今回紹介するのは充電式のチェーンソーです。
メーカーはYirealという中華製になります。マキタの18Vと互換性があり、かなり売れているモデルですね。
Yireal 14インチ&12インチ 電動チェーンソーをAmazonで見る
このチェーンソーはガイドバーの長さを14インチ(約350mm)と12インチ(約300mm)で使い分けできます。350mmという長さは、18Vバッテリーのチェーンソーとしては最長クラスになります。
本来、ガイドバーが長くなるとパワーや回転が落ちやすいんですが、Yirealはバーをスリムにすることで切断スピードを30%向上させているのが特徴です。
ちなみに、マキタ純正の18Vチェーンソー「MUC307D/357D」のチェーンスピードは7.7m/s。一方でYirealは「5600r/minの切断回転スピード」と表記されています。
単位が違うのでそのまま比較できませんが、仮にこれがドライブスプロケット(チェーンを回すギヤ)の回転数だとすると、直径30mmとして計算すると約8.8m/s(約528m/分)。
つまり、マキタMUC307D/357Dよりチェーンスピードが速い計算になります。
これを見るだけでも、Yirealが回転スピードを重視していることがわかります。
最終的には、数値だけで判断するのは難しいので、今回はYirealのチェーンソーが実際にどれくらい使えるのか、実機でしっかり検証していきます。
Yireal 14インチ&12インチ 電動チェーンソーの特徴・スペック
まずは、Yireal 14インチ&12インチ 電動チェーンソーがどんな仕様なのか、特徴やスペックを整理しておきます。
Amazonの商品ページではかなり情報量が多いので、実際に使う前に、どこがポイントになるのか一度まとめておくとイメージしやすいと思います。
今回のモデルは「軽さ」と「回転スピード」の両立、そして「14インチ&12インチの使い分け」というところが大きな売りになっています。マキタ互換という点も含めて、価格帯の中ではかなり機能が詰まっている印象ですね。
それでは、まずは特徴とスペックから見ていきます。
■ 強力ブラシレスモーターで安定した切断性能

Yirealの電動チェーンソーは、5600rpmの切断速度と21,000rpmの高回転モーターを搭載しており、太めの枝や丸太でも一気に切り進めるパワーがあります。ブラシレス仕様のため、摩耗が少なく、回転が安定しやすいのもメリット。家庭の庭木から軽作業の伐採まで幅広く活用できます。
■ 高速ガイドバー採用で作業効率アップ

細身の高速ガイドバーを使うことで、従来タイプより切断スピードが約30%向上。チェーン外れも約60%抑えられており、作業中のストレスを大きく減らしてくれます。チェーンは65Mn鋼を採用し、刃の切れ味が長持ちしやすい点も特徴です。
■ 14インチと12インチのバーが両方付属

用途に合わせて使い分けできるよう、14インチと12インチのバー&チェーンがセットになっています。太い木を切りたい時は14インチ、細かい作業や取り回し重視の作業では12インチ、と1台で幅広いシーンに対応できます。
■ 工具不要のチェーン調整でメンテが簡単

本体側面の回転ノブを回すだけでチェーンテンションが調整でき、工具を持ち歩く必要がありません。作業途中でもすぐに調整できるため、初心者でも扱いやすい設計になっています。
■ 約1.5kgの軽量ボディで扱いやすい
本体重量は約1.4〜1.5kgと非常に軽量。一般的な電動チェーンソーより約30%軽く、長時間の作業でも腕への負担が少なく済みます。女性や高齢の方でも握りやすく、庭木の剪定にも使いやすいモデルです。
■ 自動給油機能でチェーンの寿命も延びる
オイルタンクを内蔵しており、作業中は自動でチェーンに潤滑油が供給されます。チェーンの焼き付きや摩耗を防ぎ、メンテナンスの手間も軽減してくれます。
■ マキタ18Vバッテリー互換に対応

付属の4.0Ahバッテリー×2個はもちろん、マキタ18Vバッテリーにも対応しています。すでにマキタの工具を使っている人なら、バッテリー資産を共用できるのが大きなメリットです。
■ 安心の1年保証付き
購入後1年間は品質保証が付いており、万が一のトラブルでもスムーズに対応してもらえます。サポート面でも安心して選びやすいモデルです。
▼ スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Yireal |
| 電源 | 充電式(バッテリー式) |
| モーター | ブラシレスモーター |
| 回転数 | 切断速度:5600rpm/内部回転:21,000rpm |
| ガイドバー | 14インチ・12インチ(両方付属) |
| チェーン素材 | 65Mn 高強度チェーン |
| 本体重量 | 約1.4〜1.5kg |
| 給油方式 | 自動給油 |
| チェーン調整 | 工具不要(回転ノブ式) |
| 寸法 | 16 × 22 × 60cm |
| 付属バッテリー | 4.0Ah × 2個(残量表示付き) |
| バッテリー互換 | マキタ18Vバッテリー対応 |
| 用途 | 庭木の剪定、枝切り、丸太切断、竹伐採など |
| 保証 | 1年保証 |
| 取扱説明書 | 日本語対応 |
開封してみた
注文したYireal 電動チェーンソーは、こんな感じのダンボールで届きました。

開封すると、まず収納ケースが現れます。

あけてみると、一式すべて収納されています。

ケース自体は正直なところ簡易的なもので、強度はそれほど高くありません。あくまでオマケ的な位置付けですね。
ただ、このケースがあるとないのとでは全然違います。使い終わったあとにまとめて収納できますし、持ち運びの際にもとても重宝します。

ケースからすべて出してみました。

付属品は以下の通りです。
バッテリー2個、12インチと14インチのガイドバー、12インチと14インチ用のチェーン2本、保護バッフル、充電器、レンチ、プラスドライバー、棒やすり、軍手、防塵ゴーグル、日本語取扱説明書。
互換チェーンソーとしては、付属品はかなり充実しています。Amazonのレビューでも「付属品が多い」という声が多いですが、確かにこれは評価できるポイントですね。

本体をチェック
本体を見ていきます。
本体重量はバッテリー抜きで約1.5kg。非常に軽いです。
同クラスのマキタ純正チェーンソー(MUC307D/357D)が本体+ガイドバー+チェーンで約3.5~4.0kgあることを考えると、体感的には半分以下。正直、軽すぎるくらいです。
Yireal 充電式チェーンソーの特徴として、ガイドバーの長さを12インチと14インチで変更できます。
長さの差は約5cm程度ですが、実際に使ってみるとこの差は意外と大きいです。
基本は12インチで使い、予備として14インチがあるという使い方もできますし、万が一ガイドバーを木に挟んで曲げてしまった場合の保険にもなります。
実際、作業中にガイドバーを木の下敷きにしてしまうことは珍しくないので、予備があるのは安心感がありますね。
また、特徴でも触れましたが、ガイドバーの幅がかなりタイトに作られています。
そのおかげで回転スピードが速く、取り回しがとても楽です。実際に木を切っていても、ガイドが木に挟まりにくく、操作性はかなり良好でした。
外観をぐるっとチェックしました。



多少プラスチック感はありますが、価格を考えれば特に問題になる部分はありません。Amazonの評価で「作りが安っぽい」という声もありましたが、実用面で不安を感じるような作りではないと感じました。
保護バッフルの取り付け
正面の位置に保護バッフルを取り付けます。


この保護バッフルは、キックバック時のケガ防止用です。
手前に押すとチェーンソーの回転が止まる仕組みになっています。


マキタ純正のような電気ブレーキほどの完成度ではありませんが、最低限の安全装置としてはちゃんと機能しています。
ガイドバーの交換
次はガイドバーを交換してみます。
前側のボルト2本を外し、その横にあるチェーンを張るクイックテンショナーを固定しているネジも外します。


外したら、ガイドバーとチェーンを取り外し、変更するガイドバーとチェーンをはめ込みます。

チェーンには向きがあるので、ここは間違えないように注意が必要です。


チェーンを張りつつカバーを取り付け、ボルトを締めます。

このとき、クイックテンショナーの構造を理解しておく必要があります。
勢いよく外すと、テンショナー内部のバネや調整部品がばらけてしまい、少し面倒なことになります。
クイックテンショナー自体は便利な仕組みですが、外すときはゆっくり作業した方が安心です。

締め込みが完了したら、クイックテンショナーでチェーンの張りを調整し、問題なければ完成です。

次は、実際に使うための準備です。
実際に使ってみた
それでは実際にチェーンソーを使ったレビューをしてきます。
実際に使う準備
実際に使う前に、チェーンオイルを入れます。
チェーンオイルは付属していないので、別途用意する必要があります。

今回はAmazonで「AZ ハイグレード チェーンソーオイル 1L NR201」を購入しました。注ぎ口があるので使いやすいです。
チェーンオイルを入れたら、オイルがチェーンに馴染むように軽く空回しします。
オイルがしっかり付いていればOKです。

実際に使ってみた
この日のために拾ってきた丸太で試し切りです。
見た目は少し朽ちている感じですが、芯はしっかりしています。
サイズは直径22cmほど。12インチのガイドバーでギリギリ刃が出るくらいのサイズです。

この丸太を切ってみました。

実際に切ってみると、力を入れなくてもスーッと切れます。かなり楽ですね。

何度も切ったあと、あえて少し力を入れてトルクの粘りを見てみましたが、チェーンの回転が止まることなく切れました。
Amazonのレビューで「トルクが弱いのでは?」という声もありましたが、このサイズの木であれば全く問題ありません。

とにかく軽いので、取り扱いが本当に楽です。
山での作業では、この軽さが後々かなり効いてきます。
さらに太い丸太でテスト
次は、さらに太い丸太です。
これを一人で試行錯誤しながら運んで、腰を痛めました……それくらい重たい丸太です。
サイズは直径35cmほど。12インチでも14インチでも、ガイドバーより太いサイズになります。

ガイドバーが届かないので向きを変えながら切りましたが、作業としては全く問題ありません。
一発で輪切りにはできませんが、実用上は十分ですね。
むしろ14インチ以上になると、山作業では取り回しが悪くなるので、12~14インチくらいがバランス的にちょうど良いと感じました。



山での実使用
次は実際に山に入って木を切りました。サイズは直径25cmほど。

この木を5回ほど、上からダルマ落としのように切りましたが、非常に快適です。
特に苦労することもなく切れました。



実はこの木、以前チェーンソーがなかった頃に、向きを変えながら苦労して切った木です。
それを考えると、今回の作業はあっという間でした。
おまけ:椅子を作ってみた
動画では切り株を利用して、簡単な椅子を作ってみました。
作るというより、削り出しですね。
ガイドバーの幅がタイトなこのチェーンソーだからこそ、こういった細かい作業もできると思ってのチャレンジでした。
ただ、動画を見返したら、肝心の削っているところが映っていない……。
画角ミスです。これは正直ショックでした。

完成した椅子はこちらです。
思いつきで初めてやってみた割には、それなりに形になりました。



使ってみた感想
12インチのチェーンソーは今回が初めてでしたが、意外としっかり使えました。
初めてチェーンソーを使う人にも扱いやすいと思います。
とにかく軽いので、女性でも問題なく使えるレベルです。
価格を考えても、これは良い買い物でした。
動画収録しました
開封から商品紹介、実際に木を切るところまで、すべて動画に収録しています。
気になる方は、ぜひ動画もあわせて見てみてください。
Amazonの評価は?
実際にAmazonで購入した人の評価を見ていきます。評価は2025年12月時点で39件付いていて、4.6とかなり高いです。
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ただ、中華製の商品はヤラセも多いので、信用に足る部分を抽出してまとめてみました。
▼ 良い評価(信頼性の高い内容だけを抽出)
- 本体が軽く、女性でも扱いやすい。12インチでも十分なパワーがあり、太めの庭木も問題なく切れる。
- 14インチバーと予備チェーンが付属しており、用途に応じて使い分けられるのが便利。
- コードレスで取り回しが良く、収納ケースに本体・バッテリー・工具類がまとめて入るため持ち運びしやすい。
- 20cm程度の杉の木でもスムーズに切れて、力を入れすぎなければチェーンが止まることもない。想像以上に切れ味が良い。
- バッテリーが2個付属しており、マキタ18V互換のためほかの工具と併用でき、作業途中の電池切れの心配が少ない。
- 液晶でバッテリー残量が確認できるため、作業計画が立てやすい。
- 軽量なので長時間の作業でも疲れにくく、山林の持ち込み作業にも向いている。
- 付属品(目立てヤスリ、工具、保護具、予備チェーンなど)が充実しており、この価格帯ではコスパが非常に高い。
- 操作が簡単で、安全機構もしっかりしているため、チェーンソー初心者でも扱いやすい。
- アフター対応が丁寧で、機器の不具合にも迅速に対応してもらえたという声がある。
- ガソリン式と比べて扱いやすく、家庭の庭木・竹藪の整理などには十分なパワーがある。
▼ 悪い評価(信頼性のある指摘を抽出)
- 説明動画の内容と実物に差があり、オイル漏れがあったという指摘がある。
- チェーンが外れやすく、数本切るごとに外れる場合がある。
- 数回の使用で切れ味が落ち、目立てが必要になったという口コミがある。付属のヤスリは削れにくく、別途ホームセンターで購入したという声もあり。
- 中国製のため、取扱説明書の日本語が不自然で読みづらい部分がある。
- 垣根など細かい剪定には向かないという評価もある。
マキタ純正品との比較
冒頭で書いたように、今回紹介したYirealのチェーンソーとガイドバーが同等であり、18Vバッテリーの同等品では、マキタの純正品でMUC307D(300mm)/357D(350mm)というモデルがあります。
ここでは信頼のメーカーであるマキタの純正品とスペックや特徴を比較してみたいと思います。
比較表:マキタ純正チェンソーとAmazonの互換品
| 項目 | Yireal 充電式チェンソー | マキタ 充電式チェンソー MUC307D/357D |
|---|---|---|
| メーカー | Yireal | マキタ(純正品) |
| 動力源 | 充電式(18V、マキタバッテリー互換) | 充電式(マキタ18Vバッテリー専用) |
| モーター | ブラシレスモーター | ブラシレスモーター+ギア減速機構 |
| 回転速度 | 5600r/min(切断回転) →チェーンスピード:約8.8m/s(推測) |
7.7m/s(チェーンスピード) |
| ガイドバー | 14インチ(約350mm) & 12インチ(約300mm)両方付属 | MUC307D: 300mm / MUC357D: 350mm |
| 重量 | 1.5kg(本体のみ) | 4.0kg(チェーン、ガイドバー、バッテリー含む) |
| 給油機能 | 自動給油式オイルタンク | 大口径給油口(手動給油) |
| チェーン調整 | 回転ノブで簡単調整(工具レス) | レバーとダイヤルで簡単調整(工具レス) |
| 追加機能 | 軽量設計、補助ハンドル、1年保証 | 防滴・防じん (APT)、キックバック/電気ブレーキ |
| バッテリー | マキタ18Vバッテリー互換(BL1820Bなど一部非推奨なし) | マキタ18Vバッテリー全般対応(BL1820B, BL1815N非推奨) |
| 価格帯 | ¥16,999~14,999 税込 | 本体のみ約4.2万〜4.4万円、バッテリーセット約6万〜6.2万円 |
🔋 動力伝達方式とパワーに違い
- Yireal: 「21000r/minの高回転エンジン」と「5600r/minの切断回転スピード」という記載があります。これがドライブスプロケット(チェーンを回転させるギヤ部分)の回転数だと仮定すると、大まかなチェーンスピードを推測できます。仮に、ドライブスプロケットの直径が30mm(一般的な小型チェーンソーの目安)だとすると、約8.8m/s(約528m/分)となります。
- マキタ純正品: 「BLモータ+ギヤ減速機構」とあり、ブラシレスモーターのパワーをギヤで最適化し、チェーン刃に「高トルク」で伝達する構造です。これにより、ハードな作業でも粘り強く切断できることが強み。数値としては「チェーンスピード7.7m/s」という実用的な情報が提示されています。
【解説】 A社製品は高回転で勢いよく切るタイプ、マキタは高トルクで粘り強く切るタイプという違いが見て取れます。特に太い木材や硬い木材を切る際には、マキタのギヤ減速機構による高トルクが威力を発揮しやすいでしょう。
⚖️ 圧倒的な重量差
- Yireal: 本体重量が1.5kgと非常に軽量です。長時間の作業や取り回しの良さは大きなメリットとなるでしょう。
- マキタ純正品: 質量が4.0kg(チェーン、ガイドバー、バッテリー含む)。バッテリー込みの重さであることを考慮しても、A社製品よりは重いです。
【解説】 1.5kgと4.0kgでは、作業時の負担が大きく異なります。軽量性が最優先であればA社製品は魅力的ですが、マキタ製品は重量がある分、頑丈な作りや安定性を備えている可能性があります。
⚙️ ガイドバーの柔軟性とバッテリーの互換性
- Yireal: 12インチと14インチの両方のガイドバーが付属しており、用途に合わせて交換できる柔軟性があります。バッテリーはマキタ18Vバッテリーに対応していますが、具体的な品番の推奨・非推奨の記載はありません。
- マキタ純正品: MUC307Dが300mm(約12インチ)、MUC357Dが350mm(約14インチ)と、モデルごとにガイドバーの長さが固定されています。また、マキタ純正品ですが、容量の小さい「BL1820B, BL1815Nは非推奨」と明記されている点も注目です。
【解説】 Yirealは1台で複数の作業に対応できる汎用性の高さが魅力です。マキタ純正品が特定のバッテリーを非推奨としているのは、製品の性能を最大限に引き出すため、あるいは安全面において、より高容量のバッテリー使用を推奨しているためと考えられます。Yirealは互換品であるため、純正バッテリーに対する具体的な推奨はないです。
✅ あなたにぴったりの電動チェンソーはどっち?
これまでの比較を踏まえて、YirealとマキタMUC307D/357D、どちらを選ぶべきか、分かりやすく結論をまとめました。
🌟 Yirealはこんな人におすすめ!
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 手軽さ・価格 | 1.5kgと超軽量で操作が楽。 |
| マキタの半額以下で、とにかく安く始めたい。 | |
| 柔軟性 | ガイドバーの長さが2種類付属し、用途で選べる。 |
| 用途 | 庭木の剪定やDIYなど、軽作業がメイン。 |
| 使用頻度がそれほど高くない。 | |
| 割り切り | 耐久性や安全性は二の次で、とりあえず使えればOK。 |
🌳 マキタ MUC307D/357D (純正品) はこんな人におすすめ!
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 品質・信頼性 | 高い耐久性と厳しい品質管理。 |
| 作業中の安全機能(ブレーキ)も充実。 | |
| 性能・パワー | ギヤ減速機構による高トルクで、粘り強く切れる。 |
| 太い木や硬い木を切る機会が多い。 | |
| 用途 | 造園作業や解体作業、薪作りなど、ハードな使用。 |
| 長時間・高頻度での使用を想定している。 | |
| 安心感 | 充実したアフターサポートと長期的な使用を期待。 |
💡 結論:あなたが重視するのは「手軽さ」か「信頼性」か
-
「とにかく安く、気軽にちょっとした作業に使いたい」 なら、Yireal。価格メリットと軽さ、ガイドバーの柔軟性は魅力的です。ただし、耐久性や長期的な安全性、アフターサポートには過度な期待はしない方が良いかも。
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-
「長く安心して使いたい」「本格的な作業にも対応したい」 なら、マキタ。初期費用は高くても、その分、プロの過酷な使用にも耐える信頼性、安全機能、そして充実したサポート体制が手に入ります。特に、木材の解体や薪作りなど、負荷の高い作業を頻繁に行うなら、マキタの「粘り強い切断」は大きなメリットですね。
最終的には、「予算」「使用目的」「使用頻度」を明確にすることで、どちらのチェンソーよりふさわしいかで判断すると良いと思います!
まとめ
今回紹介したYirealの電動チェーンソーは、実際に使ってみて「価格と軽さ、取り回しの良さ」という評価が、想像以上にそのまま作業性に直結しているチェーンソーだと感じました。
14インチと12インチのガイドバーが使える柔軟性に加えて、ガイドバー幅がタイトな設計のおかげで、回転の立ち上がりが良く、実際の切断も非常にスムーズです。
22cmクラスの丸太はもちろん、35cm前後の太さでも、向きを変えながらであれば問題なく切断でき、トルク不足を感じる場面はほとんどありませんでした。
Amazonの評価では「パワーが弱そう」「互換品なので不安」という声も見かけますが、少なくとも今回の使用環境では、実用面で困ることはなく、むしろこの軽さは大きな武器になります。
1.5kgという重量は数字以上に体感差があり、山作業や持ち運び、長時間の使用では確実に効いてきます。
もちろん、マキタ純正品のようなギヤ減速による粘り強さや、長期使用を前提とした耐久性、安全装備まで含めた完成度という点では、方向性はまったく別物です。
これは優劣の話ではなく、用途と考え方の違いですね。
・軽作業中心
・取り回しの良さ重視
・とにかく軽いチェーンソーが欲しい
・価格はできるだけ抑えたい
こういった条件に当てはまるなら、Yirealは「かなりアリ」な選択肢だと思います。
一方で、太い木を頻繁に切る、長時間・高頻度で使う、安全装備や耐久性を最優先したいという場合は、やはりマキタ純正品を選ぶのが無難でしょう。
最終的には「何を切るのか」「どこで使うのか」「どれくらいの頻度で使うのか」。
そこを整理した上で選べば、このYirealのチェーンソーは、価格以上に満足度の高い一台になると思います。
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