カリタ 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nを3ヶ月ほど使ってみた『クルミさん』(40歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
カリタ(Kalita) 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nを購入しようと思ったきっかけは?
夫婦ともにコーヒーが好きで、1日2,3杯は飲みます。コーヒー専門店や雑貨店などで、コーヒー豆を選んで買ってくるのが楽しみで、いつもその場で挽いてもらい、家でドリップして飲んでいます。
そんなある時、大手コーヒーメーカーのキャンペーンで「コーヒー豆1年分」が当たったのです。大喜びしたのもつかの間、開けてみると、中には「コーヒー豆」が12袋。豆そのままでした。
家にはコーヒーミルはなく、でもせっかく当たったコーヒー豆を飲めないのも残念で、コーヒーミルを購入することにしました。
カリタ 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nをどのようにして知りましたか?
コーヒーミルに関しては、まったく知識がなかったので、ネットで調べることもせず、とにかく雑貨屋さんをめぐり、気に入るコーヒーミルを探して回りました。実際に手にとってみないとサイズ感や使い心地がわからなかったため、実店舗を見て回ることがメインでした。
コーヒーミルを買う際に重要視したポイントとは?
私がコーヒーミルを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。
1.メーカー
コーヒーミルに関してあまり詳しくない自分たちが使うには、やはりコーヒーメーカーのものがいいと思い、KalitaかHARIOで探しました。
2.サイズ
ふたり分の豆が挽けるサイズを探しました。大きいもので、粉を保存しておくことも考えましたが、せっかく豆を挽くのであれば、飲むときに挽きたてを!と思い、小さめのサイズが欲しかったです。キッチンにいつも出しておきたかったので、あまり大きいサイズで存在感のあるものよりも、キッチンに溶け込めるようなものを。
3.お手入れの簡単さ
コーヒーミルを使ったことがないので、お手入れが複雑なものは自信がなく、シンプルに、お手入れもほとんど必要のないものが良かったです。
購入に迷ったコーヒーミルは?
購入に迷ったコーヒーミルは以下の商品です。
Kalita ミニミル 42005
HARIO コーヒーミル・セラミックスリム MSS-1TB
HARIO(ハリオ) コーヒーミル・セラミックスリムMSS-1TB
HARIO セラミックコーヒーミル・スケルトン MSCS-2B
HARIO(ハリオ) セラミックコーヒーミル・スケルトン MSCS-2B
一番悩んだのは、電動コーヒーミルか、手挽きミルか、というところでした。電動は短時間で簡単に豆を挽くことができる、ということでしたが、何よりも豆を挽くところから楽しめる、贅沢な時間にしたかったので、手挽きミルにしました。
また、手挽きミルの中でも、KalitaとHARIOで悩みましたが、木の温かみのあるデザインが気に入ってKalitaの方にしました。
最後にKalitaの手挽きミルのうち、購入したものとミニミルとで一騎打ちになり、使いやすさ、お手入れの簡単さに着目しました。
ミニミルは、レトロなデザインが素敵で、最後まで悩んだのですが、挽いたコーヒーがたまる場所が引き出しになっていて、取り出しにくさを感じました。それに比べると購入した方のミルは、筒型になっているため、コーヒーの取り出しも、その後のお手入れも楽で、長く使うには、こちらの方が良いと判断して購入を決めました。
ディズニーとのコラボで、ミッキーの絵が彫ってあるのも可愛くて気に入りました。
カリタ 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nの特徴、性能
サイズ 170×85×210mm
個装サイズ:10×10×19cm
重量 約540g
個装重量:610g
素材・材質
・本体:木製
・カッター:硬質鋳鉄
仕様
・ホッパー最大容量:35g
・粉受け最大容量:55g
・食器洗浄機・電子レンジ使用:不可
製造国 台湾
使い方はいたってシンプル。コーヒーミルに豆を入れて、ハンドルをしっかり持って、時計回りに回しながらコーヒー豆を挽いていきます。すべての豆を挽き終えたら、粉を取り出して、最後に簡単にお手入れをして終了です。
実際の手順に沿って見てみましょう。
・挽き目を決める
豆を挽く前に、挽き目を調節しておきます。ネジを回すだけです。
我が家では中挽きが好みで、いつも変えずにそのまま使っています。
・豆を入れる
蓋もないので、人数分の豆をそのまま上から投入。
・豆を挽く
豆がなくなるまで、グルグル挽きます。目に見えなくてもまだ豆が残っているので、豆の手応えがなくなるまで挽きます。
・完成
すべて挽き終われば終わりです。容器から粉を取り出して、ドリップしましょう。
・お手入れ
お手入れ、というほどのことは何もありません。専用の刷毛(別売り)で、
挽き臼についている粉と容器のまわりについている粉を取り除いておけば、次使うときも綺麗な状態ですぐに使えます。
カリタ 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nのメリット
購入したのは、3ヶ月ほど前です。それからほとんど毎日使用しています。
最大のメリットは、コーヒーを飲むときに贅沢な時間が得られることです。豆を挽くところから始まり、コーヒーのいい香りが漂ってきて、なんとも幸せな気分になります。
お湯を沸かしている間に、豆を挽きます。ひとり分だと残念なくらい、あっという間に終わってしまいます。ふたり分はそれなりの力と時間がかかりますが、それもまた良い時間です。
ふたり分以上必要な場合は、同じ作業を2回繰り返すことになります。Kalitaのこちらのミルは、一回で35gの豆を入れることができ、粉受けの容器には最大で55gまで入るので、ふたり分以上の多めの豆でも容器はそのまま追加で挽くことができるのも、便利です。
ひとつひとつの過程を楽しみながら、挽きたて淹れたてのコーヒーを飲む。急な来客時でも、さっと美味しいコーヒーを出すこともでき、とても重宝しています。
カリタ 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nのデメリット
挽き目の調整が難しい
コーヒー豆を挽くときには、先に挽き目の調整が必要となります。レバーの中心にあるネジで粗さを調節するのですが、とてもわかりにくいです。レバーの回し具合で挽き目が変わるのですが、明確なメモリがあるわけではないので、実際に豆を挽いてみないとわかりません。最初のときは、何回か失敗して、薄いコーヒーになってしまいました。
豆やコーヒー器具に合わせて、粉の粗さを毎回変えたい人には、手間かもしれません。調整のコツをつかむまで、経験が必要です。
豆が飛び出す!
コーヒー豆を入れるところに蓋がないので、豆を挽いている間に、豆がぴょんぴょん飛び出してくることがあります。
挽きムラがある
お店で挽くような均一さは求められません。けれど、味の違いは感じられないので、私自身はほとんど気になりません。
挽くのに時間がかかる
電動コーヒーミルは、すぐに豆が挽けるそうです。それに比べると、手動式コーヒーミルは、豆を挽くのに時間がかかります。力もいります。
水洗いができない
刷毛で粉を払うだけで十分ですが、どうしても粉が残ってしまいます。水洗いはできないため、古い粉が残ってしまうことになります。
カリタ 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nの総合評価
コーヒー好きの憧れ、のようなもので、実際にはなかなか手を出すことのできないコーヒーミルでしたが、コーヒー豆をいただいたことで使うようになり、今では欠かすことのできないものになりました。
当選したコーヒー豆が、挽いた状態だったら、きっとコーヒーミルを試すことはなかったと思います。ちょっとしたきっかけで、新たなアイテムが加わり、私のコーヒータイムが大きく変化しました。今まで以上にゆったりとした時間を持つことができ、とても満足しています。
自宅にいながら、挽きたての粉で、淹れたてのコーヒーを飲むことができることと、豆と、ドリッパーと、ミルを並べて置くだけで、キッチンがおしゃれになり気分もあがります。インテリアとしても素敵です。
カリタ 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nの口コミ・評判は?
カリタ 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- 風情があって癒される。
- コーヒーの味がひきたちます。
悪い感想や要望などの口コミ
- 人多い時は疲れる。
SNSの反響は?
インスタでもカリタ 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nは話題になっているようです。
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ゆーっくりと豆をひいて、ていねいにコーヒーをいれる。
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これからの私の楽しみ。グルグル手挽きしてみたくなったの。
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手挽きコーヒーミルで、のんびり香りを楽しみながら挽いてみた。
カリタ 手挽きコーヒーミル MMKH-3Nの購入を考えている人へアドバイス
コーヒーを飲む、ということ自体、私にとっては、リラックスしたいとき、ちょっと疲れたからひと休みしたいとき、美味しいお菓子があるからコーヒータイムにしたいとき、が多いです。そんなふとした時間が、より贅沢な時間に変わりました。
コーヒーが好きな方で、まだ自分で挽いたことのない人には、一度試してみてほしいです。ワンランク上のコーヒータイムになります!
けれど、コーヒーを飲む時間帯によっては、手挽きミルよりも電動ミルの方が便利だとも思います。例えば、毎朝挽きたてのコーヒーを飲みたい、という人で、忙しい時間帯にゆっくり豆を挽いている余裕がない場合には、短時間で早く自動的に挽くことのできる電動ミルがお勧めです。私のように、平日の昼間に、また週末にのんびり挽きたてコーヒーを楽しみたい、という人には、手挽きミルでひとつひとつの過程を楽しめて良いと思います。
コーヒーを飲む頻度、ミルを使う時間帯は、大事なポイントになると思います。
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