どうも。当サイト(libloom)スタッフの『ヒデ』です。
今回紹介するのは、ロボット掃除機です。
メーカーはTrifo(トリフォ)です。今、ロボット掃除機の分野では一番勢いがある企業になりますね。
Trifoはシリコンバレーに拠点を置き、2016年設立した新しい会社になりますが、最近では1500万ドル(約16億円)を調達に成功しています。
家庭用ロボット分野で非常に活躍が期待されているTrifoが満を持してリリースしのが、今回紹介するLucyになります。
Trifo ロボット掃除機 Lucy
この商品のレビューについてのピックアップはこちら
- ロボット掃除機というより、監視ロボット!
- 部屋のマップがとても正確!
- 動画も静止画もキレイ!リアルタイムで見れる!
- 高さがあるので、隙間に潜りにくい!
- ダストボックスが捨てにくい!
ペット用カメラや留守番用の監視カメラが欲しいと思っている方は、Trifoのロボット掃除機であれば、1台で済む可能性が高いです。是非、チェックしてくださいね。
Trifo ロボット掃除機 Lucyの位置づけ
ロボット掃除機といっても、いろんなタイプのものがありますが、今回レビューするLucyの掃除ロボットとしての機能は一般のロボット掃除機のハイグレードタイプと同等になります。
しかし、Lucyは、もはや単なるロボット掃除機というカテゴリではなく、移動するセキュリティロボットというような側面もあります。むしろ、セキュリティロボットがついでに掃除もするといった方が良いかもしれません。
約10万円(海外サイトでは5万円ぐらいのところもある)といった価格帯で高額だと思うかもしれませんが、機能的な面を理解すれば、妥当。もしくは人によっては安いと思うかもしれませんよ。
Trifo ロボット掃除機 Lucy Pet Editionの特徴、性能
今回レビューするLucyですが、ライナップでは2種類用意されています。
スタンダードとペットエディションですね。今回紹介するのはペットエディションの方です。
基本的な機能はスタンダードと同じなんですが、自宅でペットを飼ってる人に特化して、吸引力が4,000Paと強くなっているのが特徴です。
パッケージ寸法
15.6 x 18.5 x 6インチ (396 x 468.8 x 154 mm)ロボット本体寸法
直径14.2インチ (360 mm), 高さ3.3インチ (84 mm)充電ベース寸法
6.4 x 5.6 x 3.9インチ (162 x 142 x 100 mm)パッケージ重量
13ポンド (5.9kg)ロボット本体重量
7.5ポンド (3.4kg)アトラクション
4,000Paごみ箱容積
600mlバッテリー容量
5,200mAh充電時間
180分稼働時間
120分音量
70dB以下対応電圧
14.4V箱に入っているもの:ロボット掃除機「Lucy」、充電ベース、電源アダプタ、取扱説明書
* 仕様は現時点のもので変更される可能性もあります。
Trifo ロボット掃除機 Lucyは単なる掃除ロボットの枠を超えた機能も備えてます。以下、Lucyの特徴について記載しますね。
24時間監視用の2台のカメラ内蔵
Lucyには、24時間稼働している2台のカメラが設置されています。昼間使用用の1080P HDRカラーカメラと、モバイル暗視用の2番目のアクティブ深度センサーがそれです。
この組み合わせにより、RGBと深度情報を利用して、高精度の位置追跡、屋内マッピング、および非常に優れた判断を独自に行います。これは他の家庭用ロボットと大きく異なる点ですね。
また、アプリ上ではLucyから送られた昼と夜の監視機能を閲覧することが可能です。
各部屋を自動で認識
Lucyは、エッジAI用のチップ上に高度な6コアARMシステムを搭載しています。
これで各部屋を自動的に認識して、何の部屋なのかを自動で学びます。
たとえば、寝室の場合は、ベットがあるので、Lucyがそれを理解して、寝室と定義付けます。
また、ユーザーはアプリを介して掃除する区画を選択することができますし、Alexaに対応しているので、Alexaを介してどこの区画を優先的に掃除するのかを自由に選択できます。
小さい障害物までしっかり回避
他のロボット掃除機と大きく異なる点として、Lucyは障害物の回避能力が優れています。
Lucyは、高度なリアルタイムオブジェクト検出と、独自の3Dジオメトリおよび3Dセマンティクスアルゴリズムの組み合わせを持っています。
例えば、ロボット掃除機のよくあるトラブルに、ペットの糞を巻き込んで、部屋を汚してしまうことが起きていますが、Lucyであればペットの糞も回避できます。
その回避能力は高さが2.5cmまで検知できます。(一般的には10cmほど)
なので、スリッパ、靴下など良く巻き込むようなものでも回避します。
定義した巡回ルートをパトロール
この機能もLucyならではの機能で、Lucyが自動認識した部屋について、パトロールルートを定義づけすることができます。または特定の場所に固定することも可能。
これによって、自宅に置いているペットの状態を確認したり、留守番をしている子供がどうなっているのかを見守ることもできますね。
自宅の固定カメラとは違い、Lucy自体が動くことができるので、まさに家全体を監視・管理することができるロボットであるという側面があります。
パワフルな吸引力
当然、Lucyは、掃除ロボットとしても優秀であり、スタンダード版では3,000Paという吸引力を持っています。ハイグレードのペットエディションはさらに強力な4000Paになります。
また、5,200 mAhという大容量バッテリーなので、最大120分間連続運転が可能です。
開封してみました
箱です。
これからロボット掃除機業界に名乗りを上げる企業だけあって、箱もお金がかかっている印象。w
開封してみると、説明書が封筒に入っています。
更に開けてみると本体が登場。
存在感がスゴイ!我が家ではAnker Eufy RoboVac 11Sを2台使用していますが、大きさも重さも一段上です。
袋を取って見ると、高級感がえぐい。触ったら指紋がついてしまうので、ロボット掃除機なのに申し訳なさを感じてしまいます。w
箱から出してみると、前方向の側面にインテリジェンス深度センサーと1080PHDカメラがついてます。
こちらが後ろ方向の側面です。
蓋を開けると、ダストボックスが収納されています。
真ん中のボタンを押すと簡単に外れます。
フィルターもしっかりついていますね。
あとは、右下にUSBのチャージポイントがあったり、Wi-Fiのインディケーターやリセットボタンがあります。
そして、裏面です。
ブラシは1つタイプになりますね。真ん中にローラーブラシ付いていますが、同時に4000paというかなり強い吸引力を誇ります。
さらに、このローラー部分は取り外しが可能です。
2つのツメを上げて取り外し、簡単に掃除もできますし、水拭き仕様に変更することも可能です。
ローラーブラシも取り外します。
こちらが付属のゴミ箱とモップがけモジュールと、モップです。
モップがけモジュールに水を入れます。ゴムパッキンのところから入れられます。
ローラーブラシを取り外したところに、モップ用のゴミ箱を設置。
そして、水を入れたモップがけモジュールを装着します。
モップを取付して完成です。
これで水拭きができますが、このまま充電とかはできないので、水拭きが完了したらデフォルト状態に戻す必要はあります。
開封動画と簡単なレビュをしてみた
開封から、簡単な説明まで収録しました。
Trifo ロボット掃除機 Lucyを使ってみたレビュー
まだまだ日が浅いですが、実際使っています。
最初、日本語対応してなかったので使いにくかったんですが、途中でアプリのバージョンアップがあり、日本語対応になりました。
そこからは、さらにいろいろイジってはいます。
特にマップ機能はとても正確で、1日稼働させたらおおよその間取りを把握しました。
誤差はほとんどないです。
あと、カメラも非常に映りが良いです。
こちらは部屋の写真をLucy経由で撮影したものですが、なかなかのクリアさ。
また、随時内蔵のカメラから動画をリアルタイムで見ることができるので、子供が何をしているのかとか、部屋の様子が隅々までわかります。
掃除ロボットでありながら、監視機能が充実しているので、留守宅になったときのペットの様子や、子供の様子などもこれでチェックできますね。
しかも、知りたい場所にLucyを移動させることができるので、「ここを見たい」という要望にも応えることが可能。まさに一石二鳥の機能です。
まだまだ使っている途中なので、随時追記していきます。
Trifo ロボット掃除機 Lucyの総合評価
評価は人によるところはあると思います。
掃除ロボットとしても優秀ですが、単なる掃除ロボットだけの機能なら、特にLucyである必要はないかなと思います。
ですが、留守の家を細かにチェックしたいという要望があるなら、すべての掃除ロボットの中ではLucy一択になりそうです。
特に、Lucyのペットエディションはペットがいる家に特化しているので、自宅にペットを留守番させているような場合だと、かなりぴったりの掃除ロボットと言えそうです。
Trifo ロボット掃除機 Lucy
Trifo ロボット掃除機 Lucyの口コミ・評判は?
ネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- 犬を飼っているので、留守の時に様子を見れて安心できる。
- ペットの毛などもしっかり吸ってくれる。
- 床に脱ぎ散らかした服も回避する。
悪い感想や要望などの口コミ
- 大きい。
- 高さが8cmほどあるので、リビングの椅子の下を掃除できない。
- ダストボックスの形状が捨てにくい。
SNSの声
Twitterの評判
家の周りの雑然としたものは、Trifo「ルーシー」ロボット掃除機に匹敵しません。pic.twitter.com/6jNgD2D9KJ
—デジタルトレンド(@DigitalTrends)2020年1月15日
真空ロボットは、内蔵の「ホーム監視」とTrifoでルーシーと呼ばれる。 @TestKitchen @CES pic.twitter.com/IL0uqOCesh
—リサ・マクマナス(@lisamcmanus)2020年1月7日
Trifo ロボット掃除機 Lucyの購入を考えている人へアドバイス
今のところ凄いという他ないですね。
単なるロボット掃除機を求めてる人であれば、必要ないでしょうが、監視機能に重点を置く人であれば、むしろ一般の監視カメラよりも、Lucyの方が使い勝手は良いと思います。
いわば、遠隔操作ができるカメラのようなもので、感覚としてはゲームをしているような感じです。自宅の部屋を撮影しながら、家というコースを走る。
確か、任天堂から『マリオカート ライブ ホームサーキット』というswitch用のソフトが発売されてましたが、感覚的にはこれとよく似ています。
ロボット掃除機に、そういった機能性も持たせたい人は、Lucyはとてもお勧めできますね。