iPhoneの音質を劇的に向上させるという、ヘッドホンアンプ「ロジテック DAC LHP-AHR192GD」を使ってる『mikenekoさん』(男性/32歳)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ロジテック ヘッドホンアンプ DAC LHP-AHR192GDを購入しようと思ったの?
私はよくiPhoneにイヤフォンで音楽を聴いていました、しかしオーディオマニアの私としてはやはりいい音で聴かなくては納得がいきません。
イヤフォンを色々試しては見ましたが、限界が見えてきました。そこで、候補にあがったのがオーディオプレーヤーと外付けのDACでした。
そもそも、音・音質・解像度・臨場感等を決めているのはDACの影響が有ります。DACの仕事はデジタルの音源をアナログに変換してイヤフォン・ヘッドフォン・スピーカーに送るのが役目ですが、そのDACの性能で大きく音が変わるのです。
iPoneの内部にもDACは入っていますが、どうしてもいまいちで納得がいかなかったのがきっかけです。
それと、この手の商品は次々と新しい物や性能のアップしたものが排出されています、だから、コスパも考慮に入れて検討しました。
今回の商品は残念ながら視聴することが出来なかったので、価格comやアマゾン・楽天・ヤフーのネットショップサイトでいろんな口コミを見て判断しました。
iPhoneの音質向上用のヘッドホンアンプを買う際に重要視したポイントとは?
私がiPhoneの音質向上用のヘッドホンアンプを買うのに重視したポイントは3つです。
1.メーカー
まずはメーカーを重視しました。とは言っても不安なメーカーをとりあえず候補から外しました。
2.使いやすさ
基本的な使い方としては、外で使用するものですから邪魔にならず操作をすぐ手元にあると便利です、この商品は背面にクリップ上のものが付いていてポケットや襟元に取付が出来ます。
3.持ち運びしやすさ
とても軽量でコンパクトです。私は、3,000円台で購入しました。今では人気が上がったのか8000円前後になっていますね。
購入に迷ったiPhoneの音質向上用のヘッドホンアンプは?
購入に迷ったiPhoneの音質向上用のヘッドホンアンプは以下の商品です。
TEAC HA-P5
TEAC HA-P90SD
TEACはもともと大好きなメーカーです。音楽の取り組み方が非常に正統派というか音を第一に考えているメーカーと思っています。
TEAC HA-P5とTEAC HA-P90SDの2種類はありがたいことにメーカーから無料貸し出しがあり、視聴出来たのですがデメリットなところも多々あり見送りとなりました。
具体的に言うと、HA-P5は音質等の部分はとてもよく気持ちよく聴くことが出来ました、しかし本体サイズ大きく重量も重く持ち運ぶのには少し無理があるようでした。
HA-P90SDは本体にプレーヤ機能がありましたので、iPone等のスマホに接続する必要がありません。持ち運ぶのには便利だし、スマホの充電も気にせず聴けると思っていたのですが、音がiPoneにイヤフォンを直刺ししたのより音が悪いような気がしました。
友人にも聞いてもらってHA-P5を物凄く推薦してくれたのですが、いまいち納得が出来ず購入まではいたりませんでした。
ロジテック ヘッドホンアンプ DAC LHP-AHR192GDの特徴、性能
接続インターフェース(デジタル入力) Lightningコネクター
接続インターフェース(アナログ出力) Φ3.5mm ステレオミニジャック
サンプリングレート(PCM) 最大192kHz
量子化ビット数(PCM) 最大24bit
再生周波数帯域(アナログ出力) 5Hz-96kHz(製品本体)
全高調波歪み率+雑音:(THD+N特性) 0.07%以下
S/N比 96dB以上
ダイナミックレンジ 97dB以上
ステレオクロストーク 1kHz:95dB以上
消費電力 最大100mA/3.3V
電源 iOS機器より供給
最大出力 30mW+30mW(16Ω -1%THD)
操作キー 音量アップ/音量ダウン/再生・停止/曲送り/曲戻し
操作ホールド機能 有り
操作ホールド機能 有り
接続対応機器 Lightningコネクターを備えたiOS8.3以降で動作する iPhone, iPad, iPod
サイズ(W×H×D) 36mm(W)×45mm(H)×11.4mm(D)
※本体のみ、突起部を除く
ケーブル長 約60cm(製品本体)
対応機種 Lightning端子を搭載したiOS機器
対応OS iOS8.3以降
動作時環境条件
・温度 0°C~40°C
・相対湿度 20%~80%(ただし結露なきこと)
保管時環境条件
・温度 -5°C~50°C
・相対湿度 20%~80%(ただし結露なきこと)
質量 約38.5g(本体のみ)
本体カラー ・LHP-AHR192GD:ゴールド
・LHP-AHR192SV:シルバー
保証期間 1年間
付属品 ・取扱説明書 兼 保証書
・携帯ポーチ
取得済み認証 Made for iPhone iPad iPod
- Lightning接続のDACアンプです。
- iPhoneの標準音声出力に対応するので、差しこむだけで音声出力が高音質になります。
- AppleのAppStoreに公開されているハイレゾ再生対応Appを利用することで、ハイレゾ音源を再生可能です。
- サンプリング周波数は最大で192kHzに対応しています
- 量子化ビット数は最大で24bitに対応しています。
- Made for iPad,iPhone,iPodを取得しています。
- DACは高音質で定評のあるAKM製AK4430を採用しています。
- 多層基板により、ノイズの影響を低減
- CNC加工で一台一台丁寧に切削された高剛性のアルミニウムシャシーを採用。
- バスパワーで動作します。
- 回転可能なクリップによりポケットなどに固定が可能です。
- 音量や再生/停止・曲送り/曲戻しに対応したリモコン機能付き。
ロジテック DAC LHP-AHR192GDのメリット
使用して半年以上経過しましたが、調子よくいい音を出してくれています。
とにかく取り回しがいいですね、私はポロシャツの胸ポケットにiPoneと今回のDACのLHP-AHR192GDをポケットの上部にクリップして使用しています。
クリップも同じ方向だったら使いにくいと思っていたんですが、360度好きなところに回せるのもいいですね。
音もとてもよく、解像度がいいのでしょうか細かい音をきれいに出してくれています。
臨場感もあり奥行も感じられます、ソファーにゆったり座って聞いているとまるで目の前でボーカルが歌ってくれているようですし、各種の楽器達が位置もはっきりと解ります。
クラシックとかを音が悪い機器で聴くと破たんして音が籠ったり、団子状態になって臨場感が楽しめません。
それと、最近のスマホはイヤフォンジャックがなくなってきていますね。
ドックから変換コードで切り替えをしていると思いますが、音がイヤフォンジャックより悪くなったということをよく聞きます。試しに聴いてみましたが確かに悪くなっていると思いました。
そんな時このLHP-AHR192GDをドックに付けて音楽を聴くといい音が聴けると思います。
ロジテック DAC LHP-AHR192GDのデメリット
一番のデメリットは、バッテリーです。バッテリーはこの製品LHP-AHR192GDには付いていません。
よってスマホ側のバッテリー側から拝借することになるのですが、結果、LHP-AHR192GDを付けて音楽を聴くとあっという間に消耗していきます。
私の感覚ですと2時間ぐらいでいっぱいいっぱいですか、スマホのバッテリーがなくなってのいいのであればもう少し聞けますが、電話が掛かってくると困りますからね。
幸いなことに私は聴いても30分から1時間ぐらいですので大丈夫でした。
本体に取り付けられているコードも私の使い方だと少し長いですね、だから私はコードを結束バンドを取り付けて長さの調整をしています。
しかし、スマホをバックとかに入れている人はこれぐらいの長さは必要だろうでしょうから一概にデメリットとは言えませんね、短すぎると不便な場合も多々あるでしょうから私みたいに工夫すれば問題ないです。
ロジテック DAC LHP-AHR192GDの総合評価
LHP-AHR192GDは音質・音量・解像度・臨場感等が私の納得のいくものでした、もっといい音を出してくれる機器はたくさんありますが、私の住んでいるところが田舎ですからとりあえず視聴出来るお店が少ないですね。
いろんな機器を視聴出来るともっと納得いく製品に出会えると思いますが、今の頃は買って比較するしかないようです、だから高い商品を購入して失敗するのも避けたいです。
しかし、この商品LHP-AHR192GDは私を納得してくれました、きと納得出来ていなかったら違う製品を探して購入していたでしょうね。
ただ、長時間聴く人には向いていないのでバッテリー付きのDACをお勧めします。
ロジテック DAC LHP-AHR192GDの口コミ・評判は?
ヘッドホンアンプ ロジテック DAC LHP-AHR192GDのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- iPhoneの音が低音から中高域まで幅広く聴こえるようになった。
- イヤホンにより音質の違いが明確にわかります。
- ヘビメタなどのギターリフトが激しい場合でもクリアに聴こえます。
- 音に深みがでるようになった。
- 製品自体の品質は作りもしっかりしていて、チープさがない。
- 操作がしやすく、再生、停止、極のスキップ、音量調整が簡単にブラインドタッチでできる。
悪い感想や要望などの口コミ
- ケーブルの耐久性に疑問。
- ケーブルが無駄に長い。
- 音量の調節の幅が大きい。一気に大きくなってしまうので、イラっとする。
SNSの反響は?
インスタでもロジテックのアンプを使っている方の投稿が目立ちますね。
ドンシャリの音が好きな人はきっとイイと思います。
早速DLした宇多田ヒカルとMISIA…音の質が圧倒的に違う。
ロジティック ハイレゾ。
ロジテック DAC LHP-AHR192GDの購入を考えている人へアドバイス
絶対、イヤフォンジャックで聴くよりは音がいいです。場合によれば感動すらする人もいると思います。もっと音がいい機器はいっぱいあると思います。
LHP-AHR192GDはコストパフォーマンスを考慮に考えればとっても高い商品と思います。
次々と出てくる新しい製品や新しい機能を追いかけていく人や、コスパに重点を置いている人は最適な商品と思いますよ。
長時間音楽を聴く人には、バッテリーの問題があり無理がありますので違う商品のほうがいいと思いますので、個々の使用条件を考慮して考えてみてはいかがでしょか。
- 『mikenekoさん』(男性/32歳)のその他のレビューはこちら

コメント