京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)を1ヶ月ほど使ってみた『かるびさん』(36歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)を購入しようと思ったきっかけは?
- 京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)をどのようにして知りましたか?
- 包丁研ぎ器を買う際に重要視したポイントとは?
- 購入に迷った包丁研ぎ器は?
- 京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)の特徴、性能
- 京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)のメリット
- 京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)のデメリット
- 京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)の総合評価
- 京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)の口コミ・評判は?
- 京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)の購入を考えている人へアドバイス
京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)を購入しようと思ったきっかけは?
自宅で愛用していた包丁の切れ味が悪くなってきたので、以前から気になっていた京セラのセラミック包丁を買おうかと思っていました。しかし、丁度そのときにTVで包丁とぎの特集を見て、良い包丁とぎを手に入れれば、手持ちの包丁を長く利用できるし、そのほうがコストパフォーマンスが良いなぁと思いました。
TVで見た包丁とぎは砥石だったのですが、忙しい毎日の中でゆっくり砥石を使う時間は取れないので、場所をとらず軽量で、短時間で切れ味が回復できる商品はないかと探し始めました。
手持ちの包丁は果物ナイフと出刃包丁の二本あり、果物ナイフの方は安価なものだったので、数年前から既に切れ味が悪くなっていました。可能なら、この安価な包丁さえもよみがえらせてくれるような商品であればお得だなと思いました。
京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)をどのようにして知りましたか?
まずは楽天市場で「包丁とぎ」と検索し、その中でもレビュー数が多いものを探しました。その中でめぼしをつけたのが、京セラのロールシャープナーと、貝印のシャープナーです。どちらも同じぐらいの価格帯で、サイズや重さ、仕様も似たようなものであり、自分のニーズを満たしていたので、この二つについてクチコミを比較していくことにしました。
包丁研ぎ器を買う際に重要視したポイントとは?
私が包丁研ぎ器を購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。
1.使いやすさ
砥石のように重くて時間がかかり、手が汚れるものは自分のライフスタイルには合わないので、軽量ですぐに研ぐことができ、手が汚れない簡易なものであること。かつ、切れ味はきちんと回復するということが重要でした。
2.収納しやすさ
モノを増やしたくないので、収納スペースにもゆとりを持ちたいと日々考えています。ですので、大きいものやかさがあるものは対象外でした。キッチンの引き出しにポイッと入れておける程度のコンパクトさを求めました。
3.メーカー
京セラや貝印など、刃物の専門メーカーから出ている商品であれば、製品への満足度もきっと高いだろうと思っていました。
購入に迷った包丁研ぎ器は?
購入に迷った包丁研ぎ器は以下の商品です。
貝印 KAI 関孫六 ダイヤモンド & セラミック シャープナー AP0308
貝印のシャープナーと最後まで悩みました。サイズや重さ、値段、クチコミの評価が京セラのロールシャープナーと似通っていたことが候補に残ったポイントでした。
「貝印 KAI 関孫六 ダイヤモンド & セラミック シャープナー」という商品なのですが、この「KAI 関孫六」シリーズは、以前包丁を購入するとき、このシリーズを購入しようかと思っていたので、なんとなく愛着を感じていたこともあります。
最終的に決断のポイントになったのは、使いやすさでした。貝印のシャープナーは3段階に分けて研ぐ必要があり、引きの動作のみで研ぎます。一方京セラのシャープナーは1段階のみを前後に研げばOKとのこと。
貝印のように3段階あるほうが、よりシャープに研げるというクチコミもあったので迷いましたが、同じ効能でより簡易に使用できるほうが日々のストレスも少ないと思いました。
京セラ ロールシャープナーの使い方紹介
京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)の特徴、性能
サイズ:幅158x奥行き58x高さ57mm
重さ:65g
材質:本体樹脂/グラスファイバー強化ポリアミド ガイドスロット樹脂/ポリアミド 砥石部/ファインセラミックス
耐熱温度:80℃(樹脂部)
・セラミック包丁で評価の高い京セラのシャープナー。セラミック包丁は研ぐことはできませんが、ステンレス、鋼、チタンなどの色々な素材の包丁に対応可能です。
・砥石は水を使わないといけませんが、こちらは水を使わなくても簡単に研ぐことができます。研いだあとの屑はシャープナーのカバー内部に溜まるので、溜まってきたときに水でさっと掃除すれば良く、手入れも簡単です。
・軽量なので収納も取り出しも簡単。切れ味が気になったときにすぐに研ぐことができるのでストレスなく利用できます。
・包丁を研ぎ石の部分にセットして、前後にゆっくり10往復させるだけで終了です。荒研ぎと仕上げ研ぎをこの10回だけで終了させることができるので時短でケアできます。
・数年前から切れにくいと感じていた安価な包丁も、このシャープナーで研げば切れ味が回復しました。
京セラロールシャープナー紹介動画
京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)のメリット
使用して1ヶ月半ほどですが、手間なく利用できるのでストレスなく使うことができ、買って良かったと思いました。
毎日の料理を担当するのは私ですが、夫も時々包丁を使用するため、夫婦で包丁の切れ味にストレスを感じていたところがあります。ですので毎日の料理を快適に行えるようになったのが嬉しいです。
特に、出刃包丁の方は鶏肉やパンの切れ味が悪く、毎回イライラしていました。
大きなものを切る作業は時間も労力もかかるので、包丁の切れ味が違うだけで料理の下ごしらえが随分とスムーズに感じるようになり、切ったときも気持ちよく利用できるので、気分の面でも変化が感じられました。
↑包丁はこのように砥いでいます。動画で確認くださいね。
また、安価な果物ナイフには効果はないだろうと諦めていたのですが、このナイフの切れ味も回復したので、少しだけデザートを切り分けたいというときにさっと果物ナイフが使えるようになったのは嬉しいです。
シャープナーを買うまでは、「茶碗や皿のウラで包丁を研げば切れ味が回復する」というライフハックを試していたのですが、相当傷んでしまった包丁の刃には殆ど効果がなかったため、やはり購入を決めて正解だったと思います。
京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)のデメリット
こちらのシャープナーは、セラミック包丁は研ぐことができないとのことでした。次に包丁を買い換えるときは、京セラのセラミック包丁を購入したいと思っていたので、まずその点は残念だなと感じました。
安価な果物ナイフを研いだときは、劇的に切れ味が良くなったのですが、
出刃包丁の方は、驚くほど切れ味が回復したとは言いがたいと感じています。
元々、とてもよく切れる出刃包丁だったので、そこまでの回復を期待していたのですが叶いませんでした。今の時点で3回ほど出刃包丁を研いでいるのですが、切れ味は少し回復したかな?という程度だったので劇的な変化がなく、期待しすぎてもいけないのかなぁ、という感想です。
やはり、良質の包丁には研ぎ石でしっかりとケアしないとそれなりの効果は得られないのかなと感じました。
また、切れ味が回復したと思っても、何度か使用するとまた切れにくくなったと感じることもあります。ですが、定期的に研いでいくことで効果は得られるかもしれないので、今後も使い続けて様子を見てみたいと思います。
京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)の総合評価
毎日料理をしているので、包丁の切れ味が悪いとそれだけで作業が滞り、小さなストレスが溜まります。
ですので、料理をするものにとっては包丁の切れ味はとても大事だと思っています。京セラのロールシャープナーは、手軽なコンパクトサイズなので、切れ味が気になったときにすぐに取り出して包丁をケアできるところが一番気に入っています。
砥石ほどの劇的な切れ味の回復を期待しすぎてはいけませんが、普段の包丁の切れ味を回復させるには十分な商品で、包丁を買い換えるよりもコストパフォーマンスは良いです。
使い方もとっても簡単ですので、不器用な人でも扱いやすい商品です。普段包丁を良く利用する人にとっては、一台あれば包丁の切れ味をキープできる便利な商品だと思います。
京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)の口コミ・評判は?
京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- 手間が全然かからず、切れ味がアップします。新品のように変わりますね。
- ずぼらな私にちょうど良い商品。包丁を新しく買うより断然安いです。
- キッチンに置いておいても場所を取らず、切れ味が悪いなっと思ったら10秒ぐらいやれば切れ味が復活します。優れもの。
悪い感想や要望などの口コミ
- 砥いだすぐは切れ味がアップするけど、何回か使うと元に戻る。
- 持ち運んだ際にスイッチが入る場合がある。
- ステンレスの包丁の切れ味はいまいち。
SNSの反響は?
Twitterでも京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)を使っている方の投稿が目立ちますね。
?fav.14
京セラ ロールシャープナーめっちゃいいです(語彙力)
安物の包丁もスルスル切れるようになるし、研ぎ方ほんと簡単。Amazonで買うと安い。https://t.co/alIKteOKkE pic.twitter.com/Pnhd3N8aDc— こよみ (@flour_star) 2018年12月9日
お恥ずかしい話ながら、我が家の親は包丁を全く研がないのです。
気にならない方々なのです。私は切れ味悪いなあ?と思いながらずっと使ってたのですが、
とうとう我慢出来ずにこのロールシャープナーを買いました♪ pic.twitter.com/cCuyX2dTgE— 池の浦TA__MA@「?オブリがくれたもの?」 (@kaz_ta_ma1101) 2018年11月10日
やっとABCからフライパンとロールシャープナーが届いたぞ。
よし勉強始めよ… pic.twitter.com/hNYGM74Gbj— 劔持ハム太郎 (@8umemigum) 2018年7月29日
なんということでしょう。
包丁をロールシャープナー(京セラ製)で研いだら、ものすごい切れ味に!
しかも、10回ほど前後に動かすだけ。
今までは爪研ぎみたいな、固定しないヤツだったからダメだった…
◆参考画像
→左のトマトが研いだ包丁で切ったもの#料理 pic.twitter.com/JDDQQ0eBXa— 晴宮ぽっけ (@pokke_1013) 2018年7月21日
高い鉄(鋼)の包丁使って毎日砥石で研ぐのは大変。そういう人はヘンケルス買って京セラのロールシャープナーで研ぐのが良い。2000円位のロールシャープナーだけど10年以上余裕で使えるというかいつ使えなくなるのか不思議な代物。京セラ凄い。 pic.twitter.com/9BeZwyCf7b
— exTANUKI ? (@ex_tanukikun) 2017年2月7日
ロールシャープナーの砥石の部分ですファインセラミックスで出来ています。押して引いて約10回、荒研ぎと仕上げ研ぎが一度に出来ます! pic.twitter.com/0RrhF3v9R0
— tatsuya niimi (@etudes24) 2016年9月9日
京セラ セラミック ロールシャープナー RS-20BK(N)の購入を考えている人へアドバイス
包丁の切れ味があまり良くないけれど、とりあえず我慢して使っているという人には是非使ってみて欲しい商品だと思います。切れ味が少し良くなるだけでも、料理の下準備がスムーズになり、切る作業が少しだけ楽しく感じられます。そういう意味では、料理の下準備が面倒だ、切るのが嫌い、という人にはおすすめです。
このシャープナーを使うことで、包丁の品質のもちを少しだけ伸ばすことができると思います。
一人や方、良い包丁を使っていて、切れ味にはこだわりがある、キッチンツールは良いものを長く使い続けたいという思いの強い人にはあまり向かない商品かと思います。そうした人には、砥石などの本格的なツールを利用することをオススメします。
一生モノの包丁には向かないシャープナーかと思いますが、普段使いにはこれで十分だと思います。
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