【レビュー】マキタ ペンドライバドリル DF012DSHの評判は?

ドリルドライバー

DYIを趣味とする人なら必需品の充電式ドリルドライバー。ハマるとついつい道具に拘ってしまいます。

しかし、「ドリルドライバーをどういった用途で使うのか?」

これをしっかり想定してないと、物足りなかったり、必要以上のパワーがあったりで、選び方が難しい道具でもあります。

今回は根っからのDIYが趣味で、パソコンや配電盤まで幅広く使用する用途のためドリルドライバーを吟味して購入された『島田さん』(48歳/男性)にインタビューしました。

マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSH

ドリルドライバーの選び方や、実際に購入した「マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSH」の実際の使用感や特徴など伺いました。ぜひ参考にしてくださいね。

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マキタ(makita) 充電式ペンドライバドリル7.2V DF012DSHを購入しようと思ったきっかけ

田舎暮らしをしていると、何かとDYIをする機会も多く、パソコンや配電盤を開けることもあるので、電動ドライバーが欲しいなと思うようになりました。

木をビス止めしたり、金属板に穴を開けたりするときには、14.4Vのインパクトドライバーを使っていますが、電気工事や家具の組み立てのように、あまり力が強いと壊れそうなネジを締めたり緩めたりする機会が多いということも分かってきました。

知人の作業場を作るときに配電盤からコンセントまでの配線をしたのですが、その時に先程の理由でインパクトドライバーが使えず、ひたすら手でネジと格闘したことが本気でこの商品の購入を検討したきっかけです。

また、インパクトを使っている時に子供が触りたがるのですが、力が強いので手首を痛めるのではないかと思って使わせないようにしていましたが、このドライバドリルは一定のトルクで回転が止まる「クラッチ機能」があるので、子供のやりたい気持ちを拾えることも期待していました。

マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSHを知ったきっかけは?

こういう形のドライバドリルがあることは知っていましたが、商品名はもちろん、あまり詳しいことは知りませんでした。

そういうものがあるだろうとインターネットとカタログで調べることで、自分がどういうものを求めているのかを明らかにしていきました。

インパクトドライバを買う際に重要視したポイントとは?

この商品は一般的には「電動ドリル」と呼ばれるカテゴリーに入りますが「電動ドリル」で検索すると、メーカーや型式、サイズ(容量)で100を超える種類が存在するのではないかと思うくらい、いろんな商品が見つかります。

その中でこの商品に決めた理由を紹介します。

まず、「電動ドリル」の機能として、先程からお話している「インパクトドライバー」か「ドリルドライバー」かというのが最初の基準です。

私はすでに14.4Vの「インパクトドライバー」を持っていたので、インパクト(打撃)しない「ドリルドライバー」にすることだけを決めて選定に入りました。

これはどういう目的で道具を揃えていくかで選択肢は変わると思うのですが、大型の「ドリルドライバー」を持っていれば、「インパクト」にしたかもしれません。

これは、どんなシーンで使いたいかと、すでに持っている道具で変わる部分だと思います。

もう一つの大きな選択項目になるのは、バッテリーパック式か本体に充電する方式かでした。

本体充電型にはUSBで充電できるものがあったりと進化も感じますが、充電している時間は使えないことを考えると、これは予算が許すならバッテリーパック式にして、予備バッテリーを持っていくのが良いと思っています。

同じバッテリーが使えるLEDライトに装着して、予備として準備しています。

形状も「ガンタイプ」と「ペンタイプ」に別れます。ですがペンタイプには途中で折れ曲がる物が多いのでペンタイプから選ぶことにしました。

バッテリー容量も悩むところです。3.6Vにするか7.2Vにするか。ドリルドライバーなら3.6Vでも十分かもしれません。

実際にメーカーによっては7.2Vではドリルドライバーを出していないところもありました。これは大きな決め手があったわけではないのですが、たまに穴を開けることもあるだろう、力の強い方(7.2V)になりました。

このあたりまで絞れてくると、マキタ、リョービ、日立、パナソニックと沢山の一流メーカーから選ぶことになります。ボッシュもカッコイイのですが、ペンタイプがないので候補から外れました。

また、予備バッテリーを装着する相手としてLEDライトがあるのがマキタと日立でした。

純粋にメーカーだけで選ぶことはしませんが、住んでいる地域に取扱店が多くあることと、やはり歴史があるメーカーには周辺機器やおもしろいオプションがあったりするので、購入してからの満足度も高いです。

あとは、色は黒にしました。これはインパクトドライバーと腰袋の色に合わせています。

最後、価格についてですが、同じカテゴリーでは高級なものだと思います。ですが、時間と品質を得るための投資だと思えば数千円の差は飲み込めると思います。

購入に迷ったインパクトドライバは?

購入に迷ったのは以下の4つです。

日立工機 3.6V コードレスドライバードリル 充電式 1.5Ahリチウムイオン電池、急速充電器、予備電池、ケース付 DB3DL2(2LCSK)

リョービ(RYOBI) 充電式ドライバードリル 3.6V BD-361 647800A

パナソニック(Panasonic) 充電スティックドリルドライバー 3.6V 【電池パック2個・充電器・ケースセット】 ブラック EZ7410LA2SB1

パナソニック(Panasonic) 充電スティック ドリルドライバー 7.2V 黒 電池1個付 EZ7421LA1S-B

本当のことを言うとこれらの理由は後付けで、14.4Vのインパクトと同じメーカーのマキタでペン型のドリルドライバーに当たりをつけたあとで、他の商品と比較すると、以下の観点で、全てを満たしたのが最初に選んだこの商品でした。

  • クラッチ機能付きのドリルドライバー
  • バッテリー交換式
  • 折り曲げてガンタイプにもなるペン型
  • 予備バッテリーを装着できるアイテム(今回はLEDライト)
  • 大は小を兼ねる。7.2V仕様

流石老舗と言うか、それ以外の細かな機能(2段階スピード、LEDライトなど)も揃っていて、今回の私のように、ペン型ドライバドリルで選んだときには星取表で負ける項目のない、とても完成された商品だなと思いました。

マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSHの特徴、性能

  • 最大穴あけ能力(㎜) 鉄鋼:5 木工6
  • ネジ締め能力(mm) 木ねじ:φ3.8×45 小ネジ:5
  • 回転数(min-1)[回転/分] 高速 650、低速 200
  • チャック能力(mm) 対辺6.35 六角ビット
  • 1充電あたりの作業量(目安)/ネジ締め φ3.8×25mmラワン:約350本 φ3.8×38mmラワン:約210本
  • 質 量(kg)(バッテリ含む)0.53
  • 標準付属品:+ビット1-45/2-45、+- ビット2-45(2本)、木下穴・鉄用六角軸ドリル(φ3/3.5 各2本)

クラッチ機能については21段階+ドリル(クラッチ無効)があり、そこまで細かい調整をしたことはありませんが、PC関係では弱めに、家具などでは強めに締めることができ、最後は手回しで調整するという使い方ができてとても便利です。

マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSHのメリット

入手してから半年程になりますが、予備バッテリーに助けられるほど全力で作業する機会は訪れず、日々の生活の中で細かい出番がたくさんあるという使い方をしています。

パソコンの部品交換や、日曜大工もこちらがメインになっています。

先日はソケットを買ってきて、長男にタイヤ交換を手伝ってもらいました。緩めたり最後に締めるのにはトルクが足りませんが、緩んだナットを取り外したり、本締めまでネジを締めていく作業に積極的に参加してくれました。

力の強いインパクトドライバーはその分重いので、移動のときに片手を取られる意識がありますが、このドリルドライバーは腰袋に装着しているので、あまり意識しなくても自然に手にとって使うことができます。

プロ品質の仕事をするためではなく、日常の作業の効率と品質を上げてくれる道具だと捉えるようになりました。

もちろんプロが使ってもいいのだと思いますが、素人にもそれなりの仕事をさせてくれるので、子供が戦力になったり、より難しい作業に興味をもってくれたりすることが嬉しいです。

マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSHのデメリット

完成された製品だと思います。使っていてあまり不満を感じることはないので、どうしても改善点を挙げるとすれば、クラッチの強さが選べるのですが、その強さがどれくらいの強さなのかが分かりにくいです。

トルクを指定するネジばかりではない(むしろ少ない)ので、メリットはあまりないのかもしれませんが、感覚ではない指標があればいいなと思うことがあります。

あとこれはとても個人的な理由ですが、本体のサイズをもう一回り細く、つまり直径を小さくしてもらえるとより使いやすいかと思います。

私が使っている腰袋のドリルドライバを装着する輪っか部分がジャストサイズで、取り出すときに少しだけ引っかかるのです。

装着するときは、自重もあり、あまり引っかかることなく収まってくれますが、出すときにはその輪っかが傾いてしまい、引っかかってしまうことがあります。

それでも両手を使うことはなくて少しコジれば取り出せるのですが、ここがスムーズならもっと好きになったと思います。

マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSHの総合評価

期待した以上の働きをしてくれる良い道具です。沢山の人が長い時間をかけてこの商品をつくってきたのだと思わせるだけの、気の利いた仕様がたくさんあります。

使ってみて初めてわかることや、十分に計算されているがゆえに、その良くできた構造に気が付かないこともあるのではないかと思います。

それくらい、よい道具です。ほかメーカーの同等品と比較したわけではありませんが、試してみたいと思わないほどに困ることがありません。

頑丈に作られているので壊れる気がしませんが、もし壊れてしまったときには同じものを買いたいと思います。

マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSH

マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSHの口コミ・評判は?

マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSHのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • 回転精度が高くて、中心回転のズレもほぼないです。
  • インパクトタイプも持っていましたが、こちらの商品の方が使用頻度が多いです。トルクが簡単に決められ、同じ強さで締め付けできるので重宝しています。
  • 壁に対しての穴あけでの性能はピカイチですね。鉄板の場合は少しねじ込みできないところもあるけど、問題なしです。
  • ペンタイプのインパクトとバッテリーの互換性があるので、とても使い勝手が良いです。
  • トルク調整できる電動ドリルドライバーは限られているので、この価格だとコスパは最強と言っていい。

悪い感想や要望などの口コミ

  • ビットの着脱にロックを引っ張る作業が必要なので、ここだけは片手ではやりにくいので、改善してほしい点です。
  • やや重い。トルクを少し落としても軽さを重視してもらえるともっと良かった。
  • ギアの変速ができずに、変な音がしました。

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スポンジ使って電ドラ置き作った!

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マキタ 充電式ペンドライバドリル DF012DSHの購入を考えている人へアドバイス

これを買って後悔することはほとんどないと思います。

万が一あるとすれば、使うシーンがない人ではないかと思いますが、それでも、何か作業をするときにこの一本があることでどれだけ効率が良くなるかを一度でも体験すれば手放せなくなると思います。私のように、インパクトドライバーをすでに所有している人でも、次の一本として候補にあがるなら手に入れたいものだと思います。

ただネジを回すだけの電動ドリルなら半額以下でも手に入るかもしれません。ですが、何か作業をするときに、ネジを締める、穴を開けるといった「回転」を必要とすることは思った以上に頻繁に存在し、その品質で作業全体の成果や必要な時間が変わります。

一定のトルクで締め付けができること、暗い場所でもLEDライトで手元が確認できること、ビットを変えて穴を開けたり、ナットを回したりできることなど、使い慣れた道具で素早く仕事を片付けていくことに投資すると考えると、金額以上の価値があると思います。

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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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