オーブンレンジはキッチンで大活躍するマルチな家電ですが、選び方を間違えると後悔することも。
買って後悔したキッチン家電 1位「電子レンジ・オーブンレンジ」 2位「炊飯器」 : [2ch]お料理速報 http://t.co/CclQ0RmWLg #2ch
— お料理速報 (@oryourisokuho) April 24, 2013
この記事では、選んではいけないオーブンレンジの特徴を紹介し、さらにおすすめのモデルもご案内します。
後悔の声が多い傾向のオーブンレンジ
オーブンレンジを選ぶ際は、デザインや価格、機能性が大切なポイントですが、それらを軽視してしまうと不満が残ることも。購入する前に、失敗しないためのチェックポイントをしっかり把握しましょう。
注意したいオーブンレンジの典型的なポイント
オーブンレンジを購入する際、特に注意したい問題点がいくつかあります。特にオンライン購入では、写真やスペックだけでは見抜けない部分にも注意が必要です。
サイズ・容量の小ささ
特に一人暮らしや賃貸での生活を考慮して、小さめのモデルを選びがちですが、実際には使い勝手の面で不便さが出ることがあります。調理器具が入らないなどの問題が生じるため、サイズや容量は重要な選択基準です。
温度設定の不可
温度設定が限られているモデルは、多様な料理に対応できない可能性があります。購入前には、温度設定の幅や調整可能性を確認することが重要です。
使うことがない過多な機能性
たくさんの機能を備えたモデルは魅力的に思えますが、実際には必要ない機能も多く、結果的に高価格になることがあります。自分にとって必要な機能を見極め、コストパフォーマンスに優れたモデルを選びましょう。
重量が重い
特に一人暮らしや女性の場合、重いモデルは不向きです。移動や清掃が困難になるだけでなく、処分の際も大変になります。
無名メーカーの製品
知らないメーカーの製品は、アフターサービスや保証面で不安があります。信頼できるメーカーの製品を選ぶことで、長期的に安心して使えます。
かなり古い中古品
古い年式の中古品は、新しいモデルと比べて機能が劣ることが多く、故障のリスクも高まります。また、中古品の場合、保証期間が終了していることも多いため、修理が必要になった際のコストも考慮する必要があります。購入する際は、製造年数や前の使用状況を細かくチェックしましょう。
主要オーブンレンジブランドの魅力を徹底分析
オーブンレンジ選びでは、各ブランドの特色を理解することが大切です。今回は、人気ブランドのオーブンレンジの特徴を詳しくご紹介します。
東芝のオーブンレンジはどんな感じ?
東芝は、多彩なオーブンレンジを展開しています。高性能な過熱水蒸気モデルや角皿式スチームモデルなど、用途に合わせた豊富なラインナップが特徴です。シンプルなモデルから高機能モデルまで、あらゆるニーズに応える選択肢があります。
日立のオーブンレンジってどう?
日立は「ヘルシーシェフ」シリーズが特に有名です。高温調理可能なコンベクションモデルや、便利なタッチパネル機能を備えたモデルなど、健康的な料理作りをサポートする充実の機能が魅力です。さらに、レシピアプリ連動の便利さも見逃せません。
SHARPのオーブンレンジはどんな特徴?
SHARPの「ヘルシオ」シリーズは、自動調理機能が特に注目されています。食材をセットするだけで美味しい料理が作れる手軽さが魅力で、無線LANを通じたレシピ更新機能も便利です。また、水蒸気調理やコンパクトモデルも人気があります。
Panasonicのオーブンレンジはどんな感じ?
Panasonicの「Bistro」シリーズは、多彩な料理が楽しめる点が魅力です。ワンボウルメニューや幅広い温度設定、アプリでのレシピ追加など、機能面での充実度が高いです。さらに、シンプルで使いやすいモデルもラインナップされています。
バルミューダのオーブンレンジってどうなの?
バルミューダは、デザイン性と使いやすさで知られています。ダイヤル操作で簡単に温度調整ができ、発酵や予熱機能も搭載しているため、パン作りにも最適です。また、ホーロー加工の角皿が付属しており、調理後のテーブルへの移動がスムーズにできます。
アイリスオーヤマのオーブンレンジはどんな感じ?
アイリスオーヤマは価格と性能のバランスが魅力的なオーブンレンジを提供しています。使いやすいスチームオーブンレンジや、直感操作のターンテーブルモデルなど、多様な選択肢があります。特に初心者や予算を抑えたい方におすすめで、自動メニュー付きモデルも便利です。
オーブンレンジ選択のコツ
オーブンレンジを選ぶ際に失敗しないためのコツをご紹介します。理想の機種を見つけるためには、自分にとって重要な機能や譲れないポイントを明確にしておくことが大切です。
スチーム機能の有無をチェック
スチーム機能付きのオーブンレンジは、料理のバリエーションを広げてくれます。タンク式とカップ式の違いに注目し、タンク式はより多くの水を使用できる点が利点ですが、水の交換が必要な点を念頭に置きましょう。
設置場所のサイズに合わせる
オーブンレンジの設置場所を考慮して選ぶことも重要です。熱の放出のために、適切な空間が必要です。特に背面や上部には一定のスペースが必要となるため、設置場所とレンジのサイズを確認することが欠かせません。
ターンテーブル式かフラット式か
ターンテーブル式とフラット式のオーブンレンジを選ぶ際のコツです。ターンテーブル式は均一に加熱するが、大きな皿が引っかかる可能性があります。フラット式は大きな皿も楽々ですが、価格が高めになることを考慮しましょう。
センサーの種類で選ぶ
オーブンレンジのセンサーの種類を比較して選ぶ方法もあります。赤外線センサーは高精度ですが価格が高い、湿度・蒸気センサーや温度センサーはラップの使用により効果が低下することがあります。重量センサーは食品の重さを計測し加熱時間を自動調整しますが、皿の重さも影響を受ける点を留意してください。
お手入れの容易さ
お手入れのしやすさも選択基準の一つです。掃除機能付きのモデルは、汚れを簡単に取り除くことができます。スチームで汚れを落とすタイプや、調理後の匂いを取り除く脱臭機能が付いたモデルは、掃除や匂い対策に有効です。
絶対に満足できるオーブンレンジ5選
ここで紹介するオーブンレンジは、使い勝手やデザイン性に優れたモデルばかり。ご自宅のキッチンスペースや料理スタイルに合わせて、最適な一台を選んでみてください。
日立 ヘルシーシェフ MRO-S7Y
日立の「ヘルシーシェフ MRO-S7Y」は、使い勝手の良さで選ばれるフラットタイプのオーブンレンジです。22Lの庫内容量を有し、壁にぴったりと設置できる設計。多様な調理が可能な重量センサーと蒸気・温度センサーが搭載されており、オート調理も簡単。90のオートメニューと117のレシピメニューがあり、幅広い料理に対応します。
さらに、セラミック製の取り外し可能なテーブルプレートや、スチームで汚れを落とすお手入れ機能が付いており、清掃も容易です。
アイリスオーヤマ BLMO-F1801
手頃な価格ながら高機能を誇るアイリスオーヤマの「BLMO-F1801」。18Lの庫内容量を持ち、軽量設計で取り扱いが簡単。東日本と西日本のどちらでも使用可能なヘルツフリー設計で、発酵モードや広範囲のオーブン機能も備えています。
このモデルは最大4枚の食パンがトースト可能で、湿度センサーによる自動あたため機能や、18種類の自動メニューが特長です。
シャープ ヘルシオ AX-AJ1-B
シャープの「ヘルシオ AX-AJ1-B」は、健康志向の料理に最適な22Lのオーブンレンジです。水だけで調理することで、素材の味を最大限に引き出します。100℃から250℃の温度調整が可能で、発酵モードも搭載。設置場所にも柔軟に対応でき、80の掲載メニューと66の自動メニューがあります。
バルミューダ K09A-BK ザ・レンジ
スタイリッシュなデザインで人気のバルミューダ「ザ・レンジ K09A-BK」。20Lの庫内はフラット型で、スペースを取らない設計。自動あたためや手動あたため、飲み物、冷凍ごはん、解凍、オーブンといった多彩なモードが魅力です。温度調節も幅広く、操作はシンプルなレバー式です。
パナソニック ビストロ NE-BS6A
パナソニックの「ビストロ NE-BS6A」は、25Lとコンパクトながら、多機能なオーブンレンジです。左右に少し、上方に多めのスペースが必要ですが、背面は壁際に設置可能。80℃から250℃の温度調節範囲があり、ヒートグリル皿付きで、平面ヒーターを使用した均一な焼き上がりが魅力です。中華や煮物など、下ごしらえした材料を耐熱ガラス製ボウルに入れてお任せできる自動メニューも搭載しています。
解凍機能では、サイクロンウェーブ加熱で食品を均一に優しく解凍。操作はカラータッチ液晶画面で行い、よく使う機能をカスタム設定できる利便性も備えています。汚れに応じて選べる「自動お手入れ」コースもあり、清潔さを維持しやすいのが特長です。
これらのオーブンレンジは、使いやすさ、機能性、デザインの3つの観点から厳選されており、どのモデルもキッチンでの料理を豊かにし、満足度の高い選択となるでしょう。自分のキッチンスタイルや料理の好みに合わせて、最適なオーブンレンジを見つけてみてください。
オーブンレンジ購入に関するよくある質問と回答
初めてオーブンレンジを手に入れる方や、長年使用した後の新しいモデルへの切り替えを考えている方向けに、よくある質問とその回答をご紹介します。適切なサイズや機能に関する疑問を解決しましょう。
どのサイズのオーブンレンジを選べばいい?
オーブンレンジのサイズ選びは、ご家庭の状況に合わせることが重要です。一人暮らしでは20L以下を、2人家族なら2025L、3人家族で2530L、4人以上の家族では30L以上を目安にすると良いでしょう。訪問者が多い家庭や大量の料理をよく作る場合は、やや大きめのモデルが便利です。
ターンテーブル式とフラット式の主な違いとは?
オーブンレンジにはターンテーブル式とフラット式があります。フラット式は庫内が平らで清掃しやすいのに対し、ターンテーブル式は清掃が少し手間がかかります。また、ターンテーブルはガラス製で割れやすいため注意が必要です。
価格に関しては、ターンテーブル式は比較的リーズナブルな価格帯に多く、フラット式は高価格帯に位置するモデルが多い傾向があります。
オーブンレンジの一般的な寿命はどれくらい?
オーブンレンジの寿命は使用状況によって変わりますが、平均して約10年程度とされています。使用年数が長くなると修理が難しくなることがあり、部品の保有期限切れや修理費用の高額化が考えられます。
故障の兆候には、加熱機能の低下、操作ボタンの反応不良、加熱途中の停止、異音、電源トラブルなどがあります。これらの症状が見られた場合、使用年数や保証状況を確認し、修理か新規購入かの選択を考慮することをおすすめします。
まとめ
購入後に「こんなはずじゃなかった」と感じた経験をお持ちの方もいるかもしれません。オーブンレンジを選ぶ際は、機能やサイズだけでなく、使う人数に合った庫内の大きさを確認することが肝心です。
多機能でメニューが豊富、または高機能なモデルに魅力を感じるのは自然なことですが、実際の使用状況を考慮しないと、必要以上の機能が使いこなせないこともあります。日常的にどの程度使うか、どんな機能が必要かを考え、使い勝手の良いモデルを賢く選んでください。