【レビュー】SOTO フィールドホッパー|登山にポップアップテーブル

ソロテーブル

ソロキャンプやソロ登山、ソロツーリングを趣味に持つ人は、アイテムにも拘ります。大人の遊びは、お気に入りのものに囲まれることで満たされることが多いからですね。

今回紹介するソロテーブルもそんな一つです。コーヒーやちょっとした軽食に使うミニテーブルなんですが、自分のお気に入りのソロテーブルで食事をすることが至福の時間になるんです。

今回は、ソロツーリングやソロキャンプが趣味の『デジャヴさん』(52歳/男性)が愛用しているSOTOのフィールドホッパーについて熱く語ってくれました。

SOTOのフィールドホッパー

実際の使用感や特徴などを詳しくインタビューしました。ぜひ参考にしてくださいね。

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ソロテーブル SOTO(ソト)  フィールドホッパー ST-630を購入しようと思ったきっかけ

自転車(ミニベロ)でのソロツーリングキャンプ、最近?の言葉でいうと「ひとりキャンプ」を楽しんでいます。

その条件下でもっとも使いやすいテーブルを探していました。ミニマリストというコンセプトも意識しているかも!?

以前使用していた製品

キャプテンスタッグ M-3713 アルミロールテーブル〈コンパクト〉

  • 組立サイズ(約):幅400×奥行290×高さ120mm
  • 重量(約):700g
  • 材質:甲板:アルミニウム(表面加工:アルマイト)、脚部:鉄(エポキシ樹脂塗装)

↑左:キャプテンスタッグ M-3713、右:SOTO フィールドホッパー ST-630

↑左:キャプテンスタッグ M-3713、右:SOTO フィールドホッパー ST-630

キャプテンスタッグはホームセンターやスポーツショップなど比較的身近な店頭でも見かけるブランド・製品で、最初に見たときは折り畳めるしこれで十分コンパクトだなと思い、他と比較する発想も浮かばないまま購入しました。

作りはしっかりしているしテーブル面積も十分、そういう意味では問題ありませんでした。しかし自転車に積める容積や重量には限界があり、また輪行もよく利用するので、もっと小さくなって軽く機能的な製品はないかと、欲望が膨らんでいくのでした。

SOTO フィールドホッパー ST-630を知ったきっかけは?

キャンパーが運営するblogだったかと思います。

「ソロキャンプ」「ミニテーブル」などのキーワードでweb検索していたところ当製品に巡り合い、メーカーサイトやレビューを参照しながら購入を検討しました。

ソロテーブルを買う際に重要視したポイントとは?

私がソロテーブルを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の4つです。

  1. コンパクト
  2. 軽量
  3. 機能性(設営~撤収)
  4. ビジュアル(ダサくないこと)

購入に迷ったソロテーブルは?

私がソロテーブルを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の2つです。

スノーピークオゼンライト SLV-171

  • セット内容:本体、収納ケース
  • 材質:アルミニウム合金、ステンレス鋼
  • サイズ:297×210×85(h)mm(使用時) 297×120×5(h)mm(収納時)
  • 重量:270g(本体のみ)

スノーピークは軽量なのですが、組み立てが必要。

展示品で試させていただいたのですが、それなりに時間がかかり思った以上にコツがいるし面倒でした。さらには価格も高いということから落選です。

ダンロップコンパクトテーブル BHS101

  • 素材:天板/アルポリック板(板厚2mm)、天板止め/ステンレス、スタンド/ジュラルミン
  • サイズ:10.6×18.8×29.8cm
  • 収納サイズ:1.4×10.4×18.8cm
  • 重量:約260g
  • 耐重量:10kg

ダンロップのコンパクトさは群を抜いているのですが、パーツ構成が多く組み立てがとても面倒そう。キャンプ地の設営って、基本的に何もないところから準備を始めるわけです。

さてテーブルを組み立てようという時に、道具を置くテーブルが欲しくなるという本末転倒なことに。そういう経験からこのスタイルは要件に合わないなと判断しました。

ソロ登山でバックパックに入れる機材を極限まで切り詰めたいときには筆頭に上がるかもしれませんが、そこまでストイックな状況ならそもそも持って行かないかなと。最悪地面でも食事はできますから。

最後はテーブル面積について。

上記のライバル品とは大きく変わりませんから不利な要素にはなりませんでした。A4というサイズ自体、実際に使っているともう少し広ければと感じることもありますが、それはもう贅沢を言い出したらきりがない。

そんなときも機材の配置やメニューの選択、作る順番などの工夫でカバーすることができます。

むしろ最近ではそのサイズで使いこなす喜びを感じるようになったほど。少なくともソロキャンプでは必要にして十分かなと。

SOTO(ソト)  フィールドホッパー ST-630の特徴、性能

製品説明動画

メーカー SOTO
品番 ST−630
品名 フィールドホッパー
外形寸法 (使用時)幅297×奥行210×高さ78mm
(収納時)幅297×奥行110×高さ19mm
重量 約395g(本体のみ)
耐荷重 3kg
材質 天板:アルミニウム、スタンド:ステンレス、専用収納ケース本体・ひも:ナイロン、ひも留め:樹脂

フィールドホッパー最大の特徴は、組立てと収納のスピードが圧倒的に速いことです。そういう意味でこれに対抗できるライバル品は見つかりません。

とてもよく考えられており、半自動方式です。組立ては開くだけで1秒かかりませんし、収納も折り畳んで脚を中に差し込むだけと2秒あれば十分で腕力も不要。女性でもカンタンに扱える製品です。

そしてもう一つのメリットは、パーツ構成が一体型であること。バラバラにならないのです。

キャンプでは、時間や天候に追われて慌てて撤収ということもあります。そんな時にアレはどこに仕舞ったっけ?なんだか部品が足りない、ポロンチョと現地に部品を置き忘れ(ペグはよくやっちゃいますが)などよくあることです。そんな事故を起こさない製品です。

SOTO フィールドホッパー ST-630のメリット

キャンプ出発前夜、荷物のパッキングで取捨選択に迫られます。

テーマは「快適な自転車旅」行程をシミュレートしたときに、これは必要と思えるかどうかがポイントとなります。購入以降、当製品の所持率は100%。今ではお気に入りの逸品となりました。

泊まりのキャンプ、デイキャンプを合わせると30回以上は使用していると思います。

実は便利すぎて2個目を購入、バッグの収容スペースに余裕があるときはダブルの贅沢を満喫しています。

畳んだ状態がとても薄型なので、最初に買ったキャプテンスタッグ1個よりも収納性がよく、現地ではイスの正面とサイドに一つずつ置くことで作業性が高まり、調理時に腰を上げる回数が格段に減らせるのです。余談ですが・・。

テーブル高は7.8cmと低いので、ロースタイル向けになります。よって快適なキャンプスタイルを構築するには、他の用具とのマッチングも必要になります。もっとも重要なのはチェアですね。わたしはヘリノックスのグラウンドチェア(#1822229)を愛用しておりますが、参考までにこのチェアの座面高は22cm。座り心地も含めて抜群の相性です。ワイルドな方ならキャンプ用座布団で地面に座るでOKですね。

また当製品を使うようになってからの副産物ですが、キャンプ地だけでなく、道中での休憩でも使用する機会が増えました。

つまり設営~撤収が苦にならず、とてもコンパクトなので、ちょっとした公園はもちろんコンビニの片隅でも休憩する気になれるのです。

軽くカップラーメンをすする、コーヒーとパンをかじるなど、そういうスペースでその気になれるのも、フィールドホッパーのおかげなのです。

SOTO フィールドホッパー ST-630のデメリット

脚の仕組みが特殊なので、持ち出す前には可動部などチェックを入れるようにしています。

国内メーカーで高価な製品でもあることから、サポート体制も期待できるのかなとは思っていますが、まだ故障したことはありませんので、その手の情報は持ち合わせておりません。悪しからず。

当製品は半自動で展開する設計で、折り畳まれた状態で置いてあっても、ちょっとした衝撃でパタンと開いてしまう反力が備わっています。

つまり折りたたんだ状態で固定しておくには、安全のため収納ケース(専用品が付属)に入れるか、輪ゴムを掛けておくなどの必要があります。

ただわたしがこれまで使用してきたシチュエーションにおいては、折り畳んだまま本体のみを放置することがありませんので、特に不都合に感じたことはありません。

なお平らに展開した状態で固定する機構がありませんので、例えば上に食事を乗せたまま不用意にテーブルの横を掴んで全体を持ち上げようとすると、中央からクニャッと山型に折れ曲がり、食器が崩れ落ちてしまいがち。

しかしこれについては慣れの問題で、片手でもきちんと指を添えれば折れないように持ち上げることはできるのでそのままでいいと思っています。固定機構を追加するとことで重量が増したり高価になるのは反対だからです。

重量についてはもう少し軽くなったら嬉しいかなとも思いますが、風で飛ばされない安定感や、ぎゅうぎゅう詰めにパッキングしたバッグ内でも変形しない剛性感は必要かと。そういう意味では天板の肉厚などいい落としどころではないかと思います。

SOTO フィールドホッパー ST-630の総合評価

コンパクトテーブルとして「無敵」だとは思っていません。当たり前ですが、最終的には何を重要視するかというのが選択のポイントになります。

わたしは自転車による快適なミニマムキャンプというテーマにおいて、フィールドホッパーのトータルバランスがもっとも優れていると判断しました。

これがファミリーキャンプとかになると事情は変わってくるでしょう。小さく低すぎて、セカンドテーブルとしても役に立たないかもしれません。

またアルミで剛性があることも、小さなお子様がいれば「危険な道具」にもなりかねません。

エッジがありますし自動展開で勝手に開いたり、または指を挟んだりと心配な要素もあります。

状況に応じて慎重にお選びいただく必要があるでしょう。

SOTOのフィールドホッパー

SOTO フィールドホッパー ST-630の口コミ・評判は?

SOTO フィールドホッパー ST-630のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • ワンタッチで設置可能で軽いというのが最大の魅力です。
  • フィールドホッパーの強みはさっと広げて、さっと手じまいできる快適さ。他の軽いミニテーブルと大きく異なる点です。
  • リュックのサイドポケットから出して、2秒もあれば、設置できる。
  • OZENと比べて、テーブルの出し入れが衝撃的に異なります。

悪い感想や要望などの口コミ

  • そのまま持ち上げると、中折れしてしまう。
  • テーブルの両端のバリが気になったので、ヤスリで丸くしました。
  • 登山用のソロテーブルとすると、重量重視の方には少しが重いか・・快適性重視なら全く問題ない。
  • 少し値段が高いかな・・

SNSの反響は?

インスタの評判

Nojukubitoさん(@nojukubito)がシェアした投稿

もっぱら自然と戯れ、ひたすら飲むのみ

sego-DONさん(@sasashin.camp)がシェアした投稿

今日のランチ

naoki tanakaさん(@nkikoli)がシェアした投稿

公園で外ご飯。

SOTO フィールドホッパー ST-630の購入を考えている人へアドバイス

キャンプをした事がある方なら分かると思いますが、設営や撤収って実はものすごく時間がかかって大変ですよね。その労力を一分一秒でも縮めることが出来て、温泉やグルメなどその他の楽しみに変換出来たら幸せだと思いませんか。わたしはその部分のポイントが高得点でした。

もちろんそれぞれの道具において何を重要視するかはサイズやイベントにおける重要性によって変わってきます。何でもかんでもスピード命だとは思いません。自分のホビースタイルを思い描きながら、要領よく慎重に、そして楽しく悩んでみてください。

なおわたしはフィールドホッパーの購入において無難なシルバー色を選択しましたが、製品にはカラーバリエーションがあるので、自分のフィールドをポップに決めたい方にもおすすめですよ。

デジャヴ
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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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