタッフ:かおるこ
衣類乾燥が主な目的で買ったのに、冬は全然除湿しなくてダメだった、とか、熱を発するから夏場は暑くてたまらない、なんてなると使いづらいですよね。

除湿機の場合は、用途にあった方式のものを選ぶのって大切なんだなって思います。

家電マスター:ケンさん
除湿機ね!任せて。使い方によって方式を選ぶといいよね。早速違いから見ていこう!

コンプレッサー式除湿機

コンプレッサー式は、空気を冷やして水分を取り除く方法です。コンプレッサーを通してフロンガスを循環させて、冷却器で湿った空気を冷やして水滴に変えて取り除きます。

家電マスター:ケンさん
エアコンのドライなんかと同じ方法だよ。だから夏場の高温多湿の除湿なんかは強いんだ。
メリット
  • 25度以上の高温の除湿力が高いので梅雨や夏に強い。
  • 稼働中に室温が上がることが少ない。
  • 消費エネルギーが少ないので電気代が安い。
デメリット
  • コンプレッサーを使っているのでサイズが大きめで重い。
  • 稼働している時の振動音が大きい。

デシカント式(ゼオライト)除湿機

内部のゼオライト(乾燥剤)が水分を吸着して、空気中の水分を取り除きます。多孔質乾燥剤に水を吸着させてヒーターの熱で乾燥させた空気を外に放出します。吸着した水分は、熱交換器で水滴にしてタンクに貯める仕組みです。

メリット
  • 低温時の除湿力が高いので冬場でもパワーがあり使える。
  • 衣類乾燥に優れている。
  • コンプレッサーを使用しないのでコンパクトで軽量。音も静か。
デメリット
  • ヒーターを使い除湿するので室温が上昇する。
  • 消費電力が大きい。
libloomスタッフ:かおるこ
ううむ。なんかこっちを取ればデメリットがあり、反対を取ればそれもまたデメリットありって感じですね。 両方のいいとこ取りってわけにいかないのかな。
家電マスター:ケンさん
あるよ。それがハイブリッド式なんだよ。

ハイブリッド式除湿機

ハイブリッド式の場合は、コンプレッサー式とデシカント式の2つの除湿方式を1台に搭載してあります。

ですから、梅雨や夏場には省エネのコンプレッサー式で稼働し、低温時も除湿能力の落ちないデシカント式で冬場はしっかり除湿と、一年中快適に使えるのがハイブリッド式なのです。

家電マスター:ケンさん
自動で切り替わるので一番適した方式で一年中除湿ができるんだ。ハイブリッド 式は今の所、パナソニックだけが販売しているね。
libloomスタッフ:かおるこ
すごい。両方の良いとこ取りが本当にあるなんて。

方式の違う除湿機それぞれのおすすめ・比較一覧

では、コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッドのスペックを比較してみましょう。

家電マスター:ケンさん
方式は「コ」はコンプレッサー、「デ」はデシカント、「ハ」がハイブリッド ね。
サイズ 重さ 除湿面積 消費電力 1日の

除湿量

タンク容量 方式
シャープ
CV-H180W

359x665x248 mm 16.5 kg 木造:20畳

鉄筋:40畳

除湿:325W

衣類乾燥:27℃/345

30℃/365W

16 L 4.5 L
コロナ
CD-P6318-W
220x515x330 mm 7.9 kg 木造:7畳

鉄筋:14畳

175W 5.6 L 3.5 L
三菱
MJ-P180NX-W
372x594x281 mm 14.9 kg 木造:19畳

鉄筋:39畳

除湿:330W
衣類乾燥:330W
15.5 L 4.7 L
シャープ
CV-H71W
304x480x203 mm 9 kg 木造:8畳

鉄筋:16畳

除湿:165W
衣類乾燥/27℃:165W/30℃:175W
6.3 L 2.5 L
コロナ
CD-S6318-P
170x533x365 mm 8.3 kg 木造:7畳

鉄筋:14畳

190W 5.6 L 3 L
トヨトミ
TD-Z80(W)
212x476x320 mm 6.1 kg 木造:10畳

鉄筋:20畳

660W 8 L 2.2 L
日立
HJS-D562
269x445x174 mm 5.3 kg 木造:7畳

鉄筋:14畳

460W 5.6 L 1.8 L
アイリスオーヤマ
DDD-50E
287x640x234 mm 7.8 kg 木造:6畳

鉄筋:13畳

590W 5 L 2.5 L
パナソニック
F-YZRX60-S
178x459x357 mm 6 kg 木造:7畳

鉄筋:14畳

除湿:おまかせ:285W
衣類乾燥:仕上げ、速乾:465W/おまかせ:295W/音ひかえめ:285W
5.4 L 2 L
パナソニック
F-YC120HRX-S
370x580x225 mm 13.9 kg 木造:11畳

鉄筋:23畳

除湿:お部屋まるごと/強:225W/おまかせ中:220W/弱:210W
衣類乾燥少量速乾:685W/速乾:685Wおまかせ:225W音ひかえめ:220W
9 L 3.2 L
libloomスタッフ:かおるこ
こうやって一覧で見ると、コンプレッサーとデシカントの特性が一目瞭然ですね!
家電マスター:ケンさん
じゃあ、そのハイブリッド除湿機を詳しく見ていこうか。僕がおすすめのコンプレッサーとデシカント式も一緒に紹介するよ。

方式別おすすめ除湿機ベスト3はこちら!

3位:パナソニック F-YZRX60-S

デシカント式でおすすめはこちらのパナソニックF-YZRX60-S。花粉や嫌な匂いの元をナノイーで除菌。衣類に付着した花粉は花粉モードできれいに除去してくれます。

家電マスター:ケンさん
軽いから持ち運びも楽だし、デシカントにしては省エネだね。衣類乾燥などをメインに考えたい人向けだな。

1日あたりの除湿能力  5.4 L
消費電力 除湿:おまかせ:285W
衣類乾燥:仕上げ、速乾:465W/おまかせ:295W/音ひかえめ:285W
タンク容量 2 L
libloomスタッフ:かおるこ
ケンさん、1日あたりの除湿能力はもちろん高い方が良いんですよね?
家電マスター:ケンさん
うん、そうなんだけど、何リットルっていう数字だけみるとよくわからないよね。こんな感じで考えると良いよ。

1日あたりの除湿量が4.5~6.3Lの場合は、木造なら6~8畳、鉄筋なら13~16畳に適している。6.3~8.0Lなら木造8~10畳、鉄筋16~20畳。8.0~11.0Lは木造で10~14畳、鉄筋20~28畳。

部屋で衣類乾燥もするなら、少し能力の高いものを選ぶと快適だね。除湿面積と合わせて見ると良いよ。

良い口コミ・悪い口コミ

良い口コミ

  • 3万円以下なのにフラップが自動で動いたりナノイーで除菌。周囲の湿度を感知して自動で作動してくれる機能もあり大変満足です。
  • 除湿も早いし衣類もよく乾いてとても驚きです。
  • 寝室で1年通して使えるようにと選びました。除湿能力もあり、音が静か。満足です。

悪い口コミ

  • 夜や週末付けっ放しにすると電気代がすごい。
  • 長く使っていると部屋の温度が若干上がる。

2位:三菱電機 MJ-P180NX

コンプレッサー式なら三菱電機MJ-P180NXがおすすめです。除湿面積が広いので大きい部屋での使用や衣類乾燥も兼ねて使う場合も安心です。4輪キャスター付きなので自在にどこにでも持っていけます。タンク容量も4.7 Lとたっぷり。

libloomスタッフ:かおるこ
鉄筋なら39畳まで対応してるんだよね。広めのリビングもOKだし、衣類乾燥も一緒でも大丈夫。
1日あたりの除湿能力  15.5 L
消費電力 除湿:330W
衣類乾燥:330W
タンク容量 4.7 L

良い口コミ・悪い口コミ

良い口コミ

  • 湿度センサの精度が高く正確で常に55%~60%を保つことができる。エアコンで除湿が効かない人におすすめ。
  • 湿度調整機能つきだから、湿度を設定して自動で作動する。電気代が付けっ放しより安くなって満足。
  • 2台目として購入。1台目の別メーカーよりも除湿能力が高くて大変満足しています。

悪い口コミ

  • 稼働している時の音がうるさい。
  • 排水時が取手などがなくやりにくい。

1位:パナソニック F-YC120HRX

ハイブリッドの中でもおすすめなのはこちらのパナソニックF-YC120HRX。自動切り替えでコンプレッサーかデシカントを選択。消費電力も低めでナノイー搭載なので4種類の花粉を抑制。もちろん衣類の嫌な匂いも発生しません。

家電マスター:ケンさん
衣類乾燥も量を見分けて省エネ運転するんだ。キャスターが付いているので移動も楽だし女性でも排水が簡単にでる構造。使いやすいよ。
1日あたりの除湿能力  9 L
消費電力 除湿:お部屋まるごと、強:225W/おまかせ・中:220W/弱:210W
衣類乾燥:少量速乾:685W/速乾:685W/おまかせ:225W/音ひかえめ:220W
タンク容量 3.2 L

良い口コミ・悪い口コミ

良い口コミ

  • 天気の悪い日に部屋干ししてもすぐに湿度が60%まで下がって快適に過ごせます。
  • 衣類が乾燥すると自動で止まるので省エネで助かっています。
  • 除湿だけだとすぐに部屋がカラッとする。

悪い口コミ

  • 結構気温が高いのにデシカントになってしまい室温が上がることがある。切り替えの選択が手動でもできると良い。
  • 作動音がちょっと気になる。

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満足いく機能と電気代など合わせて考えるとハイブリッド

コンプレッサー式もデシカント式もそれぞれメリットがあり、価格が手頃なのが魅力の一つでもあります。ただ、1年通して衣類乾燥にも使いながら快適に過ごすなら、使用する時の電気代も考えてやはりハイブリッド式が一段上かな、という印象でした。

もちろんお値段もちょっと上がるのでコストと性能を合わせて比較して買って満足の除湿機を選んでくださいね。

▼除湿機の詳しいレビューはこちらをチェック

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■この記事の担当

引っ越しまくって、断捨離しまくって、家電やインテリアなど物は安くてどんどん変えればいい、と開き直っていましたが、ここに来て友人の家などを見て、それなりの価格の品質の良いものは長く使えて満足感がある、ということに気づく。

実際に自分で欲しいものや購入したものについてご紹介して行きます。もちろん安くて良いものも!ぜひ参考にしてみてくださいね。

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