ドライブレコーダーはオンラインで購入すると価格が安いことが多いですが、自分で設置しようとすると失敗するリスクも伴います。安全かつ確実にドラレコを取り付けるためには、専門の業者に依頼するのがベストです。この記事では、業者による取り付けの選択肢と、それぞれの業者が提供するサービスの特徴や価格の違い、持ち込みが可能かどうかについて詳しく説明します。
加えて、選ぶべき業者を決定する際に考慮すべき、設置後のアフターサービスや保証の有無も重要なポイントです。取り付けを依頼する際に失敗しないためのポイントをわかりやすく解説しますよ。
今日Dにドラレコ持ち込みで取り付けお願いできます?って言ったら純正品じゃないと無理ですって言われた。
まぁ分かってたけど、ちとショック🥹近所の大手カー用品店はトラウマがあるし…
こうなったら最後の手段、今までの経験を生かし誰かに頼んでやるw
自分で?ドラレコ無理です笑
— テン@80ハリアー🦅 (@ten_hari) April 4, 2022
DIYでのドラレコ取り付け、知っておくべきリスク
自分でドライブレコーダーを取り付ける際、意外と見落とされがちなのが、車のバッテリーやナビゲーションシステム、その他の電子機器への影響です。特に電源取り出しの際に内装を誤って破損したり、ヒューズボックスの扱いを誤ってショートさせることがあります。
専門的な知識を持つプロに依頼することで、こうしたリスクを回避するのが確実です。
自分でのドライブレコーダー取り付け、果たして可能か?
ドライブレコーダーの自己取り付けは、一定の知識と技術があれば実行可能です。自分で行う最大の利点は、工賃がかからず、購入した本体の価格のみで済むことです。また、予約の手間や店舗訪問の必要がなく、自分の都合に合わせて作業できるのも魅力的です。
しかし、デメリットとしては、手間や時間がかかること、また不慣れな作業が原因でトラブルが生じることがあります。例えば、適切な位置に設置しないと録画がうまくいかなかったり、配線が運転の邪魔をすることがあります。さらに、法的な規定に従った正確な位置に設置する必要があり、自信がなければ専門の整備士に依頼するのが無難です。
自分で取り付けする際の注意点や失敗事例
ドライブレコーダーを自分で取り付ける際は、位置選びが非常に重要です。操作が困難な場所や、運転の視界を遮る位置に設置してしまうと、再設置が必要になる場合があります。また、内張りを破損するリスクもあり、修理には追加費用が発生します。さらに、自己責任での作業は保険の対象外となることが多いので、慎重に作業を行うことが求められます。
トラブルを避けたい場合や自信がない方は、経験豊富なプロの手を借りることをお勧めします。それにより、確実かつ安全にドライブレコーダーを利用開始できます。
【悲報】
張り切って臨んだドラレコの取り付け失敗に終わる…絶対にフタ閉まらんやん… pic.twitter.com/G6yNX6njjW
— エムブロ-Mblo- (@Mblo_com) November 12, 2019
ドラレコの取り付け失敗して両面テープダメにしました(´;ω;`)
楽天に1000円で売ってるから買おう…— ちり@CRF250L (@kk69667658) June 4, 2017
ドラレコ取り付け すったもんだしたけど なんとか終了👏👏
リアカメの配線通す時 決定的失敗し過ぎてやり直した(白目)
バッグの配線取りたくて 後部座席のやつ外したかったけど このナットがうちの素人道具や無理なんかビクともせず 一時諦めました💦
手がかかったからか車に愛着わいてきた✨️ pic.twitter.com/jr2z6LeQzq
— みみっく (@mimick_piano) November 13, 2023
ドライブレコーダー取り付けの工賃の比較
ドライブレコーダーの設置をプロに任せる場合、どのようなオプションが利用できるのでしょうか?
「自分で店舗に行って取り付けを依頼する」場合であれば、選択肢としては、「正規ディーラー」や「地元の整備工場、ガレージ」、さらには「オートバックス、イエローハット、ジェームスなどの大手カー用品店」や「ガソリンスタンド」があります。
ここでは、主な取り付けオプションとそれぞれの料金について見ていきましょう。
選択肢1: ディーラーでの取り付け
ディーラーでの取り付けは、購入した製品によっては工賃が免除されることがありますが、製品自体の価格が高い傾向にあります。また、ディーラーは忙しいため、しばしば外部の業者に取り付けを委託しており、その分料金が高く設定されることがあります。
持ち込み取り付け:一般的に不可、受け付けても30,000円以上の工賃がかかることが多いです。
選択肢2: カー用品店での取り付け
カー用品店(例:オートバックス、イエローハット)では、店内で購入した商品に限り取り付け工賃が含まれている場合がありますが、合計金額を計算すると意外と高額になることがあります。
持ち込み取り付け:可能ですが、予約が必要で待ち時間が長いことがあり、料金は25,000円からが一般的です。
一部、有名なカー用品店の工賃費を見ていきましょう。
オートバックスのドラレコの工賃費
以下はオートバックスでのドライブレコーダーを持ち込みする場合です。通常の工賃が1.5倍となり、取り扱いがあるメーカーの商品のみ取り付け可能です。
車種カテゴリ | シガレット接続工賃 | 電源裏取り工賃 | 前後2カメラ(電源裏取り) |
---|---|---|---|
SS・S | 4,950円 (差額 1,650円) | 6,600円 (差額 2,200円) | 14,850円 (差額 4,950円) |
M | 5,775円 (差額 1,925円) | 8,250円 (差額 2,750円) | 16,500円 (差額 5,500円) |
L | 5,775円 (差額 1,925円) | 9,075円 (差額 3,025円) | 16,500円 (差額 5,500円) |
LL | 6,600円 (差額 2,200円) | 9,075円 (差額 3,025円) | 19,800円 (差額 6,600円) |
コミコミセット情報
オートバックスでは、Webや受取店舗限定でドライブレコーダー本体、取付ケーブル、取付工賃、消費税を含む全てコミコミのセットも提供しています。このセットを利用すれば、個別の料金を計算する手間が省けます。
イエローハットのドラレコの工賃費
以下はイエローハットではドラレコの持ち込みの場合は、通常工賃の倍額が適用されます。
持ち込み時の取り付け工賃
- シガーソケット配線
- フロントのみ: 11,000円 (5,500円の差額)
- フロント+リア: 22,000円 (11,000円の差額)
- 電源裏取り配線
- フロントのみ: 16,500円 (8,250円の差額)
- フロント+リア: 27,500円 (13,750円の差額)
タイヤ館のドラレコの工賃費
タイヤ館でのドライブレコーダー取り付け工賃は次のようになります。
ドラレコモデル | 工賃 |
---|---|
前方1カメラ | ¥8,800〜 |
前後2カメラ | ¥16,500〜 |
カーコンビニ倶楽部のドラレコの工賃費
カーコンビニクラブでは、一部店舗を除き、ドライブレコーダーの持ち込み取り付けを受け付けています。ただし、店舗によって異なるため、事前に確認が必要です。
カーコンビニ倶楽部の特徴
- 幅広いドライブレコーダーの取り付けに対応しています。
- 高い技術力でスッキリとした取り付けを実現します。
- トータルサポートを提供し、車の修理や点検、買い替えなど幅広いサービスを提供しています。
カーコンビニクラブでの取り付け可能なドライブレコーダーの種類や費用については、お近くの店舗にお問い合わせください。また、お電話でも問い合わせが可能です。
コバックのドラレコの工賃費
ドライブレコーダー取付(前側)で11000円~となっています。
ただ実際取付けた人の声では取り付け工賃が32,000円と言われたという書き込みがありました。同じような取り付けを専門店で依頼した場合、約20,000円程度であったことから若干高いという噂もあります。
結局は別の専門店で見つけた20,000円程度の価格に納得し、そちらを選択したとのことです。
選択肢3: 地元の整備工場
小規模な整備工場では、忙しさやスタッフの限りがあるため、ドライブレコーダーの取り付けを積極的には受け付けていない場合が多いです。ただし、親切でコストパフォーマンスが良い場合もあります。
整備工場の探し方:インターネットの検索サービス(ミツモアやグーピットなど)を利用すると良いでしょう。
選択肢4: ガソリンスタンドでの取り付け
一部のガソリンスタンドでは、スタッフや整備士がドライブレコーダーの取り付けを行うことがありますが、情報が少なく自分で探す必要があります。
選択肢5: 出張取り付けサービス「Seibii」
自宅や指定の場所に直接来てもらい、ドライブレコーダーを取り付けてもらうサービスです。多くの業者がこのサービスを提供していますが、特にSeibii(セイビー)のサービスが人気です。
Seibiiでは、持ち込んだ商品でも追加料金なしで取り付けが可能です。自宅や指定場所での取り付けを行い、国家資格を持つ整備士が対応します。料金は以下の通りです。
- 国産車(前カメラ):11,000円、作業時間:1時間
- 国産車(前後カメラ):19,980円、作業時間:2時間
- 輸入車(前カメラ):18,000円、作業時間:1時間
- 輸入車(前後カメラ):29,980円、作業時間:2時間
このように、ドライブレコーダーの取り付けには様々な選択肢があり、それぞれのメリットとデメリットを理解することが重要です。
ドラレコを取り付けてもらう際の注意点
輸入車へのドライブレコーダー取り付けはどうなる?
日本で人気のある輸入車、例えばメルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、そして最近ではテスラなど、多くのドライブレコーダー取り付けの依頼があります。しかし、これらの外国車は、トヨタやホンダなどの国産車と異なり、内部構造が複雑で、特にドラレコを取り付ける際に必要な内部電源の位置や内張りの取り外しの難易度が高いです。
このため、外国車のドラレコ取り付けは国産車よりも手間と時間がかかり、万が一の際のリスクも高いため、多くの業者が外国車の取り付けを敬遠するか、追加の工賃を設定しています。
さらに、外国車に関しては、取り付けに必要な正確な情報が少なく、整備情報を提供する業界団体FAINESでも情報が不足していることが多いです。そのため、外国車の場合、特に注意深い取り扱いが求められます。
工賃の面でも、複雑な構造のため国内車よりも高くなることが一般的です。さらに、取り付け位置によっては追加料金が発生することもありますので、ドライブレコーダーの取り付けを検討している場合は、事前にしっかりとした見積もりを取ることが重要です。
まとめ
いかがでしたか?
安価なドラレコを購入して自分で取り付けできない場合でも、取り付けしてもらえる選択肢は結構多いです。
改めてまとめると以下のような料金体系です。
取り付け依頼先 | 相場料金 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
カーディーラーで取り付ける | 1万円程度(純正) | 保証が手厚い | 費用が高くなる、純正しか受け付けないケースも多い |
カー用品店で取り付ける | 5,000円程度(購入のみ) | セット価格でお得 | 待ち時間がある、すぐに取り付けできない場合もある |
整備工場で取り付ける | 8,000円程度 | 持ち込みに対応 | 整備工場探しが手間 |
出張サービスで取り付ける | 8,000円程度 | 自宅で取り付け・持ち込みに対応 | サービス探しが手間 |
この表から、自分のニーズに合った選択をする際の参考になります。
メリットデメリットを加味しつつ、取り付けを依頼するかどうか吟味してくださいね。