どうも。当サイト(libloom)スタッフの『ヒデ』です。
今回紹介するのは雨どいカバーです。
Amazonでよく見るのが、以下のようなタイプのものですが、一応最安値で購入しました。
Popuppe 雨樋カバー
購入すると、中国から直接送ってきました。注文してから1週間ほどはかかりますね。
ただ、こういった商品を買っても、自分で取り付けるのは、かなり難易度が高いです。屋根の上ですから、はしごが必要になるし、高所の作業になるし。。
かといって、業者へ依頼すると、高いです。
今回は、雨どいカバーを取り付けるまでに至った一連の内容を書いていきます。
この商品のレビューについてのピックアップはこちら
- 雨どいの掃除を業者に頼むと高額!
- 雨どいの掃除を自分でする順序はこうした!
- 掃除だけではなく、カバーをすることで、詰まりを無くす!
- カバーを固定するには結束バンドが楽!
雨どいにカバーををしようと思っている人は参考になります。
購入したPopuppe 雨樋カバーを開封してみた
簡単な梱包で中国から届きました。
袋の中身は、こちら。
6m×15cmのものが2巻き入ってました。
袋から出すと、ゴムで止められています。
真ん中にフックが付いてます。10本ぐらいですかね。
ま、品質的に悪くはなさそうです。ただ、耐久性は疑問ですが。。
ハサミで簡単に切れます。
商品スペック
材質:PPプラスチック
プラスチック製のガター保護ネット、長さ6.1インチ、長さ19.7インチ、20個の固定フック付き。
Popuppe 雨樋カバーを購入しようと思ったきっかけは?
我が家は新築で購入したのですが、わずか半年で雨どいに葉っぱが詰まりました。
理由は、家の真横にある木です。
ちょっとした雑木林になってるんですが、屋根よりも遥かに高い木からの落葉がそのまま屋根に落下してきます。
雨どいに葉っぱが詰まると、雨が降るたびに、雨どいからあふれた水が、滝のように下に落ちる日々が続いてました。
その水は、エコキュートを直撃し、エコキュートの天板がいずれ剥げてきそうだと思い、1年以上放置していたんですが、何とか改善しようと試行錯誤しました。
雨どいの掃除を業者見積とってみた
やはり屋根の作業は危険が伴います。
我が家の屋根は片流れの構造で、一辺だけに雨どいがあり、そこに葉っぱが詰まって、機能しなくなっています。
単純に葉っぱを取ればいいだけですが、それだけだと、毎年詰まるので、カバーを付けてもらう必要もあります。
一応、建ててもらった建築会社さんに見積もりを取って見ると、17万との返事が・・・。
これは無理。そんな予算ないです。
それから、一括見積サイトで見積もりを取りました。
掃除だけではなく、カバーも付けることが必要ということを伝えると、なかなか高額な見積もりが来ました。
2社のうち1社は、雨どい掃除だけで48,000円。
そこから、カバーを付けてほしい依頼をすると、追加で5万円。
合計で98,000円の工事費用です。
もう1社は、作業費自体が67,500円に足場代がかかってきます。
結局は、3社の見積もりの回答は、10万以上という回答になりました。
雨どいの長さこそ10mぐらいしかないですが、結局足場を組み立て、通常作業ではなく高所作業ということで、すべてが高額になるようです。
雨どいの掃除に10万以上はかなり予算オーバーです。かなり悩みました。
自分で雨どい掃除と、カバーを取り付けようと決意
自分でやるなら、まずははしごを購入する必要があると思い込んでいたんですが、ふと、我が家の構造を見たときに、バルコニーから脚立を立て掛けて屋根に上れることに気づきました。
しかも、片流れ屋根で尚且つ角度が緩やかなので、屋根寝そべった状態で、手を伸ばして雨どいの掃除と、カバー取付ができそうということがわかり、これは自分でやろうと思ったわけです。
ただ、屋根の作業となると、やはり安全対策はしなければいけません。
高所作業に必要なモノを買い揃えた
雨どいカバーこそ、1420円で買えたんですが、安全にかかわるアイテムを揃える必要があります。
まず、買ったのが高所用の安全帯。
そして、それに繋ぐためのロープと、屋根にひっかけるためのやつを買いました。
本来高所作業専用の物を買わないといけないんですが、やはり結構お値段が高いです。
↑こういったやつは5万ぐらいするので、何か代用できないかとホームセンターを物色して、それっぽいのを購入しました。
これを、ロープにつけて、簡易的なものを作りました。
安全対策グッズはこれで完璧。
あとは滑らない靴。
そして、雨どい掃除にスコップと、ホース類。
こんな感じで用意して、曇りの日を待ちました。日中の日差しが強い日にやると、ガルバリウムのシルバー色の反射によって、日焼け地獄になるからですね。
↑我が家の家の屋根。照り返しがえぐい。
実際に雨どい掃除・カバー取付の作業してみた
順序は以下の通り。
- 屋根作業での安全確保の準備
- 雨どいの詰まりの原因である葉っぱを取る
- 泥にまみれた雨どいをホースを使って掃除する
- 雨どいカバーを取り付けていく
というような感じです。
では、作業した様子を書いていきます。
安全確保のため命綱準備
安全帯に繋ぐ命綱ともいえる、ロープを固定するために、片流れ屋根の上の方に買ってきたひかけるやつを設置し、そのロープと安全帯を繋ぐ。
ホントに簡易的なので、落ちたときに本当に大丈夫か怪しい。
とはいえ、無いよりましぐらいな感じで準備しました。
しかし、はっきり言って、邪魔。
うちの片流れは正直、勾配が緩いので滅多なことは起きないんですが、ロープを体に付いているせいで、雪止めに何度も引っかかって逆に危ないかもと思うことが結構あった。
とはいえ、何があるかわからないのでやらないわけにはいかない。
雨どいの葉っぱ取り
諸悪の根源の葉っぱを取り除きます。
落ち葉の上に、黄砂的な砂が溜まり、雨どいにへばりついています。
これをスコップで丹念に取り除きました。
流水で雨どいを綺麗に
せっかく屋根まで上ってきたので、雨どいの掃除を。
ただ、水使うと、ガルバリウムの屋根は滑りやすくなるので注意が必要だった。
ブラシを持ってきたけど、それは使わず、ホースの水の勢いだけでちゃちゃと洗って終了。
とにかく高いところは怖い。
雨どいカバーをつける
やっと本題。
我が家の場合は10mぐらいの長さなので、6mの雨どいカバーが二つで足ります。
これを簡易的なプラスチックのフックで付けていくんですが、正直、雨どいの形状で使えない場合があります。
内の場合は取付できるけど、弱い。すぐズレる。心もとない。
ということで早々に却下。
この付属のフックも使ったんですが、基本的には結束バンドで雨どいの金具に取り付けて行きました。
結束バンドの方がしっかり付けられるし、安定感があるので、断然こちらがお勧めです。
劣化するというようなことも考えられましたが、そもそも、網部分がプラスチックなので、そこまでの耐久性はないだろうと思って、割り切って結束バンドにしました。
あとは作業効率的なこともあります。あまり複雑なことはできないので、結束バンドぐらいがちょうど良い作業効率です。
実際の取り付けは、ハサミで簡単にカットできるのはかなり楽です。耐久性を重要視すると逆に取り付けが困難で、ハサミでカットなんてこともできないでしょうから、このあたりはトレードオフなところかと思います。
10mほどの長さの雨どいに1時間半ぐらいかけてカバー取り付けが終わりました。
結束バンドを使ったお陰で、それなりのテンションをかけながらカバーを装着できたので、それなりにキレイに取り付けできました。
これが、付属のフックなら、少しの力で歪み、外れるので、使い物にならないかなと個人的には思います。そもそも雨どいの片方しか固定しないので、不安定です。
結論的には可もなく不可もなくぐらいな商品でした。
Popuppe 雨樋カバー
一連の作業を全部動画で収録したよ
雨どいのカバーの開封動画から、作業に至るまでおおよそ全部を動画にまとめました。
Popuppe 雨樋カバーの総合評価
取付て見て思ったんですが、6mが2巻セットで1420円なので、コスパ的は良いと思っています。
ただ取り付けは各々で工夫する必要がありますね。
我が家の場合は、結束バンドが使えたので作業的にも楽でしたが、おそらく耐久的には10年持つかどうかぐらいな感じだと思います。
そう考えると、もう少し耐久性の高いものでも良かったのかもしれません。
結果的には、これからどれぐらい持つかで評価が変わってきそうです。
Popuppe 雨樋カバーの口コミ・評判は?
ネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- 割とちゃんとした商品です。
- ハサミで簡単にカットできるので取り付けが楽。
悪い感想や要望などの口コミ
- 耐久性が怪しい。
- フックはグラグラして安定しない。
- 網は比較的すぐ破れる。
Popuppe 雨樋カバーの購入を考えている人へアドバイス
これを自分で作業するなら、ちょうど良い商品かなと思います。
作業にしても、特別難しいことはないし、雨どいに合わせてカットもできるので、取り付け安いと思います。(僕は結束バンド使いましたが。)
ただ、業者さんに依頼するなら、わざわざ、耐久性の低いこの商品を選ばなくても、しっかりしたものを取付してもらった方が良いでしょうね。
あくまで、この商品は10年スパンぐらいのもので、後々取り替える必要はありそうです。
安く雨どいカバーを取り付けたいという人にとっては、良い商品だと思いますね。