iRobot ロボットクリーナー ルンバ960を3ヶ月ほど使ってみた『nagaちゃん』(30歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- iRobot ロボットクリーナー ルンバ960 R960060を購入しようと思ったきっかけ
- iRobot ロボットクリーナー ルンバ960を知ったきっかけは?
- ロボット掃除機を買う際に重要視したポイントとは?
- 購入に迷ったロボット掃除機は?
- iRobot ロボットクリーナー ルンバ960の特徴、性能
- iRobot ロボットクリーナー ルンバ960のメリット
- iRobot ロボットクリーナー ルンバ960のデメリット
- iRobot ロボットクリーナー ルンバ960の総合評価
- iRobot ロボットクリーナー ルンバ960の口コミ・評判は?
- iRobot ロボットクリーナー ルンバ960の購入を考えている人へアドバイス
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960 R960060を購入しようと思ったきっかけ
私は掃除をするのが大の苦手でした。当時よくある普通のコード付き紙パック式掃除機を使用していましたが、私は女性にしては背が高いほうなので、ホースを最大限に伸ばしてもかがむ必要があり、腰痛も相まって掃除機掛けをものすごく煩わしいと感じていました。
特に掃除機を出してきてコンセントに差してホースを伸ばし、部屋ごとにコンセントの抜き差しをして・・・という工程が邪魔くさくてたまりませんでした。
また、我が家には当時0歳のハイハイ真っ盛りの息子がいたので、掃除機の排気を吸わせたくないという思いも。でも、私にべったりくっついていないと泣き喚くし、かといって息子が昼寝している隙に掃除機をかけても大きな音で起きてきてしまう。CMでやっているようなお掃除ロボットが欲しいなぁと以前から漠然と考えていました。
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960 メッドシルバー R960060 R960060
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960を知ったきっかけは?
我が家と同時期に新築を建てた友人宅に遊びに行った際、お掃除ロボットがいいと強くお勧めされたことがきっかけでした。友人宅で床をスイスイと賢く隅々までお掃除しているロボットを見て、我が家にぴったりくる掃除機はこれだ!!と思い、益々欲しい意欲が高まりました。
ロボット掃除機を買う際に重要視したポイントとは?
私がロボット掃除機を購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。
1.一軒家の全部屋を掃除できるパワフルさがあるもの
一部屋ごとに掃除しては充電するようなものは時間がかかり煩わしいと思ったからです。一軒家のせめてワンフロアは1回の充電で掃除してほしいと思いました。
2.お手入れが楽がどうか
ずぼら系主婦の私は掃除機もすぐ詰まらせてしまうので、ゴミ捨てが楽なもので、本体のお掃除も楽なものが良かったです。
3.価格
いろんなメーカーからお掃除ロボットが出ていますが、一般のコード付き掃除機に比べると価格は数倍・・・その中でも極力ローコストでいてコスパが良いもの。
購入に迷ったロボット掃除機は?
購入に迷ったロボット掃除機は以下の商品です。
ルーロ(パナソニック製)
パナソニック ロボット掃除機 RULO(ルーロ) ホワイト MC-RS20-W
360 EYE(ダイソン製)
ダイソン 掃除機 ロボット掃除機 dyson 360 eye RB01 NB ニッケル/ブルー
ルンバ 980(iRobot製)
iROBOT ロボットクリーナー ルンバ980 R980060 ブラック系 R980060
我が家のリビングには3人掛けのソファがあり、その下も掃除できるものが良いと考えました。ソファと床の隙間は約13センチ。となるとは本体の厚さが約12センチある360EYEは吸引力は心配ないものの、ソファの下を潜り抜けられない心配があるので除外。
ルーロとルンバはその点本体の厚さは約9センチなのでクリアしました。
店頭でルンバとルーロの実物を見比べに行きました。ルンバの吸引部分がゴムローラーである一方で、ルーロはブラシ。
普通のよくあるコード付き掃除機で既に経験済みですが、ブラシの方が髪の毛やほこりが絡まりやすく、一度絡まったらなかなかとることができない。
しかも私は産後の抜け毛が激しく風呂上りにドライヤーをかけた後の洗面所の床は毛まみれ状態だったため、絶対に絡まって大変なことになると感じました。
手入れのしやすさで考えると断然ゴムローラーが優勢!ルンバに即決しましたが、あとは価格の問題でした。
ルンバ960と980の違いは?
ルンバ980は現機種の中でも最上位機種で、吸引力・持続力・機能すべて見ても完璧でしたが、お値段が10万円ちかく。
一方ルンバ960は8万円ほど。機能面で見て、両者の大きな違いは「カーペットブースト機能」があるかどうか。カーペットやラグの上で自動で吸引力をあげる機能です。それに2万円もかけるのはちょっと気が引けてしまいました。
また、980はバッテリーの持ちが2倍でした。しかしよく考えると自分で充電しにくるんだから要らないということになりました。
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960の特徴、性能
サイズ: 最大幅353mm × 高さ92mm
重さ: 約3.9kg(バッテリー含む)
電源方式: 充電式リチウムイオン電池
集じん方式: ダストビン式(紙パック不要)
稼働時間: 最大75分
※最大稼働時間は、お部屋の形状や床の状態、バッテリーの状態などにより異なります。
稼動面積: 最大112畳
※最大稼働面積は、お部屋の形状や床の状態、バッテリーの状態などにより異なります。
セット内容: ルンバ本体 / バッテリー(内蔵) / ホームベース / デュアルバーチャルウォール×1 / 交換用フィルター×1 / 交換用エッジクリーニングブラシ×1 / 乾電池(単三×2本) / 電源コード(約1.5m)
生産国: 中国
部屋の大きさや形を正確にとらえて隅々まで掃除してくれます。
センサーカメラを搭載しているので、雑巾がけをするときみたいにちょっとずつ位置をずらしながら正確に進んでいき、ゴミが多いところは何度も往復してゴミが無くなったと判断するまでその場を往復します。
専用アプリと連携すると好きな曜日や時間に起動させることも可能。
また、お掃除記録も残してくれます。今回の掃除に何分かかったか、掃除したマップ(間取り図のような感じ)を作成し、ゴミが多かったところもわかりやすく表示してくれます。
ダストボックス内のゴミがいっぱいになるとアプリの通知でお知らせしてくれます。以前の紙パック式掃除機は、紙パックの交換どきが分からず、気が付くと紙パックがいっぱいのまま使い続けきちんと吸引できていなかった、なんてことが多々ありました。
毎回紙パックを確認すれば良かったんですが、ずぼらな私は吸引力が落ちてくるまで放置という事が日常になってしまっていたんです。
しかし、ルンバはダストボックス内のゴミがいっぱいになると、ゴミを捨てないとお掃除を開始してくれません。これは私にとっては良い機能でした。
いちいち確認しなくても、いっぱいになった時に知らせてくれる!吸引力も落ちない!(公式HPによるとダストボックス内のゴミは毎回捨てる仕様になっています)
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960のメリット
商品が到着して開封した際、取扱説明書とは別にイラストのみ描かれたカードが付いていました。本体の部品にも同様のタグがついており、説明書を読まなくてもそのイラスト通りにタグを外して部品を触れば簡単に起動できました。なんとわかりやすい!機械の初期設定って結構煩わしいですよね。
それがイラストを見ただけで簡単設定できたので、ちょっと感動しました。アプリの設定等は取扱説明書を見ながらでしたが、5分ほどで完了しました。届いてすぐ試したい!!という消費者の気持ちを汲み取ってくれている感じがして感心。
最初のお掃除は、初めての場所だっただけにルンバも床をウロウロ、壁にぶつかりながら進路も探り探りのような、なんともランダムな動き。
しかし3~4回使っていくうちに、我が家の間取りを把握したのか、無駄な動き一つなく、的確に掃除してくれています。なんだか我が家仕様になっているようで益々愛着がわいてきました。
現在ルンバを迎えて3ヶ月経ちます。
ずいぶん慣れて掃除時間も少し短縮されてきました。我が家は1階はキッチン・リビング・ダイニング・洗面所・ウォークインクローゼット・和室2つ合わせて床面積が約78㎡ありますが、今では53分くらいで掃除を完了してくれます。ちょうど買い物をして帰ってくる頃に掃除完了しているくらいです。
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960のデメリット
運転音は、想像していたよりも大きく、普通にコード付き掃除機をかけているのとあまり変わらない大きさでした。
購入前は、寝ている間の夜間に掃除してくれたらと思っていましたが、夜間では気になる音なので、同じように考えている方は注意が必要です。私は子どもと出かけて家を空けるときにアプリからルンバを起動しています。
また、子どもの転倒時に痛くないよう、リビングにコルクマットを敷き詰めているのですが、吸引力が強すぎるせいか、マットのコーナー部分をよく吸い込もうとしてしまいます。
なので、外出先から帰ってくるとコーナー部分が取れ掛けていることは日常茶飯事です。吸い込んでしまうことはないのですが少し気になるところ。
そして、部屋の端はブラシが届きません。壁にこすらない程度ギリギリまで寄ってお掃除してくれますが、部屋の隅だけはブラシが届ききらず、若干小さな埃がたまってしまいます。
あと、段差に弱いです。公式サイトには床に敷いたラグや敷居も2センチ程度なら乗り越えられるとあり、確かに2センチ程度のじゅうたんの上もスムーズに乗り越えていきましたが、我が家にある傾斜がついた3センチほどの段差を無理に乗り越えようとがんばってエラーを起こすことが時々あります。
それも掃除の中盤くらいのタイミングで、アプリから「助けて!」と通知があるのですが、出かけている最中なので助けることができず、帰宅してもそのままの状態で動けなくなっていることがあります。
毎回止まるわけではありませんが、なぜ乗り越えられない段差をがんばって乗り越えようとしてしまうのか、そのがんばる姿がおもしろおかしくてさらに愛着がわいてしまうのですが。
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960の総合評価
ルンバ960は現機種の中では価格・機能面で上から2番目の位置にありますが、価格は8万円ほどで、コスパは十分だと思います。
確かに部屋の隅には弱いですが、下手に私が掃除をするよりよっぽど吸い取ってくれています。本当にルンバに目がついているんじゃないかというほど、掃除後の部屋はチリ一つ残っていません。
最近はダストボックスにゴミがいっぱいになった時は、どれだけゴミがとれているのか、見るのが少し楽しみです。細かいゴミまでごっそり取れている様子は気持ちいいです。
また、これは副産物ですが、床に物を置く習慣がなくなり、いつも部屋がすっきりしています。というのも、ルンバを起動させる前には必ず床に散乱しているものを片づける必要があるからです。
逆にこれが面倒といわれる方もいらっしゃると思うけど、子どものおもちゃや座布団や雑誌など、あるべきところに毎回戻す。
やっぱり部屋は定期的に片づけていると精神衛生上もよいですね。そのうち子どもが2歳くらいになれば、これで毎日お片付けの練習をさせられるのではと目論んでいます。
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960 メッドシルバー R960060 R960060
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960の口コミ・評判は?
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- 600を使ってましたが、充電ベースに戻ってないことも多く、どこを綺麗にしたのかもわからにということで、マッピング機能がある960を購入。スマホで連動することでどこを掃除したかもわかりますし、扉を全部開けておくだけですべて掃除してくれます。これは雲泥の差でこの値段は納得です。あまりに便利なので、ベットも足の長いタイプを購入するつもりです。
- ベットなどの普段やらないところまでやってくれる。そして終わったら定位置に戻っている。お手伝いさんを雇ったと思ったらこの金額は安いぐらい。
- カーペットはよほどでなければブースターがなくても問題ない。満足度が半端なく、980の方が良かったと思うこともないです。
悪い感想や要望などの口コミ
- 障害突破能力があるので、行かなくていいところまで行ってしまう。
- 動いてしまうようなマットの上は苦手で、玄関のマットなどでは落ちる
- 配線などきちんとしておかないと、苦戦します。
SNSの反響は?
インスタでもルンバ960を使っている方の投稿が目立ちますね。こんな高額なのに、働きっぷりに買って良かったの声続出です。
安定のルンバは乗り物。
働き者です。
ルンバ夜中だけど一生懸命掃除してくれてる
iRobot ロボットクリーナー ルンバ960の購入を考えている人へアドバイス
私は特に子育て世帯、共働き世帯に特におすすめしたいです。小さいお子さんがいると、できれば掃除機の排気を吸い込ませたくないって思いますよね。
でも子どもがいない隙に掃除機をかけるタイミングが難しい。でも子供が過ごす部屋だからこそいつも清潔にしておきたい・・・。
お出かけや買い物に行っている間に部屋がきれいになるなら、今まで掃除機掛けに費やしていた時間を、子どもとの遊びや他の家事の時間に当てられます。
何より、毎日掃除機がかかっている状態ってとっても気分が良いです。
購入する前は、すごく高額な買い物だしどうしようか迷っていましたが、今までの掃除機掛けのストレスから全部解放されて、大正解でした。高かったけど、それだけの価値があると満足しています。
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