映画の臨場感が再現できるコスパ最強の開放型ヘッドホン audio-technicaの「エアーダイナミックシリーズ ATH-AD500X」1年ほど使っている『mikenekoさん』(32歳/男性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。
エアーダイナミックシリーズ ATH-AD500X
実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- オーディオテクニカ(audio-technica) エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xを購入しようと思ったの?
- ホームシアターや映画で最適な開放型ヘッドホンを買う際に重要視したポイントとは?
- 購入に迷った開放型ヘッドホンは?
- オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xの特徴、性能
- オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xのメリット
- オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xのデメリット
- オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xの総合評価
- オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xの口コミ・評判は?
- オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xの購入を考えている人へアドバイス
オーディオテクニカ(audio-technica) エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xを購入しようと思ったの?
私の趣味がオーディオを聴くことやホームシアターで映画等を見ることです。
自宅のマイルームでは器材やスピーカーを揃えて聞いていましたが、私にはどうしても避けられない問題が2つありました。
その問題が、大音量で聞けない事でした、防音対策をしている部屋ですが大音量だとどうしても近所や道路のほうまで音が漏れてしまいます。
それと、オーディオの趣味というのは音楽を聴くと事はもちろんですが、より忠実に再現できるか臨場感を出せるか、好みの音を出せるかと非常に難しいことを求めています。家からの音漏れに対しては解決策がなく、音質等を追究するには機材の組み合わせとかを試していかなとダメですし、予算オーバーになってしまいます。
2つの問題を解決するためにヘッドフォンで聴いてみようと思ったのがきっかけです。
地元が田舎ですので大きなオーディオショップも無く、ある中規模程度のオーディオショップや視聴できる電気店に足を運んで視聴して納得いくものを購入したかったのですが、視聴出来る商品は少なかったです。あきらめかけた時に大手電機店で視聴している時に希望に近い商品がこのヘッドフォンでした。
まだまだ納得は出来ていないですが、色々と時間と労力を使って探したヘッドフォンだったので嬉しかったです。
電気店には申し訳なかったのですが、ネットショップと比べたところネットショップのほうがお得でしたのでネットショップで購入しました。
ホームシアターや映画で最適な開放型ヘッドホンを買う際に重要視したポイントとは?
私が開放型ヘッドホンを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の5つです。
1.音質
音質が一番重要視しました。はっきり言って私さえ納得いっていれば他人がどうこう言って来ようが関係ありませんから、高音から低音まで過不足なく鮮明に出ること、音に臨場感があること、解像度がいいこと等ですが、私の感覚ですので説明が難しいですね。
2.メーカー
正直なとこと、外国製の一流メーカーを視野に入れて探していました。B&W、ゼンハイザー等のメーカーです。次に国産メーカーです。コピー商品や粗悪なメーカー品は避けました。
3.音量
私は、大音量で聴きたい派ですので大きな音が出ない事には納得がいきません。音が出ても音割れが出るような商品はNGです。
4.機能
低音を出すために、スピーカーの後継の大きいものを選びました。この商品はCCAWボイスコイルφ53mmドライバーでした。
5.コスパの良さ
納得いくヘッドフォンでも、さすがに50万の商品を買うことは難しいです。このヘッドフォンは1万円前後で買えました。
購入に迷った開放型ヘッドホンは?
購入に迷ったホームシアターや映画で最適な開放型ヘッドホンは以下の商品です。
Bowers & Wilkins P7 Wireless
最終的に比較対象として最後まで残って悩んでいたのが、Bowers & Wilkins P7 Wirelessです。
Bowers & Wilkins P7 Wirelessと比較したポイント
迷ったポイントが3つあります。
1.音質
ありがたいことにどちらの製品も視聴することが出来ました。実は、最初にこの製品をオーディオショップで聞いてヘッドフォンもいいかなって思ったんです。
Bowers & Wilkinsはスピーカーを作っているのですがとてもいい製品ばかりで友人宅でもこのメーカーの製品を使用してまして、とても私好みな音を出してくれるので大好きでした、ヘッドフォンにも影響しているだろうと思って聴いてみると予想通りのいい音でした。
最終的にP7 Wirelessを買うだろうなーと思っていたのですが、ATH-AD500Xを視聴すると上回ってしまいました。特に開放感が溜まりませんでした、開放タイプの仕様になっていることが要因かと思っています。
2.コスパの良さ
ATH-AD500Xは1万円前後、P7 Wirelessは5万円前後です。どちらも予算内でしたがコスパのいい方のATH-AD500Xを選びました。
3.使いやすさ
コードの長さです。ATH-AD500Xは3mありました。P7 Wirelessはメーカーサイト記載されていませんが交換が可能です。
それとは別にAPTXのBluetooth接続に対応したワイヤレスヘッドホンです。私としては自宅の部屋で聴きたいので3m程度で良かったです。
オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xの特徴、性能
メーカー型番 : ATH-AD500X
ノイズキャンセリング:非対応
サラウンド:非対応
最大入力:500 mW
重量:235 g
- 高耐入力のCCAWボイスコイルφ53mmドライバーで広帯域再生。迫力のある低域と美しい中高域まで再現する新開発の大口径ドライバーにより、広帯域再生を実現します。
- アルミニウム製ハニカムパンチングケースを採用し強度と軽量化を両立。開口率の高いハニカムパンチングがケース内の空気の流れをスムーズにし、美しい余韻を奏でます。
- 3Dウイングサポートで軽快な装着感を追求。圧迫感を抑えたトータルイヤフィット設計。
- 高耐久性と適度な柔軟性のある起毛素材のイヤパットでフィット感を向上。立体縫製を施した起毛素材のイヤパッドを採用。立体的に耳をホールドすることで、低域のヌケを防ぐとともに快適な装着感を実現します。
- 取り回ししやすく絡みにくい高弾性TPEシース採用のOFC導体片出しコード。
オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xの紹介動画
オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xのメリット
設計から室内で長時間聴くことを考えていることでしょう。コードの長さも室内で使用するにはちょうどいい具合ですし、耳に当てる部分は大きいですがその分大口径のCCAWボイスコイルφ53mmドライバーを使用して低音域を犠牲にしていません。
無線も付いていませんので、軽くなっています、それに開放タイプなので耳が濡れません。だから長時間使用しても嫌にならず、そして疲れないですね。
以前は、SONY製 MDR-RF7500のホームシアターを聴くため5.1chの無線型ヘッドフォンで聴いていました。
映画に関しては迫力がありますし興奮も出来ました、ですがそれはそれで音楽となると納得がいきません。高音は変に出過ぎたり、低音も変に出過ぎていましたね、解像度は悪くこもり気味、臨場感も全く納得がいきません。最初に聴いただけでその後音楽を聴くことはなかったです。
使用感も長時間は無理でした、耳は汗が充満して映画だと一時間ごとに取り外して休憩していましたね。無線だからコードが無くいいと思っていたのですが、確かにコードが邪魔にならず良かったです、ただバッテリーも搭載していますから重量が重くなったのでだんだん装着しているのが嫌になってきましたね。SONY製MDR-RF7500は使用頻度がどんどん少なくなっていきました。
ATH-AD500Xは室内で聴くのにベストアイテムです。半年以上使用していますが問題ありません、これからも大切に使っていきたいです。
オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xのデメリット
ATH-AD500Xの残念なところはそんなにないのですが、頭のサイズは個々で違うと思うんですが、アームの部分が調整出来ないところです。
私の頭は小ぶりで坊主頭ということがあり、アームと頭との間に空間が出来て安定出来ません。長時間使用する時はキャップ型の帽子をかぶったりして対応していますが、どうにかなればと思っています。
コードも交換出来れば嬉しいです、コードを交換するだけでも音は変わりますから、交換して色々試してみたいですね。
分解して改造しようとも考えたのですが、ビス等の固定ではなくプラスティックっを溶着もしくは嵌め合いをしているみたいなので分解は断念しました。オーディオを趣味としている人はそんなことも楽しみの1つですので今後検討して欲しいです。
これを書くのは酷なのですが、外出には全く向いていません、スマートフォンやオーディオプレーヤーに取り付けてもコードの長さが邪魔になり、開放型なので音漏れが多く周りの人は不快な思いをするでしょう、ATH-AD500Xは場所を選んで使用することが絶対条件です。
オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xの総合評価
ATH-AD500Xは室内で使用することを前提に設計されています。
室外であれば外付けのスピーカーを使っても大丈夫と思うところだけに限定して下さい。例に例えると、周りの人に迷惑を掛けることのないキャンプ場・釣り場・ハイキング・個人の車中・農作業場等々です。
音に関しては、多くの人が感動すると思います、私の身近なところであればたくさんのオーディオを趣味としている人たちにも聴いていただきましたが評価は高めでした。開放感に感動する人さえいました。
高級オーディオを趣味としていると、最近のPOPとかはバランスの整ったいい音が出しにくくなっています。
原因はCDラジカセタイプやカーステレオを聴くように録音時に調整しているためにレンジの広い機器で聴くと変な音になるためです、悲しいかな高音域と低音域が誇張されて聞いていられないそうなのです。
私の意見としては、ヘッドフォンのほうがその問題は軽減出来ると思います。音に関しては音量・音質・臨場感・開放感・音の解像度等も良く、聞く場所には選ばなければなりませんがそれさえクリアー出来ればこんなにコスパが良くていい製品はないと思います。
エアーダイナミックシリーズ ATH-AD500X
オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xの口コミ・評判は?
オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- 低音がクリアに聴こえます。ボーカル以外にもギター、ドラムが聞き分けられます。高音域でも音が割れず、臨場感がありますね。コスパ的にとても良いです。
- FLAC形式の音源でも細部まで音が再現されています。かなり音質が良くて買ってよかったです。
- 好みはあると思いますが、高音質に寄ったバランスなので楽に聴いていられます。
- 安価なヘッドホンと比べると雲泥の差がある。
- 同価格帯のヘッドホンを使ってましたが、2時間ほどで蒸れしまいます。こちらはオープン型なので、長時間でも快適につけていられます。
悪い感想や要望などの口コミ
- 大きめの頭のサイズのようで、しっくりきません。調節しようにも、本体と頭の受け部分が固定になっていますので、個人に合わせて耳の角度がぴったりにならない。
- 頭部に合わせて細やかに設定できないのは致命的。
- コードが固い。
ATH-AD500Xってヘッドホン買ったら良かった!
少しバスをブーストすると最高です pic.twitter.com/I8KkKgI7hE— kawauso🌈🌈 (@kawauso99991) November 4, 2018
オーディオテクニカのオープンヘッドホン(ath-ad500x)買った〜。これ疲れないわ!#audiotechnica pic.twitter.com/Aq7H1AW5Fe
— GoTToN@•••• (@GoTToN67781334) August 27, 2019
ATH-AD500XとEarProfit multi 1を衝動買い。
KANN MAXで手持ちのイヤホン一巡するはずが増やしてどうする( ´゚д゚`)アチャー pic.twitter.com/F8yzyvjtHI— ルイード (@maks4409) January 23, 2023
オーディオテクニカ エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD500Xの購入を考えている人へアドバイス
スマートフォンに付けても音は良いです、ポータブルDACと組み合わせればもっと音質はよくなります。私も最近はiPhoneに付けて聴くことが多いです。学生さん達も低予算で出来ますので試してみてはどうでしょうか。
長時間聴くタイプの人にも持って来いの製品です、開放タイプのヘッドフォンはベストだと思いますが、こだわりがある人は視聴して決めることをお勧めします。私自身視聴すると何十万もする製品でもがっかりした製品がたくさんありましたから、視聴は大事です。
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