パナソニック エネループ スタンダードモデルの口コミ・レビュー|エネループとエボルタの違い

充電式電池

パナソニック エネループ スタンダードモデル BK-3MCCを1ヶ月ほど使ってみた『マニッシュさん』(38歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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パナソニック エネループ スタンダードモデル BK-3MCCを購入しようと思ったきっかけは?

我が家にはプラレールが大好きな4歳児がいます。プラレールさえあれば、毎日何時間でもご機嫌で遊んでいます。そこで必要になるのが「電池」。プラレールの数が多いため電池の交換頻度が多く、気が付けば1ヶ月で廃棄待ちの使用済み乾電池が5~6本近くありました。

月5本の乾電池を使うとなると、年間60本の乾電池が必要になります。息子のプラレールブームはまだしばらく続きそうなので、仮に20本1,000円の乾電池を買う場合、年間3,000円の電池を買い続けることになります。それなら充電式電池を1回買ってしまうほうがお得なのではと思い、充電式に切り換えることにしました。

とここで重要なお知らせが。メーカーは、プラレールに充電式乾電池を使うことを禁止しています。そのことは以前から知ってはいたものの、このまま電池貧乏になるのは避けたいので、我が家は告知はメーカーの免責と理解し、自己責任のもとで充電式に切り換えることにしました。充電式電池に切り換えて毎日使用して1ヶ月が経ちましたが、問題なく使えています。

パナソニック エネループ スタンダードモデル BK-3MCCをどのようにして知りましたか?

実は充電式電池を買うならパナソニック製と最初から決めていました。なぜなら、我が家には、以前知り合いから頂いた充電器があったので。

品番は、「BQ-CC53」と、「BQ-CC23」です。

BQ-CC53

BQ-CC23

さっそくネットで充電池を注文しようと「パナソニック 充電池」で検索してみると、「エネループ」と「エボルタ」の2種類の充電池があるではありませんか。手持ちの充電池はどちらのタイプにも互換性があるとのこと。下調べせずにすぐ注文できると思ったのに、どちらを選べばいいのか全く分かりません。

そこで一体何が違うのか調べてみると、それぞれ特徴があるようでした。

エネループとエボルタの違い

「エネループは可能充電回数が多い(そのぶん電池容量が少ない)」のに対して、「エボルタは電池容量が多い(そのぶん充電可能回数が少ない)」とのこと。

価格差は100円もないので、トータルで見るとコスパは大差なさそう。つまり、充電回数の多さを重視するのか、容量を重視するのかで選ぶしかなさそうです。

そして悩んだ結果、我が家は充電可能回数を重視して「エネループ」を買うことにしました。なぜなら、息子はプラレールを常にマックススピードで走らせたがるため、電池残量が減ってスピードが落ちてくることを許さないから。

通常、デジカメなどのリチウムイオンバッテリーは、バッテリーの寿命を縮めるという理由で、継ぎ足し充電を推奨していませんが、充電器「BQ-CC53」の説明書を見ると、継ぎ足し充電OKとのことでした。

充電式電池を買う際に重要視したポイントとは?

やっと注文できる!と思ったのも束の間、今度はエネループの中にも「プロ」「スタンダード」「ライト」の3つのバリエーションがあることが判明。

どれだけ悩ませるんだと思いつつも気になったので調べてみると、「プロ」>「スタンダード」>「ライト」の順に、電池容量が多い(=充電可能回数が少ない)ということでした。

ここでまた充電回数をとるか容量をとるかの選択です。検討した結果、我が家は「スタンダードモデル」に決定。ネットで2本1,060円のところ、たまたま失効期限が近いポイントがあったので、それを使ってかなり安く買えました!がその直後、4本セットが1,200円で売られていることに気づき、140円しか違わないなら4本セットを注文すればよかったと撃沈しました。

我が家が購入した商品はこちらです。保管用のプラスチックケースが付いています。

<エネループ(単3形充電池 スタンダードモデル)>
メーカー:パナソニック
品番:BK-3MCC
タイプ:ニッケル水素電池
電池容量:min.1900 mAh
充電回数:2100回

購入に迷った充電式電池は?

購入する際に、最も迷ったのがエネループの「ライトモデル 」です。

<エネループ(単3形充電池 ライト(お手軽)モデル)>
メーカー:パナソニック
品番:BK-3LCC
タイプ:ニッケル水素電池
電池容量:min.950 mAh
充電回数:5000回

なぜなら「ライトモデル」は2本セットで486円と、かなりリーズナブル。電池容量はスタンダードモデルの半分しかありませんが、そのぶん充電可能回数がスタンダードの2倍以上です。ここでふと気づいたのが充電時間。電池容量が半分ということは、当然充電時間も半分のはず。

そこで我が家にある充電器のスペックを調べてみると、スタンダードモデルの単3充電池2本を3.5時間で充電できるとのこと。思ったより早い!スタンダードでも3.5時間で充電できるなら、ライトモデルを買って充電時間を短くするより、ある程度の容量があるほうが使いやすいと思い、無難にスタンダードモデルを購入することにしました。やはり、スタンダードが最もバランスがいいようです。

ちなみに「プロモデル」は2本で1,389円と、少しお高めです。容量は2450 mAhで可能充電回数は500回。充電できる回数は少ないですが、一度電池を入れたらかなり長時間使えそうなので、掛け時計などに向いているのかもしれません。

<エネループ(単3形充電池 プロ(大容量)モデル)>
メーカー:パナソニック
品番:BK-3HCD
タイプ:ニッケル水素電池
電池容量:min.2500 mAh
充電回数:500回

パナソニック エネループ スタンダードモデル BK-3MCCの特徴、性能

品番 BK-3MCC
タイプ ニッケル水素電池
電池容量 min.1900 mAh
電圧 1.2V
寸法 約Φ14.5×50.5mm
質量 約27g(1本あたり)

注文から2日後、エネループが届きました!

パッケージを見ると「充電済み」の文字が。届いてすぐ使えるのは嬉しいです。さっそく電池切れで動かなくなっていたプラレールに入れました。その後2週間、毎日1~2時間走らせましたが、その間一度も充電せずに使えました!結局、初めて充電したのは商品到着から約1か月後でした。スタンダードモデルでも1か月も頑張ってくれました。

初めての充電です。消耗した充電池を充電器にセットして、寝る前にプラグに差しこんでおきました。翌朝見るとランプが消え、満充電になっていました。このとき、ついに電池貧乏から脱却できた達成感がありました。まさに我が家の救世主です。

メーカーは充電池の使用を禁止しているので、長時間使うと熱くなったりするのかなど心配しましたが、今のところ問題なく使えています。使い捨て乾電池を使っているときは単3電池1本が2週間もたなかったので、充電池は多少の初期投資は必要ですが、長い目でみるとかなり節約できると思います。

パナソニック エネループ スタンダードモデル BK-3MCCのメリット

実際に充電するときの様子です。使用充電器は、「BQ-CC53」です。

プラグに差し込んだときにLEDランプが数秒間、点滅します。(このときに電池の状態を診断しているそうです)その後、LEDランプが緑色に点灯したら充電中で、消灯すると充電完了です。このランプ、電池1本ずつの状態を表示してくれるのがとても便利です。

使用充電器は、「BQ-CC23」です。

LEDランプの形状が違いますが、こちらも見方は同じです。診断中、充電中、充電完了をランプでお知らせしてくれます。そして、「BQ-CC53」も「BQ-CC23」も、単4電池にも対応しています。

プラレールは、単3と単4をよく使うので、電池のタイプごとに充電器を買わなくていいので助かります。

ライフハック的な話になりますが、幼児向けのおもちゃは、子どもが勝手に電池を取り出して口に入れたりしないよう、ほとんどの場合、電池の蓋がネジで開け閉めする構造になっています。

子どもの安全のためには仕方ありませんが、電池交換のたびにドライバーで蓋を開けて、どのタイプの電池が入っているかを確認するのは結構面倒です。そこで、我が家は電池蓋に小さいシールを貼って、どのおもちゃにどの電池が入っているかをパッとみて分かるようにしています。

Eはエネループの意味です。この場合は、エネループの単3が1本です。

この場合は、エネループの単4が2本です。

使い捨て乾電池が入っているおもちゃと、エネループが入っているおもちゃを瞬時に見分けれて便利です。

パナソニック エネループ スタンダードモデル BK-3MCCのデメリット

充電池を使っていて不便だと思うのは、充電するタイミングが分かりにくいこと。機器の様子がおかしくなる前に、もうすぐ充電が切れるというタイミングをお知らせしてくれる機能があれば助かるのですが、子どものおもちゃの場合は電池が外から見えないように蓋をネジで止めているのでなかなか難しいかもしれません。

また、充電池の寿命もどうやって気づけばいいのか疑問でした。5000回充電可能と言われても、既に何回充電したかなんてとても数え切れません。

そこで充電器の取扱説明書をダウンロードして見てみると、充電器のLEDランプが消灯したままか、点滅を繰り返す場合は充電池の買い換えをお勧めしますと書いてあったので、こちらは解決。

ちなみにパナソニックのサイトで充電池の寿命について調べてみると、「充電池の寿命を測定するためには専用の測定器を使わないと正しく測定できません。(一般的には市販していない測定器です。)」とのことでしたので、やはり一般人は充電時にランプで判断するしかないようです。

パナソニック エネループ スタンダードモデル BK-3MCCの総合評価

充電式に切り換えるには、充電器と充電池の両方が必要なため、少額の初期投資が必要です。しかし電池は、おもちゃ、時計、リモコン、懐中電灯など、生活のあらゆる所で必要なのでので、長い目で見ると充電式に切り換えるほうが経済的にお得だと思いました。

特に電池超消耗が早いおもちゃには、できるだけ早く充電式に切り換えることをお勧めします。電池のストックを用意する必要もなく、使用済み乾電池の廃棄に悩むこともないのも嬉しい点です。

パナソニックの充電器はエネループにもエボルタにも対応しているのはありがたいのですが、思った以上の種類があり選ぶに悩みました。

もう少しそれぞれの特徴を前面に押し出して、「あなたにはこれ!」みたいなチャートがあればありがたいです。性能についてはこれといって文句もなく、心配していたプラレールにも問題なく動作し、安定の国産メーカーという印象通りです。

パナソニック エネループ スタンダードモデル BK-3MCCの口コミ・評判は?

パナソニック エネループ スタンダードモデル BK-3MCCのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • 単三電池の使用頻度が高い人は間違いなく買った方がコスパが高いです。しかも超長持ちします。2年以上使ってヘタリはなしです。
  • 電池ゴミが出ないし、繰り返し使えてコストカット。とても重宝しています。
  • 普通の電池と違って、電圧も落ちません。とても使い勝手が良いです。

悪い感想や要望などの口コミ

  • モーター系機器に使うと過放電が激しい。
  • 普通の単三電池よりも薄皮一枚大きい。なのでタイトな電池ケースには入らない。
  • ロゴは前の方が良かった。

SNSの反響は?

インスタでもパナソニック エネループを使っている方の投稿が目立ちますね。

クロさん(@clover_home123)がシェアした投稿

繰り返し使えて電池のゴミも出ないし、つぎ足し充電もできるので便利そうです。

yui shirasawaさん(@shirayuri1218)がシェアした投稿

単4だけエネループ使ってたけど、意外と持ちが良いなぁーと言う事が分かり、単3共にエネループデビュー!

Hiro Sugimotoさん(@ty2ty16)がシェアした投稿

エネループ以外の単3充電池 x6本。

パナソニック エネループ スタンダードモデル BK-3MCCの購入を考えている人へアドバイス

充電池のコスパの素晴らしさが分かったので、我が家はただいま少しずつ充電池に切り換え中です。今は単3と単4しか持っていませんが、たまに単1や単2が必要なときがあるので、次は「スペーサー」を買って併用しようと思っています。

これがあれば、単3から単1へサイズ変換して使えてとっても便利。単1や単2は使用頻度が少ないので普段は家にストックを置いていませんが、手持ちの単3を使い回せると、いざというときに困らないので安心です。

パナソニック 単3形充電池用 サイズ変換スペーサー

また、エネループは「満充電して10年後でも残容量約70%」とパッケージに書いてあったので、防災グッズとしても役立ちます。

普段使わない懐中電灯がいざというときに電池切れ、などという経験はよくあることです。もしもの備えにも、普段使いにも、買って損はないと思える商品でした。

マニッシュ
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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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