【レビュー】サーモス 保温調理器 シャトルシェフ KBF-4501|災害時も

真空保温調理器

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501を2年ほど愛用している『佐藤恵理子さん』(女性/33歳)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501

実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501を購入しようと思ったきっかけ

↑全パーツ

↑蓋

↑鍋

↑保温鍋

↑保温鍋の蓋

1つの使い方ではなく何通りにも使える鍋を探していました。できることなら大きい鍋は1つしか持ちたくないと思っています。また購入する際に、圧力鍋の処分を検討していたこともあり、圧力鍋の代わりになるようなものも視野に入れていました。(圧力鍋は相当昔のティファールのものです)

私には圧力鍋は使いこなすのが難しく、なかなか普段の調理では出番がなかったためです。またとにかく洗いやすいことが、私にとっては重要でした。いくら調理が時短になっても、後片付けが大変であれば全く意味がないと思うからです。

こちらの商品は、使うのが億劫にならずに普段からガンガン使えそうな所、ストンとした無駄のないデザイン、真空保温調理鍋なので時短とエコになるという所が気になりました。

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501を知ったきっかけは?

3年前からミニマルに生きようと断捨離ブームに乗って、家の物を色々片づけました。その際、色々な断捨離関係の本を読んでいてこちらの商品を知りました。

圧力鍋のように調理中付いている必要はなく、ガスや電気を使用して沸騰させる時だけで付いていればいいのでエコにつながること。またストンとした寸銅鍋と保温部分はガシガシ洗えるので衛生的であり、手入れも楽なこと。この二点にとても魅力を感じました。

私は結婚当初から圧力鍋を持っていたのですが、忙しい時ほど圧力鍋は逆に不便を感じていました。調理中はずっと付いていなければならないですし、洗う際も複雑な構造で洗うのが大変でした(母から譲り受けた昔の圧力鍋でしたので、今の最新型はそういうことはないのかもしれませんが)。これらの点を総合し、圧力鍋を処分してこちらを購入しようと思ったのでした。

真空保温調理器を買う際に重要視したポイントとは?

私が真空保温調理器を購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。

1.コスパの良さ

鍋は頻繁に変える物ではないですし、買ったからにはガンガン使えるものをと思っていました。とにかく多種多様の料理に使えるもの。そして光熱費の節約になるようなものを視野に入れていました。

2.使いやすさ

夫婦共働き、こちらの商品購入時は私はフルタイムで働いていました。家事の中でも料理は完全に私の役割でした。疲れて帰宅てもパッと取り出して使えて、使用後はガンガン洗えるような商品以外は購入するつもりはありませんでした。

3.デザイン

デザインといっても見た目のこだわりではなく、収納時のデザインです。分譲マンション在住で、3畳ほど一般的なシステムキッチンに収まるような大きさの物を探していました。

3人家族なのですが、大は小を兼ねるということもあり鍋は3~4人用を購しようと考えていました。また付属品などは基本的にいらないと思っていました。

購入に迷った真空保温調理器は?

真空保温鍋ではないのですが、無水鍋にするかこちらの真空保温鍋にするか迷いました。ルクルーゼやバーミキュラにも魅力を感じていましたが、重いという点が気になっていました。

ルクルーゼ ココット

バーミキュラ オーブンポットラウンド

まず購入のきっかけが圧力鍋の処分でした。我が家は圧力鍋以外に大きい鍋は持っていないので、カレーやシチュー、おでん等が作れる大きさの鍋であること。また、できるだけ時短料理が可能であることが重要でした。

その際、候補に挙がったのがこちらの真空保温調理鍋と無水鍋でした。それぞれ全く使い方や調理方法が違うものなので比較になるかはわかりませんが、今後のライフスタイルなどを考えた際に我が家にとって適しているのは真空保温調理鍋でした。

今はパート勤務の主婦ですが、将来的にはフルタイムでバリバリ働きたいと考えていますし、そうではなくとも料理時間はできるだけ短縮したいものです。

また、なんといっても朝起きて、具材をいれて鍋を沸騰させて、それを真空保温状態にして出勤し、帰宅して鍋を開けたら1品料理ができている。この便利さはとても魅力的。また火を使うのが沸騰させる時だけというのも気に入りました。

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501の特徴、性能

サイズ:約30×24×22cm、調理鍋最大内径:20cm、 (調理鍋深さ/14cm)
本体重量:約2.6kg
素材・材質:調理鍋・本体/ステンレス鋼・アルミニウム、フタ/ステンレス鋼、取っ手・ツマミ/フェノール樹脂 (底の厚さ4.0mm (はり底を含む) )、保温容器・本体/ステンレス鋼 (アクリル樹脂塗装)、フタ/ポリプロピレン (発泡スチロール内蔵)
生産国:中国

時間と手間を節約できる保温調理鍋です。

サーモスといえば,魔法瓶や保温タンブラーを皆様思い浮かべると思います。その機能がそのまま鍋になったといえばわかりやすいでしょうか。熱源を利用する時間は沸騰するまでの短時間で、その後は余熱で食材にしっかり火を通してくれます。

その後は熱源を利用しないためエコにつながりますし、他の家事などに時間を充てることができます。また鍋自体ガシガシ洗えますので衛生的でもあります。

熱源を利用するあらゆる料理に使えますし、保温調理は昨今の停電などの災害時にもかなり重宝します。

実際、我が家でも北海道胆振東部地震の北海道大規模停電時にかなり活用させていただきました。煮込み料理以外にもかなり活用できます。

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501のメリット

年数にして2年位使用しているかと思います。使用回数は数えきれません。それくらい普段から活用しております。例えばおでんを作る時、前日から下ごしらえをしなくてもこちらがあれば味のしみたおでんを作ることができます。

朝、まず大根だけを下ゆでのため2時間程保温調理、

その後全ての具材と出汁を入れて6時間程保温調理で味のしみたお伝の完成です。

また、我が家で毎週作り置きしているのがサラダチキン風の胸肉、茹で卵です。こちらは一気に2種類作っています。

↑卵調理の様子

塩と料理酒をまぶした鶏胸肉をジップロックに入れ、

茹で卵と一緒に沸騰させ、

その後15分程保温調理すると完成です。

鍋の大きさによっては大量に作ることもできます。

鍋が大きいので常にキッチンに出しておくことはできませんが、他にも味噌汁の具材を煮込んだり、ジャガイモを茹でたり、キャベツも丸ごと入りますので、いろいろと使えます。

保温調理中は放置でOKなので、他の家事をしたり風呂に入ったり、もちろん外出もできます。エコなのはもちろんですが、手間がかかる煮込み料理などが手軽にできることで家庭料理の献立が広がりますし、毎日の料理が楽しくなったのが本当に良かったと思います。

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501のデメリット

以下項目別に列挙していきます。

1.重い

当たり前ですが、鍋二つ分の重みがあります。軽くはありません。むしろ重いです。重いですが、圧力鍋と比べると許容範囲でしょう。

2.煮詰めることができない

「煮詰める」という調理法ができないことです。あくまでこちらの調理鍋ができるのは「保温調理」です。そのため角煮や肉じゃがなどの調理の際は、保温調理で食材を柔らかくした後に煮詰めるという調理がプラスされます。

3.あくまで保温。時間に限りがある

保温効果は6時間です。夏場などは6時間以上の放置は危険ですので、お気を付けいただきたいと思います。

4.収納

購入するサイズによっては、収納場所や保温調理中に場所を広く取ってしまうという可能性があるかもしれません。

以上のようなことがデメリットとしてありますが、本当にそれぞれの家庭に合った多種多様な使い方ができますので、ほとんどデメリットを感じていません。

むしろもっと早く購入するべきであったと思っています。保温調理は本当に便利です。家庭によるのかもしれませんが、我が家の作り置きのほとんどはこちらの鍋で調理されています。

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501の総合評価

普段の調理からフル活用していましたが、最近こちらの商品の素晴らしさに改めて気付かされた出来事があります。先日起きた北海道胆振東部地震です。我が家は札幌在住ですが、2日間にわたる大規模停電に見舞われました。

その北海道東部地震の災害時に役立ったのが、乾麺の保温調理です。

我が家はガスコンロですが、マンション在住のため地震発生から何時間かはガスが停止しました。またガスは復旧しても余震の心配もありましたし、大規模停電時は明かりが限られますので、夕食の際はカセットコンロで調理していました。

その際、こちらの鍋に素麺・パスタ・インスタントラーメン等を沸騰させて、ゆで時間は保温調理することでエコに調理することが可能です。保温調理は炊飯にも利用できますし、災害時に非常に役立つと思います。

我が家の場合、炊飯器は所有せずに炊飯は他の鍋でおこなっていますが、こちらの鍋で炊飯する際は「沸騰させてから弱火で8分、保温調理15分」で美味しく炊きあがるようです。

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501の口コミ・評判は?

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • 煮物がじっくり芯まで火が通るので重宝しています。大きさは4.3Lで正解でした。大は小を兼ねますね。
  • いちいち火の心配をする必要がないです。角煮もとてもおいしくできました。
  • ずっと悩んでいて購入に踏み切りましたが、悩んでいた時間がなんてもったいないと思うほど、便利です。お味噌作りや煮物にとても便利。もう一つ買うつもりです。w

悪い感想や要望などの口コミ

  • 作ったものを保存はできません。夏場にカレーを何度も温めては使っていたら、腐ってしまいました。
  • 圧力鍋の代わりになると思って、購入したらそうではないみたいです。あくまでとろ火で芯まで6時間程度味をしみこませるためのものです。

インスタの評判

shuttlechef部さん(@shuttle.chef)がシェアした投稿

煮込みハンバーグ。ハンバーグを焼き目がつくように両面焼いてからトマトソースで7~8分グツグツと煮たら、あとは保存容器に入れて放置。

ayumiさん(@ayu.life)がシェアした投稿

夜寝る前に小豆をコトコト煮立たせたら、あとはシャトルシェフ におまかせ~

Y Iさん(@himawari_.17)がシェアした投稿

台風で、万が一停電してもカセットコンロで煮て食べれるし~と思って、土曜日からずっとおでん。

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L KBF-4501の購入を考えている人へアドバイス

最近は便利な調理家電や、オシャレなお鍋もたくさん出ています。調理中の便利さはもちろんですが、美味しいお米が炊けるものなどこだわりの商品も多く見受けられます。しかし調理グッズは頻繁に使えるものでなければ意味がないと私は思っています。

その点こちらの商品は、毎日のお味噌汁作りから煮物まで幅広く使えます。また近年、地震や台風などの災害被害が数多く日本各地で見受けられます。災害時の停電では電子レンジはもちろん、炊飯器も使えません。

しかしこちらの鍋一つで食材を蒸すこと、麺類を茹でること、炊飯することも沸騰調理後の余熱調理でできます。普段の生活から活用することで、我が家は被災時も焦ることなく調理ができました。また共働き家庭の方にもオススメです。食材を入れて、火にかけて沸騰調理後に余熱だけでお味噌汁も簡単に作れます。我が家では購入後から1軍選手の大活躍のお鍋です。

佐藤恵理子
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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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