日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラを半年ほど使ってみた『もちっこさん』(29歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラ ホワイトスチールを購入しようと思ったきっかけは?
娘がつかまり立ち、伝い歩きを始めたころ。これまでより格段に行動範囲が広がり、本人も楽しくて仕方がないのかあちこち見て回るようになりました。
これまで手が届かないのをいいことにベビー対策を特にしていなっかた範囲までカバーする必要が出てきました。同じ理由からベビーサークルも検討し、結果購入に至りましたが、ずっとサークルに入れて遊ばせているわけにもいかず、フリーでも遊ばせてあげたい、、となると、うちの間取り上、最低でもキッチンだけはなんとしても侵入を避けたいところでした。
うちのキッチンへの通路はサイドに脱衣所への引き戸があるため、突っ張りタイプは設置ができません。ちらっとネットで見てみると、ベビーゲートは突っ張りタイプがメジャーなようで、種類も豊富でお値段も手ごろ。。
置くタイプだと選択肢も限られてくるしお値段もグンと上がるので、あわよくば買わずにやり過ごせないか?なんて考えたりもしましたが、赤ちゃんの好奇心はすごいもので、1日に何度も何度もキッチンへ突入を試みます。
その都度対応するのも大変だし、何よりキケンから身を守るためのベビーグッズなので、「この手の出費は必要経費!買わずに何かあったら後悔する!」と思い至り、置くタイプのゲートを探しました。
日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラをどのようにして知りましたか?
元々ネットショッピングが好きなのと、育児中で遠出を避けたいこと、店頭で見つけてもどうせ自力で持ち帰れないことなどなどから、ネットで検索しました。
置く予定の位置の寸法を測り、どれくらいの幅があればいいのかを把握し、ついでになんとか突っ張りタイプが設置できないかもあれこれ考えてみましたがどうしても無理そうでした。
そこで置くだけタイプに絞り、突っ張りタイプとの価格差に再びがっくり。。
中古でも良いからとメルカリやラクマなどのフリマアプリやヤフオクも見てみましたが、そもそも置くタイプはシェアが少ないのでほとんど中古は出回っていませんでした。
こうして新品を購入せざる得ないことがわかり、また少し選択肢が絞られました。
あとは幅や色見くらいしか違いがない数少ない商品から選ぶのか~値段もほとんど一緒だしね、と思っていましたが、「ベビーゲート 置くだけ」などのキーワードで楽天などを見ていると、扉付きのものを発見。ベビーサークルでも扉パーツはあるので「ああなるほど」と思い、候補に。
そして他のゲートとガラリと雰囲気の違う、スチール素材のものを発見!よく見る布地を張ったタイプと最後まで悩みましたが、主人の希望もあってスチールタイプにしました。
ベビーゲートを買う際に重要視したポイントとは?
私がベビーゲートを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の4つです。
1.置くタイプであること
まずベビーゲートを購入するにあたって、我が家の場合は突っ張りタイプが設置できないので、「置くだけタイプのものであること」は絶対条件でした。これで大多数の商品は落選しました。
2.ゲートの幅
封鎖したい空間のはおよそ0㎝弱だったので、それがカバーできる幅が必要でした。これは特別長いわけでもないのでほぼすべての商品がクリアしていました。
3.安全性
そもそも赤ちゃんの安全を確保するセーフティグッズなのでこれはほぼ問題ないのでは、と思いましたが、口コミなどでケガの報告がないかはチェックしました。
4.価格
ただでさえ置くタイプはお値段高めなので、できるだけお安いものを。。
購入に迷ったベビーゲートは?
購入に迷ったベビーゲートは以下の商品です。
おくだけとおせんぼ
おくトビラ
最後まで悩んでいたのは「おくだけとおせんぼ」、「おくトビラ」でした。実際に購入した「おくトビラ ホワイトスチール」と同じく、どれも日本育児製のものです。置くだけタイプは検索しても日本育児のものしかほとんど出てこなかったように思います。
1番リーズナブルな「おくだけとおせんぼ」はよく見る布張りのもので、中央がメッシュになっているので圧迫感も減り、ゲート越しに赤ちゃんの様子も見られるし、特に不便はなさそう、という印象でした。
でも関連商品として「おくトビラ」を見て、急にトビラが欲しくなりました!というのも、「おくだけとおせんぼ」は扉がないので、大人が通るときは毎回跨ぐことになります。使っていたサークルは1か所がトビラになっているものの、めんどうで毎回跨いでいました。
なので、トビラは必須じゃないかも?と思ったのですが、今回のベビーゲートの設置場所はキッチンへの出入り口。料理や空いた食器を持って何度も1日に往復するところです。産後すぐとまではいかないまでも、自覚している以上に身体が上手く動かせないコンディションで、日に何度も跨いで料理を運ぶのはキケン、と思いました。
ちなみに、トビラ無しの「おくだけとおせんぼ」シリーズは大人が跨ぐことを想定して作られているので、トビラタイプよりも高さが低くできていました。さすがに踏み台でも使わないと上から突破されることはないとは思いますが、、。
そしてさらに関連商品で「おくトビラ ホワイトスチール」を発見しました。よく見る布タイプと違ってスチールのポールでできているので、圧迫感の少なさはこれが1番良かったです!死角が少ないのでもちろん隙間から赤ちゃんの様子も見られます。
白い壁と白い食器棚の間に設置する予定だったので、ホワイト系で部屋にも馴染みそうで惹かれました。どうしてもブラウンなどの色見で布ベースの壁が出現すると、圧迫感があり急に狭く感じることは多少なりともあると思ったので、主人も気に入ったこちらを購入することになりました。こちらは機能面というより見た目でした。
(スチールタイプにしたにあたって、ポールとポールの隙間に足が挟まったりしないかな?という不安は多少ありましたが…)
日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラの特徴、性能
対象年齢 6ヶ月から満2歳まで
サイズ 展開・設置時:幅80cm(コの字形状)~121cm(直線)×奥行45cm(直線)~60cm(コの字)
折りたたみ時:幅72.5cm×奥行14cm
高さ 約70.5cm
重量 約7.7kg
材質 スチール、ABS樹脂、ポリエステル
セット内容 本体×1、セーフティプレート×1、スタンドフレーム×1、ドア開閉補助プレート(ステッププレート)×1、コーナークッション×2、専用滑り止めシート×1
販売元 日本育児
製造国 中国
わりとシンプルな作りで、私ひとりでもすぐに組み立てはできました。メインのトビラ部分は2重ロックになっています。
開くときは、まずカバーについている小さいボタンのようなロック金具を押します。押しながらカバーを持ち上げることでロックが解除できます。
ロックを解除しただけではトビラは開けられず、トビラ部分を軽く持ちあげながら押す(または引く)ことで開きます。
左右の羽根のような部分は、指で緩めたりできるコーナーパーツで角度の調整・固定ができます。
まっすぐ直線にしたり、コの字型にしたり、左右非対称にできるので、設置場所に合わせて使いやすいです。
トビラを持ち上げようとすると本体ごと持ち上がってしまい、開けられないのですが、それを防ぐためにステップがあり、踏んだまま操作することになっています。
日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラのメリット
娘がつかまり立ちを、伝い歩きを初めてから購入し、半年くらい使用しました。娘はよくロック金具をポチポチ押していますが、「押しながら持ち上げる」という動作がまだできないので、自力でロック解除されてしまったことはありません。
購入前によくよく考えてトビラ付きにしたのは大正解でした。離乳食も始まってからは特に料理をテーブルに運ぶ機会も増えましたし、トビラに張り付いて待ち構えていることもしばしば。。
これを料理を持ったまま、足元の娘をよけながら跨いでいくのは大変だったと思います。そんな時はトビラを引いて手前に開ければ問題なく通れるので、押し、引き、どちらも対応というのはとても助かっています。
よく娘がカバーをカシャーン!と自力で閉めていますが特に指を挟みそうな心配も今のところはありません。トビラの開閉時もポールとポールの間隔がそこそこあるので、指は挟まる心配がないです。
引き戸の位置、食器棚の奥行の関係から、壁に対して垂直に設置できず、斜めに置いているのですが、左右の羽根のようなパーツの角度が自由に決められるのでピタッと設置できています。
今後、引っ越しなどで設置場所が変わったとしても臨機応変に対応できるので良さそうです。
また突っ張りタイプと違って気軽に持ち運んで移動できるので、お友達の赤ちゃんが遊びに来たりで普段とは違う使い方をしたい時にゲート、サークルの配置を変えたりするのに重宝します。
そして掃除のしやすさはうれしい誤算でした!下の隙間にごみが、、となっても移動して綺麗に掃除機をかけられのですっきりしますし、ゲートを越えてキッチン側に掃除機をかけたいときにも、どかしてしまえば掃除機の通行を邪魔しません。たまにベビーサークルを寝室(キッチン奥にあります)とリビング間で移動させることがるのですが、突っ張りタイプが常時設置されていたらなかなか骨が折れそうです。(だいたい引きずって運ぶので…)
日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラのデメリット
現在発生している最大のデメリットは、突破されるようになってしまったことです…。これはベビーゲートとして致命的なので、少々頭を抱えています。。突っ張りタイプならそうそうないことだと思うので、突っ張れないのが本当に無念です。
1歳1か月を過ぎ、歩いて過ごすことが多くなってきたこの頃…だいぶ力も強くなってきているので、引っ張ってずるずるとゲートをどかしてしまいます。7.7㎏ほど重さがあるらしいのですが、動かせてしまいます。
こうなるといくらでもキッチンに侵入できてしまうので、本当に意味ないです。。
もっと小さかったころは全くそんな素振りもなかったので、付属の滑り止めマットも敷いていなかったんですが(掃除の時やっかいなので)、慌てて使ってみましたが、コツをつかんで数日で動かせるように…。
もっと長く使えると思っていたので、残念です。
今は設置の向きを逆にしてなんとか対応していますが、これもまた突破されないかちょっとヒヤヒヤしています。
本来使用すべき向きとは反対なので、良いのかな~と思いつつ、突破はされたくないので…
そして、購入前に少し不安だったのですが、1度だけやっぱり脚がポールに挟まって泣いていました。膝を無理やりポールの間に入れて、自分では抜けなくなっていました。
5㎝くらいの幅なんですが、これってちょうど赤ちゃんのムチムチあんよが入るかどうか、くらいの幅なんですよね。これはメッシュタイプでは発生しない事案だと思うので、ここもちょっと後悔です。
日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラの総合評価
不自由なく使えていた期間が長いので、現時点では概ね満足です、が…。ここにきて突破できるようになってしまったので、ゲート本来の役目を果たせないのはちょっと、、というのが正直な感想です。
買った意味なくなってしまいますからね。これはお子さんの個人差もあると思うので一概には言えませんが、少なくとも我が家では今ちょっと困っている状況なので。今は勝手に逆向きの使用でなんとか耐えていますが、メーカー推奨の本来の使い方を守っていて突破されてしまうのは、ゲートという商品としてどうなのか?疑問が残ります。
とは言え、置くだけタイプ、見た目のすっきりさ、トビラ付きで跨がずに通れること、掃除のしやすさなどなど、メリットもたくさんありました。(もちろんゲートとしての役割を果たしてこそ活かされるメリットなのですが)突っ張りタイプが使用できない状況下であれば、現時点で流通しているベビーゲートとしては我が家には合っていたのでは?と思うようにしています。
選択の余地もあまりなかったこと、迷っていたゲートも同じ日本育児製のものだったこと、重さも大差ないこと、これらを考慮すると、私が購入した時点ではどれを買っても同じ結果になっていたのでは、と思います。
シェアが少ないからなのか、置くタイプはコストが高めである分、がっかり感が強めなのは否めません。
日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラの口コミ・評判は?
日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- 自立しますし、役割はしっかり果たします。安定感もいいですね。
- どこでも置けるのが良いです。1歳の子供だと突破されることもないです。
- 突っ張りタイプが置けないところに使いやすいです。
悪い感想や要望などの口コミ
- 開閉がしづらい。ロックを開錠してもひかかる。
- 溶接が雑です。本体によごれがついているのも微妙。
- 置いてるだけでは侵入を防げません。押してずらして侵入します。
SNSの反響は?
インスタでも日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラは話題になっているようです。
ガタガタ揺らしてギャン泣きで心が痛い。
使い始めて3週間ほど経ちますが、とても快適です。
おくトビラ。我が家にやってきた。これで安心。
日本育児 おくだけとおせんぼ おくトビラの購入を考えている人へアドバイス
突っ張りタイプが設置できる環境なのであれば、突っ張りタイプをオススメします。突っ張りタイプを使ったことがあるわけではないので、それはそれで何か不便があるのかもしれませんが、、少なくともゲートの役割である「侵入を防ぐ」という最大の仕事はちきんとしてくれそうです。お値段も手ごろですし。
どうしても置くタイプしか設置できない人や引っ越しを控えていて臨機応変に使っていきたい人、ゲートの下まで隅々掃除機をかけたい人などは、ありだと思います。
キッチン出入り口など通行の頻度が高い場所は、トビラ付きが良いと思います。本当、産後は自分が思ったほど脚上がらないです…。
おくトビラシリーズの中ではこのホワイトスチールはインテリアになじんで視野も広くて良いと思います。家具の位置や向きを変えれば突っ張りタイプが設置できそうであれば、ぜひ一度まずはその線で考えてみることをオススメします。
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