K&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーを1年ほど使ってみた『ここまるさん』(30歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
K&A(ケイアンドエー) みじん切り器 ぶんぶんチョッパー BBC-01を購入しようと思ったきっかけは?
きっかけは息子の離乳食づくりでした。作るようになって初めて知ったのですが、離乳食では噛む練習をするために材料を少しずつ大きく切るようにしなければなりません。固いニンジンや切りにくい玉ねぎをみじん切りにしたり、小さめの角切りにしたりすると離乳食を作るだけなのに2~3時間もかかっていました。
ずっと下を向いているため肩こりもひどくなり、立ちっぱなしのため腰もバキバキ…週末の離乳食づくりがとても苦痛でした。
作っている間に息子が当然「遊んでよ」とぐずるのですが、そんな息子にイライラすることも多くなり、息子のためを思って作っているはずなのに、その離乳食づくりでイライラして息子を蔑ろにしてしまうなんて本末転倒だなと感じていました。
そんな時、ネットで検索したブログでみじん切り器を使っているというママさんを発見しました。フードプロセッサーやミキサーなどで材料を細かくペースト状にできることは知っていましたが、主婦歴が浅いためみじん切り器のような手動のものがあることは知りませんでした。
手動のものであれば丸洗いできるので手入れもラクですし、材料の大きさも調節しやすく、電動でない分手ごろな価格で購入できそうでした。これで少しは食材を切るストレスから解放されるかもしれない…そう思いみじん切り器の購入を決意しました。
K&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーをどのようにして知りましたか?
みじん切り器の存在を今まで知らなかったので、どんなタイプのものがあるのか検索をかけました。
その中でも「紐引きタイプ」と呼ばれる種類のものが我が家には合っているように思いましたので、「紐引きタイプ」で人気のものをピックアップし、商品説明や大手ネットショッピングの口コミを見ながら比較しました。結果、価格もリーズナブルで使いやすそうなデザインの「K&Aみじん切り器ぶんぶんチョッパー」に決定。
届いて早速使ってみました。
みじん切り器を買う際に重要視したポイントとは?
私がみじん切り器を購入しようと思ったときに重要視したのは以下の5つです。
1.タイプ
みじん切り器は主に「紐引きタイプ」「ハンドルタイプ」「プッシュタイプ」の3つのタイプに分けられます。
「紐引きタイプ」は紐を引くだけで中の刃が回転し、材料をみじん切りにしてくれるため、力を使わずに簡単にみじん切りできる点が魅力です。「ハンドルタイプ」はハンドルを回すことで中の刃を回転させみじん切りにするため、材料の大きさを調節しやすい反面、収納する際に場所をとります。「プッシュタイプ」は上部の蓋を押した遠心力で刃を回転させるのでコンパクトなものが多いのが特徴です。
我が家は主に離乳食に使いたかったので、材料の大きさが調節しづらい「プッシュタイプ」は選択肢から外しました。初めは最も材料の大きさを調節しやすい「ハンドルタイプ」にしようかと思いましたが、「ハンドルタイプ」はハンドルが収納する際に邪魔になるのと、泡立てや水切りなどの付属機能が付いていたり、容量が大きかったりするものが多く、シンプルでない印象でした。
今回はシンプルかつ安いものを探していたため「ハンドルタイプ」よりも「紐引きタイプ」の方が魅力的に映りました。また、ハンドルタイプの場合は「根菜系など固いものを切る際、力が必要だった」との口コミもあったので、より力がなくても切れる「紐引きタイプ」であることを重要視しました。
2.使いやすさ
みじん切りを簡単に済ませるために購入するので、操作に手間取るものは買いたくありませんでした。よって、すぐに材料をみじん切りにできるもの、操作がしやすいことを重要視しました。
3.価格
ある程度息子の月齢が進めば、大人の料理でしか使わなくなるため、あまり高価なものは購入したくありませんでした。なので、大体1,000円から2,000円ほどの価格帯であることもポイントでした。
4.容量・収納サイズ
息子の離乳食や大人のご飯を調理する際に使用する分には大容量でなくても十分対応できると思いました。大容量であるよりも、収納に場所をとらない方がうれしかったので、1Lなどの大容量サイズではなく、500mlほどの通常サイズであることも重要視しました。
5.洗いやすさ・手入れのしやすさ
手入れに時間がかかるようではせっかく調理時間を短くした意味がないので、分解できて洗いやすいこともポイントでした。特に息子に使うものなら細かい部分まで洗いたかったので、清潔に保ちやすいデザインであるかどうかも重要でした。
購入に迷ったみじん切り器は?
購入に迷ったみじん切り器は以下の商品です。
Sedhoom チョッパー
Swizzz Prozzz ビュンビュンチョッパー
T-fal ハンディチョッパー ネオK13704
「Sedhoomチョッパー」は改良を重ねて作られた商品で、刃を5枚らせん状に配置させることで、今までのものよりパワーアップして材料をみじん切りできるようになった点が魅力でした。しかし、1Lと大容量で、サイズも大きく収納場所をとることと、刃が5枚付いているということはそれだけ洗いづらいということだと思ったので、候補から外しました。
「Swizzz Prozzzビュンビュンチョッパー」は、付属のアタッチメントで「水切り」や「ミキサー」の機能があり、みじん切りはもちろんスムージーや魚のつみれ、スープなども作れる点が魅力でした。また付属キャップをつけるとそのまま容器ごと保存もできて電子レンジでも使用可能だったので期待していましたが、蓋の部分から水が入り込むという口コミがあり、清潔に使い続けられるか不安だったため候補から外しました。
最後に残った「T-falハンディチョッパー・ネオK13704」と「K&Aみじん切り器ぶんぶんチョッパー」は正直とても迷いました。「T-falハンディチョッパー・ネオK13704」は別々に動く2枚の刃が特徴で、刃が上下異なる動きをすることによって、食材が引っ掛かりにくくなり、より力を必要とせず操作できるところが魅力でした。
持ち手も握りやすいように設計されており使い勝手もよさそうでしたが、価格が少し高めな点がネックでした。また、「T-falハンディチョッパー」にはブレードが3種類あり、みじん切り器だけでなく「アイスキット」「クリームキット」などのブレードがセットになった「ハンディチョッパ―バラエティキット」も販売されていて、大人の料理にも離乳食にも幅広く使えてとても魅力的でした。
これ1台あればみじん切りはもちろんシャーベットやスムージー、ホイップクリームなども作れ、お菓子作りが好きな私はとても気に入りました。しかし、高機能な分価格も4,000円以上と高いので、今回は離乳食に使うことだけを考え購入は見送ることにしました。
「K&Aみじん切り器ぶんぶんチョッパー」は450mlとサイズ感もちょうどよく、このくらいのサイズであれば、少量の野菜でも空回りせずにみじん切りにできると思いました。また、蓋には水切りができる穴が開いており蓋も丸洗いすることができて衛生的なところも気に入りました。
よって、使用感や手入れのしやすさなど条件を満たしていた「K&Aみじん切り器ぶんぶんチョッパー」の購入を決定しました。
K&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーの特徴、性能
素材:
本体/PS樹脂
ふた/ポリプロピレン
取っ手/ABS樹脂
刃/ステンレス刃物鋼
サイズ:約12.5×12.5×9cm
生産国:中国
・材料を容器に入れ、蓋についている取っ手を引っ張るだけで、簡単に食材をみじん切りにできる。
・電動でなく、手動で簡単操作。電源の位置も気にしなくていいのでラクに使用できる。
・紐を引っ張る回数を変えることで、食材の仕上がりも自由自在に変えられる。
・まな板でみじん切りにするよりも短時間で作業でき、材料が飛び散らないため後片付けもラクラク。
・操作が簡単なので、子供のお手伝いにも最適。
・刻むだけでなく、混ぜることもできるので、ソースなども作ることができる。
・全てのパーツを分解して丸洗いできるので、とても衛生的。
・わかりやすい取扱説明書と時短レシピ付き。
↑取扱説明書
↑時短レシピ
↑時短レシピ
・コンパクトで収納場所を取らない設計。
・サイズ12.5×12.5×9㎝
・容量450ml
K&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーのメリット
去年の2月に購入したので、使い始めて1年が経ちました。現在、息子は1歳8ヶ月になり離乳食から幼児食になりましたが、今でも変わらず大活躍しています。固くて切りづらかったニンジンや、飛び散ってストレスだった玉ねぎも本当にラクにみじん切りにすることができ、調理時間も短縮されました。
容器の底に滑り止めのゴムがついていたため、思いっきり引っ張っても容器が動くことなく操作もしやすかったです。引っ張る回数で材料の仕上がりも簡単に調節できたので、離乳食の頃は月齢に合わせ、野菜の大きさを変えながら作っていました。
途中でニンジンなどは角切りに変更したので、使わなくなりましたが、息子にチャーハンやハンバーグを作るときなどはとても便利で、ニンジンや玉ねぎ、小松菜などの食材をザクザクと大まかに切って、ぶんぶんチョッパーに入れるだけで、野菜の処理は簡単でした。
特に息子が1歳を過ぎて野菜を食べなくなった時は、手で切ったものはほとんど受け付けてくれませんでしたが、ぶんぶんチョッパーで細かくみじん切りにして、色々なものに混ぜ込むようにしてからは、気づいていないのかおいしそうに食べていてほっとしました。
また、後片付けもラクで、ササっとスポンジで洗うだけで終了でした。
蓋も水切りができる穴がついていたため、毎回キレイに洗って乾燥させることができ衛生的に使えていたので、汚れやにおいが気になったことはありません。収納も場所をとらず、出し入れしやすい点も助かりました。
↑水切りができる穴
そして意外と大人の料理でもタルタルソースを作ったり、コールスローサラダを作ったり活躍しました。いつもは魚のフライに醤油と質素でしたが、タルタルソースが簡単にできるようになって、マンネリもなくなり少し食卓が豪華になった気さえします。
付属のレシピもおいしそうなものばかりで、時短で作れる料理のレパートリーが広がりました。息子が大きくなったら、容量の大きいサイズのものを買おうと検討しているくらい我が家のマストアイテムになっています。
K&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーのデメリット
使ってみて残念だった点は、2つあります。
1つ目は、刃がとても洗いにくいことです。使い始めの頃、一度ざっくりと指を切ってしまったことがありました。これは洗い慣れていない主人も一緒で、二人して指を切ったことがあるので、使い始めは注意した方がいいと思います。私は気を付けるようになってから指を切ることはなくなりましたが、怖い人はビニール手袋をつけて洗うのがおすすめです。特に刃の根元部分は汚れが残りやすいので、念入りに洗った方がいいです。
2つ目は、材料が均一に細かくできていない時があることです。入れる材料が多すぎたり少なすぎたりすると、材料が均一に切れていなかったり、本体の容器に材料が引っ付いて切れていない時などがあります。そんな時は、一度本体をテーブルにトントントンと振り下ろすことで、上に引っ付いていた材料が底に溜まり、より均一に切れやすくなりますのでやってみてください。
K&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーの総合評価
「K&Aみじん切り器ぶんぶんチョッパー」を購入してから、離乳食づくりや料理が楽しくなりました。それまでは料理が苦手で、特に野菜を切ることにストレスを感じていましたが、「K&Aみじん切り器ぶんぶんチョッパー」を使うようになってからは、自分の手で切るよりもキレイに、しかも簡単に切ることができて時間もかからず大満足です。
また、電源を使わないので電気代の心配やコンセントの位置を気にすることなく使え、手入れもラクにできたため、以前は手間に感じ断念していたソースづくりや、面倒でチャレンジしていなかった料理も積極的に取り入れるようになりました。料理のレパートリーが広がったことで主人も息子も喜んでくれ、うれしかったです。
特に、息子が野菜を食べなくなってからは、野菜を細かくみじん切りにしてパンケーキやチャーハン、おにぎり、卵焼きに混ぜるなど工夫して食べさせていたため本当に役立ちました。結果息子に気づかれることなく、栄養バランスのいい食事を摂らせることができてとてもよかったです。初めは離乳食に使えるだけでいいと思って買った「K&Aみじん切り器ぶんぶんチョッパー」でしたが、幼児食や大人の料理にも大活躍でお値段以上の価値があったと思っています。
K&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーの口コミ・評判は?
K&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- みじん切りを使うのにかなり楽です。手間が軽減されます。
- みじん切りしてから、そのまま保存容器として利用できます。
- 食洗機に入れるだけなので、片付けも楽です。
悪い感想や要望などの口コミ
- 食材によって難しいものがあります。じゃがいもや大根は固いですし、にらや細ネギなどは細かすぎてうまくバラバラになりません。
- 洗う時間がめんどくさい。
- 大きさが均一にならない。
SNSの反響は?
TwitterでもK&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーは話題になっているようです。
自然志向で野菜ジュースとか作るなら別だけど、とりあえず離乳食と、普段使いにってことなら、一番安い入門仕様のブレンダーで十分だと思うよ???
7ヶ月入ったら次はぶんぶんチョッパーが必需品になった!??— あかねR?@7m (@pkpkikkn) 2019年2月26日
ぶんぶんチョッパー使いたくて使いたくてたまらずキーマの材料を買ってきてしまった
— 名梨?? (@Konden_Anen) 2019年2月26日
みじん切り早く済ませたいなら
ぶんぶんチョッパーおすすめ!
(`・ω・´)ふんすっ!
なんせ1000円くらい pic.twitter.com/98dChYLEYZ— メルヴェイユ≪?(*´ ? `*)? ⌒*セ (@MerRevoir) 2019年2月26日
しかも見当違い!こんなこと言っちゃったら大家さんに寝首かかれるわ!笑 あとぶんぶんチョッパーも手に入れることができましたよ早速野菜スープづくりにいかしたいと思っています(`・ω・´)ゞ
— ミケ猫(♂38) (@mikenekoosu37) 2019年2月26日
ぶんぶんチョッパーやばい!!
みじん切りが10秒だ! pic.twitter.com/sSLySMG2mF— メルヴェイユ≪?(*´ ? `*)? ⌒*セ (@MerRevoir) 2019年2月26日
常温の玉ねぎ、もう怖くないもん(笑)大興奮。ぶんぶん素晴らしい。1日1ぶん。 #伝えたい #ぶんぶんチョッパー #みじん切り pic.twitter.com/tdv2Eol605
— 伊藤ゆき(YUKKY) (@yukky_yukiitou) 2019年2月25日
ぶんぶんチョッパーが欲しいのだ
ボクはみじん切りくっっっっそ下手くそなのだ
ぶんぶんチョッパーが手に入ったら念願のキーマカレーを作りたいのだ— イマジナリーハ〇た〇う(こ??しくん) (@imaginaryhamu) 2019年2月25日
ハンドブレンダーもいいですが、このぶんぶんチョッパーで作りました。今回のナッツ類は余ってたピスタチオがあったのでオリーブオイルとピスタチオを入れてぶんぶんしました(?’∞’?)
これがあるとタマネギなどのみじん切りがあっという間ににできます(*´ω`*) pic.twitter.com/r0SveUlXNT
— moko (@greenlanddic1) 2019年2月25日
16食目
バーミキュラのミートソースレシピで太麺ベースパスタ。みじん切りはぶんぶんチョッパーDXでさっくさく。鳥レバーを入れたのでめちゃ濃厚になりました。
付け合わせは豚ロースを焼いてサニーレタスで包みまくりサラダ??にくにくしい。ご馳走様でした!
#BASEFOODCAMP pic.twitter.com/BkkLLekzp9
— honey_kei (@honey_kei) 2019年2月25日
K&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーの購入を考えている人へアドバイス
現在、とてもたくさんの調理便利グッズがあります。ハンドブレンダーやフードプロセッサー、みじん切り器など、それぞれメリットとデメリットがあり、全てを購入すればそれぞれのデメリットをフォローできるかもしれませんが、金額や置き場所のことを考えるとそうもいきません。
私は、比較した結果、我が家に価格もサイズも使用感も合う「K&Aみじん切り器ぶんぶんチョッパー」を購入しました。この商品は手軽に購入・操作・手入れがしたい人にとってはとても役立つアイテムになると思います。機能の数こそフードプロセッサーなど電動のものにはかなわないかもしれませんが、普段の調理であればこの手動タイプの方が、気軽に使えて便利だと思うからです。
特に小さなお子さんがいるご家庭ではそんなに凝った料理などはなかなか作る暇もありません。そのため、高性能でいろいろできるものより「時短」を目的にしているものの方がニーズに合っていると思います。せっかく高いお金を払って高機能なものを購入しても使わなかったらもったいないですよね。
「K&Aみじん切り器ぶんぶんチョッパー」は調理にかかる時間と手間を減らしてくれる便利アイテムとして大活躍すると思います。手間が減った分、他のことにかけられる時間が増えるため心に余裕もでき、きっと毎日の料理を楽しいものにしてくれるので、ぜひおススメしたいアイテムです。
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