グレコ ジュニアシート ジュニアプラスを1年ほど使ってみた『りんごちゃん』(35歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。
グレコ ジュニアシート ジュニアプラス
実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
グレコ(GRACO) ジュニアシート ジュニアプラス メトロポリタンGRを購入しようと思ったきっかけは?
以前は、生まれてすぐから使える赤ちゃん用のチャイルドシート(リーマンのパミオコクーン)を使用していました。体が小さい赤ちゃんの頃は、このチャイルドシートでも何も問題なく、快適に使えていました。
しかし息子の身長も100cmを超えて、チャイルドシートが窮屈になり、肩のところのベルトを締めるのを嫌がるようになったので、もっとお兄さん用のシートへの買い替えを検討しました。
また運転初心者だった私は、息子がチャイルドシートから抜け出そうとするのを止めつつ、運転することに不安や恐怖があったのです。そこで、息子が静かにおとなしく座ってくれるジュニアシートはないものかと、あれこれ探してみました。
グレコ ジュニアプラスをどのようにして知りましたか?
「ジュニアシート」「4歳」「おとなしく座る」などのワードで検索をし、4歳で身長が100cmを超えている場合には、背もたれ付きのジュニアシートか、座面だけで固定をするブースターシートという選択肢があることを知りました。
なかなか一人でおとなしく座ることのできない息子には、ブースタータイプではすぐに抜け出してしまうだろうと判断し、背もたれ付きのジュニアシートにすることにしました。
さらに検索を進めていき、こちらのGRACOのジュニアシートに出会ったときは、「これならおとなしく座ってくれるかもしれない!」と期待が高まりました。
なんとそのシートには、子どもゴコロをくすぐる「カップホルダー」が付いていたのです!両サイドについているカップホルダーに、自分の飲み物やおもちゃを入れられたら・・・息子の満足そうな顔が目に浮かびました。
ジュニアシートを買う際に重要視したポイントとは?
私がジュニアシートを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。
1.安全性
まずはこれが大前提です。今の息子の体格に合っているか、安全性はきちんと基準に達しているか、をしっかりと確認しました。
2.機能
息子が嫌がらずに座っていられる工夫があるか。カップホルダーの存在は大きな決め手となりました。また、シート部分を洗うことができる点、それから頭のヘッドレスト部分の高さを変えたり、将来的には背もたれ部分をはずして、ブースターシートとして使用することもできるようになる点も魅力的でした。
3.使いやすさ
車への設置のしやすさや、毎回のシートベルトのしめやすさも重視しました。
購入に迷ったジュニアシートは?
購入に迷ったジュニアシートは以下の商品です。
GRACO コンパクトジュニア モードノワール
アップリカ エアライド
最後に決め手となったのは、機能面とコスパです。
周りのお友達は、もうブースターシートを使用している子もいたので、息子もそろそろブースターでも対応できるかもしれない、むしろブースターにおとなしく座っていられるくらいお兄さんになってほしい!という思いもありました。
GRACOのブースターも迷いましたが、将来的にブースターに変身できるタイプのジュニアシートであれば、息子の心身の成長に合わせて変化させられるので、やはりまだ今は背もたれ付きで試してみようという決断に至りました。
アップリカのジュニアシートも、GRACOのジュニアシートと同様に、カップホルダー付きでブースターシートへの変身可能、そして頭のヘッドレスト部分も高さを調節することができ、シートの洗濯も可能でしたので、機能的には求めているものがほぼ満たされていました。
最後の決め手となったのは、カップホルダーが収納可能である点と、コスパの良さです。
息子はロボットや戦隊ものの武器など、可動式のおもちゃが大好きなので、カップホルダーも出したりしまったりできるのを気に入ってくれるのではないかな、という親の勘でした。
あとは、機能や安全性がほとんど同じにも関わらず、GRACOのものは値段も安く、コスパの良さも感じられたのでこちらを選択しました。
グレコ ジュニアプラスの特徴、性能
サイズ
(ハイバック)W400xD400xH690〜820(mm)
(ブースター)W400xD400xH220(mm)重さ 3.6kg(座部のみ2.5kg)
主な材質
本体 : ポリプロピレン
シート : ポリエステル
クッション : ポリエチレン発泡使用月齢 3歳頃から11歳頃まで
体重15kgから36kgまで
取得安全基準 最新のヨーロッパ安全基準( ECE-R44/04) 適合
セット内容 取扱説明書×1、肩ベルト調節クリップ×1
品番/JANコード
メトロポリタン 品番 : 67170 / JAN : 4969220671703
子どもが小さいうちは背もたれ付きのジュニアシートとして使用し、大きくなったら背もたれ部分をはずしてブースターシートとして使用ができるため、長い期間使うことができる優れものです。
しかも、頭のヘッドレスト部分の高さの変更も、ブースターシートへの変更も、ママひとりでも簡単にできます。
また、車についているシートベルトをそのまま使うので、子どもの動きに合わせてシートベルトが伸びてくれるため、子どもの体勢に自由がききます。子どもにとって窮屈さを感じさせないことも、車に静かに乗っていてもらうために重要だと感じました。
うちの息子の一番のお気に入りポイントは、収納可能なカップホルダーが両サイドについていることです。
これのおかげで子供の快適な空間が維持され、満足度が高まります。
グレコ ジュニアプラスのメリット
使い始めてもうすぐ一年になります。以前使っていた赤ちゃん用のチャイルドシートでは、窮屈さもあって、ひとりでなかなか落ち着いて座っていられなかった息子が、このジュニアシートに変えてからは驚くぐらいおとなしくひとりで座っています。
車に乗り込むと、親が言わなくても自分から進んでこのジュニアシートに座り、さらにシートベルトまで自分でしめようとします。買って間もない頃は自分でシートベルトをしめたりはずしたりするのは難しかったのですが、今では難なく自分でこなすようになりました。
このジュニアシートは息子にとって座り心地が良いのだと思います。自分の体に合わせて頭の部分の高さを調整することもできるので、窮屈さもなくぴったりとフィットしているおかげだと思いますし、なによりカップホルダーの存在は大きいです。
収納可能なカップホルダーに、息子は自分の飲み物やお菓子、ときにはおもちゃなどを入れて、自分の空間を楽しんでいるようです。
おかげで私は運転に集中することができ、このジュニアシートを購入して本当に良かったと思っています。
グレコ ジュニアプラスのデメリット
赤ちゃんから使えるチャイルドシートと比べて、頭を支えるヘッドレスト部分の厚みが薄いので、長時間の運転で息子が寝てしまうと、ヘッドレストだけでは頭をうまく支えきれずに、頭がぐらぐらと揺れてしまいます。
眠るとヘッドレストだけでは頭を支えきれずに、頭が前に来てしまって、首にシートベルトが当たっていることもあり、苦しくないのかなとやや不安になることがあります。
もう少しヘッドレストの支え部分が大きければ、多少頭がぐらぐらとしても支えられるのではないかと思います。私はあまり長距離の運転をしないので、そこまで気になってはいませんが、長距離運転の多い方は気になるかもしれません。
また、車の車種によってシートベルトのタイプが違うのか、私の軽自動車のときは息子でも簡単に自分でシートベルトをしめることできるのですが、主人の車に移動させて設置したときには、シートベルトを引っ張る角度によってはシートベルトにロックがかかったような状態になり、息子ひとりではうまくシートベルトをしめられないことがあります。
いつもママの車では自分でできるのに…と息子がやや不満げです。
グレコ ジュニアプラスの総合評価
チャイルドシートからの買い替えには文句なしの商品です。普段私の車では街乗りしかしないので、少しの時間だけでも、きちんとシートベルトをしめてひとりで座ってくれたら、という願いで購入しましたが、今では自分から進んで座り、自分でシートベルトをしめます。
子どもが嫌がらずにおとなしく座っていてくれるので、私自身も運転に集中することができ、結果的に運転中の安全性をとても高めてくれました。
子どもから見ても心地よい商品であり、親から見ても、安全性や洗濯可能な点など機能面でも大満足です。また、購入の際には特に意識していませんでしたが、商品自体が軽いので、簡単に他の車に付け替えられる点も気に入りました。ジュニアシートが載っていない実家の車に、簡単に取り付けて使用ができるので、とても便利です。
グレコ ジュニアシート ジュニアプラス
グレコ ジュニアプラスの口コミ・評判は?
グレコ ジュニアプラスのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- チャイルドシートからの買い替え。スムーズに取り付けられてゆったり座れます。
- ドリンクフォルダーもあって便利。
- 寝落ちしてもベルトが肩の位置をキープしています。
悪い感想や要望などの口コミ
- シートも固めで長時間は痛くなりそう。
- 安っぽい作り。
- シートをフラットにしないと安定しない。
SNSの反響は?
日本に帰る予定があるならばアメリカで売っているチャイルドシートは日本で使用不可なのでそこまでお金かける必要はないかなと…
お家の車1台ならば重さは気にしなくてOKです〜
小さめの車だったらコンパクトのチャイルドシートがおすすめです。
有名どころだとGRACOかなぁ
— アン©️@2y+3m一時帰国まで数日の民🇺🇸🔔 (@babyiscomingto) January 31, 2023
グレコ ジュニアプラスの購入を考えている人へアドバイス
子どもがなかなかおとなしくチャイルドシートに座ってくれない、と悩んでいる方には特におすすめしたいです。カップホルダーにこれほどまでのチカラがあるとは、本当に驚きました。
子どもって「ちょっとおとなっぽい」とか「自分だけが自由に使えるスペース」とかに、親が思っている以上に魅力を感じるようです。うちの息子のように、そんな子どもゴコロがくすぐられやすいタイプの子には本当におすすめします。
また、子どもでも簡単にシートベルトをしめたりはずしたりができるので、下の子に手がかかる親御さんにもおすすめです。
上の子が、自分のことは自分でしてくれるようになると本当に助かると思います。特に雨の日!濡れながらチャイルドシートのシートベルトをしめるのは大変ですよね。ほんの少しの手間なのですが、それがなくなるだけで随分とストレスがなくなりますよ!
- 『りんごちゃん』(35歳/女性)のその他のレビューはこちら