【使ってみた】マキタバッテリー18V動作のKachiari 充電式掃除機|DeWaltの掃除機との比較 

掃除機

マキタの互換バッテリー18Vを購入したので、それを使える電動工具を探していたところ、Kachiariという中華製のメーカーに行き着きました。

マキタバッテリー18Vを使用する電動工具のライナップがとても充実しており、且つ、安価であるのに品質が非常に高いのが特徴です。私は気に入って趣味のDIYを充実させるために片っ端から買ってます。

KA-1 ドリル
KA-2 グラインダー
KA-5 剪定バサミ
KA-6 メタルカッター
KA-7丸鋸 5インチ
KA-8 丸鋸 6.5インチ
KA-9 ドライバー
KA-10 ミニグラインダー
KA-11 震度ドライバドリル
KA-12 インパクトレンチ 400トルク
KA-13 インパクトレンチ 700トルク
KA-14 ジグソー
KA-15 掃除機

今回紹介するのはKachiari 充電式掃除機ですね。

こちらの掃除機はDeWalt(デウォルト)のDCV501HBを模している形をしています。

DeWalt(デウォルト)はアメリカの工具メーカーで、特に電動工具・電動ドライバー・丸ノコなどで世界的に有名です。
親会社は Stanley Black & Decker(スタンレー・ブラック&デッカー)で、プロの大工や建築業者にも信頼されているブランドです。

レビュー記事の後に、スペック比較なども書きました。DCV501HBを模しているKachiari 充電式掃除機は本家に勝てるのか?こうご期待。

では、Kachiari 充電式掃除機のスペックから、レビュー等書いていきます。

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Kachiari 充電式掃除機のスペック

Kachiariの充電式掃除機「KA-15」は、18Vバッテリー対応のコードレススティッククリーナーです。軽量で扱いやすく、家庭の様々な場所に対応できる便利な1台です。

主な特徴

  • コードレス&軽量設計
    バッテリー式なので電源を気にせずどこでも使えます。重さは約1.23kgと軽く、女性やお年寄りもラクに持ち運べるのがうれしいポイントです。

  • 強力な吸引力(最大38,000Pa)
    ブラシレスモーター搭載でパワフルにゴミを吸引。デスクのホコリはもちろん、カーペットに入り込んだ砂や土などもしっかり吸い取れます。

ブラシレスモーターとは?
ブラシレスモーターは、従来のモーターのように「ブラシ(接触部品)」がないモーターです。摩擦や火花が発生しないため、耐久性が高く静かで効率的に動きます。掃除機などで使われると、長時間の使用でもモーターが壊れにくく、パワフルで安定した吸引力を持続できます。

  • 多彩なアタッチメント
    延長チューブ(30cm)×2本、サッシ用隙間ノズル、エアヘッド、ラウンドブラシ、ワイトブラシと豊富な付属品で、床からカーテン、車内まで幅広く掃除可能。身長に合わせて延長パイプも調整できるのも便利です。

  • 操作はシンプルにボタンひとつ
    電源ON/OFFや運転モード切り替えは、スティック先端のスライドボタンひとつで完結。簡単操作で手軽に使えます。

  • お手入れラクラク
    HEPAフィルターとダストカップは水洗い可能。高機能フィルターが微細なゴミもキャッチし、排気もクリーンです。フィルター交換や清掃も簡単にできます。

HEPAフィルターとは?
HEPAフィルターは「高性能空気ろ過フィルター」のこと。非常に細かい微粒子(0.3ミクロン以上のほこりや花粉、ハウスダスト、カビの胞子など)を99.97%以上捕集できるため、掃除機の排気をきれいにして空気中のアレルギー物質や微細なゴミを減らします。

  • LEDライト付きブラシ
    電動ブラシには暗い場所を照らすLEDライト搭載。家具の下や車内など、見えにくい場所もキレイに掃除できます。

  • ブラシレスモーターの耐久性
    超放熱設計でエンジンを保護し、耐久性アップ。銅コアモーター、アンチオーバーロード機能もあり、初心者でも安心して使えます。

  • 適合バッテリーはマキタ18Vシリーズ
    BL1830やBL1840、BL1850など共通バッテリーに対応(バッテリーは別売り)。手持ちのバッテリーが使えるので経済的です。

マキタ18Vバッテリー別 比較表(運転時間と重さの目安)

バッテリー型番 容量(Ah) およその充電時間 重さ 吸引運転時間の目安*
BL1830B 3.0Ah 約30分 約680g 約 10分前後
BL1850B 5.0Ah 約45分 約680g 約 17分前後
BL1860B 6.0Ah 約55分 約680g 約 20分前後

*「吸引運転時間の目安」はKachiari KA-15 本体による動作(平均運転時間約21分を想定)とバッテリー容量比から換算した概算値です。

  • BL1830B(3.0Ah):最軽量のバッテリーで「片手でも疲れにくい」操作感が魅力。バッテリー自体は軽く感じるのに、稼働時間は短め—短時間のサッと掃除向き。

  • BL1850B(5.0Ah):容量と重さのバランスが良く、運転時間も実用的。買い換えるならこの容量が使い勝手の良い「ちょうどいいサイズ」です。

  • BL1860B(6.0Ah):稼働時間は最長ですが、重さが同じなので、30分以上の掃除をする場合におすすめ。ただし送料基準で取り扱いに制限がある点は要注意です。

スペック詳細

  • サイズ:約44×13×20cm
  • 重量:約1.23kg
  • 集じん容量:700mL
  • 入力容量:400W
  • 無負荷回転数:31,000回/分
  • 風量:21.7L/s
  • ホースノズル径:31.8mm
  • 騒音値:72〜89dB
  • フィルタータイプ:HEPAフォーム(洗浄可能)
  • 付属品:延長チューブ×2、隙間ノズル、エアヘッド、ラウンドブラシ、ワイトブラシ
  • 生産国:中国

Kachiari KA-15は、軽さとパワーのバランスが良く、コードレスで使いやすいのが魅力。掃除機が苦手な方でもストレスなく使える設計です。付属アタッチメントが充実しているので、家中や車内まで幅広く使いたい方におすすめです。

吸引力の捕捉「吸引力ってどれくらい?」

一般的な家庭用掃除機はどれくらい?

  • 多くの家庭用スティックやロボット掃除機は、1,000~2,000 Pa程度の吸引力が一般的です。
  • たとえば、「単三電池を床から持ち上げる」には約2,000 Paが必要とされ、これが“人が認識しやすい吸引力の目安”とも言われています。

Kachiari KA-15の吸引力(38,000 Pa)はどれくらいすごい?

  • 38,000 Paは、一般的な家庭用の約20倍の吸引力です。普通の掃除機では取れない細かなゴミやしっかり密着したゴミまでビシッと吸い取ってしまうパワー感は、まさに“掃除機らしい掃除機”という印象。

マキタの掃除機などとの比較は?

  • Makitaのハンドヘルド型掃除機(XLC02ZBなど)は、46 CFMで約33分連続という仕様。ただ、公式ではPa換算は記載されておらず、直接の比較は難しいです。

  • 一方、業務用に近いMakitaのXCVシリーズ(例:XCV18ZXなど)は、44インチの水柱揚程(水の高さ)=約11,000 Paの吸引力を持っており、こちらでもKA-15(38,000 Pa)のパワーが異様に高いことがわかります。

まとめ(比較の図式)

機種・用途 吸引力(Pa) 特徴
一般的な家庭用掃除機 約1,000~2,000 Pa 軽作業向け、日常掃除に十分
Roborock等のロボット掃除機 約1,500~2,000 Pa 軽度のゴミや埃に対応
Makita XCV業務用モデル 約11,000 Pa 相当 粉塵や重ゴミに強い現場仕様
Kachiari KA-15 38,000 Pa 圧倒的な吸引力でゴミを“引き剥がす”力あり

こうしてみると、Kachiari KA-15の38,000 Paという吸引力がいかに異常なレベルか、イメージしやすいと思います。壁のちょっとした埃だけでなく、しっかり張り付いたゴミやカーペットの奥の汚れまで一気に吸い取れる“掃除機界の怪力”といっても過言ではありませんね。

Kachiari 充電式掃除機の開封してみた

注文から数日、届いたのはシンプルな茶色いダンボール箱。外箱の派手さは一切なし。まさに業務用・現場用の雰囲気です。

取り出してみると、本体は意外にしっかりした作り。金属フレームではありませんが、樹脂部分は厚みがあり、手で握っても安っぽさは感じません。

バッテリーは別売りなので、マキタ18Vシリーズ(BL1830B、BL1850B、BL1860Bなど)を持っていない人は別途用意が必要です。

付属のアタッチメントは全部で4種類+延長チューブ2本。どれもシンプルなプラスチック製で、見た目の高級感はありませんが、その分軽く、雑に扱っても壊れにくそうです。

本体はしっかりとした良い作りですね。

正面です。モーターが確認できます。

本体の裏側です。バッテリを取り付けできる部分が確認できます。

スイッチはシンプルなスライド式。吸い込みの強さなどの調節はできません。

こちらの写真は掃除機のダストボックス部分です。

ダストボックスは本体からワンタッチで外せます。

内部のフィルターも引き抜くだけで簡単に取り外せます。

フィルター・ボックスともに水洗い可能。Amazonのレビューでも「掃除後のメンテが簡単で助かる」という声が多かったポイントです。

アタッチメントは全部で4種類。

  • ワイドブラシ:広い範囲を一気に掃除できる定番アタッチメント。回転ブラシはなく、構造は極めてシンプル。
  • エアヘッド:吸い込み口にブラシが付いたタイプ。軽く動かせるので、フローリングや玄関のタタキ掃除に便利。
  • ラウンドブラシ:棚や窓枠、車内の掃除に向いています。毛足は固めで、ほこりをしっかりかき出せます。
  • 隙間ノズル:文字通り狭い隙間掃除専用。家具のすき間やサッシに◎。

まず、一つ目がワイドブラシ。

シンプルな造りなので、吸い込み口に回転ブラシなどはありません。

装着した感じ。

次はエアヘッドです。こちらも簡単な作りですね。ブラシが吸い込み口についています。

装着した感じ。

次はラウンドブラシ。こちらもシンプルです。

装着した感じ。

次は隙間ノズル。ごくごく普通の隙間を掃除しやすい形状です。

装着した感じ。

そして延長チューブが2本です。

本体にダストボックス部分を装着します。結構コツがいるので、取り付けに慣れるまではゴタつくかもしれません。

下部の凸部分に合わせてはめ込みます。

逆に取り外す場合は、ボタンを押すだけで簡単に外れます。

本体の重さが約1.23 kgあります。これにバッテリーの重さが加わりますので、バッテリーの大きさによって総重量は異なってきます。

持った感じはどっしりとした無骨な感じです。いかにもDIYの掃除機って雰囲気です。

Kachiari 充電式掃除機のレビュー

まずは軽く我が家の床をテスト。

普段はロボット掃除機が毎日走っているので一見きれいですが、Kachiariでかけてみると、細かい砂や埃が意外と取れました。

吸引力は正直かなり強烈。スペック上は38,000Paという数字ですが、手のひらをノズルに当てた瞬間の「バチッ」と吸いつく感覚は、手持ちのダイソンよりも強く感じます。Amazonのレビューでも吸引力の評価は非常に高く、現場の木くずや金属粉も余裕で吸えるとの声多数。

アタッチメントを切り替えて窓枠掃除をしてみると、バッテリーの重さが腕にずしっときます。特に女性や長時間作業では腕が疲れやすいかもしれません。ただ、重量感がある分、安定して押し付けられるのでしっかり汚れが取れます。

掃除後はダストボックスを外してフィルターを分解。

蛇腹部分には細かいほこりが入り込むので、ブラシでの掃除が必須ですが、水洗い後はすっきり。構造がシンプルなので、メンテナンスは楽な部類です。

総評としては「DIY向け無骨スタイル+家庭用ではオーバースペック気味の吸引力」。マキタ18Vバッテリーをすでに持っている人なら、日常使いから作業場、ガレージ掃除、車内清掃まで幅広く使えます。

工具感覚でガシガシ使えるので、多少の雑な扱いでもびくともしない安心感があります。

動画撮ってみた

動画も一通り撮影しました。

開封から、簡単な掃除まで収録してあります。

Kachiari 充電式掃除機のAmazonの評価は?

実際にKachiari 充電式掃除機を購入した人の評価を抽出して、良い評価と悪い評価に分けてみました。

良い評価

  • 吸引力がとにかく強力。玄関マットを持ち上げるほどで、フローリングや畳の掃除に最適。
  • マキタ18Vバッテリーが使えるのが便利でコスパも良い。
  • 吸引力は100Vコード式スティッククリーナーと同等かそれ以上と感じる。
  • 付属品が最低限揃っていて使いやすい。ヘッドの動きもスムーズ。
  • 車内の砂利や細かいゴミも軽々吸い取るパワフルさに満足。
  • バッテリーを持っているなら、手軽に強力な掃除機が手に入る。
  • 吸引力の強さを良い意味で捉える人にとっては満足度が非常に高い。
  • フィルターや掃除機用カバーなど消耗品もAmazonで手に入るので安心。

悪い評価

  • 吸引力が強すぎてヘッドが床に吸い付く感覚があり、掃除時に進めるのが重い。
  • 音(騒音)が大きく、マルノコ並みの甲高い音で住宅地では注意が必要。
  • 吸引力調整スイッチがなく、音やパワーの調整ができないのが不便。
  • 延長パイプの肉厚が薄く、乱暴に扱うと割れる恐れがある。ホースバンドで補強が必要。
  • フィルターにゴミや小石が入り込みやすく、掃除やメンテナンスがやや手間。プレフィルターがあれば改善しそう。
  • モーター部分とゴミボックスの組み合わせがシビアで、組み立てが難しい場合がある。
  • 価格が大手メーカー品とあまり変わらず、安さを期待すると少し物足りないかも。
吸引力の強さに対する評価は圧倒的に高い一方、音の大きさやメンテナンスの手間、組み立ての難しさに対する指摘も一定数あります。特にパワー調整ができない点は今後の改良ポイントとして期待されている様子です。

今回紹介したKachiari KA-15は、DeWalt DCV501HBを模した掃除機になっています。ここからは両者の特徴や性能、使い勝手の違いを明確にし、比較してみました。

まずはDeWalt(デウォルト)というメーカーについて書いていきますね。

DeWalt(デウォルト)とは?

DeWalt(デウォルト)は、アメリカ生まれの電動工具ブランドで、黄色と黒のツートンカラーが目印。親会社は世界最大級の工具メーカーグループ「Stanley Black & Decker」で、世界シェアは19%を超えています。つまり、電動工具業界ではトップクラスの存在です。

海外ではプロの大工や建築業者が使う「本格派ブランド」として有名で、特にパワーと耐久性に定評があります。最新のバッテリー技術「POWERSTACK」や、18Vと54Vを切り替えられる「FLEXVOLT」など、他にはない仕組みも多く開発しています。

一方、日本ではマキタやHiKOKI(旧日立工機)が圧倒的なシェアを占めており、DeWaltは上位には入っていません。街中のホームセンターで目にする機会は少なめですが、輸入販売や一部店舗、通販では手に入ります。実際に使った人からは「海外らしいパワー感」「タフな作りで長持ちする」という声が多く、工具好きやプロの間では根強い人気があります。

まとめると、DeWaltは世界的には電動工具の王者クラス、日本では“知る人ぞ知る”本格派ブランドといった立ち位置です。

日本における人気・知名度・売り上げ

日本国内では、マキタが約49%と圧倒的なシェアを誇り、次いでHiKOKI(旧日立工機)約20%、京セラインダストリアルツールズ約10%という構図です。一方、DeWaltの国内シェアは上位には入っていません。

そのため、日本ではプロユースやDIY初心者の間で一定の認知はあるものの、圧倒的な知名度・シェアを誇るとは言いづらい状況です。

ただし、関東などのホームセンターや輸入販売店を通じて販売されており、特に耐久性・パワー・バッテリー技術に定評があります。

実際、工具に詳しい愛用者の間では「Makita > Milwaukee > DeWalt > Ryobi…」という順でモデルの豊富さやラインナップが語られることもあります。

観点 世界的ポジション 日本国内での状況
市場シェア 世界No.1。Stanley Black & Deckerとして19%超 マキタが49%と圧倒的。DeWaltはトップには立っていない
技術・革新 POWERSTACK, FLEXVOLTなど先進技術でリード 日本でも高評価。ただし主流ではない
知名度 プロ向け中心に高い信頼とブランド力あり プロからDIY層に一定の認知。だがマキタなどに比べると知名度は控えめ

【2025年最新版】Kachiari KA-15とDeWalt DCV501HBを徹底比較!家庭用と現場用コードレス掃除機のおすすめはどっち?

Kachiari KA-15DeWalt DCV501HBの特徴や性能、使い勝手などを比較してみました。

DeWalt DCV501HBとは?

DeWalt(デウォルト)DCV501HBは、DeWalt 20V MAXシリーズのバッテリーに対応し、現場の厳しい環境でも使える耐久性と吸引力(46CFM)を備えています。つまりマキタのバッテリーでは動きません。

OSHA規格準拠のHEPAフィルターを標準搭載しており、微細粉塵も確実にキャッチします。

基本スペック比較

項目 Kachiari KA-15 DeWalt DCV501HB
対応電圧 18V(マキタ互換) 20V MAX(DeWalt専用)
重量 約1.23 kg 約3.09 kg
集じん容量 0.7 L 0.7 L
吸引力 最大38,000 Pa 46 CFM ※約13,700Paに相当
フィルター HEPA(水洗い可) HEPA(OSHA準拠)
騒音 72〜89 dB 約87 dB
用途 家庭・車内・軽作業 建築現場・DIY工房
価格目安 約8,800円 約14,000〜18,000円

機能と使い勝手の違い

吸引力

  • Kachiari KA-15:家庭用では十分すぎる38,000Pa。ペットの毛や砂も対応。
  • DeWalt DCV501HB:約13,700Paに相当する吸引力(46CFM換算)で粉塵やネジなど現場の大きめゴミも吸引可能。

【補足】Pa(吸引圧力)とCFM(風量)の違いについて

掃除機の性能を表す吸引力には、主に「Pa(パスカル)」と「CFM(立方フィート毎分)」という2つの異なる指標があります。これらは役割が異なるため、単純に数値だけで比較することはできません。

  • Pa(吸引圧力)
    掃除機がどれだけ強く「引っ張る力」があるかを示します。数値が高いほど、床やカーペットに密着したゴミや砂を強力に吸い取る力が強いと言えます。

  • CFM(風量)
    単位時間あたりに掃除機が吸い込む「空気の量」を表します。風量が多いほど、大きなゴミや粉塵を効率よく吸い込める性能を持っています。

つまり、
「吸引圧力(Pa)が高くても、風量(CFM)が少なければゴミを運ぶ力は弱い」し、
「風量(CFM)が多くても、吸引圧力(Pa)が低ければ密着したゴミを吸い取る力は弱い」

ということです。

今回比較したKachiari KA-15はPaの数値が高く、家庭用で細かいゴミの吸引に強い設計です。
一方、DeWalt DCV501HBはCFMが大きく、建築現場などで大量の粉塵や粗いゴミを効率的に集じんできる性能に優れています。

重量・取り回し

  • Kachiari:1.23kgで片手操作もラクラク。
  • DeWalt:3.09kgと重量級だが、頑丈な現場仕様。

付属品

  • Kachiari:家庭用掃除に必要なアタッチメント完備。
  • DeWalt:ホースや収納バッグなど、現場での移動や作業を考慮したセット内容。

おすすめの選び方

Kachiari KA-15を選ぶべき人

  • 家庭や車内清掃がメイン
  • 軽量な掃除機が欲しい
  • すでにマキタ18Vバッテリーを持っている
  • コストパフォーマンス重視

DeWalt DCV501HBを選ぶべき人

  • 建築現場やDIY工房で使用
  • 粉塵や粗ごみを日常的に掃除する
  • すでにDeWaltバッテリーを持っている
  • 頑丈で長寿命な掃除機が欲しい

Kachiari KA-15とDeWalt DCV501HBを比較した結論

  • 家庭用・軽作業用なら Kachiari KA-15

  • 現場用・ハードユースなら DeWalt DCV501HB

どちらもバッテリーは別売のため、すでに持っているバッテリーの規格に合わせて選ぶのが賢い選択です。

「軽さと価格」ならKachiari、「耐久性と粉塵対策」ならDeWalt、と覚えておけば間違いありません。

まとめ

Kachiari 充電式掃除機は、一言でいえば「DIYや作業現場仕様の無骨な吸引モンスター」です。
38,000Paという家庭用ではオーバースペック気味な吸引力は、木くずや金属粉、砂利やペットの毛まで余裕で吸い込みます。家庭用の軽量掃除機のような繊細な使い勝手やデザイン性はありませんが、その代わり耐久性とメンテナンス性は抜群。構造がシンプルなので水洗いも楽で、少々雑に扱っても壊れにくい安心感があります。

もちろん重量感はそれなりにあり、長時間の高所作業には向きません。しかし、マキタ18Vシリーズのバッテリーをすでに持っている人なら、バッテリーを使い回せる大きなメリットがありますし、作業後の片付けやガレージ掃除、車内清掃まで幅広くこなせます。

まとめると…

  • とにかく吸引力を最優先する人
  • マキタ互換バッテリーをすでに持っている人
  • DIYや現場作業後の掃除を効率的にしたい人

そんな方にとっては、価格以上の満足感を与えてくれる“頼れる相棒”になるでしょう。
見た目も使用感も、まさに「工具系掃除機」。家庭用の軽さやスマートさより、パワーと実用性重視の方にはぴったりです。

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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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