SONY ブラビア KJ-49X9000Fを半年ほど使ってみた『Avaさん』(23歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
SONY ブラビア(BRAVIA)KJ-49X9000Fを購入しようと思ったきっかけは?
人からお古として譲り受けたVictorの36型のテレビを4年ほど使っていましたが、ある時からテレビがフリーズしてしまうようになっていました。
映画やドラマはPS3を経由してHuluやNetflixで観ていたのでテレビが頻繁にフリーズすることにより困ることはそんなに無かったです。が、子供が産まれてNHKの番組を見るようになり事情が変わりました…。子供が好きな番組を観ているタイミングがフリーズが起こると大泣きです。泣かれても直せません。
最初は一瞬だったフリーズ症状もどんどんフリーズ時間が伸びていき、そのまま消えてしまうようになったので買い替えをすることになりました。
修理に出すことも考えましたが、テレビが故障したタイミングで2、3ヶ月先には引越しを予定の予定があったので買い換えることにしました。
SONY ブラビア KJ-49X9000Fをどのようにして知りましたか?
CMで「4Kテレビ」というワードを聞いたことがありましたが、何が4Kなのかわからないくらいテレビに関しては無知でした。
相場をみようとネットで調べても、ピンキリで何が何だかわからなかったので家電量販店に行って現物を見てみることなりました。
そこで初めて4Kが解像度の高さだということを知りました。今までのテレビも十分キレイな画質だと思っていましたが、4Kのテレビとフルハイビジョンのテレビが横並びに置いてあるとフルハイビジョンが劣って見えました。それを見てしまった夫は4Kテレビを買うと勝手に決めていたようです。
4Kテレビを買う際に重要視したポイントとは?
私が4Kテレビを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の4つです。
1.機能性
我が家では海外ドラマや映画をよく観るので、Hulu、Netflix、Amazonプライム・ビデオに登録しています。なので、それら3つが観られることが最重要です。
今まではPS3を繋ぎ3つのアプリをダウンロードし観ていたのですが、引越し先ではテレビは壁掛けにしたかったのでPS3を繋がなくてもいいものを探しました。
Wi-Fiでネット環境に繋げることができる商品はたくさんあったのですが、その中のいくつかはAmazonプライム・ビデオに対応してないものもありました。
2.画質
いつも買い物にはあまり口を出さない夫の唯一の主張は4Kテレビでした。
私も実際に横並びに置いて比較するまではフルハイビジョンで十分だと思っていましたが、やっぱりキレイな画質には惹かれました。同じ4Kテレビでもブランドによって画質の差はかなりありました。
3.壁掛けにすることが可能なもの
壁掛けといっても我が家では壁に穴を開けない、壁掛け風テレビ台です。これに対応しているかも重要なポイントでしたが販売員さんに「大手ブランドはほとんど対応していて、していないもののが珍しい」と言われました。
4.Bluetoothスピーカーを使えるか
今まで使っていたテレビは古いものだったのでコード付きスピーカーでしか使えませんでした。テレビとダイニングテーブルとの距離があったためコードを伸ばしても届かず、子供が新生児の時は一回寝たらなるべく起こしたくなかったので、夫と2人で無音で字幕付き映画を見ていました…。音声がないと魅力半減です。なので、今回はBluetoothスピーカーが使えるものがいいと思っていました。
購入に迷った4Kテレビは?
購入に迷った4Kテレビは以下の商品です。
TOSHIBA REGZA
SHARP AQUOS
私達が行った家電量販店ではREGZAとAQUOSが目立つように展示されていて、値引率も高かったからです。
どちらも画質は同じくらいキレイで、壁掛け対応、Bluetoothスピーカーも使えるとのことだったので初めはBRAVIAは眼中になく、このどちらかにしようと思っていました。
見た目だけではBRAVIAとの値段の差もわからないので、販売員さんに何が違うのかを聞きました。
まず1つ、どのブランドも正面から見た画質は同じくらいキレイでしたが、斜め前や横から見ると、REGZAとAQUOSは色が薄く抜けたような感じになっていました。
うちの間取りではキッチンからテレビを見るときは斜めからになるので、これではせっかく画質がいいテレビを買っても活かしきれません。
2つ目はBRAVIAだけAmazonプライム・ビデオ対応でした。スティックを別購入しなくても、テレビだけで観ることができました。
3つ目は、リモコンで電源ボタンを押してからテレビ画面が映るまでの時間です。BRAVIAがダントツで速かったです。
知り合いの家で何度か起動するまでの時間差があるテレビを使ったことがあったのですが、地味なストレスです。
画面がすぐに切り替わらないのでボタンを押せてるのか押せてないのかわからなくなり、もう一度押してしばらく待っていたら逆に電源を切ってしまっていたり。
販売員さんに上記のことを教えてもらい、BRAVIAに決めました。
SONY ブラビア KJ-49X9000Fの特徴、性能
■仕様
本体サイズ
109.3×62.9×6.9cm(スタンドなし)
109.3×69.4×26.8cm(スタンド有り)
重さ
13.6kg(スタンドなし)
14.5kg(スタンド有り)
消費電力
190W
パネル解像度
3840×2160■特徴
直下型LED部分駆動
X-tended Dynamic Range PRO(6倍)
4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」
4K X-Reality PRO
トリルミナスディスプレイ
倍速駆動パネル/X-Motion Clarity
DSEE搭載
Android TV機能搭載
HDR信号に対応
Bluetoothオーディオ機器対応
リモコンにはHulu、Netflix、U-NEXT、AbemaTV、アプリのボタンがあります。ワンプッシュでアプリに飛んでくれるのですごく便利です。
家電量販店で購入しましたが、配送業者さんが設置と初期設定まで済ましてくれたのですぐにテレビを見ることができました。
ホームボタンを押すと、基本のテレビを見る、アプリ一覧、入力切替、設定と全ての機能が表示されるので機械が苦手な方でも使いやすいと思います。
本体だけの厚みは6.9cmとかなり薄いのですが、スタンドを使うことによって最低でも30cmほどのテレビボードが必要になるので壁掛けや壁掛け風テレビボードを使った方が薄さを活かせると思います。
4Kチューナーは内蔵されていません。
SONY ブラビア KJ-49X9000Fのメリット
購入してから半年くらい経ちました。以前はPS3をテレビに繋ぎ、ゲームのコントローラーをリモコン代わりにに見ていたので、テレビ本体のリモコンだけでそれができるのはとても便利です。
ワンプッシュでアプリに飛べるので、テレビのチャンネルを変えるような感覚で簡単に操作できます。
AndroidTVで見るYouTubeには広告がつかないので、音楽を再生するのにも向いています。Googleアカウントを持っていて携帯でもログインしておけば、携帯のYouTubeで作成した再生リストをテレビで見ることもできます。
音声検索機能がついているので、あいうえお表から一文字ずつ選んで入力する手間も省けます。文字入力の表はひとつひとつが小さく見づらいのでこの機能はかなりありがたいです。
我が家の間取りは壁側にテレビ、子供の遊び場とソファーを挟んでダイニングテーブルとなっているのですが、字幕なしの映画やドラマを見るときはセリフがはっきり聞こえるように音量をあげると、テーブルの位置ではちょうど良くても、子供が遊んでいる位置では音が大きすぎることがあります。
大きい音に慣れてしまうと耳が悪くなるのではないかと前から心配だったのですがBluetoothスピーカーが使えるようになったことによってテーブルの位置ではちょうどいい音量に、子供の遊ぶ場所では音がなくなるので、安心して音量を上げることができます。
音量は0〜100まであるので微調節ができるのもいいです。
SONY ブラビア KJ-49X9000Fのデメリット
私が感じる1番のデメリットは、画面本体に光沢があるので日差しが入る日中は画面に反射して見づらくなることです。
なんとなくテレビを見ているときは仕方がないので諦めるのですが、ちゃんと見たいときは日中でもシャッターを閉めておかないといけません。
電源を切っている時も鏡のようにこちらが映るので、指紋がすごく目立ちます。
定期的に拭き掃除しても子供はすぐに触ってしまうのでだいたい指紋がベタベタ付いています。
もう一つはWi-Fiとの接続が突然切れてしまうことがあることです。携帯やパソコンは一度保存したWi-Fiの情報が残っているので、一度携帯の電源を消して付け直してもブレーカーが落ちてWi-Fiルーターの電源が落ちてしまっても、勝手に接続し直してくれます。が、テレビはブレーカーが落ちるたびにWi-Fiを探し直してパスワードも再入力しなければなりません。
これには音声入力の機能は使えないので毎回手入力です。ブレーカーが落ちた時以外にもたまに勝手に接続が切れているので、その度にパスワード入力するのが地味に面倒です。パスワードを保存できる機能がつくとありがたいです。
SONY ブラビア KJ-49X9000Fの総合評価
古いテレビを使っていたのでこの商品の画質のきれいさと音声の聞きやすさにとても驚きました。画質がきれいなためテレビと距離を取らなくても目が疲れないです。
色んなアプリが入っているので、テレビ1台で色々なコンテンツが楽しめます。今まではテレビ周辺はコードだらけだったのですが、Androidテレビにしたことによりまわりがスッキリしました。
コードがたくさんあると子供が引っ張ったり、ホコリが溜まったり、引越しの時には一度抜いたらどれが何のコードなのかもわからなくなりました。
HuluやNetflixなどの動画は4kチューナーがなくても高画質で見ることができます。多機能でも全体の動きがもたもたすることもないので、ストレスなく使えています。
SONY ブラビア KJ-49X9000Fの口コミ・評判は?
SONY ブラビア KJ-49X9000Fのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- テレビ枠が小さくなって画面が大きくなり、アプリの動画再生も速いです。画面は細部まで再現され、鮮やかですね。良い買い物しました。
- 明るさは部屋の明かりに合わせて自動で調整されます。
- アンドロイドテレビなので見たいものが全部テレビに入ってます。また使い勝手もソニーはプレステなどで培ってるので優秀ですね。
悪い感想や要望などの口コミ
- リモコンがダサい。
- アプリの操作が面倒。「ホーム」「ソニーセレクト」とあるので、一つでいい。
- リモコンの反応が若干だがもたつく。
SNSの反響は?
TwitterでもSONY ブラビア X9000Fシリーズが話題になってますね。
土曜日にSONYの4Kテレビが届いた。
結果、PS4からの画像の質が段違いに良くなりました!ヽ(*´v`*)ノ
画像表示遅延も減り、BF5でやられてた原因がコレだと確信した。(正面でも見えなかったからw)X9000Fシリーズ | テレビ ブラビア | ソニー https://t.co/l0ccEPYBbn
— multiplus-g (@GMultiplus) 2018年12月25日
>’17年のX9000Eシリーズの映像エンジンは「HDR X1」だったが、
>新機種のX9000Fは最上位の「X1 Extreme」を搭載するなど強化している。— さかい(ace cream) (@resi_kyoma) 2018年11月26日
1.X9000Fシリーズ 49v型(2018年6月9日発売予定)
2.今秋以降に登場してくるであろう4Kチューナー
1と2の条件を満たすのは今冬?来春か…情報収集継続
※ 10周年超えのAQUOS LC-32DS1 32インチが現役稼動しているので焦る事はない。(当時32型はHDが数多い中,これはフルHDの数少ない機種であった)
— マルグリッド (@F_Marguerite) 2018年5月13日
SONY ブラビア KJ-49X9000Fの購入を考えている人へアドバイス
YouTubeやHulu、Netflixなどを見る方にはすごくおすすめです。反対にそれらを一切使わない方には全く意味のない機能になるので、もっとシンプルな商品を買った方が値段も安くリモコンなども簡単な作りで使いやすいと思います。
テレビ自体の動作が早い方がいいという方にはすごくおすすめです。テレビは毎日のように使うものなので、流れ作業をそのちょっとした時間で邪魔されるのは嫌ですね。電源をつけた時、チャンネルを変えた時、他のアプリを起動した時も待ち時間は気にならない程度しかありません。
我が家ではテレビ番組よりもYouTubeやHulu、Netflixを見る機会のが多いので4kチューナー内蔵が重要ではなかったのですが、テレビ放送されているスポーツ番組などを高画質で見たい方は4kチューナー内蔵のものがいいのではないでしょうか。
私が購入したときには、
「Netflixプレミアムプラン6ヶ月無料」
「Hulu3ヶ月トライアル無料」
「U-NEXT1ヶ月無料トライアル+3,000円分のポイントプレゼント」
が購入特典としてついてきました。
時期によって購入特典の内容は変わるようですが、こういったサービスが付いていることが多いのでこれまでは動画配信サービスを使わなかった方も無料で試せるのでおすすめです。
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