HiKOKI ディスクグラインダー G13S6を2年ほど使ってみた『katoshiさん』(34歳/男性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6(砥石外径125mm)を購入しようと思ったきっかけは?
- HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6をどのようにして知りましたか?
- サンダーを買う際に重要視したポイントとは?
- 購入に迷ったサンダーは?
- HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6の特徴、性能
- HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6のメリット
- HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6のデメリット
- HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6の総合評価
- HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6の口コミ・評判は?
- HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6の購入を考えている人へアドバイス
HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6(砥石外径125mm)を購入しようと思ったきっかけは?
やっと雪も溶けて外も暖かくなり色々物を作ったり作業がしやすい環境になるとdiyがしたくなってきます。ある程度の工具は揃えて作業をするのには問題は無いのですが、より効率を良くするには今持っている物よりグレードが高い物が必要です!
特に切断作業や削りは時間がかかりとても不便さを感じていました。今使っているのは通称”ベビーサンダー”と言われる物で砥石外径が100mmのサンダーのことです。鉄やコンクリートを切断するのには十分でしたが、仕事上太い鉄筋や分厚いコンクリートだとベビーサンダーではとても時間がかかりしんどい日々でした。
もっと大きいサンダーなら楽になることは明白なので購入を決意しました。サンダーも2個あれば切断刃と研磨刃を毎回付け替えなくて済むので、面倒が無くなります。
HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6をどのようにして知りましたか?
工具系はamazonより楽天の方が豊富だったので楽天で『サンダー 125mm』で検索して国産メーカーに絞りました。
予算は高く見積もっても2万円以内と考えていたので国産メーカーは高額なので購入できる物が限定され、その中でもお買い得でいて信用度高い『日立』のこの商品に決めました。
サンダーを買う際に重要視したポイントとは?
電気工具は『国産』!というこだわりがとても強いのでまず優先したのが『国産』でした。
外国メーカーはよくあらぬとこから火花が出たり、煙が出たり、砥石をセットする部分が緩くなりやすい、負荷がかかるとパワーが足りなくすぐ止まる等の問題が生じるケースが多発してるので買ってから後悔したくありません。中には良質な物のありますが自分はできるだけ『国産』にしています。
次に『パワー』です。ワット数が低いと切断している最中に負荷がかかると刃が止まってしまったり、時間がかかったりします。この商品は1260Wあるので心配ありません。
そして『価格』です。相場は1万円後半くらいする物が多く4万円代もあるなか、『国産』でこの価格なら悪くないと思います。
購入に迷ったサンダーは?
購入に迷ったサンダーは以下の商品です。
マキタ ディスクグラインダー 125mm 9535B
HiKOKI コードレスディスクグラインダ 36V 125mm
マキタは国産電気メーカーとしてはトップメーカーで品質もトップでとても信用できますしプロがよく使うメーカーとしても有名で長く安心して使うとしたらまず最初に出てくるメーカー名です。しかしそれに見合ったお値段もトップクラスです。そんなメーカーが出してるグラインダーですから使わずとも魅力は十分です。そして1万5千円以内で収まってるときたらとても欲しくなりました。
125mmの砥石が使用でき、質量が2kgをきった1.7kgで軽く、持ち手は掴みやすくなっている細径になっていて使いやすい商品です。
しかしパワーが960wと少し弱く回転数も日立と比べて少ないので不安が残りました。せっかく購入してもパワー不足では後悔しそうなので諦めました。
もうひとつの日立のコードレスグラインダーはコードレスとは思えないほどのパワーで1270wでます。ダイヤル式で6段階変速でとても使い勝手が良さそうですが、レビューを見てみるとやはりすぐバッテリーが切れたとの声もあり不安になりました。蓄電池、充電器、ケースは別売りで価格もまだ高くて2万円越えも厳しくこれも諦めました。
HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6の特徴、性能
トイシ寸法 125×6×22mm (外径×最大厚さ×穴径)
モーター 単相直巻整流子モーター
電源 単相交流50/60Hz
電圧 100V 200V 両タイプが有ります
電流 8.4A (100V) 4.2A(200V)
消費電力 820W
無負荷回転数 9500min-1(回/分)
機体寸法 280×71mm (全長(トイシ含まず)×ギヤカバー高さ)
質量 2.1kg(コード・トイシ含まず)
コード 2心・2.5m
再起動防止機能 PDA-100N なし PDA-100N(SSS) あり
ソフトスタート PDA-100N なし PDA-100N(SSS) あり
トイシ取付シャフト寸法 径(ねじピッチ)×長さ 16(2.0)×14mm
緑と黒のツートンカラーで質量2.1kg、電源コードが2.5m、100mmとは違い砥石外径125mmはかなり大きく感じる大きさで、使用すると切断は楽に出来ますし、削りは100mmで時間がかかっていた物が、力はいらず範囲も大きので面積が広い物を加工する場合はとても時短出来る商品です。
100Vで通常出力820w、最大出力1260wで同じ125mmのグラインダーの中ではトップクラスのパワーと言っていいものです。
スイッチはスライドスイッチでOFFは下、ONは上にスライドさせることで使用が可能になっています。
地面に置いた時や手や足が当たった時に起動しない設計です。購入時に砥石1つ、削りカスが飛ぶのを防ぐ砥石カバーと砥石を外すのに必要なスパナ、両手で使用できるサイドハンドルが付属します。
HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6の動画レビュー
HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6のメリット
もうすぐ購入から2年の商品ですが今まで100mmのベビーサンダーを使用していたので本当に楽になりました。仕事でよく分厚い物を切断すること、長い溶接部分の削り作業があり、前はとても時間と切断刃を多く使わないといけませんが、刃が大きい分と質量の重みで時短に繋がり仕事の効率をアップさせました。
サイドハンドルが付いているので、重くても両手で使用できて力も入れられ安定性も高くブレ憎いです。
パワーはとても満足しています。切断中、刃が止まることは1度もなく薄物ならそのままスゥーっと切れて長時間使えます。回転数が少ないもので使うとたまに部材に弾かれて手首を怪我したり、自分に跳ね返ったりして危ないですがその危険も軽減されます。
砥石カバーは自分や周りの物を飛び火やカスから守ってくれるので安心出来る付属品です。
電源スイッチはスライド式なので安心感がアップしました。前使用していた物は古い物でスイッチを左右に動かしてON、OFF調節していました。しかしグラインダーを謝って落下させた際に電源が入ってグラインダーが暴れ回ってとても危険を感じることがたまにあります。それを防いでくれるので少し面倒ですがスライド式はとても重要です。
刃に負荷がかかり過ぎると刃交換する際、刃のロックスイッチだけでは固すぎて外せないことがありますが、この商品では少なくなったのは有難いです。
HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6のデメリット
重量は結構大きい問題に感じました。両手で使う分では問題ありませんが、どうしても片手で使わないといけない場面では結構な重みに感じることが多く握力がもちません。性能上重さがあった方が良いですがもう少し軽量を望みます。
持ち手が少し太いので長時間持っていると辛いです。ベビーサンダーは小さい分持ち手部分も細いので楽でしたし、購入を考えていたマキタ商品も持ち手部分を細くする設計にしていますので改善してほしいです。
スライドスイッチは容易に電源が入らなくていい反面、ONにするのに少しコツがいるかもしれません。ただスライドさせようとせず押したままスライドさせようとしないといけないので、急いでいたり焦っていたりした時入らずイライラするときがあるので工夫してほしいです。
砥石の交換は砥石に大きな負荷がかかるとかなりの力をいれないと外せません。外すためのスパナは付いていますが無理をし過ぎるとベビーサンダーでは何個かスパナが曲がって使い物にならなくなった過去があるのでそれからは無理をしないように慎重になりました。これは他のメーカーのグラインダーでもよくあることなのでグラインダー開発会社全てに解決してほしい問題です。
HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6の総合評価
◎○△の3段階で自己評価したいと思います。
- パワー◎
- デザイン◯
- 重量△
- 大きさ◎
- 価格○
- 使いやすさ◯
- 機能◎
- 耐久力◎
- 音◯
という結果でした。パワーは文句無しの最高評価をしたいです。鉄からコンクリートも砥石を変えれば切れないものは無いと言えるくらいのパワフルさです。
デザインは安定のツートンカラーで落ち着いた色ですが、重量はやはり重すぎて疲れてくるので辛口評価になりました。
大きさは100mmでは出来なかった幅広い削りと大きい刃で時短に繋がり良かったと感じました。価格面は高過ぎずそれほど安過ぎない相場の価格だと思います。
使いやすさでは持ち手の太さと重さ以外では評価できますし、機能と耐久力はサイドハンドルと砥石カバーと電源スイッチはとても便利な機能ですし、何回か落としたりしてしまいましたが大きい分頑丈さはお墨付きです。
音は100mmより大きくなった分少しうるさくなりましたが標準レベルの音だと感じました。
HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6の口コミ・評判は?
HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- パワーがあってストレスなく切断できる。
悪い感想や要望などの口コミ
- 重い。
HiKOKI 電気ディスクグラインダー G13S6の購入を考えている人へアドバイス
家で棚作りや簡単な切断するものであれば100mmのグラインダーで十分だと思います。片手で簡単に男女関係無く使用出来ますし、音も日中使用する分なら問題ありません。
砥石も小さい分多少安く扱いやすい物で、ものつくり大好きな方なら持っていたらとても役立つものです。
しかし自分みたく家でも仕事でも使うことがあったり、溶接等をしたり塗装等をする方なら分かると思いますが前準備と加工するには大きい125mmの方が重くてもコスパが良い状況が多々ある場面があります。
そして使う頻度が多いと長持ちして安心な国産の老舗メーカーに自然と目がいくと思います。これからもっと本格的なものつくりをする方がいましたら大きいグラインダーも購入を視野に入れてみると、より良い物が楽に仕上げられると思いますので是非機会があれば使ってみてください。
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