ガーミン ForeAthlete220Jを1ヶ月ほど使ってみた『my_meさん』(27歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- GARMIN(ガーミン) ランニングウォッチ ForeAthlete220J を購入しようと思ったきっかけは?
- ガーミン ForeAthlete220Jをどのようにして知りましたか?
- ランニングウォッチを買う際に重要視したポイントとは?
- 購入に迷ったランニングウォッチは?
- ガーミン ForeAthlete220Jの特徴、性能
- ガーミン ForeAthlete220Jのメリット
- ガーミン ForeAthlete220Jのデメリット
- ガーミン ForeAthlete220Jの総合評価
- ガーミン ForeAthlete220Jの口コミ・評判は?
- ガーミン ForeAthlete220Jの購入を考えている人へアドバイス
GARMIN(ガーミン) ランニングウォッチ ForeAthlete220J を購入しようと思ったきっかけは?
私の父はマラソンを趣味としており、ほぼ毎日仕事から帰宅すると一時間近く走るトレーニングをしています。月一の休日はたいてい各地で開催されるマラソン大会に参加し、入賞するなど好成績をおさめています。
マラソン教室などにも参加しているため、マラソン仲間がおり、日々のタイムをTwitterやインスタグラムにアップしている友人も多いとよく話していました。
また、仕事場にもマラソンを趣味としている後輩や同僚がおり、心拍数や走った距離、時間さらにはスピードやラップタイムを簡単に測定できる機能がついた時計の便利さをよく聞いていたようです。
父はそれまで一般的な機能が付いた時計(タイムウオッチやアラームがついたアナログ時計)しか持っておらず、タイマーの機能のみを使用してタイムを測定していました。走った距離を自分でおおよそ測定し、トレーニング後に距離÷時間でスピードを割り出していました。
今回は以前から気になっていた時計がやはり欲しいということで、欲しい機能がついていてシンプルな時計がないか私がリサーチし、父の要望と一致した製品が見つかったため購入するに至りました。
ガーミン ForeAthlete220Jをどのようにして知りましたか?
実際に使用している友人の口コミから、GARMINというブランドの時計がトレーニング用として使える機能を持っており、値段も手が届きやすいということを教えてもらっていたようで、まずはGARMINの時計が売られているAmazonのサイトで口コミや人気の型番をリサーチしました。
また、併せて実際に使用している人のブログを確認し、GARMINというブランドに対する信頼度を確認しました。多くのランナーが使用していることがわかり、購入する型番を絞り込んでいきました。
ランニングウォッチを買う際に重要視したポイントとは?
私がランニングウォッチを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。
1.機能
距離がわからないようなロードトレーニングを日々行うため、GPSによる走行距離の測定ができること、タイムはもちろん、走行中の速さがリアルタイムで確認できる機能付きの時計が一番のポイントでした。ランナーとしてトレーニングをするうえで最低限必要な情報であり、逆にそれ以外の機能は複雑すぎると使いこなせないということで、シンプルに使えるということも条件の一つでありました。
2.値段
予算の関係で、10,000~15,000円くらいがポイントになりました。
3.壊れにくいこと
いくつかの他の時計を見ていると、ときどき購入後に不調が表れたという口コミを見かけました。もし壊れた際に父が修理に出す・保証について問い合わせるといった慣れないことができないと思い、壊れたという口コミが少ないもしくはない製品を探しました。
購入に迷ったランニングウォッチは?
購入に迷ったランニングウォッチは以下の商品です。
GARMIN ForeAthlete230J
値段が1,000円くらいしか変わらない最新モデルがあり、それにするか悩みました。最新モデルのほうがより専門的なトレーニング内容に沿った機能がついており(スマホとの連携機能や屋内でのトレーニングにも対応したGセンサー内臓等)、それらが必要な機能かどうか見極めるのが大変でした。
他にもよりトレーニングしやすくなるような機能がいくつか追加されており、魅力的に感じました。
しかし最終的にやはり必要最低限の機能だけがついているほうがよいということ、機能が付きすぎてバッテリーがあまりもたないという口コミがあったため、一つ前のモデルを購入するに至りました。
ちなみに最新モデルのほうがデザインが白と黒であり、旧モデルは赤と黒のデザインになるため、デザインが気に入らない方には合わないかもしれません。父はデザインにはこだわらないということでしたので問題ありませんでした。
ガーミン ForeAthlete220Jの特徴、性能
◆ForeAthLete220J
・本体仕様本体サイズ:W45mm×H45mm×D12mm
・ディスプレイ:直径25.4mm/180×180ピクセル/カラー重量:40.7g
・稼働時間:約10時間/時計モード時は約6週間
・防水性能:50m完全防水
・操作インターフェース:5ボタン
・GPSチップ:みちびき対応 高感度GPSチップ(捕捉時間短縮化)
・トレーニング機能記録可能なデータ:約1000ラップ
・表示可能なデータ:タイム、距離、ペース・スピード、ピッチ、カロリー、※心拍など17種類以上(※プレミアムハートレートセンサー使用時)
・トレーニングの種類:ワークアウト、インターバルトレーニング、各種アラートトレーニング(心拍ゾーン、ラン&ウォーク
・設定ペース、設定ピッチ、設定時間、設定距離)
・自動ラップ:予め設定した距離・位置で自動的にラップを取得
・自動ポーズ:信号待ちなどで計測を自動的に一時停止し、走り始めると再開アラート
・通知方法:音とバイブレーション及びバックライトでお知らせ
・V02max機能:×リカバリーアドバイザー:×レース予想タイム:×ランニングダイナミクス:×バーチャルパートナー:×トレーニング効果:×
・その他の特徴Gセンサー:本体に加速度センサー内蔵のためピッチ、
・ストライド幅(Garmin Connect上のみ)が計測可能(GPS電波受信不可環境下での距離、ペース計測にも対応)
・自動スクロール:作成した複数のトレーニングページが自動的にスクロールします
・BlueTooth機能:スマートフォンとBLuetooth接続してGarminConnectと
・データ送受信LiveTracking(スマートフォン経由でリアルタイムに走行場所を第三者へ公開。・時計機能:日時、曜日、アラーム対応
・アクセサリー:プレミアムハートレートセンサー、フットポッド
・管理サイト:ガーミンが運営する「※1Garmin Connect」「GarminConnect mobiLe(※2android/iOS)」へ
・トレーニングデータをアップロード・ダウンロードする事によりトレーニングデータの管理や公開が可能
※1:Garmin connectを利用するには、まずパソコン側からGarmin Expressソフトウエアから製品登録が必要です。
・Garmin Expressソフトウエアは、Windows Vista以降、Mac OS 10.6以降のOSに対応しています。 (Windows RT、iOSは非対応)
※2:本機とBLuetooth接続するためには、スマートフォンがBLuetooth Low Energy(BLE)に対応している必要があります。
iPhone:iPhone4S(iOS7)以降のモデル、 Android:BLuetooth4.0に対応したハードウェアにAndroid 4.3以降が搭載されたモデル(4.2のBLE対応は不可)◆標準付属品
・ForeAthLete220J
・チャージングクレードル
・プレミアムハートレートセンサー
・日本語操作マニュアル◆ハートレートセンサー機能紹介
・バッテリー:ボタン電池(CR2032 3V)
・バッテリー寿命:4年半(1日1時間使用時)
・防水機能:30m(スイム中のデータ転送機能は非搭載)
・動作温度:-5~50℃
・周波数/プロトコル:2.4GHz ANT+ワイヤレス通信
・トレーニング中は走った距離・タイム・ペース・ラップ距離・ラップタイム・ラップペース・心拍数・心拍ゾーンを確認することができます。(一度に表示できる項目は3項目で、ボタンを押してページをおくって他のデータも確認出来ます。表示する項目は自分でカスタマイズできます)
↑ボタンを押して作動させているところです。ロック画面を解除しているシーンからはじまり、実際にストップウォッチ機能を作動させ、止めて記録を削除し、その後初期画面に戻るところまでを撮影しました。
・トレーニングを効果的に行うため、自動ラップ、自動ポーズ、アラートを設定し、利用することができます。自動ラップは設定した距離でラップを取ってくれる機能、自動ポーズは信号などでスピードが一定以下になるとタイマーを一時的に停止する機能、アラートは、心拍・ペース・ピッチが自分の設定した範囲外になると音とバイブで知らせてくれる機能です。
・トレーニング後にタイマーを止めると、保存するか削除するかすぐに聞いてくるため、簡単なトレーニングのデータは確認してすぐ削除し、本番を想定したトレーニングのデータは保存するなど、データをきちんと整理することができます。
・自己ベストを記録することができるため、すぐに比較して確認することができます。
・ガーミンコネクトという、GARMINのWebサイトで自身のマイページを作成することで、日々のトレーニングデータを記録して管理していくことができます。
・Bluetooth機能を持ち、簡単にデータの送付を行うことができます。
・衛星信号の捕捉機能があるため、走ったコースを確認することができます。この衛星信号については、どのくらいのレベルで捕捉しているかも確認できますので、しっかり捕捉しているかを確認してからトレーニングを開始することができます。
・取扱説明書がついてくるので、PCなどで使い方を確認することなく使うことができます。
・保証は無料で一年のメーカー保証がついています。登録等は必要ありません。
・画面は日光の下で日が当たるところでも文字盤が見やすい作りとなっています。
・別売りの心拍計を使用することでペアリング機能を使用してより専門的なデータを測定することもできます。
・別売りのフットポッドを使用することで、衛星信号が微弱な屋外であってもペースや距離を測定することができます。
・別売りの液晶保護シールで画面保護すると安心です。
↑説明書の目次です。基本設定から付属品を使ったワンランク上の使い方も記載されてます。
ガーミン ForeAthlete220Jのメリット
購入して1ヶ月ほどたちます。毎日のトレーニングと週末のランニング教室、マラソン大会で使用したそうです。使用感については不具合などなく、電池の持ちや性能に不備はないそうです。
使ってみて一番良かったことは、知らないコースを走っていても衛星信号のおかげで走行距離がわかるようになったこと、ペースがわかるのでマラソン教室でペースを意識して練習することができるようになったことだそうです。
↑こちらはボタンを押してモード切替を行って、タイムとペースを表示させた写真です。3画面表示されていても、大きい画面なので見にくさは感じません。
また、シンプルな機能なのでストレスなく使い続けることができそうだと喜んでいます。(父はPCでのデータ管理を利用する予定はないそうです。)仲間との話のネタにもなり、練習する際の楽しみにもなっているようです。
また、トレーニング中に文字盤を確認する際に、日の光の下でもしっかりと確認することができる点が意外と便利だと話していました。
今までは普通のデジタルウオッチを使用していたため、特にそういうものだと気にしていなかったようですが、ストレスなくデータ確認ができるそうです。
ガーミン ForeAthlete220Jのデメリット
パワーセーブモードという機能がついており、トレーニングモード画面にしたまま一定以上操作しない・もしくはトレーニングがスタートされない場合に通常画面に戻るという機能がついています。
トレーニングモードにしたままですと衛星との通信が始まり電池を多く消費してしまうことを防止するための機能だそうですが、そのパワーセーブが始まる前にピッピッピッと大きな音でアラートがなりはじめ、最終的にバイブがなってパワーセーブモードに入ります。
最初その機能がわからず、大きな音でカウントダウンをはじめたので驚いてしまいました。
また、充電用のケーブルが付属で梱包されているのですが、先端がUSBケーブルなのでPCでの充電となります。通常のコンセントへの変換器があれば家庭のコンセントで簡単に充電できますが、購入する際に気づきにくいため注意が必要です。
↑こちら充電中の写真ですコンセントの先についている白い変換器は私物です。直接充電したい方は別途購入する必要があります。iPhoneをお持ちの方でしたら、Phoneの変換器でOKです。
また、充電器が繊細な作りになっているため、しっかりとセットされているか確認しないとうまく充電されていない恐れがあります。
↑充電完了の写真です向こう側がクリップ状になっており、挟み込んで充電します。
ガーミン ForeAthlete220Jの総合評価
総合評価は買ってよかった、です。心配ていた電池トラブルやシステムトラブルもなく、父は快適に使用しているようです。走った距離が表示されるため、日々距離を意識してトレーニングできるようです。
シンプルな操作とシンプルな機能なので、必要な時に必要な情報だけを得ることができますし、充電するたびに通信して時計を合わせてくれるため、しばらく使わない日が続いても問題なくすぐに使えるようです。
これから春、夏と使用して汗を多くかく時期になっても、濡れた布でふけば手入れも簡単にできますし、別売りの保護シールを買って貼ったので、画面も長くきれいに使えそうです。
今までは時計メインでタイムウオッチ機能しかついていない時計を使用していましたが、実際のトレーニングを意識した機能を備えている時計なので、欲しい機能が使えて使いやすいと言っていました。衛星と通信できるのも何かと重宝している機能だそうです。
ガーミン ForeAthlete220Jの口コミ・評判は?
ガーミン ForeAthlete220Jのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- 電池が長く持ちます。フルマラソンでも問題ないです。地図の正確さもばっちりです。
- コスパがいいですね。走ったログをいろんなデータで見れるのはモチベが保たれます。
- アプリでデーター管理が細やかにできるので便利ですね。
悪い感想や要望などの口コミ
- GPSの精度がそれなりに誤差がでます。
- ランであれば電池は持つけど、ロードバイクのような長距離は厳しい。
- 充電しながらの計測ができない。ロードバイクであれば必須の機能だが?310XTは充電できるんだけど。
SNSの反響は?
Twitterでもガーミン ForeAthlete220Jは話題になっているようです。
私はナビよりもGPSロガーが欲しかったのですが、最初のForeAthlete220Jは「フルマラソンで持つ程度=4時間半」位しか持たなかったので3Jを追加で入手しました。重さが34gから75gに増えたので手首に巻くのはチト難儀ですが使い分けて重宝しています。
— PAICAL (@paical_sws) 2017年4月26日
GARMIN Foreathlete220J届いたぁ?
これ付けてもっと練習頑張る! pic.twitter.com/tZLlUalRX1— 岩見 栄輝 (@xaax3ne51) 2016年6月6日
ForeAthlete220Jで計測。なかなか精度高くて楽しい。インラインスケートのショートトラックでも、きちんと計測できた。だいたい40周。 pic.twitter.com/WfNKjodZmk
— 渋川よしき (@shibu_jp) 2015年7月30日
GARMIN ForeAthlete220Jを買いました。だいたい2割引ぐらいで。ホントは旅前に欲しかったが間に合わんかった。これ、アスリート用なのだが…私はそんなことに使う気は無い。ただ欲しかったのよ…。にしてもちょっとデカいか…? pic.twitter.com/iG0ooXe8Rz
— えーすけ (@eisuke_v) 2014年8月21日
ガーミン ForeAthlete220Jの購入を考えている人へアドバイス
ランニングする上で、こういう機能があれば良いなというものが最低限もしくはそれ以上備わっている時計です。操作も簡単なので、メカニカルに不得意な方でも扱うことが出来ます。
普通の時計よりもランニング時に使用する仕様になっているため、画面も見やすく快適に使うことが出来ます。
操作性もよく、衛生との通信を行うため、正確なデータを得ることができます。記録して自身のタイムを比較していくことで、記録向上に繋がること間違いなしです。
インターネットを使用してマイページを作成し、データ管理も出来ますし、より楽しくトレーニングすることも出来ます。
周りの仲間とデータを共有したり、SNS上で公表したり、トレーニングの幅が広がります。日々のトレーニングが豊かになる、この時計は買って損なしです。