TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3を1年ほど使ってみた『りんさん』(48歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3
この記事は以下のような内容を知ることができます。
- コスパの良い衣類スチーマーを知りたい
- コードレスタイプとの比較
- 立ち上がりが早い衣類スチーマー
- 実際にシャツのシワがどれぐらいの効果があるのか?
- 気になる濃いシワへの使い方
- 3つのデメリットとは?
実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3を購入しようと思ったきっかけは?
今までは普通のアイロンで普通に低いアイロン台で普通に正座してかけていたのですが、なんと家族が水虫になってしまいました!さあ大変!
その日から我が家では床に座ることはもちろん、一切の床生活をやめました。
綺麗に洗った洗濯物を畳の上で畳むということや、綺麗な衣類が床についた状態でアイロンをかけるのはもってのほかです。
さて、じゃあどうしようと考えた時にまず思いついたのが、背の高いアイロン台を購入して衣類が床につかないようにアイロンをかける方法。
ところがこちらはなかなかのお値段がする上、折りたためるものもあるとはいえ、大きくなるほど収納場所にも困ります。
次にテレビを見ていて知ったのが、100均で売っているミトンタイプのアイロンマット。ミトンを片手にはめ、もう片手でアイロンをかけるのですが、これがまあなかなかの重労働でした。
そりゃあ今まで使っていたのはハンディとして使うことを想定されているものではない鉄の塊なので当たり前ですね。これも却下。
そんな時テレビの通販番組を見ていてこれだ!と思ったのがハンディスチームアイロン。
衣類をハンガーにかけたまま、スチームの力ですいすいすい~とシワがのびていくじゃありませんか。
もうこれしかない!と勢い込んでリサーチを開始したのでした。
衣類スチーマーをどのようにして知りましたか?
テレビ通販で見たスチームアイロンはなかなかのお値段でした。
なので通販ではヒントだけいただいて、ネットでリサーチ。
スチームアイロン、ハンディアイロンといった検索ワードで楽天、Amazon、その他公式サイトなども調べ、ある程度絞り込んでからは実店舗にも現物を見に行きました。
衣類スチーマーを買う際に重要視したポイントとは?
私が衣類スチーマーを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。
1.使いやすさ
最も重要視したのは使いやすさ。ハンディスチームアイロンというものを使ったことがなかったので、使いやすいハンディスチームアイロンとはなんぞや?というところからのスタートです。
2.重さ
まずは重量。
これはもう軽いにこしたことはありません。我が家の旧アイロンでこれは身に染みて知っています。
ずっと鉄の塊を持ち上げたまま動き続けるというのは、地味に乳酸が溜まります(筋トレも兼ねる方はどんどん重いのでいっちゃってください)。
3.コスパ(コード有無)
そしてコードが付いているか否か。
これももちろん付いていない方が使い勝手がいいに決まっています。
最初はコードレスに照準をしぼってリサーチしていたのですが…。調べるうちにわかってきたのが、コードレスは持続時間が極端に短い!!ということ。
高温で、しかもスチームまで出すとなるとやっぱり消費電力がかさむのですね…。
ほとんどが数十秒~長くても2分程度のものなので、これでは1枚かけられるかどうか。その都度充電をしているのでは仕事が進みません。泣く泣くコード有りに絞りました。
4.形状
次に、使いやすい形状はどの形なのか。
取っ手の長いタイプのものもありますが、重量のある部分が先の方についていると安定しないのではないかなと考え、オープンハンドルのものに絞りました。
5.2way
そしてどれだけスチームだけでシワが取れるのかわからなかったので、どうしてもシワがとれない時、プレスでも使える形にしておく方が無難かと思い、プレスでもスチーマーでも使える2wayタイプに。
そんな訳で最終的に重量約690gと候補の中では1番軽く、スチームの持続時間も約5分あり、お値段も手頃でデザインもかわいい東芝のTAS-X3に決まりました。
購入に迷った衣類スチーマーは?
購入に迷った衣類スチーマーは以下の商品です。
T-fal 2in1 スチームアンドプレス 8630 DV8630J1
日立 衣類スチーマー CSI-RX1A
日立 衣類スチーマー 温度調整機能・ブラシ付き CSI-RX1 A
Panasonic NI-CL309-A
本当に最後まで悩んだのがコードレスにするか否か。
コードレス家電(掃除機、Wi-Fiなど)で夢のようにストレスフリーになれることを知ってしまっていた私は、本当にコードレスのものが好きです。
持続時間が短くてもコードレスを選ぶべきか…。
でも同時にせっかちでもある私は、きっと作業の途中で充電が切れ、それを充電する時間が待てないことでしょう。
コードにつながっているストレスと充電する時間を待つストレス、どっちの方が耐えられるか…。
最終的にはコードにつながっているストレスの方が耐えられるという判断をしました。
ここでコードレスのPanasonic NI-CL309-Aが消えました。
そしてコード付きに絞ってからは、T-fal 2 in 1 スチームアイロン、日立 衣類スチーマー CSI-RX1 A、当該機の3台で迷いました。
使い勝手を検討するに当たって、大きく違うのは形でした。
取っ手が長いものかオープンハンドルのものか。アイロンの部分も形が様々です。
ティファールのメーカー力(なんとなくスチームに強そう)にも惹かれたのですが、取っ手の長いものは重量のある部分が遠い分、扱いづらいし小廻りが効かないと判断。
そしてオープンハンドルのものでは、スチームの持続時間が6分の日立の CSI-RX1Aと最後まで悩んだのですが、より軽く、従来からのアイロンの形に近く直感的に使いやすいと思った東芝に決めました。
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3の特徴、性能
タイプ 衣類スチーマー
水タンク容量 55 ml
かけ面素材 セラミック系
重量 0.69 kg
消費電力 950W
スチーム量 最大約11ml/分(スチーム)/最大約15ml/分(シャワー)
スチーム持続時間 スチーム設定:最長約5分/シャワー設定:約3分30秒
立ち上がり時間約30秒、持続時間5分、質量約690g。
この部分はかなり有能で使い勝手がいいと思います。
そしてスチームのモードには、最大11ml/分の「スチーム」と約15ml/分の「シャワー」があり、シワの深さによって切り替えが可能です。シャワーは目に見えて蒸気がより強く噴き出してくるのがわかります。
↑スチーム
↑シャワー
それでもシワが気になる時は「ドライ」モードもありプレスで使うことも可能なので、頑固なシワにも対応出来ます。
スチームによって脱臭、花粉対策、除菌も可です。
東芝のこだわりポイントである先の形、楽がけラインで細かい所もかけやすいです。
コードの長さは約2mで、コードリールはついていません。
電源を切り忘れても、自動でオフなので安心です。
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3の動画レビュー
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3のメリット
1年弱前に購入し、月1~2回のペースでまとめてかけています。
まとめてかけても手が疲れず長時間かけ続けることが可能なので、やはり軽さを重視したのは正解だったなあと思っています。
持続時間も5分は少し短いかと思いましたが、立ち上がりの時間が30秒と早いので、5分で終わらず途中で水を継ぎ足す場合もすぐにスチームが出てくれます(5~6枚かけると途中で1度水を足す感じです)。
水を入れる口の蓋もゴムがついて本体にくっついているので、蓋だけなくすこともありません。
また、東芝がこだわったという、先端がとがった形の「楽がけライン」。これが予想通り重宝します。シャツのボタン周り、特に首周りのボタンの間隔が狭い部分に力を発揮します。
ハンディスチーマーは色んな形が出回っていて、案外この形がなかったのですが、私はこの形が合っていました。
実際スチームだけでほんとにシワがとれるの~?とハンディスチームアイロン初心者の私は懐疑的でもあったのですが、スチーム(11ml/分)でもそこそこ取れますし、シャワー(15ml/分)だともっと取れます。くっきりとついたシワはそれでも取れないこともありますが、私はその段階でよしと思えるので着ちゃっています(笑)。
どうしても気になればはプレスも出来るので、ちょっと布地をピンと伸ばして軽くプレスするだけでも違いますし、ミトン型のアイロンマットがあれば、アイロン台を出さずにささっとやっつけることが出来ちゃいます。
オープンハンドルというのも、ぱっと持ちやすいので作業効率がいいです。
脱臭、花粉対策、除菌可、自動電源オフと小さなボディに機能も詰まっていて、よくぞこれを690gで作ってくれたものだと感心しています。
これだけの機能がついて比較的安い価格帯だったので、コストパフォーマンスにも本当に優れていると感じました。。
総じて、アイロンがけが苦痛じゃなくなったので、本当に買いだったなあと悦に入ってます(笑)。
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3のデメリット
やはり1番大きなデメリットは最後まで悩んだ、コードが付いているということ。
そしてコードの長さも約2mとそこまで長くないので、コンセント付近でないと使えません。長すぎると扱いにくいですが、もう少しだけ長くても良かったのかなと思います。
ボディは小廻りが効くので、これでコードがなければどんなにストレスフリーだろうと思うとやっぱりコードレスも捨てがたかったなあと頭をかすめるのでした。
細かいところでいうと、スイッチを押していないとスチームが出ないので、ずっと押し続けなければならず、そこそこの労力を要します。
あと、当然ですがシャワーにするとスチーム持続時間が短く、結構あっという間に水がなくなります。
また、本体を置く台がついているのですが(ちなみにちゃんと説明書を読まず使っていたら、しばらく裏表逆でした)、自立してくれるとどこにでも置けるのでもっと手早く作業できるかなと思いました。
欲を言えばコードリールがついていて、コードがしまえるならもっと良かったのですが、コードをしまうと本体が大きくなってしまうので、これは仕方ないかなと思っています。
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3の総合評価
トータルとしてはかなり満足してます。
軽さと形の使い勝手のよさはやはり大きなポイントでした。
スチームによって脱臭、花粉対策、除菌可とのことなので、小さなボディなのに機能がつまっているところもgood。
どれだけハンディスチームでシワがとれるか当初わからず、お試しのような意味合いも含め、お値段も安めの価格帯にしたのですが、使いやすさと機能を考えると本当にコストパフォーマンスに優れていると思います。
電源を切り忘れても、自動でオフ。まだお世話になったことのない機能ですが、これがあると出先で気になって引き返して来るということから解放されるでしょう(笑)
デザイン的にもあまり見ない黒とピンクの配色がかわいいので、アイロンの顔を見るのが苦じゃありません(笑)
1点だけ惜しむらくはコードがついているという点。最後まで悩んで、使い始めてからもコードレスに思いを馳せていますが、やはりコードレスはお出かけ前にささっと使うタイプの控え選手としてその力を発揮するようなので、スタメンにはコードありの安定した電力供給があるタイプがいいのかもしれません。
コードがついているといことをを差し引いても満足のいく買い物でした。
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3の口コミ・評判は?
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- ブラウスやカットソーもきれいにシワが取れる。取りにくいところも裾をひっぱってかければ問題ないです。
- コンパクトで場所要らず。
- アイロンはメンドクサイけど、これは便利。
悪い感想や要望などの口コミ
- シワがひどいと難しい。
- 使い方にコツがいる。思った以上にシワはとれない。
- 長くかけるとじわじわ腕が疲れる。
Twitterの評判
スチームアイロン導入しました??
デザインが好みだった、TOSHIBAのTAS-X3。
パワー弱めだけど、素材によっては使えそ!
— HAPPY@古着転売 (@HAPPY46875777) April 28, 2020
なんとなく買ったTAS-X3というスチーマーがやたらと良かったので、こちらのスチーマーと比較レビューしてほしいです(∩?ω? ∩)
— イカッピー (@akimonte_sun) May 15, 2018
TOSHIBA 衣類スチーマー TAS-X3の購入を考えている人へアドバイス
私としてはとても満足しているので、お薦め出来る商品です。
ハンディスチームアイロンは色んな形があるので、ご自身が持ちやすいと思うタイプのものを選ぶのが1番かと思いますが、私は従来のアイロン型でオープンハンドルのこの形がとても気に入っています。
機能も十分でコストパフォーマンスもかなりいいと思います。
アイロンがけは嫌いな家事のひとつで、いかにアイロンをかけずに着られるようにするか、ということで洗濯の際にシワをのばすことに命をかけていたのですが、今はアイロンがけのストレスが少ないので、多少シワになってもアイロンかけるからいいや~と思えて、洗濯のストレスが減っています。
アイロンをかける頻度はあがりましたが、シワのない綺麗な服を着られて(以前は多少シワでも着ていた)、差し引きで考えると全体的な家事のストレスが減ったので買って正解だったと思っています。
もう以前の重いアイロンは使えません。
家事を少しでも楽にしたい方には是非お薦めいたします。