郵便受けの防犯対策は大丈夫?マンションや賃貸のドアに簡単にできるグッズ紹介

ポスト

玄関のドアポストは防犯上危険です。SNSでも恐怖体験を語っている人は多数います。

玄関に直接ドアポストが設置されていることは、セキュリティ上のリスクを高める可能性があります。では、どのような危険があるのか、またその対策についてご説明します。ドアポストを使っている皆さんがもし安全性に心配をお持ちであれば、この記事を参考にしていただければと思います。

玄関ドアに直接ポストが付いている場合、侵入者がその隙間を利用して鍵を操作することができる可能性があります。さらに、郵便物が見えると、家の中に人がいない時間帯を推測されやすくなります。これらのリスクを軽減するための具体的な防犯対策について、今回詳しくご紹介します。どうぞ、この情報を活用して、ご自宅の安全を守ってください。

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ドアポストと防犯上の懸念

ドアポストを設置している家庭では、どのようなリスクがあり、なぜ防犯対策が求められるのでしょうか?この問題について、具体的な原因を詳しく説明します。

サムターン回しのリスク

サムターン回しとは、鍵の内部構造を不正に操作して解錠する方法です。特に、ドアポストからは工具や手を挿入しやすく、鍵の操作部分へのアクセスが容易になるため、侵入の手段として使われることがあります。

ドアポストの形状によっては、特にリスクが高まります。たとえば、上部が開くタイプや隙間が大きいタイプのポストは、簡単に工具を挿入でき、鍵操作が行いやすくなります。また、ポスト自体が簡単に外れる設計の場合、侵入者にとってさらに便利な道具となる可能性があります。

これらの問題に対処するため、ドアポストの構造を見直し、防犯性を高める工夫が必要です。家の安全を守るためにも、適切な防犯対策を施すことが推奨されます。

ドアポストからの盗視問題

ドアポストを通じて室内を覗くという問題は、意外にも多くの家庭で発生しています。ここではそのリスクと具体的な事例について解説します。

部屋の中が外から見える問題

ドアポストの設計によっては、受け側に隙間があるために、外から室内が見やすくなってしまいます。この隙間を通じて、部屋の中の様子を覗かれることがあります。

スマートフォンによる盗撮の危険性

さらに、スマートフォンなどの小型カメラをドアポストに差し込むことで、室内の写真や映像を盗撮する行為も報告されています。このような行為は、個人のプライバシーを大きく侵害するものです。

これらの問題に対処するため、ポストの設計を見直したり、防犯カメラを設置するなどの対策が考えられます。家庭の安全とプライバシー保護のためにも、適切な対策を講じることが重要です。

ドアポストを通じたいたずらの問題

ドアポストがいたずらや犯罪のターゲットになることがあります。以下に、どのような問題が発生し得るのかを説明します。

ゴミの投入や郵便物の盗難

ドアポストを介して、無断でゴミが投げ入れられることがあります。また、郵便物が盗まれるリスクも存在します。集合住宅の集合ポストの場合は、被害がポスト内に限られますが、個々の家庭に直接設置されたドアポストの場合、被害が家の内部にまで及ぶことがあります。

近隣トラブルやストーカーによる被害

特に、近隣住民とのトラブルがある場合や、ストーカー被害に遭っている場合、ドアポストを介したいたずらや嫌がらせが発生することがあります。これらの問題に対処するためには、防犯カメラの設置や防犯対策強化が必要です。

家庭の安全を守るために、ドアポストの安全性を高めるための対策を講じることが推奨されます。これには、ポストの設計を見直す、セキュリティを強化するなどの方法が考えられます。

ドアポストに対策が必要なその他の理由

防犯だけでなく、他にもドアポストへの対策を考慮すべきいくつかの理由があります。ここでは、それらの理由と具体的な対策について説明します。

隙間風の問題

ドアポストの設計が風を遮るのに十分でないため、外からの隙間風が室内に流入することがあります。これにより、室温の調節が難しくなり、冷暖房効率が低下してしまいます。冷たい風が入り込むと、居住者が不快感を感じることもあります。

虫の侵入

さらに、ドアポストの隙間からは虫が侵入する可能性もあります。ドアポストが完全に密閉されていないため、虫が外から容易に室内に入り込むことができます。チラシなどがポストに挟まったままになっていると、虫が侵入しやすくなるため、定期的にポストを確認し、清掃することが重要です。

これらの問題を防ぐために、ドアポストの改善や適切な防虫対策を行うことが推奨されます。ドアポストの密閉性を高めることで、隙間風や虫の侵入を効果的に防げます。

ドアポストへの簡易防犯対策

これまでにドアポストの防犯上のリスクを説明してきました。次に、ドアポストに簡単にできる防犯対策をご紹介します。まずは外側からの対策です。

防犯のためにドアポストを塞ぐ方法

  • テープで封印: ドアポストの外側に強力なテープ(ガムテープや養生テープ)を使って封をします。これにより、隙間風や虫の侵入を防ぎつつ、何者かが無理やり開けようとした場合の痕跡を残しやすくなります。ただし、この方法だけでは覗きやサムターン回しを完全に防ぐことは難しいため、あくまで一時的な対策として有効です。
  • 専用の防犯グッズを使用: ドアポストを完全に塞げる専用グッズも市販されています。これらの製品を利用することで、外部からの覗き見や不正操作を根本的に防げます。設置が簡単で、穴あけが不要なタイプもあり、特に賃貸住宅に住んでいる方には便利です。

また、このようなグッズの使用時には、ドアポストの受け側を取り外し可能かどうかを事前に確認することが重要です。一部のドアではポストがドアと一体化しているため、使用できない場合があります。

ドアポストの内側に施す防犯対策

ドアポストの受け側にも効果的な防犯対策を施すことができます。このセクションでは、室内のプライバシーを保護し、不正アクセスを防ぐ方法について詳しくご紹介します。

内側からの視線遮断

  • 視線遮断素材の設置: ドアポストの受け側に隙間がある場合、視線遮断として機能する素材を取り付けると良いでしょう。例えば、透けにくい厚手の布やフィルムを隙間に貼り付け、ガムテープで固定する方法が効果的です。これにより、外からポストを通して内部を覗かれることが防げます。
  • 目隠し機能付きドアポストへの交換: 目隠し機能が備わったドアポストに交換するのも一つの方法です。このタイプのポストは、主に投函口が下向きに設計されており、外から直接中を覗くことが難しくなります。また、この設計はサムターン回しをする際の工具使用を困難にします。

鍵付き受け箱の導入

  • 鍵の取り付け: 受け箱に鍵を取り付けることで、更なる安全性を確保できます。ドアポストを通じて何らかの工具を挿入された際に、鍵があれば受け箱を開けられることなく、サムターンの操作が困難になります。ダイヤル式や南京錠など、簡単に取り付けられる鍵が推奨されます。

これらの対策を講じることで、ドアポストを通じた潜在的なリスクを大幅に低減し、家庭の安全をより確実に守ることが可能です。

ドアポスト以外での効果的な防犯対策

ドアポスト単体での防犯対策では限界があります。より全面的な防犯強化を目指す場合、以下のような追加対策を検討してみてください。

サムターンの防犯強化

  • 防犯サムターンの導入: サムターン回しを防ぐために、通常のサムターンを押しボタン式などの防犯機能付きに交換することが効果的です。このタイプのサムターンは、無許可での回転を防ぎます。
  • サムターンガードの取り付け: サムターンを直接操作することを防ぐためのガードも存在します。これらは価格も手頃で、取り付けも簡単なため、特に賃貸住宅にお住まいの方におすすめです。

補助錠の設置

  • 高位置に補助錠を設置: メインの鍵以外に、ドアのより高い位置に補助錠を設置することで、侵入者がドアポストから手を伸ばしても鍵に届かないようにします。これにより、サムターン回しの難易度が上がり、侵入者が諦めやすくなります。

ドアスコープの保護

  • ドアスコープカバーの使用: ドアポスト以外に、ドアスコープから室内が覗かれるリスクもあります。特に、ドアスコープを通じて犯罪者が室内の様子を詳しく確認できるケースが報告されています。ドアスコープ用のカバーやマグネット式の遮蔽物を取り付けることで、これを防ぎます。

これらの対策を組み合わせることで、ドアポストの問題点を補いつつ、家全体の安全性を高めることができます。

ドアポストへの防犯対策を行う際の注意点

ドアポストへの防犯対策を実施する前に、特に賃貸住宅で気をつけるべき点をいくつか挙げます。適切に対応することでトラブルを避けることができます。

貸主の許可を得る

  • 外観の変更が伴う場合: ドアポストを覆うなど、外から見て変更が明らかな場合は、必ず事前に貸主の許可を得てください。貸主との間でトラブルが生じることを避けるためにも、事前に相談を行うことが大切です。
  • 穴開けや固定の許可を確認: 防犯対策としてネジやビスを使用する場合は、これもまた貸主の許可が必要です。退去時の原状復帰費用が発生することがありますが、防犯目的であれば許可されることもあります。

退去時の原状復帰

  • 取り外した部品の保持: 防犯対策で取り外したドアポストや受け箱などは、退去時に元に戻す必要があります。これらを保管しておくことで、退去時の追加費用を避けることができます。

ドアポストの代替案を検討

  • 集合ポストがない場合の対策: 個々のドアポストを完全に塞ぐと郵便物が受け取れなくなるため、郵便物の受け取り方法を再考する必要があります。テープで一時的に封じる、または受取時のみ開けるなどの工夫が必要です。
  • 新たなポストの設置: 玄関横に新しいポストを設置することも一つの方法ですが、共用部への設置は一般的に制限があります。この場合も貸主の許可が必要になります。

これらの点に注意しながら、効果的かつ安全にドアポストへの防犯対策を行うことが重要です。

まとめ

ドアポストは家にいながら郵便物を受け取れる便利さを提供しますが、防犯面では弱点となり得ます。適切な対策を施すことで、防犯性を高め、犯罪被害のリスクを低減させることができます。

家庭での安全を守るためにも、ドアポストの細かな防犯対策を軽視せず、しっかりと対策を施しましょう。これにより、空き巣やのぞき見といったリスクから自宅を守り、安心して生活できるようになります。

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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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