Bluetooth 薄型キーボード エレコム TK-FBP102を2週間ほど使ってみた『ベルキンさん』(52歳/男性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。
Bluetooth 薄型キーボード エレコム TK-FBP102
実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Bluetooth 薄型キーボード エレコム(ELECOM)TK-FBP102を購入しようと思ったきっかけ
長年愛用しているデルのノートパソコンが、ある日突然ダウンしてしまいました。
修理に出したところ、マザーボードの交換が必要らしく、修理に3週間ほどかかるとの連絡を受けたのです。
やりかけの仕事もあったので、急遽、嫁さんのマウスのノートパソコンを借りることにしました。
昨年新調したてのマウスですから、スイスイ動いて快適だったのですが、ノートパソコンにしては珍しく、テンキーが配列されているため、手元が狭く感じていました。
文章を編集するのに、BackSpaceキーとDeleteキーを多用しますが、このノートにはテンキーの操作を切り替えるNumLkキーがそこに隣接しています。
文章を校正中に何度もNumLkキーを誤操作してしまい、いざ数字を打ち込もうとすると、カーソルがとんでもない場所へ移動してしまう… そんな事態がたびたび起こるようになりました。
ある日、イライラは頂点に達した私は、家電量販店へと走り、店頭に数多くならぶキーボードの中から ELECOM TK-FBP102 軽量x薄型ミニキーボードをチョイスしたのです。
エレコム TK-FBP102を知ったきっかけは?
USBのワイヤレスキーボードは以前使っていましたが、久しぶりにパソコン周辺機器のコーナーへ足を踏み入れた私は、今やBluetooth対応のキーボードがあることに衝撃を受けました。
店頭には15種類ほどのキーボードが並んでいたでしょうか、ひとりニヤニヤしながら試し打ちを始めたのです。
Bluetooth キーボードを買う際に重要視したポイントとは?
数ある中から候補に残ったのは、薄型のものでした。
フルサイズのキーボードはどれも「カタカタ」とうるさいので気に入りませんでした。
薄型で特に気に入ったのがELECOMの商品で、なかでもTK-FBP102はキーを叩いた感じがしっかりしていて、しかも静か、それにBluetooth接続でWindows / Mac OS / Android / iOSに対応できる優れものでした。
購入に迷ったBluetooth キーボードは?
購入に迷ったBluetooth キーボードは以下の商品です。
実際にキーを叩いてみた感じと、デザイン的には、同じELECOMのUSBタイプTK-FDM078が一番に気に入りました。
TK-FDM078
「高耐久性キー採用」とうたわれるそのキーの押し心地はなんとも気持ちよく、ELECOM TK-FBP102(Bluetooth)より少し厚みがあるぶん、音も静かで、これには悩みました。
店員さんから見たら「気持ちの悪い客…」と思われるくらい、その場で見比べていたと思います。
あとから調べてみると、最終候補に残ったELECOM TK-FDM078 (USB)は、キーピッチこそ19.0mmと同じものの、キーストロークはTK-FBP102 (Bluetooth)が2.0mmなのに対して2.8mmと少し長い(深い)のが分かりました。
キーボード本体の大きさはELECOM TK-FDM078 (USB): W333.0mm / D143.0mm / H22.5mm なのに対してTK-FBP102 (Bluetooth): W286.5mm / D121.5mm / H20.4mm となっていて、USBタイプの方がひと回り大きく、若干厚みもあります。
ただ、キーピッチは変わりませんから、指の位置としては同じです。
かなり長い時間迷いましたが、壊れて修理に出しているデルの次はiPadを候補に考えていることもあって、キーの押し心地良さは捨て、iOSのスマートフォンにも対応できるBluetoothタイプのTK-FBP102に決めました。
他にもLogicoolとかいろんなブランドがありましたが、ELECOMの端正なロゴが単純に好きなので、他は見向きもしませんでした。
エレコム TK-FBP102の特徴、性能
- 接続方式:Bluetooth(R)無線方式
- 対応機種:Bluetooth(R)HIDプロファイルに対応したWindows OS、Android OS、Macintosh OS、iOS搭載機
- 対応OS:Windows 10、Windows 8.1、Windows 7、Windows ×P、Android 5.0以降、macOS High Sierra(10.13)、iOS 9.0以降
- 接続可能台数:3台
- カラー:ブラック
- 通信方式:GFSK方式
- 電波周波数:2.4GHz帯
- 電波到達距離:磁性体(鉄の机など)の上で使用する場合:約3m、非磁性体(木の机など)の上で使用する場合:約10m
- キータイプ:パンタグラフ
- キー配列:79キー(日本語配列)
- キーピッチ:19.0mm
- キーストローク:2.0mm
- ホットキー数:13キー
- 電源(キーボード本体):単4形アルカリ乾電池、単4形マンガン乾電池、単4形ニッケル水素2次電池のいずれか2本
- 想定電池使用期間:アルカリ乾電池使用時の目安 約1.1年 ※当社テスト値
- 外形寸法(キーボード本体):幅286.5mm×奥行121.5mm×高さ20.4mm
- 質量(キーボード本体):約264g ※電池を含まず
- 付属品:ユーザーズマニュアル×1、動作確認用単4形アルカリ乾電池×2
- 保証期間:6カ月
- 対応プロファイル:HID(Human Interface Device)
- その他:適合規格:Bluetooth 3.0 Class2
ELECOM TK-FBP102 軽量x薄型ミニキーボードの主な特徴
・最大3台のデバイスをペアリング可能
・タイプキーにはノートパソコンのキーボードと同じパンタグラフ方式を採用しているので適度な反発力がある
・Bluetooth接続によってWindows / Mac / Android / iOSのそれぞれのOSに最適化した入力モードを搭載
・13種類のマルチファンクションキーを搭載
・不使用時の電池消耗を防止できる電源スイッチを搭載
・USBと違い専用ドライバなどのインストールが不要なので、ペアリングするだけですぐに使用可能
エレコム TK-FBP102のメリット
ELECOM TK-FBP102 軽量x薄型ミニキーボードを2週間ほど使ってみての感想は、軽いので扱いが楽なこと、ちょっとした隙間にサッとさせる薄さは収納にも便利です。
それに電源スイッチがついていますから、電池を節約できます。短めのキーストロークは、指先でスラスラ打てる感じで、キーピッチも19mmありますから、両肘を極端にすぼめるような必要もなく、手首は楽です。
それと、スマートフォンにも接続してみましたが、ちゃんと使えます。不意の外出で長文メールを打ち込む時などは、このキーボードをカバンの隙間に忍ばせておくと便利かと思います。
面白いのは、ファンクションキーを使うことでキーボードからスピーカーの音量、画面の明暗、なども遠隔操作できますから、スマートフォンを単なるモニターとして使うことも可能です。
エレコム TK-FBP102のデメリット
キーの押し心地は浅めで楽なのですが、キーボード本体に厚みがないせいか、カシャカシャと音が響きます。
キーボード裏側に乾電池を入れるスペースがボックス状に設けてあり、それが高さと傾斜を生み出しているのですが、そのボックスとテーブルとの隙間が、キーを叩いた音を共鳴させているようです。
キーボードの下に厚めのノートを敷くとか、吸音材を貼るとかすると、音の問題は多少軽減されます。
キーボードの電源である乾電池の消費量は、使い始めてまだ2週間程度なので、実際どれくらいの時間もつのかは残念ながら分かりません。
エレコム TK-FBP102の総合評価
以前使っていたUSBのワイヤレスキーボードは、フルサイズのテンキー付きで、エルゴノミクスデザインでしたから、中央部分が山になっていて、大きい、長い、重たいと三拍子そろっていましたが、ELECOM TK-FBP102 軽量x薄型ミニキーボードは、軽くて短いので、取り回しが本当に楽です。
USB接続だとレシーバーがUSBジャックをひとつ占領してしまいますが、Bluetooth接続はそれがありませんから、とてもスマートですね。
価格も3千円以下なので、コストパはいいと思います。
Bluetooth 薄型キーボード エレコム TK-FBP102
エレコム TK-FBP102の口コミ・評判は?
エレコム TK-FBP102のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- PCとipodの切替も問題なくiPad用のキーボードとして使ってます。持ち運びも便利で軽いです。充電持ちも良いし言うことないです。
- 起動するとすぐに使える状態になるのでストレスなしです。
- 期待せずに購入したけど、思いのほか使い勝手が良い。キーストロークも好みがわかれるけど僕は好きです。
悪い感想や要望などの口コミ
- コンパクトなのでキーの配列が多少異なります。トレードオフの部分ですが。
- 普通はSIFTキーを使うところをFnキーを併用し、「」;:+*はよく使うので、使い勝手が悪い。
- やはり数か所キーボードの位置が違うので慣れるまで使いづらい。
Twitterの評判
Bluetoothキーボードを購入しました。
ELECOM TK−FBP102
これで出先でもスマホの入力がフリックではなくキーボード入力が可能になりました
なんで今まで買わなかったんだろってくらいめちゃくちゃ便利です
これで出先のスキマ時間もテキスト打ちまくりです pic.twitter.com/b8fTZVG69q
— なおきブック@マラソン読書記録 (@NAOKIBOOK1) May 4, 2019
そういえば昨日ねんがんのK480が届いたのでTK-FBP102くんとの二刀流で外でも家でもスマホで執筆できるようになりました
やったぜ pic.twitter.com/feEA0EYoF4— 飛べない鳥はただのチキン (@umimidorin) December 3, 2019
私はELECOM TK-FBP102を使ってます!これは電池式ですが、安い充電式はバッテリーの質が悪いので避けたほうがいいです。あとテンキーの無いものが多いので気を付けるのと、添付の部分、普段使ってるキーの配置と異なるとかなり打ちにくいので普段使ってる物と同じ配置を選んであげるといいかもです! pic.twitter.com/s4JSOtuNa8
— なちゃ🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤 (@nagi_sama_sama) April 26, 2020
ELECOMで型番はTK-FBP102
薄型でナンバーキー無しの小型なので、持ち運びや手が小さい人にもおすすめ
ストロークは浅めでサクサク打てていい感じです— ぽん太郎 (@poun_tokotoko) April 5, 2020
エレコム TK-FBP102の購入を考えている人へアドバイス
ノートパソコンを長時間使うことで目の疲れを感じる方、スマートフォンの文字入力にイライラしている方にオススメします。
私はノートパソコンと組み合わせて使うことで、肩と目がとても楽になりました。
ノートパソコンを、椅子に座った時に画面がちょうど目の高さになるように、適当な台に乗せて少し遠ざけて使ってみて下さい、目の疲れ方が全然違います。
老眼鏡を使わなくても画面が見えるようになりますよ!
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