おすすめのカナル型イヤホン EARNiNE EN120買った!口コミ、評判は?

イヤホン

当サイト「libloom」の企画です。

良い音を聴くのが趣味のイヤホンマニア『水色パンダ』さんがイヤホンについて当サイトでレビューしてくれることになりました。

今回はコスパ重視で良い音を聴くなら?ということで、EARNiNE(イヤナイン)EN120について『水色パンダ』さんに実際の使用感や特徴など語って頂きました。

実際購入して良かった点、悪かった点など、ぜひ参考にしてくださいね。

カナル型イヤホン EARNiNE(イヤナイン)EN120を購入しようと思ったきっかけ

 

「水色パンダ」と申します。

私は音楽を聴くのが大好きなのですが、住宅事情や仕事の忙しさなどのため、ほとんど電車通勤時にイヤホンで聴くスタイルになります。

その際に少しでもいい音で楽しく聴きたいという想いから、いい音のイヤホンを探しているうちに色々なイヤホンを所有することになってしまいました。

今回取り上げるイヤホンは、イヤホンには全く興味のない妻にイヤホンの魅力を知って欲しくて見繕ったものです。

EARNiNE EN120を知ったきっかけは?

世の中には多数のイヤホンを所有して、音の違いなどを楽しむイヤホンマニアとでもいうべき人々が存在します。

このイヤホンは、2017年夏に発売されたものですが、発売前の視聴会などでも、そういったマニアの人々の間でそのその音の良さが話題になっていました。

実際に発売されて見ると、1万円〜2万円でもおかしくないと予想されていた価格が、5500円弱ということで、これまた(一部で)大いに話題になっていました。

このEARNiNEは韓国のメーカーですが、同時期に国内メーカーのfinalから同価格帯に競合機種が2機種発売されて、これら3機種が非常に優秀であったため、これによってaround 5000円イヤホンの勢力図が塗り替えられたとネット上で盛り上がっていました。

私自身はもう少し高額なものを使用していましたが、価格破壊と言われるその実力がどのようなものかとても興味があり、妻のイヤホン選びに乗じて購入しました。

カナル型イヤホンを買う際に重要視したポイントとは?

まずは、コストを重要視しました。

普段スマホ付属のイヤホンを使用している人が、いきなり一万円を超えるイヤホンには手を出しにくいと思います。

5000円程度ならば、出してもいいかなと思えるのではないでしょうか。

今回購入するのは妻なので、そこは外せないところでした。

それから当然ですが、音がいいことです。

ちょっとお金を出して買ってやっぱりよかったなと思えるような音でなければなりません。

それからデザインやビルドクオリティでしょうか。身に付けるものですから、色や形状など気にしますよね。女性ならなおさらでしょう。

購入に迷ったカナル型イヤホンは?

購入に迷ったカナル型イヤホンは、購入時に比較をしたのは、先にも書きましたが、ガチのライバルと目されているfinal E2000及びE3000です。

final E2000

final E3000

比較検討のポイントは、主に、1.音質、2.コスト、3.使いやすさ、4.デザイン、です。

わざわざイヤホンを新しく買うからには、音質が最も重要な比較ポイントになります。

まず前提として、イヤホンといっても百均イヤホンから数十万円するものまでピンキリです。

当然、五千円のイヤホンと五万円のイヤホンでは音が違います。

また同じ価格帯のイヤホンでも、それぞれ個性があり音の傾向が違います。

もちろん音の良し悪しはあるのですが、料理の味と似たようなもので、絶対的な評価をすることはとても難しいと思います。

結局これくらいの価格帯では、自分が好きな音を出してくれるもの、もしくは自分が好きなジャンルや、好きなアーチストの楽曲を気持ちよく聴けるかどうかということが判断の基準になってきます。

そういう意味ではイヤホン選びは極めて個人的な営為ということになります。(例えばそれとは別に、特にプロ向けの機材として音が正確であるかどうかという判断基準がありますが、それは、5000円程度のイヤホンにとっては難しいレベルです)

今回は妻のイヤホンを購入する事が目的なので、まず妻が使っているプレーヤーを聴いてみたところ、私にとってはそのプレーヤーは少し低音を強調しているように感じました。

この場合、イヤホンとして低音がよく出るものだと低音過多になる懸念があったため、イヤホン側としては低音よりも中高音が充実しているものが良いと考えました。

EARNiNEとfinalの2機種を試聴してみると、明らかにEARNiNEは中高音寄り、finalの方は2機種共、低音寄りである事がわかります。

どちらも噂通り水準以上の音質であると感じましたが、私の好みは完全にEARNiNEの方でした。

私にとって、finalのほうは低音の響きが強すぎて、中高音を邪魔しているように感じました。

これは完全に私の個人的な好みなので、本来であれば妻に視聴してもらうべきなのですが、無理だったので私の判断で決めました。

コストは元々同価格帯での比較でしたし、使いやすさ、デザインについても3機種とも遜色ないものでした。

EARNiNE EN120の特徴、性能

  • 完全自社開発生産BAを使用し、約2年間の時間をかけて開発制作。
  •  ハウジング材質: ステンレス製  特徴:振動を抑える、balance良い重さと鋼性を両立し、腐食を抑止。
  •  ハウジングのほどよい長さによって、重量による脱落を減軽。
  •  プラグ形状: L字 / 3.5mm type , 金メッキ3極。特徴:スマホにカバーを付けている状態でも使えるように工夫。(一部非対応)
  •  ケーブル:柔軟なツイスト系 ( ケーブルのタッチノイズを削減 ) , Y字

現在イヤホンの音を出す機構には大きく2種類あります。

細かい説明は省きますが、補聴器から発展してきた「BAドライバー」と、小さなスピーカーといってもいい「ダイナミックドライバー」の二つです。

EARNiNE EN120はBAドライバーを一つ搭載しているのですが、そのBAドライバーを自社開発したという事が大きな特徴です。

BAドライバーは特殊な技術が必要で、多くのイヤホンメーカーは専業メーカーからBAドライバーを購入して自社の製品に組み込んでいます。

自社開発には多くの困難があったようなのですが、少しずつ完成度を高めていったそうです。

自社開発のメリットとしては、自分たちが作りたいイヤホン、自分たちが作りたい音をドライバーのレベルからチューニングする事ができるという事だと思います。

しかもドライバーを自社で生産しているからこそコストを抑える事ができるのではないでしょうか。

EARNiNE EN120のメリット

イヤホンは妻のものなのですが、私も時々借りて使わせてもらっています。

まず、外観ですが形状はシンプルな円筒形で余計な装飾は一切ありません。筐体はステンレス鏡面仕上げで仕上げの精度も高く安っぽさは一切感じられません。

円筒形をそのまま真っ直ぐ耳孔に差し込む感じで使用します。イヤホンにも様々な形状がありますが、このタイプであれば多くの人にフィットすると考えられます。

ケーブルは細いものを編み込んだ形でしなやかで絡みにくく、タッチノイズ(ケーブルが服などに触れた時に耳に伝わる音)も比較的少ないと感じます。

ケーブルは電気的に音に対する影響が大きい要素ですが、取り回しなどの日常の使い勝手を左右するものでもあります。

肝心の音ですが、中高音がクリアでとても細かい音までよく聴こえます。

この部分に関しては確かに価格を超えた質を持っていると感じます。

例えば、ハイハットやシンバル、バイオリンの高音部、シンセで生成されたキラキラした装飾音などをよく再現してくれます。

イヤホンのグレードを上げると「今まで聴こえていなかった音が聴こえる!」という体験をすることがありますが、それを一番感じやすいのはこういった高音部だと思います。

それから、中音域はヴォーカルにあたる部分ですが、特に女性ヴォーカルを非常にリアルに繊細に再現してくれます。

EARNiNE EN120のデメリット

一方、低音に関してはかなり控えめです。ガツンとくる迫力や、重厚な響きはあまり感じられません。

「ダン!」が「タン!」に聴こえるような感じでしょうか。

でもこれは、ヴォーカルを中心に聴きたい人にとっては必ずしもデメリットとは言えません。

それから非常に些細な事なのですが、形状が全く同じであるため、左右の区別がつきにくいという事があります。一応ケーブルの根元にR/Lの表記はあるのですが、非常に見にくいです。

特に夜寝床でちょっと音楽を聴こうなどというときは全くわかりません。

まあ、これくらいのことはシールを貼るなど自分がわかるように印をつければいいわけですから、大した問題ではないと思います。

EARNiNE EN120の総合評価

というわけで、私個人としては、非常に満足度の高いものでした。(妻はどうかわかりませんが)

私は、女性ヴォーカルが好きなので、どちらかというと中高音のクリアさ繊細さ透明感を重視する傾向があります。

もちろん音楽総体としては低音部も楽曲を支える土台として欠かせない要素であるわけですが、イヤホンによってはその低音部が強すぎて中高音を邪魔してしまうものもあります。

ただ一般的には、迫力やノリを演出するのが低音部だと思うので、低音強めのイヤホンの需要は高いのではないかと思います。この辺りは完全に個人の好みの問題です。

例えば、手嶌葵さんの「明日への手紙」という曲では、楽曲中の低音要素は元々控えめなので、このイヤホンの低音の出方が気になりません。

そんなことよりも、ヴォーカルが耳に近く、手嶌さんの独特のカスレを含んだような声がとても生々しく再現されていると感じます。

囁くような声の消え際まで繊細に再現されています。もちろんもっと高価なイヤホンになればその再現性がより高くなるわけですが、5000円ちょっとの価格でここまで繊細に表現できるというのは驚きです。

ちょっと極端に書いたので補足しておきますと、低音控えめ中高音中心といっても、低音もソースに存在する音は表現されているわけですから、一応どんな曲でも聴くことは問題ありません。

ただこのイヤホンの特徴が活きる楽曲なりアーチストだとよりよく聴けるということです。

私は例えばスピッツやアジカンなんかも聴きますが、そういうバンドサウンドでは、バスドラムやベースなどがしっかり表現されていた方が楽しく聴けると思います。私はそういうときは低音がしっかり出るイヤホンを別に使っています。

そういう意味ではfinalのほうが、万人受けする音かもしれません。各種サイトのレビュー数もfinalの方が多く、評価も高いようですね。

女性ヴォーカルを美しく聴きたいと言う方には、このEN120はオススメのイヤホンです。

EARNiNE EN120の口コミ・評判は?

EARNiNE EN120のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • 今までの音楽が、一枚ベールを剥がしたような、高解像度!!さすが、BAドライバーと感じました。この値段では、信じられないクオリティです。
  • 特にボーカルがややハスキーなトーンながら明瞭で艶があり、同じ曲でも全く印象が変わる曲がありました。背景が騒々しいものは少し向かないかもしれませんが、女性ボーカルなどを静かに聴くにはうってつけだと思います。
  • 本体はツイストケーブルの出来が良く、一定のピッチで綺麗に編まれておりタッチノイズも少なく復元性も高いと思います。
  • 音質そして本体の質感・取り回しなど総じて良いイヤホンだと思います。
  • 纏まりのある自然な音が心地よく方式の違いや価格に関係なく好みに合った音でした。常用しているJVC HA-FW01と比較しても音楽性で引けを取る印象は感じられません。
  • そうとう完成度が高い。中高音がとにかくこの値段じゃありえないレベル。一つ一つの音の要素がとにかく精緻。
  • 音質やシェルの質感は間違いなく価格以上だと思います。

悪い感想や要望などの口コミ

  • 調節スライダーが若干きつく動かすと抵抗を感じヒヤリとしました。イヤホン本体の左右の表示も見えにくく毎回不便さを感じます。
  • 低音は人によっては物足りないかもしれない。
  • イヤーピースから響きや振動を感じない。ドラムやベースが重要な音楽には合わないと思います。ダイナミック型大好きな人間の意見です。
  • BA機の割には柔らかめの音色ですが、そのために中高域に無理が出ているのでしょうか?

EARNiNE EN120の購入を考えている人へアドバイス

先にも書いたようにイヤホン選びは個人的な営為なので、できれば自分の好きな楽曲を入れたプレーヤーを持っていって店頭で試聴するのがベストです。

それで気持ちが良いと思えれば、それがあなたにとってのいい音ということになります。

でも、残念ながらイヤホンを試聴出来る環境は大都市部に限られていると思います。

近くに試聴出来るところがない場合はネットのレビューを参考にされることも多いと思うのですが、こういったレビューはどうしても主観が入ります。(このレビューもそうです)できれば、そのレビュアーの好みの傾向がわかるといいですね。

音楽的感性があなたに近いレビュアーのレビューは参考になると思います。そういう意味では長く続いているマニアのブログなどが参考になるかもしれません。

私自身も、そのような優れた先達のレビューを参考にさせていただいてきました。

話は変わりますが、カナル型イヤホンは耳孔に入れる部分にシリコンなどでできたイヤーピースと呼ばれる傘型の部品が付いています。

これで耳栓のように耳孔をふさぐわけですが、これは交換可能で、大抵S/M/Lの最低3種類のサイズのものが付属してきます。

このイヤーピースで耳孔をぴったり塞がないと、スカスカな音になってしまい、特に低音など聴けたものではありません。

まずは、購入後全てのサイズを試して自分の耳にフィットするものを選んでください。

実は、イヤーピースの材質や形状によっても音はかなり変わります。他のメーカーのイヤーピースに交換することで、フィット感や音質を調整する楽しみもあるのですが、5000前後の価格帯のイヤホンでそこまでやるのはちょっとやりすぎかもしれません。

それからイヤホンの故障で多いのはケーブルの断線です。使っていない時にプレーヤーにグルグル巻きつけたりするのは最もよくないです。くるくるとまとめてポーチのようなものに入れておきましょう。

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