ジャンプスターターでエンジンがかからない!車をすぐに復活させる正しい対処法

ジャンプスーターター

車のトラブルでよくあるのが、バッテリーの問題です。

朝出かける前や、出先などでバッテリーが上がってしまって、エンジンがかからない…そんな経験は誰にでもあるかもしれませんね。

そこで大活躍するのが「ジャンプスターター」です。この記事では、ジャンプスターターの使い方から、エンジンがかからない時のトラブルシューティングまで、わかりやすく解説していきますよ!

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ジャンプスターターって何?

ジャンプスターターは、バッテリーが弱ってしまってエンジンがかからない車に、別の車のバッテリーから一時的に電気を送ってエンジンを起動させる方法です。

この技術は「バッテリージャンピング」とも呼ばれ、非常に便利で、緊急時に他の車から助けを借りることができます。

ジャンプスターターの基本概念

  • 目的: バッテリーの電力が不足してエンジンが起動できない車に対して、他の車のバッテリーから電力を供給し、エンジンを起動させる。
  • 使用場面: 車のバッテリーが消耗してしまったとき、特に冬場や長時間ライトやエアコンを使用した後などによく起こります。

なぜジャンプスターターが必要か?

車のバッテリーは消耗品で、寿命があります。また、長時間エンジンをかけずに電気機器を使用すると、バッテリーは徐々に放電し、最終的にはエンジンを起動するのに必要な電力が不足することがあります。そのため、ジャンプスターターは以下のような状況で特に役立ちます。

  • 冷え込みの厳しい日に車が長時間放置された後。
  • ドアの開け忘れやライトのつけっぱなしでバッテリーが消耗した時。
  • 長期間車を使用しなかった後。

ジャンプスターターを使用することで、これらの状況から迅速に回復し、車を通常通りに動かすことが可能になります。しかし、正しい方法で行わないと車にダメージを与える可能性もあるため、手順をしっかりと理解し、安全に実施することが大切です。次のセクションで、必要な道具と正しい手順について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ジャンプスタートに必要なもの

ジャンプスターターを使って車のバッテリーあがりを解消させるために必要なものはいくつかありますが、特に重要なのは適切な「ブースターケーブル」です。これらのケーブルは、車同士を安全に接続し、バッテリーからバッテリーへ電気を送る役割を果たします。

ブースターケーブル

  • 種類: ブースターケーブルにはさまざまな太さと長さがあります。ケーブルの太さはゲージ数で表され、数値が小さいほど太く、電流を多く流すことができます。
  • 選び方: 使用する車のサイズとエンジンタイプに応じて、適切なゲージのケーブルを選ぶ必要があります。例えば、大型車やトラックには太いケーブルが必要です。
  • 品質: 耐久性が高く、断線しにくい高品質のケーブルを選ぶことが重要です。安価なケーブルは劣化しやすく、使用中に火花が散るリスクがあります。

他に必要なもの

  • 保護手袋: 電気が流れる作業なので、ゴム製の保護手袋を着用することが推奨されます。これにより、感電や手の汚れを防ぎます。
  • 安全メガネ: 火花が飛ぶ可能性があるため、目を保護するために安全メガネを着用することも良いでしょう。
  • 取扱説明書: ジャンプスターターの正しい手順や注意点が記載されているため、車の取扱説明書を事前に読み、理解しておくことが重要です。

これらの準備を整えることで、ジャンプスタートはより安全で効果的に行うことができます。特にブースターケーブルの選定は、安全に作業を行うために最も重要な部分ですので、しっかりとした知識と理解が必要になります。次のセクションでは、これらの道具を使って実際にどのように車をジャンプスタートするのか、具体的な手順について詳しく説明していきます。

ジャンプスターターの手順

ジャンプスターターはシンプルですが、正確な手順を踏むことが非常に重要です。ここでは、救援車を使って故障車をジャンプスターターを使用する具体的なステップを、わかりやすく説明します。

ステップバイステップの手順

  1. 赤いケーブルをプラス端子に接続する
    • 救援車と故障車のエンジンをともに停止し、駐車ブレーキをかけます。
    • まず、赤いケーブルの一端を故障車のバッテリープラス端子(+)に接続します。
    • 次に、赤いケーブルのもう一端を救援車のバッテリープラス端子(+)に接続します。
  2. 黒いケーブルをマイナス端子に接続する
    • 黒いケーブルの一端を救援車のバッテリーマイナス端子(-)に接続します。
    • もう一端は故障車のバッテリーのマイナス端子には接続せず、金属部分(アースポイント)に接続します。これは火花を防ぎ、バッテリーから発生するガスのリスクを減らすためです。
  3. 救援車のエンジンを起動する
    • 救援車のエンジンを始動し、アイドリング状態で約5分間放置します。これにより、故障車のバッテリーに少し充電を行います。
  4. 故障車のエンジンを起動する
    • 故障車のエンジンを試みてください。エンジンが無事に始動したら、両車のエンジンを数分間アイドリングさせます。
  5. ケーブルを外す
    • エンジンが安定したら、ケーブルを外す際は接続の逆順で行います。まず故障車のアースポイントから黒いケーブルを外し、次に救援車のマイナス端子から黒いケーブルを外します。最後に、プラス端子から赤いケーブルを外します。

注意点

  • ケーブルを接続する際は、車両同士が接触しないようにしてください。
  • 接続中やエンジンを始動する際は、火花が散ることがあるため、顔や手がケーブルの近くにないように注意してください。
  • ジャンプスターター後は、故障車を長めに走らせるか、専門のショップでバッテリーをチェックしてもらうことをおすすめします。

この手順を正しく行えば、バッテリーが上がってしまった車も安全にエンジンを再始動させることができます。不安な場合は、プロのロードサービスを利用するのも良い選択肢です。安全第一で、作業を進めてくださいね!

動画も参考にしてください。

ジャンプスターターの注意点

ジャンプスターターは、正しく行わないと車に損害を与えたり、自分自身に危険が及ぶことがあります。ここで、ジャンプスタートを行う際の重要な注意点をいくつか挙げます。

ケーブルの接続順番

  • 赤→黒の順番を守る: ケーブルを接続する際はまず、救援車のプラス(+)端子に赤いケーブルを接続し、次に故障車のプラス(+)端子に接続します。その後、救援車のマイナス(-)端子に黒いケーブルを接続し、最後に故障車のエンジンまたはシャーシの金属部分に接続します。この順番を間違えると、バッテリー端子近くで火花が散り、爆発の危険性があります。

安全な環境を保つ

  • 濡れた手で作業しない: 水に濡れた手でバッテリーやケーブルに触れると感電する危険があります。作業を始める前に、手をしっかりと乾かし、必要であれば絶縁手袋を使用しましょう。
  • 作業環境を確認する: ジャンプスターターを使用する前に、車が安全な場所に停車しているか、周囲に十分なスペースがあるか確認しましょう。また、車のエンジンはオフにし、両車のヘッドライトとエアコンもオフにしてください。

その他の注意点

  • エンジンを長時間アイドリングさせない: 救援車のエンジンは、ジャンプスターター後すぐに長時間アイドリングさせると過熱する可能性があります。適度にアイドリングさせた後は、少し走行してエンジンを冷やしましょう。
  • ケーブルの取り外しに注意: エンジンが始動した後、ケーブルを外す際は接続の逆順で行い、特にケーブルの端子部分を他の金属に触れさせないように注意してください。

これらの注意点を守ることで、ジャンプスターターを安全に行うことができ、車や自身に与えるリスクを最小限に抑えることができます。常に安全第一で作業を進めてくださいね。

エンジンがかからない原因と対処法

ジャンプスターターをしてもエンジンがかからない場合、いくつかの原因が考えられます。ここでは、最も一般的な原因とその対処法を解説します。

主な原因と対処法

  1. ブースターケーブルの劣化
    • 問題: 古いまたは損傷したブースターケーブルは十分な電力を伝送できないことがあります。
    • 対処法: ケーブルに可視的な損傷が見られる場合は、新しいケーブルに交換して再試行してください。ケーブルは摩耗や断線がないか定期的にチェックしましょう。
  2. バッテリー自体の問題
    • 問題: バッテリーが完全に寿命を迎えているか、内部で故障が発生している可能性があります。
    • 対処法: バッテリーの電圧をテストし、必要に応じて専門店でバッテリーを交換してもらいます。
  3. セルモーターの故障
    • 問題: セルモーターが故障していると、エンジンを始動させることができません。
    • 対処法: エンジンを始動しようとしたときにセルモーターから異常な音がする場合、セルモーターを専門家に点検してもらいましょう。
  4. 点火プラグの問題
    • 問題: 点火プラグが汚れていたり、劣化していたりすると、エンジンが正常に始動しません。
    • 対処法: 点火プラグを点検し、必要に応じて交換します。この作業は比較的簡単に自分で行える場合もありますが、不安な場合はプロに依頼してください。
  5. 燃料系統の問題
    • 問題: 燃料がエンジンに届いていない場合、エンジンは始動しません。
    • 対処法: 燃料ポンプや燃料フィルターのブロックが原因である可能性があります。これらの部品の点検や交換は専門の技術が必要です。

プロによる診断

これらの対処法を試しても問題が解決しない場合は、車を専門の修理工場に持ち込んで詳細な診断を受けることをお勧めします。専門家による診断は、問題の根本原因を特定し、適切な修理を行うためには不可欠です。また、定期的な車のメンテナンスを行うことで、このような状況を未然に防ぐことができます。

失敗しないジャンプスターターの選び方

ジャンプスターターを選ぶとき、適切な容量のモデルを選ぶことが非常に重要です。容量が不足していると、バッテリーに必要な電力を供給できず、結局エンジンが始動しないという問題が発生します。正しくジャンプスターターを選ぶためのポイントを説明しますね。

  1. バッテリーの仕様を確認する
    • まずは、お持ちの車のバッテリー仕様をチェックしてください。バッテリーの電圧(ほとんどの乗用車は12V)と、エンジンの種類(ガソリンエンジンかディーゼルエンジンか)に注目しましょう。
  2. 必要なピークアンペア(A)を理解する
    • ジャンプスターターの容量は、主にアンペア数(A)で表されます。この数値は、ジャンプスターターが一時的に供給できる最大の電流を意味します。ガソリンエンジンの場合は少なくとも400A以上、大きなディーゼルエンジンでは700A以上のピークアンペアが推奨されます。
  3. 互換性があることを確認
    • 選ぶジャンプスターターが車のバッテリーと互換性があるか確認してください。これは、主にジャンプスターターの仕様書か製品説明を読むことで確認できます。
  4. 追加機能の有無
    • 最近のジャンプスターターには、USBポートでスマホを充電できたり、LEDライトがついていたりと、便利な機能がついているものが多いです。これらの機能があると、緊急時だけでなく普段使いにも役立ちます。
  5. レビューとブランドの信頼性
    • 製品を購入する前に、他のユーザーのレビューをチェックすると良いです。また、信頼できるブランドから購入することで、品質やアフターサービスの面で安心できます。
  6. 保証期間
    • 長い保証期間が付いている製品を選ぶと、将来的な問題が発生した場合に安心です。保証内容と期間をしっかりと確認しましょう。

購入時の注意点

  • 容量だけでなく、ケーブルの質やクランプ(バッテリーに接続する部分)の堅牢性も重要です。
  • 安すぎる製品は品質が劣る可能性があるため、価格と機能のバランスを考慮して選んでください。

ジャンプスターターは、正しく選べば非常に便利なツールです。これらのポイントを参考にして、お車に最適なジャンプスターターを見つけてくださいね!

おすすめのジャンプスターター

さまざまな条件があるので、すべての人に向けて一概にオススメというのは言えないですが、それでも売れているモデルは売れているなりの理由があります。実績や評判がとにかく良い、Amazonで常に売れているものを3つ紹介します。

BIUBLE ジャンプスターター 21800mAh大容量 3000Aピーク電流

BIUBLE ジャンプスターターは、21800mAhの大容量で、ピーク時に3000Aの電流を供給可能です。これにより、最大8.0Lのガソリン車や6.5Lのディーゼル車をサポートでき、緊急時には最大40回のエンジン始動が可能です。また、12Vの車だけでなく、オートバイやモーターボート、軽トラックにも使用できるので、非常に多機能な製品です。

評価と実績

このジャンプスターターは、Amazonでカテゴリーランキング1位を獲得し、7,502件のレビューで平均評価4.2を誇ります。過去1か月で1000点以上が販売されており、その人気と信頼性が伺えます。

ジャンプスターターの選び方としては、ご自身の車に適した仕様かどうかを確認することが重要です。このBIUBLEのジャンプスターターはその点でも安心感があり、多くの方におすすめできる商品です。ぜひ、この機会にご検討ください!

Arteck 乗用車 ジャンプスターター 12V車用エンジンスターター 8000mAh

  • バッテリー容量と電流: このモデルは8000mAhのバッテリー容量と800Aのピーク電流を備えており、最大4.0Lのガソリン車や2.0Lのディーゼル車まで対応しています。一回のフル充電で最大20回のエンジン始動が可能です。
  • マルチ機能: USBポートを搭載しているため、スマートフォンやタブレットなどのデバイスの充電も可能です。また、LEDライトが装備されており、ストロボライト、SOS信号ライトとしても使用できます。
  • 安全性: 過充電保護、短絡保護など、安全に使用できるための様々な保護機能があります。

ユーザーレビューと実績

Amazonでの評価は4.2星と高評価で、過去1か月で300点以上が販売されており、ユーザーからの信頼も厚いです。さらに、24ヶ月の長期保証が付いているので、安心して長く使うことができます。

Arteckのジャンプスターターは、その実用性と安全性から、多くの車を持つ家庭にとって、または頻繁にアウトドアに出かける方々にとって、非常におすすめのアイテムです。使い方も簡単で、どなたでも扱うことができますよ。

UTRAI ジャンプスターター 12V車用 瞬間最大出力2000A

  • 強力なパフォーマンス: 2000Aの最大出力で、7.5Lガソリンエンジン車や5.5Lディーゼル車まで対応可能です。これ一つで、ほとんどの乗用車や小型トラックの緊急始動ができます。
  • 多機能性: LED緊急ライトが付いているため、夜間の使用や緊急時のサインにも活用できます。さらに、スマートフォンなどのデバイスを充電できるUSBポートも装備しています。
  • 安全保護システム: 逆接続保護やショート防止、低電圧・高電圧保護など、多重の安全機能がついているので、安心して使用できます。

ユーザーレビューと実績

Amazonでの評価は4.3星と非常に高く、過去1か月で800点以上が購入されています。これはその信頼性と効果を示しており、多くのユーザーからの支持を得ていることがわかります。

このジャンプスターターは、緊急時にも日常的にも大変役立つアイテムです。バッテリーが上がったときの心強い味方として、または日々のデバイス充電用として、ぜひ一台持っておくと便利ですよ!

まとめ

ジャンプスターターは、車のバッテリーが予期せず上がってしまった時に非常に便利な方法ですが、正しい知識と注意が必要です。今回のガイドが役立つ情報を提供したことを願っています。

何か問題が発生した場合は、専門家に相談することが最善の策です。また、日頃から車のメンテナンスを怠らないようにし、バッテリーの状態を定期的にチェックすることで、予期せぬトラブルを未然に防ぐことができます。

この記事がジャンプスターターの方法を理解し、自信を持って実行するための一助となれば幸いです。何か不明な点があれば、車の取扱説明書を参照するか、地元の車修理工場やディーラーに相談してください。安全第一で、楽しいドライビングライフを送りましょう!

 

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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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