トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80G を1年ほど使ってみた『まつもとさん』(27歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。
トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80G
実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- TOYOTOMI(トヨトミ) 【衣類乾燥&室内除湿】 デシカント式除湿機 TD-Z80Gを購入しようと思ったきっかけは?
- トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gをどのようにして知りましたか?
- 除湿機を買う際に重要視したポイントとは?
- 購入に迷った除湿機は?
- トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gの特徴、性能
- トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gのメリット
- トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gのデメリット
- トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gの総合評価
- トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gの口コミ・評判は?
- トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gの購入を考えている人へアドバイス
TOYOTOMI(トヨトミ) 【衣類乾燥&室内除湿】 デシカント式除湿機 TD-Z80Gを購入しようと思ったきっかけは?
子どもが生まれて初めての梅雨、予想以上に増えた洗濯物が乾かないことがストレスでした。それまでは夫婦2人だったので雨が降ったら洗濯物はお休みして晴れた日に干せばいいくらいの感覚だったのですが、子どもが生まれると1日洗濯物を休むとすごい量に!
生乾きによって繁殖する菌もいるらしく衛生面も心配でした。価格がそれなりにするので最初は購入を迷いましたが、子どもが大きくなるにつれてもっと洗濯物も増えるだろうし、雨の日や冬場に洗濯物乾くだろうか・・という心配から解放されるのなら今のタイミングで購入しておくべきだと考え購入を決めました。
トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gをどのようにして知りましたか?
まずは除湿機について勉強しました!
除湿機には「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリット式」の3種類があります。ざっくりまとめると、
コンプレッサー式 | 除湿能力は夏に強く、冬に弱い。 動作音がやや大きい。重たい。 |
---|---|
デシカント式 | 除湿能力は冬でも落ちない。 室温が3~8度程度上がる。 電気代がコンプレッサー式より高い。 比較的静かで軽い。 |
ハイブリット式 | コンプレッサー式とデシカント式を合わせたもの。 通年快適に使える。大きく重たい。 価格が高い。 |
という特徴があります。
我が家の場合、毎日室内干しをする目的ではなく、天気が悪い日と洗濯物が乾きづらい冬場に除湿機を使用したかったのでデシカント式を購入することにしました。
購入する種類が決まったので楽天市場で「デシカント式除湿機」と検索してみたところ、トヨトミの除湿機が目に留まりました。
価格が安い割に衣類乾燥モードと室内除湿モードが選べたり、タイマー機能や風向き設定が出来るなど機能が充実していたところが気に入りました。またトヨトミといえばストーブの有名メーカー。
口コミでも故障が少なく長年愛用している方がとても多かったので信頼性の面でグッと評価が上がり有力候補になりました。
除湿機を買う際に重要視したポイントとは?
私が除湿機を購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。
1.除湿機能がしっかりしていること
鉄筋アパート10畳ほどの部屋で、日中にしっかりと衣類乾燥をしてくれる除湿機であることが第一条件でした。
2.価格が安いこと
年中使うわけではないのでできるだけ価格を抑えたかったです。
3.持ち運びできること
普段はクローゼットにしまっておいて必要な時に持ち出して使うことができるようにコンパクトで軽い除湿機が欲しかったです。
購入に迷った除湿機は?
購入に迷った除湿機は以下の商品です。
アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJD-I50
日立 衣類乾燥除湿機 HJS-D562
アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJD-I50
当初はアイリスオーヤマの衣類乾燥除湿機が有力候補でした。タンクの容量がトヨトミより大きかったですし(アイリスオーヤマ2.5L、トヨトミ2.2L)サーキュレーター機能がついているため衣類乾燥にかかる時間が短かったのでコスパがいいなという印象でした。
しかしサーキュレーターがついている分、除湿機そのものが大きいことが気になりました。クローゼットにしまっておくには場所を取りすぎるし、約8㎏と重たく持ち運びが大変そうでしたので購入には至りませんでした。
日立 衣類乾燥除湿機 HJS-D562
トヨトミの除湿機と価格、機能、大きさがほぼ同じだったので迷いました。価格が安い方にしようかなと思ったのですが、タンクの容量が1.8Lと少なめだったこと気になりました。
またトヨトミの方がネットでの口コミが圧倒的に多かったことが決め手になり最終的にトヨトミに軍配があがりました。
トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gの特徴、性能
【仕様】
●電源(V):100
●除湿能力(L/日)(50/60Hz):8
●消費電力(W)(50/60Hz):660/660
●タンク容量(L):約2.2
●幅(mm):212
●奥行(mm):320
●高さ(mm):476
●電源コード長さ(m):2
●標準消費電力料金:17.8円/h
●質量:6.1kg
衣類多めと少なめの2種類のモードが選べる
我が家の場合電気代を抑えるために、雨の日は衣類多めモードを選び、冬場はバスタオルやジーパンなど乾きにくいものだけ室内で干して衣類少なめモードを選び、風が直接当たるようにしています。少ない洗濯物で風を直接当てると3時間ほどでしっかりと乾きます。
風向と送風範囲を選べる
上方向・前方向・ワイドの3種類の風向きが選べます。
また吹出口についているルーバーを調節することでワイド風とスポット風の2種類を選ぶことができます。
我が家では洗濯物が少ない時は上方向か前方向で風向きを固定しています。逆に洗濯物が多い時は風向きも送風範囲もワイドにして効率よく衣類乾燥ができるようにしています。
室内除湿機能がついている
購入時には目的にしていませんでしたが、この機能がついていて良かった!と思っています。というのも、我が家は北側の部屋が太陽が当たらないので湿気がたまりやすいのです。特に梅雨時期はジメジメするのでカビ予防に週1程度室内除湿をします。たっぷり2Lタンクに溜まったのを見るとスッキリした気分になります。部屋もカラッとしてとても気持ちがいいです!
持ち運びが楽
本体の重さは約6㎏と軽く、ハンドルがついているので持ち運びがとても楽です。
クローゼットに収納しても場所をとりませんし、除湿機にしては小さめなので部屋の隅に置きっぱなしにしていても存在感があまりなくて良いです。
お手入れが楽
購入して9か月程経ちますが、実はまだ2回しかお手入れをしていません。そのくらい汚れないです。お手入れもフィルターと吸込口のほこりを掃除機で吸い取るだけなのですぐ終わります。
トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gのメリット
「洗濯物乾かなかったらどうしよう・・・」から解放された!
雨の日に洗濯物が乾かない悩みはもちろん、曇りの日や午後から微妙な雨予報の日、外出して帰りが遅くなるかも知れない日などに「外に干すか室内に干すか迷う・・・」という悩みから解放されました。洗濯物が乾かなさそうな時はとりあえず室内で除湿機を使う!と決めてしまえばもう悩むこともありません。除湿機1つでこんなに楽になるんだと感動しました!
生乾き臭にさようなら
除湿機を購入する前はタオルで顔を拭いた時に生乾き臭がすると嫌な気持ちになることもありましたが、除湿機を使って衣類乾燥をするようになってからは生乾きの匂いでいやな思いをすることがなくなりました。これに関しては子どもにとっても衛生面で安心ですし、旦那も嬉しそうなので購入して良かったなと思いました。
部屋のジメジメにも効果抜群
衣類乾燥だけでなく、ジメジメした部屋の除湿にも使用できるので梅雨時期には重宝しています。我が家は転勤族なのでこの先引っ越しで湿気が多い土地や住居に住まうことになっても除湿機があるので安心です。
トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gのデメリット
デシカント式除湿機を購入する時点で分かっていたことですが、やはり室温は上がります。
夏場と冬場で多少差がありますが我が家の場合鉄筋アパート10畳ほどの部屋で3度ほど室温が上がります。冬場はむしろ部屋が暖まってちょうど良いですが、夏場は湿度が高い上に室温が上がるのでかなりムワッとします。基本的に洗濯物を干している部屋以外で過ごさなけれなならないです。
もう1点は実際に使用して感じたことですが、排水時にタンクの蓋を外さないといけないところが少し面倒です。タンクにはハンドルと蓋がついているので持ち運びはとても楽ですし、水がこぼれる心配もありません。
その点は良いのですが、排水口が無いので毎回蓋を外して排水しなければならないのです。外した蓋をはめ込む作業も面倒です。説明書には排水時に蓋を全部取るように記載してありますが、私は面倒くさがり屋なので蓋の端だけ少し開けて排水しています。
蓋を取って排水するのではなく、別に排水口があればもっと使いやすいと思います。まだまだ今の除湿機にお世話になる予定ですが、今後の改良に期待したいです。
トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gの総合評価
除湿機能、デザインともに十分満足のいく商品です。除湿機は高いものは8万以上しますが、我が家は2万以内と比較的安価なものを購入しました。
室温が上がることや消費電力が大きいなどのデメリットもありますがそれらを理解した上で我が家の生活リズムに合う商品を購入できたと満足しています。
乾かなかった洗濯物を外から室内に移動する手間がなくなったので結果的に時間の節約にも繋がりました。一度使ってしまったらもう除湿機のない生活には戻れないです。
我が家の場合、年中使用するわけではないのでランニングコストはそんなにかかりませんが、それでもデシカント式除湿機は消費電力がコンプレッサー式やハイブリット式より大きいので干し方を工夫して節電にも努めながら長く使っていきたいと思っています。
特にトラブルもなく長く使えると思います。
トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80G
トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gの口コミ・評判は?
トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80G のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- スペック通りの働きがあります。4時間で1.4Lほどの水が溜まり、衣類はカラっと仕上がります。
- 沢山の洗濯物も朝干して、夕方には乾く。
- 結露防止に購入。まったく結露しなくなった。
悪い感想や要望などの口コミ
- 部屋が暖かくなるので、夏場は厳しい。
- タンクがもう少し大きめが良かった。
- タンクの引き出しに両手を使わないといけない。
SNSの反響は?
Twitterでもトヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gは話題になっているようです。
連日の雨に(主に女房が)耐え兼ね、低温時でも使える除湿器を導入。トヨトミのTD-Z80G。型番の響きが実によろしい(笑
対応面積の割に安価なことで選んだが、いや面白いほど水気取ってくれる。洗濯物の部屋干しもこれで解決だわ。 pic.twitter.com/QBEOboYMPY— ハチマル (@nana_hachimaru) October 21, 2017
トヨトミの除湿機在庫あったからポチッた!
まだあるよ!— ディーンアリカワ@アフィとFlutterの豚野郎?? (@arikawa0712) April 10, 2015
トヨトミ デシカント式除湿機 TD-Z80Gの購入を考えている人へアドバイス
我が家のように主に天気の悪い日や冬場に使用したい方にお勧めです。室温が上がる点、消費電力が大きい点から通年室内で洗濯物を干す方には向いていないように思います。
トヨトミ除湿機の説明書にはお風呂場、ランドリールームなどに洗濯物を干すと除湿効率が高まるとの記載がありました。通年利用でデシカント式を検討されるのであれば、そのような場所で干せる方は室温上昇や消費電力面のデメリットをカバーできるかもしれません。我が家もお風呂場がもう少し広ければお風呂場で干したい・・。
最後に、除湿機には3種類ありそのどれもにメリット・デメリットがはっきりあります!使用する方の住んでいる地域や住まい、家族構成などを考慮した上で購入することをお勧めします(^▽^)
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