【レビュー】ベランダの物干しは人目につかない低いサイズが◎|ブロー台付で高さ調整可能

物干し

当サイト(libloom)スタッフの『ヒデ』(44歳/男性)です。今回は物干し台のレビューです。

物干し台といってもいろんなタイプがあるわけですが、我が家の場合はバルコニーで洗濯物を干したいと思っていました。

ですが、結構人目に付くんです。バルコニーはオーニングテントも設置したオシャレなスタイルにもかかわらず、そこにがっつり洗濯物が干してあるのはちょっと抵抗がありました。

なので、できる限り外部から洗濯物が干してあるとわからないように、バルコニーの手すり部分より低い、高さ1.2mほどの物干し台がないかと物色しました。

いろいろ検討した結果、購入したのは、「エカンズ 物干し台(ブローベース付き) 伸縮タイプ  KSB-100」です。

エカンズ 物干し台 KSB-100

そこに行き着くまでに、直接バルコニーの手摺壁に取り付けようか、それとも昔ながらのコンクリートのブロー台付の物干し台を切断して高さを調整しようかとか、迷いに迷ったレビューをそのままお伝えします。

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エカンズ 物干し台(ブローベース付き) 伸縮タイプ  KSB-100を購入しようと思ったきっかけは?

我が家には物干し部屋があります。これは我が家に限ったことではなく北陸の雪が多い地域には普通にどこの家庭でもあったりします。

なので、最初から通年通して物干し部屋で洗濯物を干せばいいかと考えていたんですが、これが夏場は結構鬱陶しいんです。

脱衣室とつながった間取りで設計してあるので、脱衣室は常にムシムシするし、基本的に部屋干しになるので生乾きっぽい感じも否めません。

特に夏場は外はカラっと晴れていて、外にさえ干せれば半日程度で乾くものを、1日部屋に干しつつ、サーキュレーターを回しっぱなしというのは、あまり得策ではないなと感じ始めました。

そこで、本来バルコニーは洗濯物を干すスペースとして考えてなかったんですが、有効利用しようと考えました。

大々的に干すのはさすがにカッコ悪いので、バルコニーの手すりまでの高さに設置できるような物干し台の購入を考えました。

エカンズ 物干し台 伸縮タイプ  KSB-100をどのようにして知りましたか?

楽天で検索していて見つけました。

僕の先入観でしかなかったんですが、最初はブロー台(水や砂、コンクリートの台座)付の物干し台に高さ調整できるものがあるとは知らずに、全然違う物干し方法を模索していました。

結局、それらの方法が全部しっくりいかなかったので、ブロー台付の物干しの高さを切って調整しようと考えて調べていったら、あっさり調整可能なものが見つかって拍子抜けした次第です。

そこからは、かなりトントン拍子に事が進んで、楽天の中で一番レビュー数が多く、売れ筋である「エカンズ 物干し台(ブローベース付き) 伸縮タイプ  KSB-100」に行き着きました。

物干し台を買う際に重要視したポイントとは?

私が物干し台を購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。

1.高さ調整ができる

やはりこれが一番の条件です。ブロー台付きの物干し台は調整可能なものが結構販売されていました。しかも普通のコンクリートのブロー台よりも安価で、季節によって収納も簡単なものが殆どだったので、これらの中から選択することにしました。

2.口コミ

口コミ評価は必ず見ます。安価だとしても「安かろう悪かろう」なものが多いからです。

ただ、我が家の使う条件が、バルコニーの手すり高さ程度で使用するため、口コミの書き込みで多い、「風が吹くとすぐ倒れる」といった書き込みはあまり関係ないと思っていました。

なぜなら、水や砂を入れるタイプのブロー台は殆ど「物干し台がよく倒れる」といった口コミが散見されるからです。

我が家の条件であれば、注目する点は、調整する締め付けハンドル部分がやわでないかどうか。品質的に問題なさそうかどうかなど、そういった点を重視していました。

3.価格

やはりコスパ重視です。安くて良いものが基本ですから、人気があって、口コミが良くて、尚且つ安いものを選択したいです。

購入に迷った物干し台は?

今回の物干し台は当初考えていたところから、考えがコロコロ変わって、最終的にブロー台付きの物干し台に至りました。

なので、商品のライナップはバラバラです。

最初は、簡易的に干せればいいと考えていたので、伸縮できる簡易物干しがいいかなと考えていました。

エカンズ EX-701W

しかし、こういったタイプの物干しは使わない場合にバルコニーに出しっぱなしというわけにもいきません。収納する際は、ある程度小さくたためるようですが、それでもやはり場所は取ります。

雨が降った時などもマメに出し入れするのも面倒そうということで却下しました。

その次に考えたのは、バルコニーの手すり壁に固定できる物干しアームを取り付けようと考えました。

川口技研 窓壁用ホスクリーン HK-75型

これだと、バルコニーの手すり下にたたんだ状態で常時取り付けしておけるし、夏場は竿を差しておけば、コンパクトに洗濯物が干せます。冬場使わなくなった場合でも、竿だけ取り外しておけばいいだけだし、一番良い方法だと思っていました。

しかし、我が家のバルコニーの手すり部分はガルバリウムの凹凸のあるタイプでした。

この凹凸面に設置するのはかなり難儀で、そのまま取り付けるとボルトの締め付けによって凸の部分が潰れるということでNGになりました。

また、ガルバリウムを切り欠くことも考えたんですが、そうすると雨仕舞が悪くなり、内部の木下地へ浸食に繋がるので良くないということにもなりました。

結局、取り付けに難があり、簡単ではないということで却下です。

仕方なく、ブロー台の物干し台にしようと調べたところ、すぐさま高さ調整可能なものが見つかりました。

ブロー台の物干し台で迷った商品は?

ブロー台の物干し台は結構あったんですが、それでも売れ筋のもの2つで迷いました。

アイリスオーヤマ 物干しブロー台セット SMS-169R

まずこちら、ブロー台付で、高さ調整できるタイプの物干し台の中では最安値でかなり売れているアイリスオーヤマの物干し台です。

安ければ安いほど良かったんですが、物干し形状がY型で斜めになっているタイプでした。これだとバルコニーの手摺壁から上になるので、結構見えてしまうかなと感じました。

それに斜めであるがために、竿を固定しておくプラスチックの竿受けに負担がかかって割れやすいのではとも考え、こちらは却下。

その後、安かろう悪かろうは嫌なので、ブランドイメージがあるセキスイの物干し台が気になりました。

セキスイ ステンレス ブロー台付き BD-50S

少し値段は高めですが、なんといってもセキスイです。少し高級な印象で、アイリスオーヤマのようなY字ではないので、よりコンパクトに高さも低く設置できるのも魅力的でした。

引用:屋外物干し台 セキスイ ステンレス ブロー台付き BD-50S

ただ、口コミを一通り見てみると、セキスイの割に、ブロー台にすぐ穴が開いたとか、チープな造りとか、ブランドの信頼度は関係ないと思われるような書き込みが散見されます。

それなら1000円ほど安い同じようなタイプの「エカンズ 物干し台(ブローベース付き) 伸縮タイプ  KSB-100」でいいかなと考えて、こちらを購入することにしました。

エカンズ 物干し台 伸縮タイプ  KSB-100の特徴、性能

ブローベース付き 伸縮式物干し台
本体サイズ
●寸法:約幅32×奥行82×高さ165cm
仕様(能力)
●耐荷重量:全体 約20kg
●竿掛け数:4本
材質
●ステンレス巻パイプ
●ABS樹脂
●ポリプロピレン
商品特徴 セット内容:物干し台×2、ブローベース×2

エカンズ 物干し台 伸縮タイプ  KSB-100を開封してみました

商品が届いた箱ですが、デカいです!ただ、めちゃくちゃ軽いです。ここまで大きいと送料も相当かかるかと思いきや、こちらは送料無料でした。有難い!

セット内容なこんな感じ。非常にシンプルで、これだと説明書は要りません。

ブロー台は水か砂を入れるようになっています。

ブロー台自体は非常に軽いもので、思ったよりしっかりしていますね。下のキャップのところから、水or砂が入れられます。

水は問題ないですが、砂は結構入れるのが大変そうです。ちなみに風で倒れる心配がある人は水よりも重くなる砂が良いようです。(砂だと最大20kgになります)

ブロー台の裏面は、四点に台座が付いています。

ステンレスの物干し部分は、調整ハンドル付で、工具などは要りません。

この穴に、L型の物干し部分を差し込んでハンドルを回せば締め付け固定されるという感じですね。

エカンズ 物干し台 伸縮タイプ  KSB-100を実際に設置してみる

まずはブロー台に水を入れます。我が家は二階のバルコニーに使用するので、バルコニーまでホースをひっぱってきてから水を入れるんはめんどくさくて、お風呂で水を入れます。

ガーっと水を入れるだけなので簡単です。これが砂だと大変そうですが、うちと同じく低い高さで、尚且つバルコニーの手摺壁などで風が完全にシャットアウトできる状態であれば、水で十分しっかりします。

水を一杯入れて、12~5kg程度かなというような重さなので、普通に持って移動できます。

ブロー台を設置予定のところに置きます。

そのブロー台にステンレス物干しを差し込みます。

次は差し込んだやつに、L型のステンレスの物干しを差し込みます。

そして、好みの長さで締めます。

L型の物干しバーには竿を支える受けがあるので、そこに竿(別売り)を設置して終わり。あとは微調整でいろいろと作業しやすい形を模索していく流れです。

ブロー台付きの調整できる物干し台を買ったわけですが、何が良いって設置してからも細かな調整がいろいろできるのがいいです。

最初は下の写真のような形で完成させたんですが、竿を乗せて微調整していくと竿受けの位置が違うなど、とあれこれベストな位置を探っていきました。

最終的に、竿をつけて完成した形は以下になりました。

4本の竿を用意していたんですが、結局そこまで干さないということで2本ぐらいでちょうど良いということになり、竿受けの位置もとりあえずこれぐらいでと完成。

ですが、さらに洗濯物を実際に干していく段階で調整を繰り返すと、以下のような形になりました。

結局バルコニーの手摺位置よりも若干上になりましたが、外からは竿部分がかろうじて確認できるだけで洗濯物は見えないです。

そして、T字に設置するよりは、手摺壁面になるべくつけてF字になるように設置した方がより邪魔にならないということで、この形状に落ち着きました。

もしバルコニーの手摺壁のところに据え付けるタイプのアーム型の物干しだった場合は、調整のやりようがそこまでなかったので、逆にブロー台付の調整できる物干し台で良かったと思いました。

実際に使ってみると、どうしてもその時の感覚で調整したいものなので、こちらは便利です。

エカンズ 物干し台 伸縮タイプ  KSB-100のメリット

メリットはもう普通にバルコニーに目立たない形で干せることです。ばっちりですね。

想定よりも物干し部分は高くしましたが、使い勝手と見た目の間をとった感じです。外から洗濯物が全然見えないのでとりあえずOKにしました。

調整していく中でF字の形にしましたが、洗濯物の量が増えたり、例えば布団などを干したいとなった場合は臨機応変に形が変えられるのもメリットです。

高さ調整に工具が要らないので、その辺は簡単にできて良いですね。

我が家ぐらいの物干し高さで使う分にはブロー台は水で十分で、風で倒れる気配すらないです。ただ、これは手摺壁があるのも大きいです。口コミではすぐ倒れるという書き込みが多かったので、最大限高くすると倒れる確率も多くなると思います。

それに物干し高さを高くしたり、物干し竿の幅をもっと長くすると当然不安定になるので、その辺は頭に入れて置かないといけないです。(我が家は高さ1.4mぐらいで、幅が3mほど。尚且つ置いている場所は防水樹脂で平坦な面で使用してます。これぐらいの条件だとかなり安定感があります。)

あと、うちの場合は基本的に物干し台は春~秋まで使って、冬は使わないです。そういったときにブロー台の水を捨てて、物干し台を分解して収納しておけるのも良いです。分解してしまえば、そこまで収納の場所もとらないので、今後長く重宝しそうですね。

エカンズ 物干し台 伸縮タイプ  KSB-100のデメリット

う~ん。。。デメリットは正直ないですね。

風で倒れるような使い方をしていないので、一番の口コミでのデメリット要因としてはそれだと思うんですが、うちの場合は関係ないかなと思います。

また調整する部分についても、今のところF字の形でしっくりしているので、今後は殆ど調整する必要はないかなと思っています。

これが頻繁に調整するようなってくると、ネジがバカになったり、締め付け部分の劣化の恐れがあるかもしれません。ただ、安い割に結構しっかりしている印象なので、とりあえず使ってみて経過は報告していきたいと思います。

エカンズ 物干し台 伸縮タイプ  KSB-100の総合評価

100点です。

梱包も丁寧ですし、商品の品質もそれなりに良いです。

特に我が家のような物干しの高さを低くして使う分には、倒れる心配もないですし、高さ調整できるということは臨機応変にその家にあったカスタマイズもできるので、普通のコンクリートのブロー台より遥かに使い勝手が良いと思います。

ただ、一般的に庭先などで、大量の洗濯物を干す場合は、やはり造りが頑丈な方が良いのと、ブロー台の重さも、水を入れるタイプだと全然足らないと思うので、使う用途によって評価が分かれるところかなと思います。

エカンズ 物干し台 KSB-100

エカンズ 物干し台 伸縮タイプ  KSB-100の口コミ・評判は?

エカンズ 物干し台 伸縮タイプ  KSB-100のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • 一瞬軽くて大丈夫かなと思ったけど、台風でも傾かず、竿受けもしっかりしていてよかった。錆もないです。
  • 簡単に組み立てできました。高さも調整できてベランダで使うにはちょうど良いです。
  • 使い方次第ですが、コスパは最高です。3mの竿を使ってますが、全然大丈夫です。

悪い感想や要望などの口コミ

  • すぐ倒れる。砂入れてもダメ。
  • 洗濯物を多く書けると弓なりになる。
  • 砂を入れるのがとても苦痛。

エカンズ 物干し台 伸縮タイプ  KSB-100の購入を考えている人へアドバイス

とにかく高さ調整したいという人、ベランダのような場所で使いたい方は試してみる価値はあると思います。ブロー台付きで尚且つ高さが調整できる物干し台があることを知らなかったので、初めから知っていればここまで物干し台に頭を悩ませることはなかったです。

特に低い高さで使う分には安定感もあると思います。

注意点としては、やはり大量の洗濯物を干す場合と、据え置くところが土や芝生だったりすると、安定感が途端に失われると思います。

普通に物干しを高くして、それなりの量を干すと、おそらく調整ハンドルの固定では弱いと思いますので、1万円ぐらいするコンクリートのしっかりしたブロー台のものを惜しまず買う方が無駄にならないのかなと思いますね。

あくまで条件が僕と似通っている人は検討してみてくださいね。

  • ヒデ』(44歳/男性)のその他のレビューはこちら
ヒデ
「ヒデ」の記事一覧です。

【番外】物干し台に関する記事

物干し台の水が腐る対策

対策として以下の点を考慮すると良いでしょう。

飲用や料理に使用することがなければ、ブロー台の中の水をそのまま放置しても問題はありません。

ただし、水が腐ることで固まるなどの変化は起こりませんが、日光に長時間さらされると藻が発生する可能性があります。

藻の発生を防ぐためには、塩素系の漂白剤を水に加えることで効果的に抑制することができます。具体的な分量は不明ですが、過去にテレビ番組で紹介されたペットボトルを使用した明り取りの方法でも、漂白剤を加えることで藻の発生を防げます。

物干しのブロー台が倒れる問題についての解決策

ベースの材質と内容物:

    • 問題:樹脂ベースの物干し台は、中に入れる水や砂の温度が上がると柔らかくなり、安定性が低下します。
    • 対策:コンクリートベースや、コンクリートベースに樹脂コーティングが施されたものを選ぶことで、安定性が向上します。特に、風の強い場所や大きな洗濯物を干す際には、これらのベースがおすすめです。

支柱の形状:

    • 問題:一本の支柱から枝分かれするタイプは、バランスが取りにくく、倒れやすくなります。
    • 対策:支柱が二本連結されているタイプを選ぶことで、安定性が大幅に向上します。特に、ベースに差し込む部分が楕円形状のものは、さらに強固です。

まとめ

物干しブロー台の選び方には、ベースの材質や支柱の形状など、考慮すべきポイントがいくつかあります。上記の対策を取り入れることで、安心して洗濯物を干すことができるでしょう。特に、強風の日や重い洗濯物を干す際には、しっかりとした物干しブロー台の選び方が必要です。安全に、そして長く使える物干しブロー台を選ぶことで、快適な洗濯ライフを送ることができます。

ベランダ 物干しはなぜ低い?解決策はあるの?

ベランダでの物干しに関する問題、特に「ベランダ 物干し 低い 倒れる」というキーワードに基づいて、以下の解決策を提案します。

ベランダでの物干しの問題点と対策

物干しの位置が低い:

問題:マンションのベランダでは、物干しの位置が低く設定されていることが多い。これは、洗濯物が外から見えにくくするためや、風で洗濯物が飛ばされるリスクを低減するための措置です。

対策:物干しの位置が低い場合、突っ張り棒タイプの物干しスタンドを使用して、洗濯物を上下2段に分けて干すことで、効率的に洗濯物を干すことができます。

物干しが倒れる:

問題:特に風の強い日に、物干しスタンドや洗濯物が倒れるリスクが高まります。

対策:物干しスタンドの足元に重しを置く、または物干しスタンド自体が重いものを選ぶのが手っ取り早いですが、やはり抵抗があると思います。その場合は手摺に固定するタイプを検討してみてはいかがでしょうか。

また、洗濯物を干す際は、洗濯ばさみでしっかり固定することが重要です。風の強い日は、物干しネットを使用することで、洗濯物が飛ばされるリスクを低減できます。

まとめ

マンションのベランダでの物干しには、いくつかの問題点が存在しますが、それに対する適切な対策を講じることで、効率的かつ安全に洗濯物を干すことができます。物干しの位置やスタンドの種類、洗濯物の固定方法など、様々な要素を考慮しながら、最適な方法を選ぶことが重要です。

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