【レビュー】壁付け照明 Vitra ポテンス リプロダクト品|デザイナーズ照明

照明

どうも。当サイト(libloom)スタッフの『ヒデ』です。

今回は我が家のリビングに設置したデザイナーズ照明についてレビューしていきます。

設計士さんのススメで、ポテンスを3台取り付けることになりました。

Vitra ポテンス

Vitra(ヴィトラ)のPotence(ポテンス)といえば、1940年代後半、デザイナーであるJean Prouve(ジャン・プルーヴェ)による傑作のひとつと言われていて、スチールにソリッドブラックの塗装しただけの非常にシンプルなデザインですが、スイングさせることで光源を可変させるという機能も持っています。

ですが、僕が購入したのはVitra社製のではななく、リプロダクト品になります。

リプロダクト品とは、意匠権の期限が切れた製品を、オリジナルデザインを元に出来るだけ忠実に復刻生産した製品です。

最初、提案されたときにあまりに奇抜なおしゃれ感に、

  • 邪魔になるのでは?
  • 掃除がしにくいのでは?
  • 子どもが遊んで電球が割れるのでは?

などとネガティブなイメージがあり、かなり悩みましたが、やはり設計士のコンセプトを信用しようと、採用しました。

この記事は以下のような内容を知ることができます。

  • とにかくオシャレ!ワンポイントで絞まる!
  • 電球を変えることによって雰囲気ががらりと変わる!
  • 雰囲気のある食事を楽しめる!
  • 取り付けに準備が必要!
  • ハンドル部分が干渉する!

実際に取り付けて、1年半ほど経過しましたので、メリットもデメリットも存分に語れます。もし、ポテンスに興味を持っている方は参考にしてください。

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ポテンスの特徴、性能

ポテンスの正規品といえば、Vitra(ヴィトラ)社が扱っているものが復刻版の製造となっていて間違いのないものになっています。

■サイズ
W2030×D50×H755mm
■重量
約11kg
■カラー
ブラック
■材質
スチール(パウダーコート)、ビーチ材
■ランプ
E26 ボールクリア電球(60W)*電球型蛍光ランプ・LED電球使用可能
■仕様
中間スイッチ付きコンセントプラグ、壁面取り付け
■備考
組み立て品 *壁面取り付け用のネジは別売
■原産国
EU
■デザイナー
Jean Prouve(ジャン・プルーヴェ)
■ブランド
Vitra(ヴィトラ)

しかし、かなり高額です。普通に20万以上しますので、こだわりがそこまでなければ、リプロダクト品を狙うと良いと思います。

ただ、1万前後ぐらいの安いリプロダクト品はVitra社製と比べ、かなり品質が落ちますので、ある程度の価格帯3~6万円程度の再現性に拘ったリプロダクト品でないと偽物感が出ます。

ポテンス リプロダクト品

我が家のリビングに設置したものは、上記のような模倣レベルが高いリプロダクト品を購入しています。

実際に取り付けてみた

ポテンスを注文すると、とりあえずでかい箱で届きます。開封するとシンプルではありますが、まずまずの重量感。

リプロダクト品と言えども、粉体塗装なので塗装が粗悪とか、作りが悪いということもなく、ほぼVitra社製のポテンスの完全再現になっていると思います。

さて、このポテンスを実際に取り付けるとなると、それなりに工事が必要になります。

新築、または改築のタイミングで、取り付け位置に下地がないと難しいかなと思いますね。

重量が4.5kgあり、しかも、釣り竿状に2mほどはり出している形です。さらに、ハンドルを操作することによって、左右にスイングできますから、さらに取り付けする壁の強度は重要になるはずです。

我が家の場合は、すでにポテンスを取り付けする前提で壁に下地を作っていたので、難なく取り付けはできました。

まず、前段階として、位置を決めるために高さのイメージを確認する必要があります。

うちの場合だとまず職人さんにポテンス持ってもらいながら、3つあるポテンスの高さのバランスをすべて確認をして、取り付けする台座の位置をマスキングテープで印をつけました。

その後、壁面にボルトで固定。

あとは、この台座に設置していくだけです。

長さがあるので、2人ぐらいで取り付けする方がスムーズですね。

台座と、竿部分を取り付けたら、あとは電球を取り付けます。

ポテンスのコードはデフォルトだと2.3mもあって、かなり長いです。

コード内にスイッチもあるんですが、我が家では、デフォルトのスイッチではON、OFFしないので、これをカットしました。そして、すぐ近くにコンセントを配置して、長いコードも短めにして、直接室内の埋め込みスイッチでON、OFFするようにしました。

取り付ける下地さえしっかり施工してあれば、特に難しいことはないです。

ポテンスのメリット

ポテンスを付けることの意味はもはやオシャレであるというだけです。

我が家の場合、ポテンスを付ける前提で、シーリングファンや、テレビ周り、家具なども選んでいったといっても過言ではないですね。完成したリビングの雰囲気は、やはりポテンスが雰囲気の中心にあって、存在感があります。

自宅に友達を招くと、大概驚かれますので、ポテンスを取り付けて良かったと思うところですね。

また、ポテンスはハンドルによって左右に大きく振れるんですが、1年半ほど使ってはいるものの、このハンドルを動かしたことはないです。

設計段階ですでに位置決めしているので、動かせれるけど、常時この位置のままですね。

また、デフォルトで付いている電球は、暗めなので、雰囲気のある食事など楽しみたいときなどは、ポテンスだけ点灯させておいて、オシャレな雰囲気を楽しむことができるのも良いと思います。

ポテンスのデメリット

正直、当初思っていたよりデメリットはありません。オシャレ感の方が強いので、しっかり設計して取り入れた場合には、そこまで後悔することもないかなと思います。

ですが、敢えていくつか挙げてみます。

ハンドル部分があたる

ハンドルで竿部分を左右にスイングできるので、止めておく位置的に少し邪魔になったりします。

今まで、掃除や急いでるときなど、腕や肩が当たったこともあるので、そこは気を付けないといけないところです。

掃除がしにくい

竿状に張り出しているので、放置しておくと、ホコリが溜まります。特に黒なので、目立ちますね。

我が家の場合は、はたきで1週間に1回ぐらいぱぱっとやっているので、溜まるところまで至ってませんが、マメに掃除しなくない人は面倒かもしれません。

とはいえ、吊り下がり系の照明であれば、どんなものでもホコリは溜まるので、特にポテンスだけのデメリットではないかもしれませんが。

子どもが遊ぶ

うちの子はすでに見慣れているので、ポテンスで遊ぶことはないですが、よその子が来たときは、珍しがって、ハンドルをいじったりしがちです。

電球部分がむき出しなので、操作を誤ると簡単に壁に激突させて割れてしまうので、気を付けないといけないです。

ここが、ポテンスを採用する際に、一番懸念していたところですね。ですが、今のところそういったトラブルもないので、大丈夫そうです。

ポテンスの総合評価

ポテンスを設置してみて1年半ぐらい過ぎますが、今でも取り付けして後悔はないです。

家にはじめて来る人は、ポテンスがある雰囲気に驚いていますし、オシャレな照明として活用していますね。

ただ、ポテンスは存在感がかなりあるので、ポテンスありきの部屋として全体を調和させないといけないかなと思うので、逆にダサくなったりもするかもしれませんね。

ポテンス リプロダクト品

ポテンスの口コミ・評判は?

ネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • とにかくオシャレ。
  • 雰囲気があって良い。
  • むき出しの電球が味わい深い。

悪い感想や要望などの口コミ

  • コードが長い。
  • リプロダクト品の粗悪品が多い。

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ポテンスの購入を考えている人へアドバイス

人と違うオシャレな照明を探している人はオススメです。

部屋全体の雰囲気があるのとないのとでは全然違います。

また、ポテンスは電球を取り替えることによって、ガラリと雰囲気が変わるので、要所要所で電球を取り替えるという楽しみもあります。(我が家のポテンスは現在エジソン電球に変更済み)

気軽に取り付けできるようなものではないですが、新築や改修のタイミングで考えてみるのもいいと思います。

参考になれば幸いです。

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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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