【レビュー】貝印 アイスクリームメーカー DL-5929|使い方やレシピ、固まらない理由について

アイスクリームメーカー

貝印 くるくるまぜるアイスクリームメーカー DL-5929を10ヶ月ほど使ってみた『ここまるさん』(30歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。

貝印 アイスクリームメーカー DL-5929

実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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貝印(KAI) くるくるまぜるアイスクリームメーカー DL-5929を購入しようと思ったきっかけは?

きっかけは第二子を妊娠したことで、私自身が妊娠糖尿病になったことでした。妊娠糖尿病になると、甘いものはもちろんお米や麺類などの炭水化物にも制限がかかり、食事療法となるため今まで通りの食生活はおくれません。

大の甘党である私は、毎日の習慣だったアイスやチョコレートなどの甘いものがいきなり食べられなくなりとてもストレスでした。日々の子育てで、子供の昼寝中にほっと一息つきながら食べる甘いものやカフェオレが無くなったことは、私の中でちょっとした一大事で、イライラしたり、疲れたな…と感じることも多くなっていました。

現在、ライザップなどで糖質制限ダイエットが話題になったことで低糖質なスイーツやパンなどが販売されるようになり、コンビニなどでも手軽に入手できますが、妊娠中に人工甘味料が使われているような安全性がよくわからないものは摂取したくないと感じていました。

そこで、「砂糖や人工甘味料を使っていない安心して食べられるアイスを自分で作ろう!」と思い立ち、アイスクリームの作り方やレシピを検索する中で、アイスクリームメーカーの存在を知りました。アイスクリームメーカーがあればより売っているアイスに近いものが作れるはずと思い、アイスクリームメーカーの購入を決意しました。

貝印 くるくるまぜるアイスクリームメーカー DL-5929をどのようにして知りましたか?

アイスクリームメーカーにはどんな種類があるのかわからなかったので、ネットで「アイスクリームメーカー」「おすすめ」で検索をかけ、どのようなタイプが人気か調べました。

アイスクリームメーカーには「冷凍容器タイプ」と「コンプレサー内蔵タイプ」があり、タイプによって使い方や価格が大きく違ってくることが分かりました。

我が家にあっているのは手軽に安価に作ることのできる「冷凍容器タイプ」であることが分かったので、大手ショッピングサイトで「冷凍容器タイプ」のものを検索し、口コミを比較。一番使い勝手もコスパも良さそうだった「貝印くるくるまぜるアイスクリームメーカーDL5929」の購入を決定しました。

これでもしアイスクリームが作れれば、少しは甘いものを食べたときの気持ちを味わえるはず!とドキドキしながら商品の到着を待ちました。

アイスクリームメーカーを買う際に重要視したポイントとは?

私がアイスクリームメーカーを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の4つです。

1.タイプ

アイスクリームメーカーは主に「冷凍容器タイプ」と「コンプレッサー内蔵タイプ」の2つに分けられ、「冷凍容器タイプ」は容器自体に冷却機能がついていないので事前に容器を10時間以上冷凍庫で冷やしておかなければなりません。容量も小さく300~1,000ml以下のものがほとんどですが、2,000円ほどの低価格で買える点が魅力でした。

「コンプレッサー内蔵タイプ」は本体そのものが冷却機能を備えており、材料を入れるだけですぐにアイスクリームが作れます。1L以上作れるタイプが多いのでたくさん作りたい人には重宝しますが、10万円以上するものもあり、本格的に作りたい人向けでした。

我が家は私しか使わないことから、お安く手軽に始めることのできる「冷凍容器タイプ」であることを最重要視しました。

2.価格

アイスクリームを作るには生クリーム・卵など地味にお金がかかるため、材料にこだわらなくてよければ市販のアイスクリームを購入する方が手間もお金もかからないだろうと思っていました。

よって、アイスクリームメーカーは妊娠糖尿病である妊娠期間中しか使わないかもしれないと思い、あまり高いものは購入したくありませんでした。よって価格が2,000円から5,000円以内であることも重要視しました。

3. 容量・収納サイズ

「冷凍容器タイプ」を購入しようと思っていましたので、我が家の冷凍庫に入るサイズであるかどうかも重要でした。仮に冷凍庫に入る大きさだったとしても、我が家は常に作り置きの冷凍ストックで冷凍庫は割とパンパンなことが多いため、コンパクトなサイズであることも重要視しました。

4.洗いやすさ・手入れのしやすさ

妊娠中に使うため、常に清潔な状態で使えるものが安心であると思いました。よって、容器をある程度分解できて洗いやすいものであるかどうかも重要でした。

購入に迷ったアイスクリームメーカーは?

購入に迷ったアイスクリームメーカーは以下の商品です。

パナソニック コードレスアイスクリーマー電池式 BH-941P

アイリスオーヤマ アイスクリームメーカー ICM01

貝印 アイスクリームメーカー DL-0272

特にメーカーにこだわることなく「冷凍容器タイプ」であるかどうかを最重要視して商品を選びました。

「パナソニックコードレスアイスクリーマー電池式BH-941P」は、冷凍容器タイプであるにも関わらずコンプレッサー内蔵タイプのように予備冷却が必要ない点が魅力的でした。

材料を入れて、本体ごと冷凍庫内で冷やしながら撹拌作業をすることでアイスクリームを作るという珍しいタイプです。そのため電池などのランニングコストがかかったり、他の冷凍容器タイプのものより冷凍庫のスペースをとるのがデメリットでした。便利でしたが、思っていた条件に合わず価格も高かったことから、候補から外しました。

「アイリスオーヤマアイスクリームメーカーICM01」は価格もリーズナブルで分解して洗える点もよく、価格もとってもリーズナブルだったため魅力的でしたが、口コミで「アイスがトロトロで固まらない」「撹拌棒が壊れた」などの口コミが多く、使用感がイマイチだったので、候補から外しました。

最後まで残った「貝印アイスクリームメーカーDL-0272」と「貝印くるくるまぜるアイスクリームメーカーDL5929」は同じ貝印の商品なだけにとても迷いました。2つの大きな違いは容量と冷却時間で、「貝印アイスクリームメーカーDL-0272」は容量が1Lで冷却時間が18時間であるのに対し、「貝印くるくるまぜるアイスクリームメーカーDL5929」は容量が300mlで、冷却時間が12時間と短くコンパクトでした。

条件に合うのは後者の方でしたが、「出来上がりが少ない」などの口コミも多く、将来子供と一緒に作ることもあるかも…と思い「大容量でもいいかもしれない」と当初の考えがブレましたが、やはりパンパン気味の冷凍庫に18時間も大容量の容器を入れておくことはできないと思い直し、当初の条件を満たしている「貝印くるくるまぜるアイスクリームメーカーDL5929」の購入を決定しました。

貝印 くるくるまぜるアイスクリームメーカー DL-5929の特徴、性能

材質:
【モーター部】上フタ: ABS樹脂、透明フタ:AS樹脂
【保冷ポット】外面: ABS樹脂、内面:アルミニウム
【パドル】ポリアセタール

本体サイズ: 直径160×高さ165mm
保冷ポットサイズ: 直径160mm×高さ85mm 重量: 約1,100g
定格電力: 100V
定格消費電力: 7W
定格周波数: 50-60Hz
定格時間: 30分
コードの長さ: 約1m
使用最大容量: 300ml
生産国 中国

・使いやすいコンパクトサイズで、冷凍庫の場所も取らず収納しやすい。

・保冷ポットを12時間以上冷凍庫内で冷却する「冷凍容器タイプ」。
・材料を入れて待つだけ20分で、ふわふわで滑らかなアイスクリームが作れる。「容器の予備冷凍」「材料の投入」「電源を入れる」の3ステップでアイスクリームが完成するのでとっても手軽。

・蓋のモーター部分も取り外せるので、分解して洗えてとても衛生的。

・わかりやすい取扱説明書とオリジナルレシピ付きで10種類のアイスクリームが作れる。

・容量が300mlなので1回で約2人分のアイスクリームを作ることができる。
・本体サイズ:直径約16㎝×高さ16.5㎝
・コードの長さ1m

貝印 くるくるまぜるアイスクリームメーカー DL-5929のメリット

去年の10月に購入したので、使い始めて4ヶ月ほどたちました。アイスクリームが食べたいな…と思ったら、夜寝る前などに保冷ポッドを冷凍庫に入れて準備をします。

12時間以上経過した翌日のお昼頃などに材料を混ぜ合わせて容器に入れ20分待つだけでアイスクリームができました。初めは冷凍庫で容器を冷やすだけで、本当にアイスクリームができるのだろうかと半信半疑だったのですが、出来上がりは立派なアイスクリームで感動を覚えました。

購入前に自分でアイスクリームもどきを作っていた時は、材料を混ぜただけのものを容器に入れて、冷凍庫で冷やし、何回も取り出しては混ぜるということを繰り返していて、結構手間がかかっていました。なので、アイスクリームメーカーの「容器を冷やすだけ」「材料を入れるだけ」「電源を入れて待つだけ」という簡単3ステップはとてもうれしかったです。

なかなか子供が小さいと、自分の食べたいものなど後回しになってしまいがちですが、このくらいの手間であれば子供が遊んでいるうちにできてしまいます。出来上がりの量は正直少ないと感じることもありますが、逆に食べ過ぎ防止になってよかったと今では思っています。

私は妊娠糖尿病のため、付属のレシピ通りのアイスクリームは食べられず、いつもヨーグルトと生クリーム、卵黄、冷凍ベリーを使った「ヨーグルトアイスクリーム」を作っていますが、いくつかのポイントを守ればレシピ通りでなくてもおいしいアイスクリームを作ることができました。ポイントは2つあって、1つ目は動物性の生クリームを使うこと。

2つ目は、混ぜた材料は3時間ほど冷蔵庫で冷やすことです。植物性のものや低脂肪のもので作ってしまうとうまく固まらなかった経験があります。また、材料を冷やさなかった場合も同様で、かなりゆるい仕上がりになってしまい残念でした。

その2つさえ守れば子供でも簡単にアイスクリームが作れるので、夏場などはとても重宝すると思います。また、分解して洗うことができたので、ベタつきがちな生クリームなどもきれいに落とすことができました。使い勝手も良く、手軽にアイスクリームを作ることができたので大満足です。

貝印 くるくるまぜるアイスクリームメーカー DL-5929のデメリット

使ってみて残念だった点は、4つあります。

1つ目は、残ったアイスクリームを冷凍保存するとカチカチになって食べづらいことです。市販で売っているものは滑らかで冷凍庫から取り出してすぐに食べられますが、アイスクリームメーカーで作ったものを冷凍して、次の日に食べようとすると、カチカチに固まってしまっているためすぐには食べられません。冷凍庫から取り出し、少し溶けるまで待つ必要がありました。

2つ目は、蓋がとても閉めづらかったことです。材料を入れてから蓋を閉めるのに手間取っていると、材料が容器の中で固まってしまい、更にうまく閉まらなくなります。何回かうまく閉まらず、運転中に「ボゴ!」という音を立てて蓋が空いたことがありました。

3つ目は、コードが短いことです。コードは1mしかないので我が家は延長コードを使っています。台所で使いたい場合、延長コードは必須だと思います。

4つ目は、保冷ポットを冷やしすぎるとアイスクリームが出来上がった際に、材料が容器内にくっついてしまってカチカチに固まることです。使い始めの頃、冷却時間が長い方がいいアイスクリームができるだろうと思い15時間ほど冷却させていたのですが、そうすると逆に冷やしすぎなのか、出来上がった後、材料の半分ほどが容器内にくっついてなかなか取れませんでした。

くっついたアイスクリームを取るのに2時間ほど放置しなければならず困った経験があります。また、取扱説明書にも注意書きとして書いてありますが、容器内はとても傷つきやすくなっているため、金属のスプーンでガリっとしてしまうと傷がついてしまいます。

そのため、アイスクリームを取る際は、木製のスプーンやヘラを使った方がいいと思います。保冷ポットや材料は長く冷やせばいいというものでもないので、冷却時間は守った方がおいしいアイスクリームを作ることができます。

貝印 くるくるまぜるアイスクリームメーカー DL-5929の総合評価

「貝印くるくるまぜるアイスクリームメーカーDL5929」を購入してから、甘いものへのストレスが軽減されました。市販で売っているものが食べられないから自分で作ろうと思い立って購入したものの、手軽に作ることができなければ購入自体を諦めてしまっていたと思います。

手作りアイスは市販のアイスクリームのおいしさには敵わないかもしれませんが、添加物や保存料なども入っておらず、材料次第で砂糖抜きや卵抜きのアイスクリームも作ることができるので、添加物が気になっている方や、アレルギーのある方なども安心して食べることができます。

食べたいものが食べられない時、代わりになるおいしいものがあるととても満足できますし、食べ物に対するストレスもたまりません。自分でこだわりのアイスクリームを作りたいという方、子供と一緒に手作りアイスを食べてみたいという方にはぜひおススメのアイテムです。

貝印 アイスクリームメーカー DL-5929

貝印 くるくるまぜるアイスクリームメーカー DL-5929の口コミ・評判は?

貝印 くるくるまぜるアイスクリームメーカー DL-5929のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • 夏はほとんど自作アイスクリームになりました。黒蜜やきな粉などでアレンジして楽しんでいます。
  • 冷凍庫の場所はさほど取りませんし、安価なのにしっかりアイスクリームができます。
  • アレルギーの子供にアイスクリームを作るのにとてもいいですね。片付けも簡単です。

悪い感想や要望などの口コミ

  • それなりに重いです。中に保冷剤が入ってるのでちゃぷちゃぷ音がします。
  • かき混ぜる時にアイスの固さによってパドルが負けて蓋が開きます。
  • 構造的に落とすと壊れます。

SNSの反響は?

貝印 くるくるまぜるアイスクリームメーカー DL-5929の購入を考えている人へアドバイス

近年、アレルギー持ちの子供をもつお母さんも増えていますし、私のように妊娠糖尿病になるお母さんも10人に1人いると言われています。今までアレルギーや糖尿病などなく、好きなものを食べられる生活をしていたので知りませんでしたが、他の人が普通に食べられているものを自分は食べることができないという状況は、思っていた以上にストレスです。

そんな時に代わりのものを手軽に作れるアイテムがあるというのはとても救いでした。もしアレルギーや糖尿病に悩んでいる人がいたら、きっと食べ物のストレスを減らしてくれるアイテムになると思います。

アイスクリームメーカーにはいろいろな種類があり、容量や手間、価格の違いも大きいです。なので、気になった人は自分のご家庭に合ったものを購入するためにもぜひ念入りにリサーチされることをおすすめします。

ここまる
「ここまる」の記事一覧です。

【番外】貝印 くるくるまぜるアイスクリームメーカー関連記事

貝印 アイスクリームメーカー 固まらない

「固まらない」という噂については、実際に検証した結果、冷えた状態のアイス液を使えば問題なくアイスクリームが作れることが確認されました。

ただし、アイス液の温度が高いと、固まりにくい傾向があります。また、冷凍ポットの冷やし時間が足りなかったり、気温が高い場所で使用したりすると、仕上がりの状態は変わる可能性があります。

以上、使用環境やアイス液の温度などにより、結果は変わる可能性があることを理解しておくことが重要です。

貝印 アイスクリームメーカー レシピ

「貝印 アイスクリームメーカー」を使って作ることができるアイスクリームのレシピは無限大です。以下にいくつかのアイディアを提案します。

簡単な記述なので、実際にピンときたものは、タイトルで検索すれば詳しいレシピがでてきます。呼び水として使ってください。
  1. バニラアイスクリーム: クラシックなバニラアイスクリームは、卵黄、砂糖、生クリーム、ミルク、バニラエッセンスを使って作ります。
  2. チョコレートアイスクリーム: チョコレートを溶かして、卵黄、砂糖、生クリーム、ミルクと混ぜて作ります。
  3. ストロベリーアイスクリーム: 新鮮なイチゴをピューレにして、砂糖、生クリーム、ミルクと混ぜて作ります。
  4. 抹茶アイスクリーム: 抹茶パウダーを少量の熱湯で溶かし、それを砂糖、生クリーム、ミルクと混ぜて作ります。
  5. コーヒーアイスクリーム: 濃いコーヒーを作り、それを砂糖、生クリーム、ミルクと混ぜて作ります。
  6. マンゴーアイスクリーム: マンゴーをピューレにして、砂糖、生クリーム、ミルクと混ぜて作ります。
  7. レモンソルベ: レモンジュースと砂糖を混ぜて作ります。これは乳製品を含まないので、乳製品を避けたい人にも適しています。
  8. ココナッツミルクアイスクリーム: ココナッツミルク、砂糖、バニラエッセンスを混ぜて作ります。これは乳製品を含まないので、乳製品を避けたい人にも適しています。
  9. プロテインアイスクリーム: プロテインパウダー(好きな味)、低脂肪ミルク、ギリシャヨーグルトを混ぜて作ります。これは筋トレ後のプロテイン補給に最適です。
  10. ベリーヨーグルトアイスクリーム: ベリー類(ブルーベリー、ラズベリーなど)をピューレにし、ギリシャヨーグルト、ハチミツと混ぜて作ります。これは健康的なデザートとして最適です。

これらのレシピは基本的なもので、お好みに応じて材料や比率を調整することができます。また、トッピングやミックスインを追加することで、さらにバリエーションを増やすことができます。

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