【画像加工なし】ヘアタトゥー1回目(全3回)|料金や施術内容|関西エリア(大阪・兵庫・京都)

ヘアタトゥー

2025年はチャレンジの年。
4月20日、ついにヘアタトゥー1回目の施術に行ってきました。僕の場合、ハゲの進行具合から施術は全3回のプランです。

まずは施術直前の状態をご覧ください。

こうして写真で改めて見ると、上部はかなりハゲ散らかしてます…。
正直、めちゃくちゃ悲しいです。そしてそれをブログでさらすのも、なかなかに切ない。

それでも、この記事を通じて「ヘアタトゥーに興味があるけど不安」「本当のところが知りたい」という方に、少しでも正しい情報が届けばと思い、ありのままを書いていこうと決めました。

今回、施術をお願いしたのは関西の「scalp-art」さん。
僕の方から「画像加工なしで、ガチの体験談を書かせてほしい」とお願いし、店長にも趣旨をしっかり伝えて協力していただいています。

もちろん、ヤラセや加工は一切なし。
「もし仕上がりが悪ければ、サロンにとってもマイナスになりますよ」と、あえてリスクも含めて了承してもらった上で施術を受けています。

店長はこの道10年のベテランで、自身の頭も実験台にしながら、数えきれないパターンのハゲと向き合ってきた方。
「ヘアタトゥーはタトゥーと同じく、完全に“職人の技”。同じ道具を使っても、やる人によって結果は全く違う」と断言していました。

医療関係者や医師免許があるからといって、必ずしも仕上がりが良いとは限らない。だからこそ、どれだけ経験があり、技術がある人に施術してもらえるかがカギなんです。

※重要なポイント(注記)
ヘアタトゥー(SMP=スカルプ・マイクロ・ピグメンテーション)は一度入れたら簡単には消せません。
料金が安い、医療機関だから安心――ではなく、仕上がりの美しさは「腕一本」
同じ機械を使っても、熟練者と素人では結果が雲泥の差になる。これがリアルです。

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1回目のヘアタトゥー施術

2025年の4/20に兵庫県の姫路まで行ってきました。それまでメールでのやりとりをしておおよそ施術についての理解を深めていましたが、結局は実際に会ってカウンセリングを受けて、納得がいけば施術するという流れになります。

以下の写真はサロンの写真です。美容院のような雰囲気でした。

冒頭に写真を掲載しましたが、僕のハゲ方の場合だと、全3回の施術で完了するということになりました。

施術前に誓約書を書きます。

ヘアタトゥーは(SMP=スカルプ・マイクロ・ピグメンテーション)という技術で行います。そのための機械はこちら。

SMPはイギリス発祥の技術で表皮と真皮の間(0.8~0.13mm)の深さに色素を入れていく技術になります。

カウンセリングを行う

事前にメールで何度もやり取りしていましたが、実際に自分の頭を見ながら、どんなふうに施術していくかについて詳しく説明を受けました。

僕の場合は頭頂部の薄毛が気になっていて、普段は1mmの坊主スタイルです。毛が少ない部分にヘアタトゥーを施す場合、当然ながらインクで打つドットは“平面的(2D)”になります。それに対して、実際の髪の毛は“立体的(3D)”なので、そのままだとわずかに違和感が生まれることがあります。

この“2Dと3Dの質感ギャップ”をなるべく自然に見せるために、以下のような工夫がされます。

  • ドットの大きさを毛穴よりやや大きめに調整

  • 自毛の密度に応じて、インクの密集度を最適化

  • 初回施術後の状態を見て、2回目以降で濃さやサイズを微調整

こうすることで、自毛とインクのドットが違和感なくなじみ、ぱっと見では「描いてある」とは気づかれない自然な仕上がりになるんです。

ちなみにこの理論には「視覚的統合理論(Visual Integration Theory)」という考え方が裏付けとしてあります。人間の視覚は、遠目では個々の点よりも“パターンや密度”を優先して認識するため、ドットの細かい形状よりも全体のトーンや配置バランスが“自然に見えるかどうか”を決めるんですね。

視覚的統合理論(Visual Integration Theory)
→ 複数の視覚情報(点や線、濃淡など)を人間の脳がどのように統合して“全体像”として認識するかという理論。細部の形状より、空間的配置やリズムの一貫性が「自然さ」の鍵になる。

こういった仕組みを理解せずに、「自毛に対してドットが大きくて違和感がある」と感じることもあるかもしれません。でもそれは、鏡をまじまじと見ている自分だけの視点です。実際のところ、ヘアタトゥーだと気づく人はまずいません。

僕自身、初回施術の後は「ドットがちょっと目立つかも」と思いましたが、後日、家族にも友人にもまったく気づかれませんでした。うちの子どもでさえスルー。奥さんからも「言われなきゃ気づかなかった」と言われました。

そんな流れで、自分の中でも納得できたので、正式にヘアタトゥーの施術をお願いすることにしました。

ヘアタトゥー1回目の施術開始|実際の流れと仕上がりの印象

いよいよヘアタトゥーの1回目の施術がスタートしました。
髪の薄さに悩んでいる方にとっては、「実際どんな感じなのか?」「痛みは?」「仕上がりは?」など、不安も多いと思います。
今回は、リアルな体験をもとに、施術の流れや感想をお伝えします。

まずはヘアラインのデザインから

施術前に、まずはヘアラインの位置を大まかに決めるところからスタートします。

この段階ではあまり前に出しすぎず、ナチュラルな印象を意識して、ざっくりと決めます。細かい部分は、2回目・3回目の施術で微調整していく形です。

頭皮麻酔を塗布してから施術へ

実際の施術に入る前に、クリームタイプの頭皮麻酔を塗布されました。

これをしっかりと馴染ませたあと、いよいよマイクロドットの打ち込みが始まります。

最初は少し間隔を広めに、点々とインクを打っていくイメージです。

髪の毛が残っている部分 → 自毛と馴染むようにドットの間隔を広めに。

後頭部など毛量が多い部分 → 密度を高めにドットを打ち、自然に繋がるように。

前の方が少し間隔は広めのです。1回目の施術後にインクが馴染んで全体のバランスを見て2回目、3回目以降の施術で調整します。

所要時間・痛みについて

ドットの打ち込み自体は、1時間もかからず終了しました。
ちなみに、痛みはありますが、我慢できる程度です。例えるなら、少しチクチクする感じでしょうか。

施術が終わると、頭皮はうっすら赤みを帯びていました。

施術直後の状態と第一印象

こちらが、1回目の施術直後の写真です。

全体的にまだ「下地」段階ではありますが、この時点でもかなり印象が変わりました
赤みはあるものの、地肌が目立ちにくくなって、「あ、これなら外に出られる」と思えるレベル。

写真だとどうしてもドット感が強めに見えますが、実際は目を凝らさないと気づかれないレベルです。
人によっては「気づかない」というより「そもそも気にして見ない」感じかもしれません。

施術全体としては、カウンセリング〜施術完了までで約2〜3時間ほどでした。

施術後のケアと注意点

施術当日の夜、お風呂に入った後にタオルで頭を拭くと、少しヒリヒリした痛みがあります。
ですが、これも2〜3日経つとほとんど気にならなくなり、赤みも自然に引いていきました

ヘアタトゥー施術4日後の状態|赤みが消え、より自然に

施術から4日が経過しました。
この段階で、頭皮の赤みは完全に消え、かなり自然な仕上がりになっています。

こちらが4日後の写真です。

写真で見ても、何も言わなければ「ヘアタトゥーが入っている」とはまず気づかれません。
1回目としては十分すぎるほど自然な印象です。

周囲の反応は?

個人的に驚いたのが、家族の反応です。

・子ども → まったく気づかず
・妻 →「え、自然すぎてわからなかった」と驚いていました

この反応、めちゃくちゃ大事です。
というのも、薄毛を隠したいけど「バレたくない」っていうのが一番の本音だと思うんですよね。
実際、施術前より明らかに印象は変わってるのに、ナチュラルさがキープできているのは安心材料でした。

動画でも詳しく解説しています

カウンセリングから施術の様子、そして施術4日後の状態まで、実際の流れを動画でも収録しています

「より詳しく知りたい」「リアルな雰囲気を見てみたい」という方は、こちらの動画をご覧ください。

まとめ|1回目だけでも印象は変わる

今回はヘアタトゥー1回目の施術の様子と、その4日後の状態をご紹介しました。

正直、まだ1回目なのにここまで変わるとは思っていませんでした
頭頂部の薄さなど、気になる箇所は2回目・3回目で微調整していく予定ですが、
「とにかく地肌が目立たなくなるだけで、ここまで気持ちが変わるんだな」と実感しています。

薄毛に悩んでいる方にとって、ヘアタトゥーは手軽で現実的な選択肢のひとつです。
これから施術を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

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