どうも。当サイト(libloom)スタッフの『ヒデ』です。
今回はティファールの取手着脱式フライパンについてです。この記事はこんな人にオススメします。
- ティファールの取手着脱式のフライパンを一式持っている。
- ティファールの取手着脱式フライパンの焦げ付きが目立ってきた。
- ティファールの取手着脱式フライパンの買い替えを検討してる。
- コーティング系のフライパンはもはや消耗品だ。
- ティファールの取手、蓋は使いまわししたい。
- 【追記】1年3ヶ月使った感想。
着脱式のフライパンセットといえば、ティファールがパイオニアです。着脱式のフライパンを買おうと思った時に、真っ先に選択肢に入るのがティファールだったりしませんか?
我が家も例にもれずティファールのフライパンセットを選択しました。
なんといってもティファールはブランド力があります。ティファールのフライパンセットは所有欲求を満たしてくれますので、少々値段が高くても、まずは一式ティファールで揃えたいというのが世の中の主婦の本音だったりしますね。
我が家は、奥さんがどうしてもティファールが欲しいということで、購入しました。ですが、ティファールのフライパンであっても所詮は消耗品であるのを忘れてはいけません。一生モノではないです。
毎日フライパンを使用していると、1年と経たずにフライパンのコーティングは剥がれてきます。結構高い値段がしたのに、1年もたないのは正直コスパが悪いです。
↑1年使用したティファールのフライパン
我が家は新築に越してきたタイミングでIH対応の「ティファール ダイヤモンドコートパン」のセットを購入しましたが、毎日ヘビーローテーションで使用していた「26cmの深型タイプのフライパン」は半年ほどでフライパンの表面に焦げ付きが目立ってきて、10ヵ月ほど過ぎた頃には上記写真のようなコーティングハゲハゲ状態になり、コーティング力はゼロになりました。
ティファールのフライパンといえば、人気はもちろん、某検証サイトでも耐久性は他の鍋よりも高いと評されてはいますが、それでも毎日の使用においては、1年もちません。
最初の段階ではティファールというブランドを所有していることによる気持ちが豊かになる副次効果も大事と思っていましたが、消耗品と割り切るのであれば、これはかなり価格が高めです。
というわけで、我が家でヘビーローテーションで使用する26cmの深型のフライパンについては、ティファールの取り外し可能な取手と蓋が使いまわしできる他社製品のフライパンを検討することにしました。
ティファール 取り外し可能 フライパンと互換性のある他社フライパンは?
ここで、まず僕が調べたのは、ティファールの取り外し取手と蓋は使いまわししたい。フライパン単体だけを安価な他社製品のものを購入したいということでした。
ざっと調べてみると、ティファールのフライパンと互換性のあるフライパンの選択肢は結構あるということがわかりました。
ティファールフライパンと互換性OK
ティファールと互換性があるフライパンは結構あります。
まずカインズやニトリのような自社店舗、自社サイトのみで販売されているオリジナル商品でもティファールの取手が使えます。
カインズ cook ware
販売終了
カインズ ストーンマーブルコート
ニトリ トレル
こちらはニトリでも入手可能ですし、通販でも購入できます。
そして、一般的にAmazonや楽天で扱っているフライパンは以下になります。
パール金属 ルクスパン
サーモス デュラブルシリーズ
和平フレイズ ダイヤモンドコート クックデリー
おおよそ品質、価格帯的にもよく似た内容になっているので、どれを選んでもいいと思います。ただ、2023年10月現在では着脱可能なフライパンの価格が全体的に高騰している傾向にあるんですよね。
これはコロナ禍であることが影響されていることが原因で、中国からの製品が入ってこないことから起こっていることですね。
あと、今回調べていて気付いたんですが、コーティング系のフライパンは、使用制約が意外と多いです。知ってましたか?
- 200°以上不可
- 食洗機不可
- 重曹不可
- 揚げ物不可
- 電子レンジ不可
以上の内容はコーティング系のフライパンの共通事項です。
僕は知らずに、食洗機や揚げ物にも使っていたので、買い替える際にあたらめて知って驚きました。ご注意を。
とはいっても、食洗機に入れても問題なかったので、今後も使うと思いますが。。
ティファールフライパンと互換性NG
ちなみに互換性がないのはこちらです。
アイリスオーヤマ フライパン ダイヤモンドコート
ティファールの取手は使えませんが、アイリスオーヤマの取手であればティファールのフライパンは使えるそうです。とはいえ他社製品にティファールの取手を使う時点で、推奨されるものではないので自己責任ですよね。
僕が買ったのは、パール金属 ルクスパン
今回いろいろ物色してみて、結局買ってみたのは「パール金属 ルクスパンの深型26cmと浅型26cm」です。
なぜこれを選んだかといえば、ティファール取手と蓋の互換性が完璧に合ったこと。そして価格です。
僕が買ったのは2020年7月18日ですが、その時点で価格は1680円(税込)でした。
ただ、フライパン一つのみの購入だと商品代金と比べて送料の比重高いです。僕が買ったショップは「生活館 Livinza」というというところだったんですが、送料が3980円以上で無料となっていたため、今後のためにストックとして深型2つと、浅型1つをまとめて注文しました。
パール金属 26cm深型
ちなみに、コロナ禍でなければ相場的にもっとフライパンは安いと思います。
現在のコロナ禍の中においては「生活館 Livinza」は最安値でした。Amazonは送料無料なのでお得ですが、注文は受付してますが、入荷されずにずっと保留状態になっています。
Amazonで4月に注文したのに、3ヶ月経っても発送されていませんので、とりあえず諦めました。
パール金属 ルクスパンのレビュー
まだ届いたばかりなので、使用は後程レビューします。
まずは一番肝心なこととしてはティファール取手、蓋との互換性ですね。ティファールと比較してレビューしていきます。
質感、重さ
まず、実際に手に取ってみた感じですが、軽いです。ティファールの26cm深型フライパンと比べてかなり軽く感じます。実際に200g程度も軽いんです。
↑ティファール 867g
↑パール金属 669g
良いように言えば、ティファールよりも使い勝手が良さそうに感じますが、悪く言えば安っぽい。耐久性がかなり悪いのでは?と勘ぐってしまいそうな安っぽい軽さです。w
パール金属は全体的に薄いですね。
熱伝導率とかどうなんでしょうか。。。これは使ってみてからの評価になると思います。耐久性は間違いなくパール金属の方がなさそうに見えますが。。
また使用してみて、追加レビューしますので、お待ちを。
取手、蓋のフィット感
懸念していた取手と蓋がどれぐらいフィットするかだったんですが、これはバッチリでした。
高さはややティファールの方が高いですが、蓋がはまる直径部分は全く同じです。
ティファールの蓋もばっちりはまります。
そして、取手ですが、これもしっかりホールドできていますので、外れることはないと思います。
一番心配していたところが、取手の着脱だったので、ティファールの蓋、取手がしっかりハマるのであれば、とりあえず買って正解だったと言えます。
形状について
ティファールの蓋、取手がしっかりハマることが確認できたので、OKなんですが、細かい部分でいえば、少し形状は違います。
前述したように、高さが少しティファールが高いということと、底面の面積がパール金属の方が広いです。
写真では少しわかりにくいですが、R面がティファールに比べて鋭角になってる感じです。
↑ティファール
↑パール金属
底面だけを比べてみても、IHに接触する部分が少しパール金属の方が広いですね。
より熱が伝わりやすいのかもしれません。
特にお好み焼きや餃子など炒め物ではなく焼き物をする場合だとパール金属の方が使い勝手が良さそうです。
動画レビュー
【追記】実際に使ってみた感想
実際に、パール金属 ルクスパンを使ってみました。
普通に炒め物をしている分には、問題ないですが、フライパンの厚みの薄さから若干の焦げやすさはあります。(鍋底にこびりつくということではないです。)
この辺りはティファールと比べても、かなり感じられるところです。
また、お好み焼きもしてみましたが、ティファールと同じような感覚で使うと、やはり表面的に焦げるのが早いです。なので、温度調整的に少し弱くするといいかもしれません。
で、結局、フライパンの良さだけで言えば、ティファールの方が良かったという印象。
ただし、価格を踏まえて、パール金属 ルクスパンとどちらが良いのかといえば、ティファールに価格差ほど良さはないかなと思います。
これは調理するものによって、評価はかわるかもしれないですね。
お好み焼きなど、じっくり焼くものについてはティファールの方が良いけど、炒め物とかはどっちでも同じかなという印象でした。
あとは、耐久性ですかね。この感じで言えば、ティファールよりは長くは使えないと思うので、ティファールが10ヵ月ほどの寿命だとしたら、6~8ヵ月ほどかなと思っていますが、この辺はまた追記します。
【追記】騙し騙し使ってみたが・・
この記事を書いたのが2020年の7月頃で、現在が2021年の10月半ば。1年と3ヶ月ほど使いましたが、焦げ付きは半年ぐらいから始まり、騙し騙し使い続けました。
というのも、一応、パール金属の26cm深型のフライパンを二つ購入していて、それをローテーションで使っていたというのもあり、さらにティファールの浅型の26cmのフライパンもあったので、焦げ付くけども、3つのフライパンを使いまわすことで何とかやりくりできていたという感じです。
おそらく、26cmのフライパンがパール金属一つのみであれば、半年もせずに買い替えていたと思います。
で、今回は、ニトリのトレルを試すことにしました。
こちらは、耐久性が高いとされるマーブルコーティングということもあって、一度使ってみたいと思っていました。
ティファールの取手との互換性もあるので、ばっちりです。気になる方は是非見てくださいね。
まとめ
耐久性がネックにはなってきますが、半年ほど使えればティファールと遜色ない耐久性にはなるので、それぐらいの周期で買い替えのローテーションができれば問題ないかなと思っています。
こればかりは使ってみないと何とも言えないので、また追加でレビューしてみたいと思います。
ティファールのフライパンセットを買ったけど、ティファールを買い替えるのはコストが高いと感じている人は参考にしてくださいね。
パール金属 26cm