【レビュー】流れる猫の水飲み器｜水を飲まない猫に飲ませる！湧き出る給水器はコレ

流れる猫の給水器 ボンビアルコン「ネイチャーズファウンテン エコ」を6ヶ月ほど使ってみた『ninoさん』 (35歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。

ネイチャーズファウンテン エコ

実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事は以下の内容がわかります。

流れる猫の給水器 ボンビアルコン（Bonbi）ネイチャーズファウンテン エコを購入しようと思ったきっかけ

うちでは、3歳になるオス猫を飼っているのですが、大人になるにつれ、あまり水を飲まなくなっていたことが気になっていました。

そのせいでトイレ(大)も、少し硬めのものが続いており気にしていたのと、猫(特にオス)は、尿道が細いため尿道や膀胱の機能障害を起こしやすいと聞いていたので、少し心配になり、『猫に水を飲ませる方法』を色々とネットで調べてみたのが始まりです。

調べてみると、『流れる水』や『ゆらゆら動く水』に猫が反応し、これまで以上に飲んでくれ易くなることを知ったのです。

これまで我が家では、100均で購入してきたお皿(それもどうなの?って感じですよね…)に、水を入れて家にいくつか置いておくスタイルだったです。

ですが、流れる水を見た飼い猫が「美味しそう!」と、今よりももっと、お水を飲んでくれたらいいなぁと思い、思い切って『水が流れるタイプの給水機』を買ってみようと決意しました。ボンビアルコン ネイチャーズファウンテン エコを知ったきっかけは？

ネットで、『猫 給水機 流れる』などのワードで検索しました。すると、いろいろな会社から、たくさんの種類の『水が流れるタイプの給水機』が販売されていることを知りました。

正直、これまで猫に水をあげるのを、100均のお皿で済ませていたわけですから「こんなに皆んなが、よく使用している、メジャーなものだったのか!」と、今まで飼い猫の飲み水事情を構ってこなかった自分を少し恥じました。それと同時に、飼い猫に申し訳ない気持ちにもなりました。

猫の給水器を買う際に重要視したポイントとは？

私が猫の給水器を購入しようと思ったときに重要視したのは以下の4つです。

1.機能

まず第一に重要だったのは『水が流れる』ということです。

ちなみに、これを『循環式』というそうなのですが、この『水が循環し、いつでも水が流れている状態』にすることで、「うちの猫も水が気になって今よりも沢山、水を飲んでくれるかな?」という願いで購入を検討しているわけですので、ここは外せません。

2.使いやすさ

次に重要だったのは、日々水換えをする上での『洗いやすさ』でした。

これまでただのお皿でしたので、とても洗いやすかったのですが、機械となるとどうも複雑そうですので、できる限りシンプルで洗いやすい構造を…と考えました。

3.コスパの良さ

それから、急に循環式の給水機を買ったからといって、飼い猫が水を飲んでくれる保証は何処にもありません。ですので、『万が一うちの猫が使ってくれなかった場合でも、「しょうがないなぁ…」と思える程度の値段であること』も重要でした。

4.デザイン

あと一応、気にしたのは部屋に置いても違和感がないかということで、スッキリした色目やデザインのものをと考えました。

購入に迷った猫の給水器は？

購入に迷った猫の給水器は以下の商品です。

ジェックス ピュアクリスタル 全猫用 フィルター式(循環式) 給水器

猫が水を飲む時に、あまりかがまなくても良いところが良さそうだな、と感じました。

また、細長い形状で設置しやすそうなところも気になりました。ただ、細かなパーツがいくつかあり、掃除をする際、少し大変なのかな？と思いました。

ジェックス ピュアクリスタル クリアフロー猫用

飲み口が大きく、水を飲みやすそうな印象を受けました。

また、シンプルな構造だったため、掃除もしやすそうなことや、若干コンパクトで設置しやすそうなことも気になりました。

ジェックス ピュアクリスタル セラミックス 猫用

こちらは、洗練された中にも親しみやすさを感じさせるデザインで、見た目で気になった商品です。ただ、26cm×26cmの円形のため、自宅のスペースの問題と、セラミックのため値段が少々高額だったことが、購入には至らなかった点です。

ペットセーフ ドリンクウェル スタンダード ペットファウンテン

これぞ流れる水ッッ! という感じがして気になったお商品です。

ただ、うちの猫が水道の蛇口から水を飲んでいるのを見たこともないし、試しに蛇口をひねって水を見せても飲もうともしなかったので、うちの子向きじゃないな…という気がしました。蛇口からのお水が好きな猫ちゃんにはオススメですね。

最後まで悩んだのは、『ジェックス ピュアクリスタル クリアフロー猫用』です。『コード収納構造』という事に、とても魅力を感じました。コンセント部分から、ダラーンとコードが伸びているのを毎日見てい流のは気持ちが悪いですからね。

『値段』に関しても、とてもリーズナブルで手が出やすい価格でしたし、『コンパクトなサイズ感』という所も素直に良いなと思えました。

ただ、調べていく中で口コミに多く記載されていたのが、『停電時』のことでした。『停電時で水が循環しなくなった際も、溜まった水を飲むことが出来るかどうか』ということです。

特に、自分が出かけていて猫だけが家にいる場合というのを考えると、やはり『溜まった水をしっかりと飲むことが出来る』ということが重要なPOINTのように思えました。

迷っていた方の商品も、上の受け皿にも下の受け皿にもお水は溜まるのですが、もし下の受け皿の水を飲む際、全体がコンパクトな設計の為、若干の飲みづらさがあるのではないか…と感じました。

ですので、最終的に、下の受け皿に溜まった水でも飲み口が広くて猫自身がかがんでも水を飲みやすそうな、『ボンビアルコン ネイチャーズファウンテン エコ』を選びました。

ボンビアルコン ネイチャーズファウンテン エコの特徴、性能

• 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :21.7×9.3×26cm
• 本体重量:750g
• 原産国:中華人民共和国

製品そのものについて

この『ネイチャーズファウンテンエコ』という商品は、下の受け皿+上のボウルというシンプルな構造です。

上の受け皿の白い突起部分から水が流れ出てくる形で、それが上部の青いボウルに溜まり、さらに青いボウルの左右の凹み部分から下の白い受け皿部分へと水が流れていく仕組みです。

コードを指すだけで、スイッチも何もなく水の循環が始まりますので、機械に疎い人にも分かりやすいシンプルな構造で、助かりました。

まず、青いボウルを取ってみると、中にはフィルターとモーター（ポンプ）があります。

そして、そのモーター（ポンプ）は吸盤で設置されています。

このモーターが稼働し、青いボウル上の白い飲み口から水が流れ出ていく形です。

また、このモーター（ポンプ）横についているのが『ネイチャーズファウンテンエコ専用 活性炭フィルター』というフィルターです。

これは、水道水の独特の味や匂いを抑えてくれたり、水の中のゴミを取ってくれたりするらしく、水を清潔に保つためには必要不可欠なものです。

1つの袋の中に3つフィルターが入っています。（※メーカー希望小売価格972円（税込））

2〜4週間ごとに交換とWEBサイトには記載がありましたが、うちの場合、餌を横に置いており、それがこぼれたりするせいもあって、大体2週間ほどで汚れが目立ってきて交換しています。

ちなみに、コードは1m70cmくらいあるので、コンセントの差し込み口から少し離れたところにも設置が叶います。

洗いやすさについて

洗うときに使うのは、この歯ブラシ&綿棒のセット。

割とシンプルな構造なので洗いやすく、分解してもすぐに戻しやすい点はとても便利です。うちでは、洗うときには歯ブラシをメインで使用しています。

ただ、青い部分のボウル設置のための細かな溝や、水が流れ出る際の穴の部分などは、細いものを使って掃除する必要がありますので、綿棒を使って綺麗にしています。

ちなみに、簡単ではございますが、洗っているシーンを動画で撮影してみました。一度ご覧いただくと、中の構造なども分かりやすいですので、ぜひご覧くださいませ。

ボンビアルコン ネイチャーズファウンテン エコのメリット

実際に使用して、約6ヶ月ほど経ちました。

購入し届いてから、いま現在まで、洗う時以外はコードを挿しっぱなしで、水を循環させたままにしていますので、『ネイチャーズファウンテン エコ』は、休むことなく動いてくれています。今の所、問題なく頑張ってくれているのでとっても有り難いです。

そして、本題の『我が家の猫が、きちんと水を飲んでくれているか』という事についてお話ししたいと思います。

結果的に、『以前より、お水を良く飲むようになった』です。

やったーッッ！！！！

商品を出してすぐは、聞き慣れないモーター音に本ニャンは少々驚いていましたが、しばらくすると興味を持ってくれるようになり、その日のうちに慣れてお水を飲んでくれるようになりました。

それからは、以前よりもお水を飲んでいるシーンをよく見かけるようになりましたし、おトイレ事情も（小も増え、大は柔らかいものが出るようになり）とっても良くなりました。

商品購入のきっかけであった、『水を飲む量が少ない』という事案が見事に解決し、ホッと一安心いたしました。

以前は、あまり水を飲まなかった我が家の猫のために、キッチンの下・洗面所の下・廊下などにお水の入ったお皿をいくつも置いていましたが、今はこれ1つで全く問題なくなりました。

「試しに買ってみようか…」というスタンスだったにも関わらず、いい買い物が出来たように思っています。

ボンビアルコン ネイチャーズファウンテン エコのデメリット

残念だった点は、毎日洗う時は簡単でいいのですが、1週間に1回ほどの頻度で、モーター（ポンプ）の中も丁寧に掃除しなければならない点です。

猫の飲み水用の機器であることや、中に磁石が入っているので、何かの洗浄剤を使ったりもしにくく、水と自分の手でしっかり洗っていく必要があります。また、細かなパーツが多く、排水溝に落ちてしまわない様に、かなり注意してお掃除しなければなりません。

実際にポンプを分解してみるとこんな感じです。

念のため、分解洗浄できるポンプのパーツもご紹介します。

忘れがちなのが『インペラ』と呼ばれる磁石がついた羽根車です。これもしっかり引き抜いて掃除をしましょう。

また、もう1つ残念だった点は、白い受け皿から繋がっているコードが外れない点です。

拡大図はこちら。

メーカーに問い合わせたところ、別々に外せて洗えるとのことでしたので、何度もチャレンジしたのですが、どうも「うんともすんとも行かず」で困ってしまいました。

今は、仕方がないので、コードをゴムなどでまとめて水がかかってしまわな様に、毎日注意深く洗っています。

もう1つ、モーター音がわずかにするのですが、給水機を洗ってお水を入れたばかりの時はそんなに気にならないのですが、お水が少なくなってくると、急にモーター音が大きく聞こえてきます。

うちの猫はこれが聞こえると少し怖いらしくより付かなくなるので、そうなる前にお水を補充してあげる必要があります。

ボンビアルコン ネイチャーズファウンテン エコの総合評価

やはり、通常のお皿でお水をあげるのとは違って、洗うのも少し面倒ですし、週に1度、ポンプを洗浄する時の細かなパーツたちにとても気を使いますが、それでも『我が家の猫がお水をたくさん飲んでくれる様になった』という事実が一番大切なことだと感じています。

猫自身がきちんとお水を飲んでくれれば、愛猫の健康に関しても安心ですし、元気に長生きしてくれることが重要ですものね。

それに、以前していた様な『水飲み場をいくつも作る』必要もなくなりましたので、人間が誤って蹴ってしまい水をこぼしてしまうという事も無くなりました。

正直、お皿でお水をあげていた時よりは、給水機を洗うのは少し大変なんですが、多分どの循環型給水機も大変だろうと思うので、頑張って綺麗に洗い続けていこうと思っています。

ネイチャーズファウンテン エコ

ボンビアルコン ネイチャーズファウンテン エコの口コミ・評判は？

ボンビアルコン ネイチャーズファウンテン エコのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

• 簡単に洗えます。ポンプの音も静かで壊れてませんん。
• 揺れる水のおかげか、猫の気分で吹き出しの水を飲んだり、下の溜まりの水を飲んだりと、楽しんでいるようです。

悪い感想や要望などの口コミ

• 音がずっとしている。どうやら、水色の水が噴き出るやつと、受け皿がポンプのモーターの振動で鳴るようです。そこにモノをかませると鳴らなくなりました。
• 熱湯消毒したら、ポンプ内部のプラスチックが変形したのか、調子が悪い。熱湯ぐらいに耐えられる素材を使ってほしかった。
• 飲んでくれる猫とそうでない猫がいる。
• 容器に水を入れてしまうと、移動しづらい。

SNSの反響は？

インスタでもネイチャーズファウンテン エコを使っている方の投稿が目立ちますね。

Youko Yamamuraさん(@youkoyamamura)がシェアした投稿 – 2015年 9月月26日午前6時55分PDT

喜んで飲んでくれました。

ボンビアルコン ネイチャーズファウンテン エコの購入を考えている人へアドバイス

犬や猫などのペットを飼っている方は、循環式の給水機でかつ水が流れているのが、ペットが見て分かるものを購入されることをお勧めします。（特に雄猫を飼っているかたは、尿道が雌猫よりも狭いらしく、結石などが詰まった場合重度になってしまう場合があるらしいのです。）

うちの場合は、お皿にただお水を入れて飲ませていた時よりも、水が流れる給水機にしてからの方が、はるかに水分摂取量が増え、おトイレにもものすごく反映されています。今では私も、ペットの健康を考える上で、なくてはならない商品だなと感じています。

また、給水機をそのまま床や棚に直置きすることに抵抗がある場合は、下にタオルを敷いたりするのもオススメです。それに、タオルを置くことで、若干ですが、モーター音が小さく感じられます。

うちは、下にタオルをひいたり、100均で購入したケースに給水機を入れるなどし、水が溢れない様に対策をしています。

【番外】流れる猫の水飲み器関連の記事

そもそも猫が水を飲まない理由7選

猫が水を飲まない理由はいくつかの要因に起因することが考えられます。

1. 自然な食性: 野生の猫は主に肉食で、食物から水分を摂取することが一般的です。ペットフードが水分を多く含んでいる場合、猫はそれだけで十分な水分を摂取している可能性があります。
2. 水の鮮度: 猫は非常に敏感な動物で、水が新鮮でないと感じると飲まないことがあります。水を毎日取り替える、清潔な容器を使用するなどの工夫が必要です。
3. 容器の問題: 猫は容器の形や素材にも敏感です。深いボウルだとひげが触れてしまうことが嫌われることがあるため、浅い容器を選ぶとよいでしょう。
4. 場所の問題: 猫は食事の場所と水を飲む場所を分けたがることがあります。水のボウルの位置を変えてみると、飲むようになることがあるでしょう。
5. 健康上の問題: 水を飲まないことが突然始まったり、極端に減少した場合、健康上の問題が隠れている可能性もあります。腎臓の問題や尿路感染症などが原因であることがあるため、獣医師の診察を受けることが重要です。
6. 水の味や臭い: 水道水に含まれる塩素などの味や臭いが気に入らないこともあるでしょう。フィルターを通した水を提供するか、ペット専用の水を試してみるとよいかもしれません。
7. ストレス: 新しい環境や他のペットとの関係など、ストレスが原因で飲まなくなることもあります。ストレスの原因を取り除く努力が必要です。

水分摂取は猫の健康にとって非常に重要です。水を飲まない状態が続く場合は、速やかに獣医師の診察を受けることをお勧めします。

猫に水を飲ます方法9選

猫に水を飲ませるための方法はいくつかあります。以下の方法を試してみると良いでしょう。

1. 新鮮な水の提供: 毎日水を取り替え、常に新鮮な水を提供することが基本です。清潔な容器を使用することも重要です。
2. 適切な容器の選択: 猫が飲みやすいように、浅い容器を選ぶとよいでしょう。ひげが触れないようなデザインがおすすめです。
3. 水の場所を工夫: 食事の場所とは別に水を置くと、飲むようになることがあります。家の中のいくつかの場所に水を置いてみると、猫が好みの場所を見つけるかもしれません。
4. 水の味や臭いを工夫: 水道水の塩素などが気に入らない場合、フィルターを通した水やペット専用の水を提供してみてください。
5. 水飲みの様子を観察: 猫が水を飲む様子を観察し、好みや嫌いな点を見つけるとよいでしょう。
6. ウェットフードの提供: ウェットフードは水分を多く含んでいるため、これを食事に取り入れると水分摂取が増えます。
7. 水飲み器の工夫: 猫用のファウンテン（流れる水を提供する器具）を使用すると、流れる水に興味を持ち、飲むようになることがあります。
8. 水と一緒に遊ぶ: 水で遊ぶことが好きな猫もいます。水を飲むことと遊ぶことを結びつけると、水に対する興味が高まるかもしれません。
9. 健康状態の確認: 水を全く飲まない、または急に飲まなくなった場合は、健康上の問題が隠れている可能性があるため、獣医師に相談することが重要です。

猫の個体差があるため、一度にいくつかの方法を試してみて、猫の反応を見るとよいでしょう。最終的には、猫が快適に水を飲める環境を整えることが最も重要です。

猫はなぜ流れる水が好きなのか？流れる水なら飲むのか？考えられる理由5選

猫が流れる水に興味を示す、または流れる水を好む理由はいくつかの要素に起因すると考えられます。

1. 新鮮さの感覚: 流れる水は新鮮であるという印象を与えることが多いです。自然界では、止水よりも流れる水の方が新鮮で清潔である可能性が高いため、猫の本能的な感覚に訴えると考えられます。
2. 視覚的な興味: 流れる水は動きがあり、その動きが猫の視覚的な興味を引くことがあります。猫は動くものに興味を持つ傾向があるため、流れる水がその興味を引くことがあるのです。
3. 聴覚的な興味: 流れる水の音もまた、猫にとって興味深いものである可能性があります。その音が猫の好奇心を刺激し、水を飲む意欲を引き出すことがあるでしょう。
4. 本能的な安全感: 流れる水は、自然界では汚染されにくいとされることがあります。猫が流れる水を好むのは、本能的に清潔で安全な水源として認識している可能性もあります。
5. 遊び心: 一部の猫は水で遊ぶことが好きで、流れる水はその遊び心を刺激することがあります。水を触ったり、水の流れを追いかけたりすることが楽しいと感じる猫もいるでしょう。

流れる水を好む猫は、確かに流れる水なら飲むことがあるかもしれません。しかし、これは個体差があり、すべての猫が流れる水を好むわけではありません。猫の好みや性格、以前の経験などによって異なるため、自分の猫が流れる水をどう感じるかを観察することが重要です。

猫用の流れる水飲み器の選び方のポイント8選「ここを押さえて！」

猫が流れる水を飲むために使用する水飲み器やファウンテンの選び方には、いくつかのポイントがあります。以下のガイドラインを参考にして、猫に適したものを選ぶとよいでしょう。

1. 清潔さの確保: 流れる水を提供する器具は、容易に掃除できるものを選ぶとよいです。清潔に保つことが、猫が水を飲む意欲を高める重要な要素です。
2. 適切なサイズ: 猫のサイズと活動量に合った水飲み器を選ぶとよいでしょう。小さすぎると水がすぐになくなり、大きすぎると場所を取るため、適切なサイズが重要です。
3. 素材の選択: 猫がアレルギーを持っていない素材を選ぶとよいです。ステンレススチールやセラミックなど、清潔に保ちやすい素材がおすすめです。
4. 音のチェック: 一部の猫は、水飲み器の動作音に敏感に反応することがあります。できるだけ静かなものを選ぶか、事前に音をチェックするとよいでしょう。
5. フィルターの有無: 一部の水飲み器にはフィルターが付いており、水道水の塩素などを取り除くことができます。猫が水道水を嫌がる場合、フィルター付きのものを検討するとよいかもしれません。
6. デザインと機能: 猫の好みに合ったデザインと機能を持つ水飲み器を選ぶとよいでしょう。例えば、流れる水の速度を調整できるもの、異なる流れ方を提供できるものなどがあります。
7. 予算: 価格帯も考慮に入れるとよいでしょう。高価なものには多機能があることが多いですが、猫の必要に応じて適切なものを選ぶとよいです。
8. 保証とサポート: 製品の保証やメーカーのサポートも購買の際に考慮するとよいでしょう。何か問題が発生した際の対応がスムーズに行えるかも重要なポイントです。

猫の個体差があるため、最初は猫の反応を見ながら、適切な水飲み器を選ぶとよいでしょう。必要に応じて、獣医師やペットショップのスタッフに相談するのもおすすめです。

逆に猫が通常よりも水をよく飲む場合、理由はありますか？

猫が通常よりも多く水を飲む場合、いくつかの理由が考えられます。以下はその主な理由ですが、異常な水分摂取が続く場合は、必ず獣医師に相談することが重要です。

1. 気温や活動量の変化: 暑い季節や活動量が増えた場合、水分の消費が増えるため、水を多く飲むことがあります。
2. 食事の内容: もし猫が塩分の多い食事を摂取している場合、それによって喉が渇き、水を多く飲むことがあります。
3. 健康上の問題: 猫が急に多くの水を飲むようになった場合、それは健康上の問題の兆候である可能性があります。腎臓の問題、糖尿病、甲状腺の異常などが、多くの水分摂取の原因となることがあるため、獣医師の診察が必要です。
4. 薬の副作用: 猫が何らかの薬を服用している場合、その副作用として水分摂取が増えることがあります。薬の説明書や獣医師の指示に従い、異常があれば報告するとよいでしょう。
5. 心理的な要因: ストレスや環境の変化などの心理的な要因も、水分摂取の変化に影響を及ぼすことがあります。
6. 水の提供方法: 以前よりも魅力的な水飲み器や流れる水を提供した場合、それが猫の興味を引き、水を多く飲むようになることがあるかもしれません。

猫の水分摂取の変化は、健康状態の重要な指標であるため、異常に感じる場合は速やかに獣医師に相談することが最善です。健康上の問題が早期に発見されれば、適切な治療が行える可能性が高まります。

猫の飲み水に水道水は大丈夫？

猫に対して水道水を提供することは一般的には大丈夫ですが、いくつかの注意点があります。

1. 水質の確認: あなたが住んでいる地域の水道水が人間にとって飲用可能であれば、猫にも通常は問題ありません。しかし、水道水に含まれる塩素やミネラルの濃度が高い場合、猫が嫌がることもあるので注意が必要です。
2. フィルターの使用: 水道水の味や臭いが気になる場合、フィルターを通して提供すると、猫が飲みやすくなることがあります。
3. 新鮮さの確保: 水道水でも、常に新鮮な水を提供することが重要です。古い水は微生物が繁殖する可能性があるため、毎日取り替えるようにしましょう。
4. 容器の清潔さ: 水を入れる容器も清潔に保ち、定期的に洗うことが重要です。汚れた容器からは、猫が水を飲みたがらないことがあります。
5. 猫の反応の観察: 猫が水道水を飲まない、または体調に異変がある場合、水道水の成分に対するアレルギーや感受性が考えられることもあるため、ペット専用の水やフィルターを通した水の提供、獣医師への相談を検討しましょう。
6. 特別な状況の考慮: 地域によっては水道水に特別な注意が必要な場合があります。例えば、災害時の水質の変化などが考えられるため、地域の指示に従うことが重要です。

水道水を猫に提供する際には、これらの点に注意して、猫の反応をよく観察するようにしましょう。猫が水道水を好まない場合、ペット専用の水やフィルターを使用するなどの対策を取ることが考えられます。

猫にミネラルウォーターをあげるのは有効か？注意点など

猫にミネラルウォーターを提供することは、一般的には問題なく、場合によっては有効な選択肢となることがあります。以下は、ミネラルウォーターを猫に提供する際の考慮点です。

1. 水質の選択: ミネラルウォーターにはさまざまな種類があります。猫に提供する際は、無味無臭で、添加物や人工甘味料が含まれていないものを選ぶとよいでしょう。
2. ミネラル濃度の確認: ミネラルウォーターにはミネラルの濃度が異なるものがあります。高濃度のミネラルは猫の消化に適さない場合があるため、低濃度のものを選ぶか、獣医師に相談するとよいでしょう。
3. 猫の好みの確認: 猫によっては水道水の塩素などの味や臭いが気に入らない場合があります。ミネラルウォーターはそのような成分が少ないため、猫が飲みやすいと感じることがあるでしょう。
4. コストの考慮: ミネラルウォーターは水道水に比べてコストがかかります。長期間提供する場合は、コストも考慮に入れる必要があります。
5. 健康状態の考慮: 猫の健康状態によっては、特定のミネラルの摂取が制限されることがあります。病気の猫にミネラルウォーターを提供する際は、獣医師と相談することが重要です。
6. 新鮮さの確保: ミネラルウォーターも水道水と同様に、常に新鮮なものを提供するよう心がけましょう。

ミネラルウォーターの提供は、猫が水道水を飲まない場合や特定の水質を求める場合などに有効な選択肢となることがあります。猫の好みや健康状態、コストなどを考慮して、最適な水の提供を心がけるとよいでしょう。

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