【使ってみた】マキタ18Vで稼働のKachiari 震動ドライバドリル KA-11とHP484D、HP487Dとの比較

ドリルドライバー

今回紹介するのは Kachiari 震動ドライバドリル KA-11 です。

Kachiariはこのブログでもお馴染みですが、マキタの18Vバッテリーが使用できる中華製の電動工具メーカーです。

非常にコスパが良く、Kachiariの工具を一度使った人はリピートする傾向が高いのも特徴です。

さて、この KA-11 ですが、従来のKA-9やKA-1とは異なり、ドリル機能に加えてインパクト(震動)機能を搭載しています。そのため、ネジ締め作業にもより適しており、1台で幅広い作業に対応可能です。

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まずは簡単なスペックを確認し、その後、実際に入手した KA-11 のレビュー をお届けします。さらにマキタ純正モデル(HP484D、HP487Dなど)との比較も行い、KA-11がどのようなユーザーに向いているか整理していきますので、お楽しみに。

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Kachiari 震動ドライバドリル KA-11の特徴とスペック

1. 多用途に使える震動ドライバドリル

Kachiari KA-11は、回転と打撃(振動)を組み合わせたドリルで、石材、コンクリート、ブロック、レンガなどの硬くもろい素材にも穴あけ可能です。また、ネジ締めモードも搭載しており、DIY家具の組み立てから本格的な建材作業まで幅広く対応できます。

2. 2段変速&21段トルク調整

低速0~400回転/分、高速0~1800回転/分の2段変速。トルクは21段階で調整可能。トリガーの強さで無段階微調整もできるため、作業内容に合わせた細かい設定が可能です。

Kachiari KA-11 の 二段階変速の使い分けを「木工・鉄工・コンクリート」ごとに整理しますね。

🔨 木工の穴あけ

  • 小径(~Φ6mm程度) → 高速(0~1800RPM)
     → スピーディーに穴あけ可能。柔らかい木材ならサクサク。

  • 中~大径(Φ8~20mm)や硬木 → 低速(0~450RPM)
     → 回転が遅くてもトルクが強く、刃の噛み込みや空回りを防げる。

🛠 鉄工の穴あけ

  • 鉄工は基本的に低速(0~450RPM)が正解
     → 高速だとビット先端が焼けたり摩耗が早くなる。
     → 切削油を併用するとさらにビットが長持ち。

  • 薄いアルミ板など柔らかい金属なら中径までは高速でも可能。

🧱 コンクリート・レンガの穴あけ(震動ドリルモード)

  • 基本は低速(0~450RPM)でじっくり
     → 振動で砕きながら穴を広げるため、回転数はそこまで必要ない。

  • 小径(Φ6mm程度まで)のアンカー用穴あけなら高速も使えるが、ビットや材質によっては摩耗が早い。

まとめ(ざっくりイメージ)

  • 高速モード → 小径穴あけ、スピード重視(木材中心)

  • 低速モード → 大径穴あけ、硬い材質、鉄工・コンクリート

KA-11 トルク段階目安表(最大トルク 50N·m を21段階で割り振った場合)

クラッチ番号 目安トルク (N·m) 主な用途例
1 約2 N·m 石膏ボード、柔らかい木に細ビス (φ2〜2.5mm)
3 約7 N·m 柔らかい木材に小ネジ、下穴ありの細ビス
5 約12 N·m 一般的なSPF材に小径コーススレッド (φ3mm)
7 約17 N·m 集成材などやや硬めの木にφ3.5mmビス
10 約24 N·m 太めのコーススレッド (φ4mm×40mm前後)
13 約31 N·m 硬木にφ4.5mmビス、下地がしっかりした場所
16 約38 N·m 金属下地にタッピングビス、小径ボルト
18 約43 N·m 厚手合板に太めコーススレッド (φ5mm×45mm)
20 約48 N·m 鉄工・硬木での強力な締め付け
21(MAX) 約50 N·m 最大トルク、ドリル穴あけ用途、ガッチリ固定

3. 3モードの切り替え

3モードの切り替えができることで細かな作業に対応可能です。

モード切り替えはリングを回すだけです。

KA-11 の 3モード切替(震動ドリル / ドリル / ネジ締め) は、それぞれ「対象素材」と「作業内容」に応じて切り替えて使います。イメージを整理すると、次のようになります。

🔨 ネジ締めモード(回転+クラッチ)
  • 用途:ネジやビスの締め付け専用
  • 特徴:クラッチ(トルク調整)が効く → 「締めすぎ防止」「素材の保護」
  • シチュエーション
    • 家具の組み立て(木割れを防ぎたい)
      石膏ボードや薄い合板へのビス止め
      電動である程度締めて → 最後は手回しで仕上げたいとき

👉 DIYでは最もよく使うモード

🛠 ドリルモード(回転のみ)
  • 用途:木材や金属に穴をあける
  • 特徴:クラッチが効かず、モーターの最大トルクをそのまま使える
  • シチュエーション
    • 木材への穴あけ(下穴、ボルト通し穴など)
      鉄工用ビットを使って鉄板に穴を開ける
      面取りビットやホールソーを使用する

👉 ビス打ちではなく「穴あけ専用」作業のときに使うモード

🧱 震動ドリルモード(回転+震動)
  • 用途:石材・コンクリート・レンガなど硬い素材への穴あけ
  • 特徴:回転+前後の打撃でビットが石材を削り砕きながら進む
  • シチュエーション
    • コンクリート壁にアンカー用の穴を開ける
      レンガブロックにビスを打ち込む下穴を作る
      タイル下地の施工など

👉 家の外壁やブロック塀に「アンカーを打ちたい」場合は必須モード

✅ 切替の基本フロー
  1. ネジ締め作業 → ネジ締めモード(クラッチで調整)
  2. 木材や鉄に穴を開ける → ドリルモード
  3. コンクリートやレンガに穴 → 震動ドリルモード

🔎 実際のDIYシーンで言うと…

  • 室内家具や木工 → ほぼ「ネジ締めモード」
  • 棚や机を作るときに下穴 → 一瞬「ドリルモード」
  • 外壁やベランダでアンカー固定 → 「震動ドリルモード」

👉 まとめると、素材と作業目的でスイッチするのが正解
下穴や穴あけは「ドリル」、ビス止めは「ネジ締め」、コンクリは「震動ドリル」と考えると迷いません。

4. 正逆転切替&安全ロック

本体のレバー操作で正転・逆転を簡単に切り替えられます。使用しないときはレバーを中央にセットするだけでトリガーをロックでき、誤作動や事故を防止します。

5. 軽量&LED照明機能

重量わずか0.87kgの軽量設計で、女性でも扱いやすく、長時間の作業でも負担が少ないです。さらにLEDライト搭載で、暗所でも作業場所をしっかり照らせます。

6. ブラシレスモーター搭載

高効率のブラシレスモーターによりパワフルな稼働を実現。メンテナンスもほとんど不要で耐久性も高く、作業効率を大幅に向上させます。超放熱設計でモーター保護も万全です。

7. マキタ18Vバッテリー対応

マキタ18Vシリーズのバッテリー(BL1830~BL1890など)に対応しており、既存のバッテリー資産を活かして使用可能です。

スペック

項目 KA-11仕様
モーター ブラシレスモーター
無負荷回転数 低速:0~400回転/分、高速:0~1800回転/分
打撃数 低速:0~7,000回/分、高速:0~16,000回/分
最大トルク 50 N.m
トルク調整 21段階
ドリルチャック能力 φ1.0~φ10 mm
穴あけ能力 木工:20mm、鉄工:10mm、石材:10mm
ネジ締め能力 φ5mm×45mm
バッテリー マキタ18Vシリーズ(別売)
サイズ 約 15×7×20.5 cm
重量 約 0.87 kg
主な機能 LEDライト、バッテリー残量表示、正逆転切替、安全ロック
生産国 中国

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Kachiari KA-11 の実機レビュー

まずはKA11の外観から見ていきます。

マキタから販売されているドリルドライバと似たデザインとなっています。価格が4,000円ということを考えると、全体の仕上がりはかなり良い印象です。

グリップも太さや形状がマキタのドリルドライバに近く、実際に握ってみるとしっくりきます。手の小さい人でも持ちやすいと思います。

私が普段使っているマキタの10.8Vインパクトと比べると、細部の作りに荒さはありますが、実用上はまったく問題なし。

トルク調整リングやモード切替リングもスムーズに動き、操作感は良好です。

2段速度切替レバーは少し固めですが、カチッと切り替わるので使っていて不安はありません。バッテリーの着脱もスムーズに行えました。

Amazonレビューでは「バッテリーのガタつき」が気になるという声もありましたが、実際に装着してみると多少の遊びはある程度。

これはマキタ純正品でも同じなので、特に気になるレベルではないと思います。

一方でLEDライトについては、確かに暗めです。

Amazonレビューでも指摘されていましたが、実際にマキタのドライバドリルと比べると光量の差は歴然。

下の写真はKA11です。

こちらが私物のマキタのインパクトドライバのLEDライトです。

暗い場所での作業が多い人は、別途ライトを用意した方が安心かもしれません。

そして、実際にドリルを取り付け回してみましたが、ブレもなく非常に良い回転です。このあたりは動画を見て頂ければよくわかりますが、音も良いし、コスパの良さを感じさせます。

実際にドリルを取り付けて回してみましたが、回転は安定しておりブレもなし。動画を見てもらえれば分かると思いますが、音もスムーズで「安いけどしっかりしてるな」という印象を受けました。Amazonレビューで「軸ブレがある」という声もありましたが、少なくとも私の手元の個体では問題ありませんでした。

実際の作業テスト

厚み70mmの木材に対して、木ビス打ちと穴あけを試してみました。

まずは木ビス60mmを低速・高速の両方で打ってみましたが、どちらも問題なく打ち込めます。

撮影しながらだったので多少外した部分もありますが、パワー不足を感じることはありませんでした。

続いて穴あけテスト。ダイソーの8mmドリル刃を使いましたが、切れ味の悪さを補ってもしっかり穴あけが可能でした。

さらに20mmのドリルでの穴あけも低速で行えば難なく開けられます。

反動はそれなりにありますが、本体をしっかり押さえれば十分対応できました。

このあたりのパワー感は、最大トルク45N.mというスペックを裏付けています。DIYで扱う木材なら、ほとんどの用途をカバーできるはずです。

耐久性について

問題はやはり耐久性。

この価格帯の工具全般に言えることですが、個体差や使い方で寿命は大きく変わってきます。Amazonレビューを見ても「コスパ最高、数年使えている」という声と「早々に故障した」という声が混在しています。

安いからこそ雑に扱ってしまいがちですが、丁寧に使えば長持ちする可能性は十分あると思います。私も今後使い続けてみて、また経過を報告したいと思います。

動画収録しました

外観チェックからスペック確認、Amazonレビューで指摘されていたポイントの検証、そして実際の木材での木ビス打ち・穴あけ作業まで収録しました。動画を見てもらえれば、音や回転のスムーズさ、パワー感なども伝わると思います。

全体的に「安いのに想像以上に使える」というのが正直な感想です。DIY初心者にとっても扱いやすく、初めての一台としては十分すぎる性能だと思います。

Kachiari KA-11 Amazonレビューの評価について

Kachiari KA-11は価格が非常に手頃で、軽量ながらある程度のパワーを備えた充電式ドライバーです。Amazonでは中華製品にありがちな誇張やヤラセレビューも見受けられます。そのため、ここでは実際に購入・使用したユーザーが参考になる評価のみを抽出し、星3〜5の範囲で、特に実務やDIYで役立つ情報に絞って整理しています。星1〜2は誹謗中傷や個人的な不満が多く、信頼性に欠けるためあまり採用していません。

以下、良い評価・悪い評価に分けてまとめます。

良い評価

  • コスパが非常に高い
    多くのユーザーが、価格に対して十分なパワーと耐久性を評価。軽量で扱いやすく、DIYや日曜大工向けとしては必要十分との意見多数。複数台購入してローテーションで使うと耐久性も問題なし。

  • コンパクトで扱いやすい
    狭い場所や高所作業でも取り回しが楽。手にフィットするサイズ感で、トリガーでの回転制御も可能。初心者やサブ機としての使用に向く。

  • パワーと回転精度
    トルク設定が自由にでき、最大トルクでは十分な力で回転。軸ブレも少なく、ビス打ちや小規模な穴あけ作業には十分対応可能。振動モード付きのモデルでは、コンクリートやブロックへの穴あけも可能。

  • 互換性と利便性
    マキタ互換バッテリーが使用可能で、バッテリー残量表示付き。軽量なので持ち運びや設置作業が楽。バッテリー装着・脱着もスムーズ。

  • サポートが迅速
    チャックやビットに不具合が出た際、迅速に新品交換や対応があったとの報告あり。メーカー対応の信頼性が高い。

悪い評価・注意点

  • スイッチやチャックが硬い・空回りすることがある
    回転速度切替スイッチやトルク設定スイッチが硬く、初回使用時には力が必要な場合あり。チャックが空回りした報告もあり、締め付けが不十分なことがある。

  • 軽量ゆえの操作感
    本体が軽すぎるため、作業中に力が必要な場合がある。バッテリー装着時の全体バランスがやや取りにくいとの声。

  • 耐久性に関しては未知数
    長期使用についてはまだ不明な部分もあり。DIYや日曜大工レベルなら問題ないが、プロの現場で長時間連続使用には注意。

  • LEDライトが暗め
    一部ユーザーから、作業用ライトが暗く、ほとんど役に立たないとの報告あり。

  • ギアボックスやグリスの補充が必要な場合も
    到着直後にギアボックスのグリス補充を必要とするケースあり。パワーは十分だが、重作業や硬材では注意が必要。

まとめると、Kachiari KA-11は「軽量で取り回しが良く、DIYや家庭用に十分なパワーを備えたコスパ優秀な充電ドライバー」という評価です。一方でスイッチの硬さやチャックの空回りなど、細かい操作面の癖や耐久性に注意する必要があります。用途に合わせてサブ機として購入するのが現実的で、価格以上の性能を求めるユーザーには十分満足できる内容です。

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マキタの充電式ドライバドリルのライナップと比較してみた

マキタには充電式ドライバドリルの豊富なラインナップがあります。主にHP486D、HP487D、HP458D、HP484Dの4機種があり、それぞれ最大トルクや用途が異なります。
今回紹介したKachiari KA-11は、家庭用DIY向けとして人気ですが、マキタのどのモデルに近い性能なのか気になるところです。そこで、主要スペックを比較しながら検証してみました。

項目 KA-11 HP486D HP487D HP458D HP484D
最大トルク 50 N·m 140 N·m 40 N·m 84 N·m 60 N·m
コンクリート穴あけ 10 mm 16 mm 13 mm 16 mm 13 mm
木工穴あけ 20 mm 50 mm 36 mm 38 mm 38 mm
回転数 高速 0~1800 0~2100 0~1700 0~2000 0~2000
回転数 低速 0~400 0~550 0~500 0~400 0~500
打撃数 高速 0~16,000 0~31,500 0~25,500 0~30,000 0~30,000
打撃数 低速 0~7,000 0~8,250 0~7,500 0~6,000 0~7,500
重量 0.87 kg 2.3 kg 1.6 kg 2.3 kg 1.8 kg
バッテリー マキタ18V対応 18V 18V 18V 18V
チャック能力 1–10 mm 1.5–13 mm 1.5–13 mm 1.5–13 mm 1.5–13 mm

KA-11とマキタ各機種の比較分析

  • HP486D
    最大トルク140 N·m、コンクリート16mm。KA-11よりはるかにパワフルで、本格建材作業向き。KA-11とはトルク・打撃数・重量で大きく差があるため、近似モデルではない。

  • HP487D
    最大トルク40 N·m、コンクリート13mm。KA-11の50 N·mに近く、重量も1.6 kgでKA-11の0.87 kgよりやや重いが、性能帯としては近い。コンパクトでDIY向け。

  • HP458D
    最大トルク84 N·m、コンクリート16mm。KA-11よりトルクが高く、木工穴あけ・打撃数も上。重さ2.3 kgでかなり重い。KA-11とは用途とパワー帯が違う。

  • HP484D
    最大トルク60 N·m、コンクリート13mm。トルクはKA-11に最も近く、回転数・打撃数もほぼ同等。重量1.8 kgでKA-11より重いが、性能としては最も近い中級モデル。

KA-11とマキタのドリルドライバで近いモデルはこれ

  • KA-11は「軽量・DIY向け」仕様で、マキタのHP484DやHP487Dの中間的な位置付け
  • HP486DやHP458Dはプロ向けのヘビー仕様であり、KA-11とは比較対象として少し遠い。
  • KA-11をDIYや家庭用、軽作業向けとして紹介するならHP484DやHP487Dと比較するのが適切

マキタ HP484Dとの比較

  • パワー: HP484Dは最大トルク60 N·mでKA-11よりやや強力。コンクリート穴あけ能力も13 mmでKA-11より広がる。
  • 重量: 1.8 kgとKA-11より重く、長時間作業では疲れやすい。
  • 用途: DIYから本格作業まで対応できる中級モデル。KA-11と比べるとややプロ寄り。

マキタ HP487Dとの比較

  • パワー: 最大トルク40 N·mでKA-11に近い。コンクリート穴あけ13 mm、木工36 mm。
  • 軽量性: 1.6 kgとKA-11より重いが比較的コンパクト。
  • 用途: KA-11と同様に家庭・DIY向け。軽量重視ならHP487DよりKA-11が有利。

結論:どれがいいの?

  • 家庭用・DIY重視 → KA-11
  • ややパワーが欲しい中級DIY/軽作業 → HP484D
  • コンパクト重視の軽作業 → HP487D

KA-11は「軽量・コンパクト・取り回しが良い」点が最大の魅力で、DIYや家庭用作業で使いやすいモデルです。一方、マキタのHP484Dはパワー重視、HP487Dは軽量コンパクト寄りの中間性能です。用途や作業対象によって選ぶのがポイントです。

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まとめ

今回、Kachiari 震動ドライバドリル KA-11を実際に使い、マキタのHP484DやHP487Dとの比較までじっくり行いました。スペックや特徴を確認し、実機での操作感、さらにAmazonの口コミも踏まえて感じたことは、KA-11は価格以上の実力を持ったドライバドリルだということです。

軽量で握りやすく、トルクの立ち上がりもスムーズ。ドリル作業はもちろん、インパクト(震動)機能を活かしたネジ締め作業にも十分対応でき、日常のDIYや軽作業に幅広く活用できます。マキタ純正モデルと比べると細かい部分で差はありますが、コストパフォーマンスを考えるとKA-11は非常に魅力的な選択肢です。口コミでも「価格以上に使える」「DIY作業が効率的になった」といった声が多く、逆に「バッテリーの持ちがもう少し長ければ」といった改善点もありますが、実用上は許容範囲内です。

結局のところ、初めて充電式ドライバドリルを使う人や、サブ機として手頃でパワフルな1台を探している人には、KA-11は迷わずおすすめできます。マキタ純正品を既に持っている人でも、インパクト機能付きの手軽なサブ機として置いておく価値は十分にあります。

購入を検討しているなら、まずは手に取って軽さや操作感を体感してみることをおすすめします。価格と性能のバランスを考えると、KA-11は間違いなく「買い」の一台と言えるでしょう。

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