【レビュー】SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680

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SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680を1年ほど使ってみた『えみさん』(35歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。

SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680

実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680を購入しようと思ったきっかけ

↑全体。

これまでハンディーカムを欲しいと思ったことは何度かありましたが、i-padの動画機能やスマホの動画機能で撮っており、特に不便を感じたことはありませんでした。(ただ、動画だと容量が重たくなるのであまり頻繁には撮れず、利用することは少なかったです。i-padやスマホで撮ってパソコンへの保存も考えましたがいつも結局撮りっぱなしになってしまっていました。)

今回購入を考え始めたのは妊娠がきっかけです。赤ちゃんがうまれて家族が増えると、残しておきたい場面が増えると思い、あると便利かも?と考え始めました。(出産準備中に必要なものをリストアップした際に)

たまたま妊娠数ヶ月の頃、父親がハンディーカムを購入したと聞き、(父親もハンディーカムを購入するのは初めてで、実家の犬を撮るために購入したそうです。)購入してみてどんな感じかをいろいろ聞きました。ふと思いついたときに動画で残しておけるのでとてもいい、と満足しているようでしたので、私も購入に前向きになりました。

やはりタブレットやスマホだと容量が重たくなるのでこのままだと、撮りたいときにたくさん動画を撮れないなあ、と考えたからです。以前使っていたものはなく、今回ハンディーカムを購入するのは初めてなので、まずはいろいろな商品を調べて検討することにしました。

SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680を知ったきっかけは?

AmaonやYahooショッピング、楽天などでいろいろ探しました。店頭にも何度か足を運び、店員さんに説明を聞いたり何種類かのハンディーカムのパンフレットをもらって帰って読みました。

メーカーのホームページや購入者や父親の口コミなども参考にしました。

ビデオカメラを買う際に重要視したポイントとは?

ハンディーカムを初めて購入するので、何を重要視して商品を選んだらよいのか(商品によってどのような違いがあるのか)がいまいちよくわからず、いろいろ調べました。

購入を決めたのが出産準備の段階で、他にもそろえなければいけないベビー用品がたくさんあったので、やはりコスパは重要と考えました。

特にこだわりポイントはなかったので、最初は動画が撮れればどれでもいいので価格重視で、と思って探していましたが、調べていくうちに「コスパの良さは重要だが、これから長く使っていくことを考えると、価格(の安さ)のみではなく、やはり機能やデザインに納得のいく物の中でコスパのよいものを検討しよう」というところに落ち着きました。

せっかく撮るのできれいな状態で撮りたいので画質がよく手ぶれしづらい物・長時間撮影できる物・(長く使うことを考えると)ベーシックなデザインというポイントを重視し、その中でコスパのよいものを探しました。(商品全体の写真、いろいろな角度から撮影された写真、各パーツの細部の写真・動画などあり)

購入に迷ったビデオカメラは?

購入に迷ったビデオカメラは以下の商品です。

Panasonic HC-V480MS-W

Panasonic HC-V360MS

JVC GZ-RX670-D

SONY ハンディーカム CX470

特にメーカーのこだわりはありませんでしたが、SONY Panasonic JVCの3社の商品をリストアップしました。それぞれのメーカーの商品を比べ、Panasonicは可もなく不可もなくという印象でした。

画質がよく、軽く、手ブレ補正がついているのでよさそうな気はしたのですが、撮影できる時間が短めで、これといった決め手になる物もなく、コスパのよさをあまり感じなかったので外しました。(液晶モニターを回転させ、自撮りモードにできる機能があり、そこには惹かれました。)

最終的にはSONYハンディーカム CX-680とJVC(ビクター)GZ-RX670-Dの2つで悩みました。SONYハンディーカム CX-680はデザインや色は気に入ったのですが、撮影できる時間が短くあまりコスパが良くない気がしました。

JVC(ビクター)GZ-RX670-Dは撮影できる時間が長く、防水機能があったことが魅力でした。カラーはあまり好みではありませんでしたが、コスパが良いと感じたので、この商品を購入しようかと思い、購入をほぼ決めていました。しかし、それを覆してSONYハンディーカム CX-680を購入する決め手となったのはSONYのみが搭載している空間光学手ブレ補正の機能です。

単なる手ブレ補正ではなく、カメラ本体が動いても、空間光学ユニットがバランスを保って手ブレを押さえてくれる(レンズ自体が動くことでブレない)この機能は非常に魅力的でした。

写真を撮るとほぼブレてしまう父親が撮影した動画を見せてもらったときに、全くブレていないのには正直驚きました。(父親が購入していたのはたまたま、SONYハンディーカム CX-680でした。)

また、SONYを購入するのなら、同じ商品などで長く撮影したいときはバッテリーを貸してもらえば可能になる、ということも決め手の1つになりました。

調べたところ、Panasonicで気になっていた液晶モニターを回転させて自撮りモードにできる機能も搭載されていました。

CX-470より内蔵メモリーが多いため、予算よりかなりオーバーはしましたが、コスパには納得でき、CX-680に決めました。

SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680の特徴、性能

信号方式:フルハイビジョン
ハイビジョン規格:その他 XAVC S規格 : MPEG-4 AVC/H.264、AVCHD規格 Ver.2.0準拠 : MPEG-4 AVC/H.264、MP4:MPEG-4 AVC/H.264
記録メディア(動画):その他 XAVC S HD記録:マイクロSDHCメモリーカード4GB以上、Class10以上/マイクロSDXCメモリーカードClass10以上、AVCHD/静止画記録: メモリースティックマイクロ(Mark2)、マイクロSD/SDHC/SDXCメモリーカードClass4以上
HDD容量:対象外
内蔵メモリー容量:64GB
記録メディア(静止画):その他 XAVC S HD記録:マイクロSDHCメモリーカード4GB以上、Class10以上/マイクロSDXCメモリーカードClass10以上、AVCHD/静止画記録: メモリースティックマイクロ(Mark2)、マイクロSD/SDHC/SDXCメモリーカードClass4以上
クイックスタート:無
ビューファインダ:無
手ブレ補正機能:その他 空間光学方式+インテリジェントアクティブモード(5軸)
顔認識機能:有
IEEE1394(DV):無
IEEE1394(TS):無
USB接続対応:有
Wi-Fi機能:内蔵
DLNA対応:無
D映像出力端子数:対象外
IEEE1394(TS)端子数:0
HDMI端子数:1 マイクロコネクター(出力のみ)
最長記録時間:約8時間50分 AVCHD/LPモード(60i)、1440×1080、5Mbps
記録ビットレート(最大転送):約50Mbps XAVC S HD
フィルター径:46mm
消費電力:2.5W ハイビジョン画質
画面サイズ:対象外
総画素数:約251万画素
光学ズーム倍率:30倍
デジタルズーム倍率:350倍
有効画素数・静止画(16:9):約229万画素
有効画素数・動画(16:9):約229万画素
有効画素数・静止画(4:3):約171万画素
有効画素数・動画(4:3):対象外
外形寸法(幅×高さ×奥行) :57.5×66.0×121.0mm(本体のみ)
使用時本体質量:約355g (NP-FV50A〈本体付属品〉使用時)、約395g(NP-FV70A使用時)、約450g(NP-FV100A使用時)
生産国:中国

1.圧倒的にブレない

新空間光学手ブレ補正→カメラ本体が動いても、空間光学ユニットがバランスを保って手ブレを抑える「空間光学手ブレ補正」(ソニー独自らしいです)を搭載している。

HD撮影の時は5軸方向で手ブレを補正するだけでなく、ワイド撮影のときは最大約15倍ブレない「インテリジェントアクティブモード」も搭載している。また、ほこりや砂の進入を防ぐストッパーや、レンズユニットを守る衝撃吸収剤などが使われている。

2.様々なシーンをきれいに残せるよう、ソニー独自の高画質技術

自然な色彩や質感を表現できるよう搭載された新世代の画像処理エンジン「BIONZ X」により、被写体の繊細な質感を忠実に再現できるようにしている。

3.撮りたい範囲がちゃんとはいる

広角26.8mmのレンズにより、広い範囲が一度に捉えられて横に広く全景を撮りたいときに活躍。被写体を急に変えても、すばやくピントを合わせることが可能な空間被写体検出方式。また、動く被写体にピントを合わせ続けるので、動きまわる子どもの撮影にも適している。

4.撮影モード

撮影シーンを自動で見分けて最適なモードで撮影可能。

5.音

集音声の高いマイクを搭載し、約40%のノイズ低減を実現している。撮る人の声を抑えて記録してくれる「マイボイスキャンセリング」搭載。

各種本体の部分撮影の様子

充電

開いたとき

SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680のメリット

実際使ってみて約1年経ちました。赤ちゃんとお出かけするときや家の中での成長の様子を撮ったりするときに使っています。

使ってみて良かったと感じるのは、購入の際に決め手となった、手ブレしないことです。動く赤ちゃんを撮ることが多いので赤ちゃんの動きに合わせて撮影する手もよく動いているのですが、全く手ブレしません。さすが、レンズが動くことでブレしないソニーの技術だと思います。

せっかく撮影しても手ブレしてしまうと見返したときにとても残念で、台無しな映像になってしまいますが、これは違います。手ブレがなく、画質が良い状態で撮ることができています。(上にも記載しましたが、いつも写真を撮ると手ブレしてしまう父親が撮影した映像も全くブレていないのは驚きです。)

また、ピントがすばやく合うので、ピント合わせに時間がかからず、撮りたいと思ったらすぐに被写体をとることができます。被写体が動いている場合もピントを合わせ続けてくれるので、使いやすいです。

設定モードで悩まずにすむよう、「おまかせオート」なので状況に最適な撮影モードに自動設定してくれて助かります。すぐに価格を重視して決めなくてよかったと思っています。

SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680のデメリット

使ってみて残念だった点や改善点は特にありません。しっかり吟味して購入して正解でした。ただ、価格がもっとお手頃なら4K(AX55や AX40)も検討できていたのに、と思います。

4K記録のメリットとしてフルHDの4倍の解像度で撮影でき、高精細で肌の質感がいきいきして見えたり、映像からきれいな状態で静止画を切り出せたりと惹かれる部分は大きかったのですが・・・価格が予算を大きくオーバーするためあきらめました。

SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680の総合評価

総合評価としては買ってよかったです。価格がもっとお手頃なら4Kの検討もでき、予備のバッテリー等が入ったバッテリーパックも購入できたのに、とは思いますが・・・(ちなみにCX-680は スタンダードで 動画229万画素 静止画920万画素相当に対して4Kは プレミアム高画質 動画829万画素 静止画1660万画素相当です。)

商品自体に改善点やデメリットは感じていません。初心者でも扱いやすく、手ブレもせずにきれいに映像を残すことができます。SONYの搭載している空間光学手ブレ補正(インテリジェントアクティブモード)の機能は、他社にはないとても魅力的なポイントだと思います。

実際に店舗で様々なメーカーの機種を触ってみましたが、他社の手ブレ補正機能よりSONYの空間光学手ブレ補正機能は精度が高いです。手持ちで動きながら撮影してもきれいに撮影できます。

また、大容量でたっぷり撮れる64GBメモリーを搭載しているのでハイビジョン画質で長時間の撮影が可能です。撮ることがメインで見返す機会は少ないのですが、本体で簡単に再生ボタンで見返せたり、テレビにうつしだしたり、パソコンに保存して再生したりできます。

SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680

SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680の口コミ・評判は?

SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • スマホの動画よりも、強力な手ブレ機能がある動画で思い出を撮影したかったので、購入しました。歩きながら撮影するとその効果は歴然。コスパも良いし最強です。
  • 初心者に向いていますね。直感的にわかりやすく操作が簡単です。もちろん画質もきれいです。
  • バッテリーが長くもってくれます。子供のお遊戯会に活躍しました!動きのある撮影はやはりソニーにハンディカムですね。

悪い感想や要望などの口コミ

  • コスパが良くてそつなく問題ないけど、音質が悪い。低温も高音も弱いですね。
  • 航空ショーなどで、はやくカメラを振ると大きくブレますね。仕方ないかもだけど。

インスタの評判

norichangさん(@norichanggg)がシェアした投稿

CX680で撮影した富士山。

norichangさん(@norichanggg)がシェアした投稿

CX680で撮影したミッキーの動きが細かいわ~

Maoさん(@maao2425)がシェアした投稿

CX680で撮影した「寝返りした日」

SONY ビデオカメラ ハンディーカム HDR-CX680の購入を考えている人へアドバイス

これから商品(ハンディーカム)を買おうと思っている方は、気になる商品をいくつかリストアップして調べ、実際に店舗で触って比較してみるといいと思います。

いろいろ調べてみてそれぞれのメーカーに対する私のイメージは、総合的にある程度の機能で自撮りモードに切り替えられるのがよいならPanasonic、長時間撮影と防水機能、価格を重視するならJVC(ビクター)、操作しやすく動きながら撮影してもきれいに撮れて高画質で残せるのを重視するならSONY、という結論に達しました。

私はせっかく残すなら手ブレを最大限に防いでくれてきれいに高画質で残せることを重視したかったので(購入を検討し始めたときは ハンディーカムなんてたいしてどれもかわらないのだから価格重視、と思っていましたが・・・実際に購入するために比較し始めると 変わりました。)、SONYの商品に決めました。

レッド、ブロンズブラウン、ホワイトと3色展開で、どれも落ち着いた色味で高級感があります。デザインも素敵だと思います。購入して損はない商品だと思います。

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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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