電子ピアノ コルグ LP380を半年ほど使ってみた『まんぼうさん』(58歳/男性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。
電子ピアノ KORG LP380
この記事は以下のような内容を知ることができます。
- 鍵盤はグラつきもなく真っすぐ降りる!音もOK!
- タッチの強弱を3段階調節が出来る事が良い!
- 蓋をしめるとフラットになって、譜面を書く時にも便利!
- PCで連動させてますが入力時にタイムラグが生じる。
- タッチ強弱やHz調整をして弾くのですが、その調整が一度電源を押すと消える!
実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
電子ピアノ コルグ(KORG) LP380を購入しようと思ったきっかけは?
以前ピアノでの仕事をしていたのですが、暫く海外での仕事のためにピアノを離れており帰国した際に再度、ピアノを購入して練習してみるかと思い立ったのが一番の購入の動機ですね。
先ず通常のピアノかグランドかアップライトか、電子ピアノピアノか、その場合どこのメーカーで、どの型番かから始めました。
今の住居は少し周りの環境が密接気味なのと、スペースの関係で本来のピアノを諦めて、電子ピアノにする事に決め、コスト含め機能を考えこの製品となりました。
電子ピアノを買う際に重要視したポイントとは?
私が電子ピアノを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の7つです。
- メーカー:日本製で有る事
- 機能:タッチ、風量、ワット数
- デザイン:色以外は特別なこだわりなし
- サイズ:設置スペース内のサイズで有る事
- 使いやすさ:音量や鍵盤と本体との間のコツコツ音が小さい事
- 持ち運びしやすさ:設置タイプで組み立てが一人でも出来る事
- コスパの良さ:椅子やヘッドホン付きである程度安価な事
購入に迷った電子ピアノは?
購入に迷った電子ピアノは以下の商品です。
YAMAHA 電子ピアノ
ROLAND 電子ピアノ
KAWAII 電子ピアノ
ネット検索にてヤマハ、ローランドと進めて行くうちに他にも色んなメーカーがあり、これらも要件等として探してましてシンプルでタッチが極力生ぴに近いものだっただけに口コミサイトも覗いて見ました。
今の電子ピアノの設置タイプは全メーカーとも本来のピアノののタッチと、あまり変わらないよの記事が数多く見られました。
コメントしてる人の経歴を見たり、内容から幼少期からのピアノ経験者のコメントでもあり、それなら、あとは価格の問題だなと思い再び検索して、一番シンプルでコンパクト、PC接続化のコルグのLP-380に決めました。
コルグ LP380の特徴、性能
鍵盤:88鍵(A0〜C8)RH3(リアル・ウェイテッド・ ハンマー・アクション3)鍵盤
音源:ステレオPCM音源
最大同時発音数:120
音色:30(10×3バンク)
エフェクト:ブリリアンス、リバーブ、コーラス(各3段階)
接続端子:LINE OUT、MIDI(IN、OUT)、ヘッドホン×2、ペダル、スピーカー、DC19V
アンプ出力:22W×2
スピーカー:10cm×2
電源:DC 19V、ACアダプター(付属)
消費電力:15W
外形寸法:(幅)1355×(奥行き)351×(高さ)936mm(キーカバーを開けた状態)
※奥行きは転倒防止金具含む。
質量:37kg(専用スタンド込み)
付属品:ACアダプター、ヘッドホン(KH-60M)、専用スタンド
外見的なとこから始めると非常にコンパクトで蓋も付いていて掃除も楽。
一番大事な鍵盤のタッチの感触も10点満点8点、音色と出力も及第点。
コルグ LP380のメリット
購入して半年が経ちますが届いてからの事から始めると、先ずは組み立てですが、女性一人では組み立てはチョット厳しいかもねと言うくらいで、自分にとっては組み立ては楽でしたね。
色が黒で形も余計な装飾が無くてぱっと見細長テーブルに見えなくもなく好きですね。
蓋を閉めるとフラットになるので譜面を書く時も重宝してます。
次に鍵盤のタッチですが、ぐらつきも無く真っすぐ直下に降りる印象ですが、少し強く押すと下の支えに当たって軽い音がしますが、これは許容範囲で戻る時の音もOKです。
MIDI常時繋いで横のPCで連動させてますが入力時にタイムラグが生じます。
この原因はピアノ側なのかソフト側なのかは現在のところ判明してませんが、それ以外はスムーズで楽曲作成にも役立つてます。
音量的にもMaxで使う事は普段の日常ではまず無いと思える程で十分です。再生Hzも変える事が出来るので355の癒しHzで演奏も出来ます。
後はタッチの強弱を3段階調節が出来る事が良いのかなとも思ってます。
これはスイッチを押すと鍵盤が弱くなったり強くなったりとかではなく強にすると確実に下まで押さないと発音しないと言う意味です。
弱いと早引きしても十分に応えてくれますので、これも気に入っている点です。
後は各音階が選べる事ですね例えばインド音階とか様々な音階セットができて通常音階ドレミファソラシド以外でも演奏が可能なところです。
実際にコルグ LP380で弾いてみました
私自身が、コルグ LP380でピアノ演奏しております。こんな感じなのかという参考にしてください。
コルグ LP380のデメリット
タッチ強弱やHz調整をして弾くのですが、その調整が一度電源を押すと消えてしまうのがざんねんです。
ここ以外、現時点では自分にとってのデメリットは感じてはいないのですが、以前ピアノを教えていた立場からすると、これは他の人にとってはデメリットなのかも知れない内容は事項で説明します。
コルグ LP380の総合評価
基本的にはピアノを良く知ってる人が監修したか制作人が全員そう言った人たちで作られたピアノなのかなと思ってます。
ただ企業商品ですからコストとの絡みでの品質差も出て来るので個体差は型番違いで出て来るのは仕方ないですけどね。
自動演奏装置付きだったり、演奏した曲を録音出来たり、モニター画面つきでインターネット経由で学習が出来たりとかは確実にコストに反映するものですから。
これは購入者の方が決める問題でもありますが基本性能だけは充分でないといけませんが、基本系だけを抑えてると言う事で有れば、このコルグの商品の評価は高いと思います。
最後に自分にとっての一番残念な事は、デモンストレーションに入ってる曲が全てクラシックの曲ばかりなので、ここの部分は残念です。
電子ピアノ KORG LP380
コルグ LP380の口コミ・評判は?
ネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- 子どものレッスン用に購入。他メーカーの高いものと比べてそん色はない。いつまで続くかわからないものなので、最初はこれで十分。
- 鍵盤の重さを調整できるので、便利。
- コンパクトなので一人暮らしでも安心。
悪い感想や要望などの口コミ
- 安いなりの品質。
- 鍵盤が重い。
SNSの声
Twitterの評判
娘がピアノを習い始めたので、色々検討した結果KORGのLP380をポチりました。
— かずみん@二児のパパ (@kazuming89) March 8, 2021
コルグの電子ピアノLP380のペダル端子が特殊で全然替えが見つからないし修理も解体自体が無理そうだしで手詰まり状態や…誰か詳しい人いないかなあ…
— シャルロン(バイク勢) (@zerosikiBOY) December 18, 2019
コルグのLP380が気になる電子ピアノ。Amazonで5万前後。買えないけど。買い替えるならこれかなー。今の電子ピアノは音色ボタンとかおかしくなってるけど、まだピアノの音が出る。まだ使える。
— ウメマル (@umenaru) December 27, 2014
コルグ LP380の購入を考えている人へアドバイス
これを購入対象候補に上げてる方へは、上級レベルでの感触を望まれるのは先ずは不可能な事はお判りだと思います。
ひと昔前に比べたら電子ピアノは格段に進歩はしていますが、電子ピアノはスタンウエイでもベーゼンドルファーに変わるものではない事は良くお分かりだとは思います。
何より電子ピアノは設置に始まり、スペースの問題、コストの問題(生のピアノ価格と比較して。ランニングコストも電気代だけ)と、お手軽さが絶対の売り物だと思ってます。
漠然とピアノを弾きたい、子供に新しく習わせたいと考えられてるかたで、予算が30万以上で、環境的にも問題ない方は、本来のピアノをお勧めします。
ただピアノを何で弾きたいのか、何で子供にピアノを習わせようと思っているのか、当の本人とちゃんとコミニケーションをとった上でのピアノの購入かピアノレッスンなのかを一番最初に考えて欲しいと思います。
ここはとても大事です。
世界的ピアニストを目指したい、その為の幼少期からの英才教育をお考えの方には、この製品を含めすべての電子ピアノは向かないと考えてます。
しかしこれ以外の方であれば、この製品を含め、電子ピアノは充分な選択肢の一つになると思います。