ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nを3ヶ月ほど使ってみた『ハナサクヤさん』(37歳/男性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。
ビバリア マルチパネルヒーター MP-914-N
実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- ビバリア(Vivaria)温度可変式マルチパネルヒーター(14W)MP-914-Nを購入しようと思ったきっかけは?
- ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nをどのようにして知りましたか?
- パネルヒーターを買う際に重要視したポイントとは?
- 購入に迷ったパネルヒーターは?
- ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nの特徴、性能
- ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nのメリット
- ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nのデメリット
- ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nの総合評価
- ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nの口コミ・評判は?
- ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nの購入を考えている人へアドバイス
ビバリア(Vivaria)温度可変式マルチパネルヒーター(14W)MP-914-Nを購入しようと思ったきっかけは?
忙しい仕事の合間でも気軽に楽しめる趣味の一つとして、家庭菜園を始めてから7年目に入りました。
ひと通りある程度栽培に慣れてきたので、種苗店やホームセンターで購入していた苗だけではなく、自分で種を播いて苗を育てみることにしました。
しかしながら私が暮らしている北海道という寒さの厳しい土地柄、室内で管理しているだけでは発芽に必要な温度を確保することができず、苗を植え付けるゴールデンウィーク頃までに育て上げるのは難しいということが分かりました。
室温を24時間常に20℃~30℃に保っておくこともできないので、自宅にある衣装ケースを改造して簡易温室を作り、その限られた空間だけ保温可能な方法を考えました。
そこで、最適な機器は何かと考えた時に、爬虫類などの変温動物用の飼育ケースで使われるパネルヒーターにたどり着きました。
ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nをどのようにして知りましたか?
自分と同じように家庭菜園をされている方のブログに、パネルヒーターを同等の用途で使用している記事が載っていたので、その商品をAmazonで検索し、関連商品として本製品を扱っている業者のHPにたどり着きました。
パネルヒーターを買う際に重要視したポイントとは?
私がパネルヒーターを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の4つです。
1.機能
設定した温度を24時間一定に保てることを最優先しました。
2.サイズ
簡易温室として使用する衣装ケースが小型なので、そこに収納できる30㎝×25㎝程のサイズを求めていました。
3.コスト
初めて使うもので失敗したくなかったので、商品本体価格が安いことと、電気消費量が少なくてランニングコストがかからないところも重視しました。
4.堅牢度
熱源機器であるため、火事や漏電の心配がないかも考慮しました。
購入に迷ったパネルヒーターは?
購入に迷ったパネルヒーターは以下の商品です。
マルチパネルヒーター
野菜の種の発芽適温は、原産地の環境に応じてそれぞれ異なっているので、5℃単位での細かい設定が必要でした。
本製品には温度調節ダイヤルに「L」「M」「H」と目盛りが付いているので、微妙な温度調節をする際の目安になるというのが大きな決め手でした。
それに加えて、「飼育条件に合わせて約25℃~45℃の範囲で表面温度を自由に設定できます。」との説明から、電源を入れておけば最低25℃はキープできるという必要条件を満たしていました。
ちなみに、購入を見送った他社製品は、「設定温度0℃~45℃」となっていたので、何かの影響で25℃より低くなってしまうのではないかとの心配もありました。
他社の購入検討商品は25㎝×22㎝という正方形タイプでしたが、購入製品は、22㎝×15.5㎝という比率で長方形タイプなので、設置場所の衣装ケースのサイズに合致するものでした。
本体価格は購入した製品の方が若干高かったのですが、日本製なので不具合・不良なく安心して使えるという点を優先させました。
ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nの特徴、性能
メーカー名/ブランド:ビバリア/vivaria
ジャンル:ペット用品/爬虫類用品/両生類用品/ヒーター
商品名:マルチパネルヒーター14W
商品説明:約25~45度の範囲でパネル表面温度を自由に設定できる、温度可変式の床下用パネル型ヒーターです。このPTCパネルは住宅用床暖房機器に採用され、安心安全耐久を保障された信頼のおける製造方法で生産した日本製の素材で出来ています。<規格>
・パネル面サイズ:W155×H240mm
・重量:約230g
使用方法:幅30~45cmのケージ床下式保温器具としてご使用ください。
製造国:日本
・飼育条件に合わせて約25℃~45℃の範囲で表面温度を自由に設定できまるので、野菜の種を播く時期や日数、成長具合に応じて簡単にダイヤル調節できる機能。
・ペットにもやさしい遠赤外線放射保温14Wなので、植物にとってもストレスなく暖めてくれるスペック。
・一目で確認できる作動ランプ付きなので、電源が切れていないか簡単に確認できます。
・パネルの固定に便利なマジックテープ付きですので、極薄パネルと軽量な熱源機器ということもあって、設置場所の壁面に貼りつけてもずれ落ちることはありませんでした。
・経済的で安全なPTCパネルヒーターを採用しているので、毎日の電気代であるランニングコストを低く抑えられることと、面全体で素早く無駄なく加温できるという、とても実用性の高い機能を持っています。
・電気料金(1日あたり)約7.7円。月で換算すると、約7.7円×30日=約231円と、とても経済的です。
・特許取得製品ですので、他社製品には無いテクノロジーが詰め込まれています。
・使用者本人が不在だったり、監視できない状況でも熱を放出し続ける熱源機器であるため、不具合・不良で漏電しないかがとても重要ですが、日本製なので24時間毎日使っていても安心です。
ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nのメリット
PTC(自己温度制御)パネルヒーターは、発熱線やサーモスタットを使用したヒーターと異なり、面状発熱体で暖めるとの説明が書かれています。
このPTC(自己温度制御)とは、温度の変化に応じて電気抵抗が変化することを応用して、回路に設定された温度(約25℃~45℃±5℃)に対して外気温度差が大きいほど電流値を増してすばやく暖め、温度が上昇するに従って電流値を減少し設定値では限りなくゼロに近くなり、温度を維持するだけの最小電流値で継続するというものです。
実際に使用してみましたが、スイッチを入れると直ぐに面全体が加温され、目的の使用温度に達しましたので、説明書にある通りの使用感です。
ダイヤル調整に関しても目盛り付きで分かりやすく、温度設定の融通が利くので使い勝手は良いです。冬の3ヶ月間、毎日ほぼ24時間電源を入れたままでしたが、急に加温が止まったり、温度ムラが出たりすることは全くありませんでした。
もちろん断線や以上発熱も無かったので、外出中や就寝時もトラブルはありませんでした。水中及び水のかかる場所・多湿は避けてくださいとの注意事項がありますが、今回使用した衣装ケース内のような湿度が高まる環境であっても、問題ありませんでした。
ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nのデメリット
ダイヤルで温度調節ができる点は良いのですが、ダイヤルの「L」「M」「H」はそれぞれ「約25℃」「約35℃」「約45℃」となっているので、ダイヤル自体を大きくすることと、もっと細かい数字での目盛り表示が付いているとさらに使い勝手が良くなると感じました。
今回は保温ケースの底面に本製品を置いて使用していたのですが、パネルを挟んでいる熱源部分があるため、そのまま底面に置いてしまうとパネルに傾斜がついてしまいます。
その傾斜している、熱源部分とパネルの接続部分に何かしらの負荷がかかると、パネルを痛めたり、最悪割れてしまう危険性がありました。
この対策として、熱源機器下部とパネルの段差に合ったガラス板を取り付けて調節しましたが、今回の使用状況では頻繁にパネルを動かす必要があったため、その都度パネルを動かすことと、それに合わせてガラス板を調節することがとても手間になってしまいました。
前述したように、ヒーターとなるパネル部分自体がとても薄いものなので、落下することや、壁面・底面にぶつけて破損しないかなどについて常に気を配っていたので、取り扱いには神経を使います。
ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nの総合評価
総合評価としては、購入して正解でした。私の購入目的である、「微調整しながら希望の温度にまですくに加温し、24時間その温度を安定的に保つ」「設置場所に適したサイズ」「不具合・不良なく、安全に使用できる」という最低限の条件はクリアしていました。
「コストを抑える」ことに関しては、本体価格が他社の検討商品よりも高かったのですが、故障もなく問題がなかったので、これからも永続的に使用していく予定なので、長期的に見て割高とは感じていません。
今回購入した製品のサイズは小さいので、ランニングコストのパフォーマンスに関して自分では確認できませんでしたが、本製品の説明にある通りであるならば、この機能で電気料金(1日あたり)約7.7円、一ヶ月あたり約231円というのは、経済的にも負担にはならないのではないでしょうか。
そしてなにより、日本製という安心感があるので、今後追加で必要なことがあれば迷わず購入したいと思います。
ビバリア マルチパネルヒーター MP-914-N
ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nの口コミ・評判は?
ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- ヒョウモントカゲモドキ用に購入しました。つまみで温度調整ができ、温度計を見ながら調整しています。パネルの上で気持ちよさそうにしているので問題ないと思います。
- キングハムスターに使っていますが、問題なく使用できています。温度調整ができるので、生き物に合わせた調整ができます。
- かなり薄くて邪魔になりません。ヒーター自体は0.2mmで薄いですが効果はとてもあります。
悪い感想や要望などの口コミ
- 動作ランプがないので、スイッチがはいってるかどうかわからない。
- 温度調整がシビアな動物だと微妙です。30~40度の管理があやふやです。
- パうちの中の導線がさびてきました。防水ではないのかも。
パネルヒーターは、ダイヤルでざっくり温度調整できるビバリアのにした pic.twitter.com/ZGg1wz7c7l
— nikka(にっか) (@nikkaidea) February 12, 2020
ビバリアのマルチパネルヒーターすげぇな。このクソ寒い中ヒーターのみの最大出力で18度を維持してる。この様子ならこのままでも大丈夫そうだな。もしかしたらパネルヒーター1枚で冬越せるのか? pic.twitter.com/j2eJHg5eBe
— 雅 (@Miyavidence) February 1, 2018
ビバリアのパネルヒーターですよ。
コンソールがついていて三段階に変えられるんです! pic.twitter.com/fkviOEMvHu— ジャンボ (@sy00040726514v) June 15, 2018
ベタ2匹チャームさんよりお迎えしました。
ちっちゃくて可愛い。色も綺麗。
水槽はコトブキのクリスタルキューブ150Hで下にビバリアのパネルヒーターひきました。
水温もいい感じ#ベタ#クラウンテール#ダブルテール#クリスタルキューブ#パネルヒーター pic.twitter.com/hZlWC01b7v— りー (@reptilesfan1909) March 10, 2021
ビバリアの45wパネルヒーター上にケースを並べて集合住宅にしました
🏡🏡🏡🏡
ついでにまだミニなザリ美🦞とトリメン中のバルモリ、森さん🐠と馬場さん🐠も仮住まい。
状況に合わせてケース組み替えます🏡#ベタ #ブラックファントム #オトシンクルスネグロ #バルーンモーリー#アメリカザリガニ pic.twitter.com/OABitzgAvh— きんぎょ日記 (@pawpowamomotora) January 25, 2023
ビバリア 温度可変式マルチパネルヒーター MP-914-Nの購入を考えている人へアドバイス
飼育ケースや衣装ケースなどの小規模の空間を暖めるには最適です。今回は、野菜の種を発芽させるために、3ヶ月間24時間体制で使用しましたが、特に不具合・不良もなく、安全に快適に使用できました。
おそらく本来の使用目的である、爬虫類やハムスターなどの小さな生き物用の保温器具としての使用でも問題ないと思われますが、パネルの上に何か重い物が乗るような場合は、熱源機器とパネルの段差を埋めないと薄いパネルの負担がかかり、傷や破損の恐れがあるかもしれないので、少し工夫が必要だと思います。
また、今回購入した製品はサイズが小さく、郵便物としてポストに投函できるタイプなので、送料が164円と、輸送コストが低く抑えられる所もおススメしたいポイントです。