どうも。当サイト(libloom)スタッフの『ヒデ』です。
本日のテーマは小虫です。ユスリカという小虫についてなのですが、特徴として大群で一定の高さでホバリングし、それを「蚊柱」といったりします。
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僕自身かなりユスリカ対策をしているので、この記事は参考になるはずです。
本記事では、ユスリカとの大変不快な接触や、実害事例を例に挙げつつ、僕が行っている改善策も提案します。さらに、市役所がユスリカ駆除に取り組んでいる取り組みについても紹介しますよ。お楽しみに。
ユスリカとは?蚊柱との関係と大群が発生する理由
ユスリカって知っていますか?3~6月ぐらいに密集して飛んでいる小さな黒い虫です。
私たちにとって迷惑な存在となるのは、大群で空中で渦をまいて飛んでいるので気持ち悪く感じてしまいますね。群れで飛んでいる状態を「蚊柱」と言います。
このセクションでは、ユスリカの特徴や生態について説明し、なぜ「蚊柱」が発生するのかを探っていきたいと思います。
ユスリカの生態系と生態特性
ユスリカは、湿地や沼地、水辺などの水の周りに生息することが多いです。特にシチュエーションとして多いのが堤防の道路ですね。草の上に「蚊柱」が道沿いに長く発生して、もはや通る気が失せます。w
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そんなユスリカは水中で幼虫の期間を過ごし、成虫になると陸上で生活します。飛ぶ能力に優れており、小さな昆虫や腐った植物などを餌として摂取します。
人間にはとても気持ち悪く映るユスリカではありますが、生態系の最弱者として、鳥や魚などの生物の食物連鎖として役に立っているとも言えます。
人間の都合だけで考えるとダメなんですが、、数多くの生態系の食べ物としての役割を担っていると考えると、膨大な量が発生しているのも頷けます。
なんで「蚊柱」を形成するのか?ユスリカの集団行動の謎
実のところユスリカの集団行動や蚊柱の形成はまだ完全に解明されてないんですよね。
一説には、ユスリカは集団で飛ぶことで、捕食者から身を守るための戦術としていると考えられています。
また、繁殖や求愛のための行動と関連している可能性もあるらしいですが、定かではないです。
集団で飛ぶことによって個体同士の情報交換や相互作用が生まれ、生態的な利益が得られるのかもしれませんが、わかりませんってことですね。
まずは知ろう!大群が発生する時期と場所は?
ユスリカの大群が発生する時期と場所は、一般的には春から初夏にかけてです。
気温が上昇し、湿度が高まる季節になるとユスリカの活動が活発になり、大群が形成される傾向があります。なので、雨上がりの水辺や湿地、林間など、水と植物の豊富な環境で「蚊柱」が発生します。
これらの場所で、大群のユスリカが見られることが多いです。特に散歩や自転車で「蚊柱」の被害に合う人は以下の表を参考にしてください。気温が高く、湿度が高い時はめちゃくちゃ「蚊柱」が発生しますので、そういった時は、堤防道路など良く発生する道は避けるなどしていきましょう。
気温(℃) | 湿度(%) | 危険度 |
---|---|---|
25以上 | 70以上 | 高 |
25以上 | 60-70 | 中高 |
25以上 | 50-60 | 中 |
20-25 | 70以上 | 中 |
20-25 | 60-70 | 低中 |
20-25 | 50-60 | 低 |
15-20 | 70以上 | 低 |
15-20 | 60-70 | 低 |
15-20 | 50-60 | 低 |
15以下 | 50以下 | なし |
ユスリカの害と不快感:家の中や外での被害事例
ユスリカはホントに「うざい!」迷惑な存在なのですが、実害としていろんなケースがあります。
ここでは、ユスリカによる被害について実際の事例を鑑みて、次の章では解決案まで導いていきます。では、ユスリカに不快感の実例をご覧くださいませ。
散歩や自転車でのユスリカの蚊柱につっこむ事例
【真由美さん(35歳)の体験談】
家の中でのユスリカが入り込みユスリカの死骸が散らばる有様・・
【太郎くん(42歳)の体験談】
家の中にいつの間にかユスリカが入り込んで、朝になるとその死骸が散らばっていることがよくあります。特に5月6月は毎年そうなります。ロールカーテンも開けると、ユスリカが潰れて標本みたいになっていたり、迷惑なことこの上なしです。
家の中にユスリカの死骸が散らばっていると、やはり不潔で不快です。掃除は簡単にはできるものの、気持ちの良いものではないです。
基本的に網戸をしていても、細かい虫なので家に侵入を許してしまってるんですよね。いつも我慢していますが、今年は何とかしたいと思っています。
庭や公園でのユスリカ被害事例「うざい!」だけじゃなくアレルギーも
実はユスリカによってアレルギーが出る人もいます。ユスリカが接触することでアレルギー反応が生じる人もいるようです。以下に、ユスリカによる実際の事例を紹介しておきます。
害と不快感の被害事例 | 症状 |
---|---|
皮膚アレルギー反応 | ユスリカに刺された箇所に赤み、腫れ、かゆみなどの皮膚症状が現れることがあります。一部の人々は、ユスリカの唾液に対して過敏な反応を示すことがあります。 |
呼吸器アレルギー反応 | ユスリカの羽や体の一部が空中に漂い、それを吸い込むことで呼吸器系のアレルギー症状が現れることがあります。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳などが主な症状として現れます。 |
アナフィラキシーショック | まれなケースでは、ユスリカに刺された人がアナフィラキシーショックと呼ばれる重篤なアレルギー反応を起こすことがあります。この症状は、全身に広がるかゆみ、じんましん、息苦しさ、血圧の急激な低下などを引き起こし、命に関わることもあります。 |
以上のように、ユスリカによるアレルギー被害は個人によって異なるようです。
効果的なユスリカ駆除法と蚊柱対策
単にうざい存在であるユスリカですが、駆除法や改善策を紹介してみました。実は筆者の家でも導入しています。
庭でのユスリカ駆除法と予防策~手っ取り早くスプレーが吉
庭での発生したユスリカの「蚊柱」をみたら、駆除法はもはや一択です。一番効果的なのはキンチョールなどの虫よけスプレーを吹きかけると良いです。簡単に死にます。
ただし、屋外でのスプレーは風の影響を受けるので、できればジェット噴射のスプレーを選ぶのがポイントです。
特にジェット噴射でなくても、一番重要なのは、風向きを考慮すること。必ず「蚊柱」に対して風上に立ち、スプレーを打診吹きします。風に乗ってスプレー成分が「蚊柱」をつつみ込むような軌道で吹きかけられたら、一気に「蚊柱」が崩壊して駆除が完了します。
ユスリカ自体が非常に弱い生き物のため、虫よけスプレーであれば、耐えることはできませんね。
ユスリカにオススメのジェット噴射の虫よけスプレーはこちら。
フマキラーAのダブルジェット。これは最強です。「蚊柱」に風穴を空けられます。
あとはちょっと外でウザいな、払いのけたいなと思うなら、「電気ラケット」もオススメです。
これで振り回せば一網打尽です。
散歩や外出時のユスリカ対策方法~外見をかまわないならバイザーか
散歩や外出時のユスリカ対策方法についてご紹介というか提案ですね。
まず散歩する場合で外見を気にしない方には、顔を覆う網の被り物やバイザーがおすすめです。これらのアイテムを使うことで、ユスリカが顔面に当たるというところからは回避できます。
バイザーは雨よけにもなるタイプがお勧めです。普通の日よけタイプのバイザーだとあまり効果は期待できません。
とはいえ、バイザーの場合は髪の毛にユスリカが入り込むので、別途頭に何かしら被った方がいいかもしれない。
マスクでも首元までガードできるものがあるので、透明のサングラスと合わせると完璧ですね。
もしもかぶり物が苦手な方は、日傘を活用して見るのも一つですね。日傘を手に持ち、歩きながら日傘を斜めにたてて進めば、ユスリカの「蚊柱」を防御することは可能。軽い傘は販売されてますから、見て見るといいでしょう。
あとは自転車に乗る場合ですね。僕はロードバイクに乗っていますが、対策としてはヘルメットと透明なサングラスの併用が効果的です。
僕のヘルメットはOGKの上位モデルなので高いです。少し下位モデルだと買いやすいですね。
さらに僕のクリアのサングラスもOAKLEYというメーカーのもので、価格は高めです。
なので、コスパの高いellsseぐらいのサングラスであれば散歩でもランニングでも自転車でも機能的でズレずにカッコイイと思いますよ。
ヘルメットの内側に被る帽子はロードバイク用のものだと、機能的で頭にフィットします。
被るとこんな感じ。
帽子を中に被ると、小虫がヘルメットの隙間から入っても、髪の毛に入り込むといったことはないです。
あとは口まわりのガードとしてマスク。
普通の自転車での通学や通勤でもマスクやサングラスはしておくと、ユスリカが鼻や目に入るのを防ぐことができるので、重宝します。
髪の毛に入るぐらいは嫌な気分ぐらいですみますが、目や鼻に入ると、かなりダメージをくらいますので対策は必須ですね。
家の中でのユスリカ対策と防除策~網戸の強化と電撃殺虫器
家についてのユスリカ対策と防除策について提案しますね。
家の中では、ユスリカを含む小さな虫が知らぬ間に入り込むことがあります。そもそも網戸が無い場合は簡易網戸を購入する必要があります。
ですが、そもそも通常の網戸では、網目が細かい虫まで防ぐことは難しいため、他の対策が必要です。余裕があれば網戸を細目のものに替えるのも手です。よく換気を行うところだけでも良いと思います。
そんな余裕はないという方は網戸に据え付けるに防虫剤を塗布しておくことも有効です。有名なのがアースの虫よけネットで、網戸に貼るだけで虫にとって嫌なニオイで260日効果が持続するのでシーズン中もつと思います。
すでに、家の中に虫が入り込んだ場合の対策としては、前述した電気ラケットが役立ちますが、使わない時に自立しておけるので、立て掛けておくだけで虫を集める機能も備わってるので一石二鳥ですね。
で、僕が最もオススメするのが電撃殺虫器になります。以前、レビューしていますが、毎年使っていますね。
この電撃殺虫器は夜間に使用し、虫を引き寄せて捕獲する効果的な方法です。もう蛾やコバエを含むさまざまな小虫が一網打尽にできる優れものです。
使用後は、乾燥しているため処理も比較的簡単です。
春から夏にかけて、細かい虫が増える時期には、飛んでる虫を手で叩いたりするよりも、こういった電撃殺虫器で捕獲しつつ小虫を殺す方法が効果的です。
これらの対策を組み合わせることで、家の中でのユスリカや小さな虫による被害を軽減できますよ。
市役所の役割と協力:ユスリカ駆除における相談と支援
実は自治体(市役所)でユスリカ駆除支援をしている
地方自治体や市役所では、ユスリカの駆除支援を行っている場合があります。
もし自宅周辺でユスリカの蚊柱が頻繁に発生するような地域にお住まいの場合、個人の手での対策だけでは限界を感じることもあるかもしれませんよね?そんなときは、地方自治体や市役所に問い合わせて駆除支援を受けることを検討してみましょう。
まずは、お住まいの地域の市役所や関連部署に問い合わせてみることが重要です。ユスリカ駆除に関する具体的な情報や支援制度があるかどうかを確認しましょう。ただし、自治体によって対応が異なる場合があるため、対応状況を事前に確認することが必要です。
問い合わせの際には、ユスリカの発生状況や被害の程度を具体的に伝えることが重要です。それに加えて、お住まいの地域で駆除支援を希望する旨を伝えましょう。自治体では、駆除作業や指導、アドバイスなどの支援を行っている場合があります。
ユスリカ駆除に関して自治体の支援を受けることで、地域全体での対策が進められるだけでなく、専門的な知識や手法を活用することも可能です。安心して生活するために、市役所のユスリカ駆除支援を利用してみましょう。
例えば、高知県高知市はユスリカに対して駆除を行ってくれます。
かなり有難いサービスと言えます。
しかし、別の兵庫県伊丹市市役所の場合は、駆除サービスを終了してしまっています。
理由としては、基本的に生命を脅かすような害虫ではないということが理由なようですね。
- ユスリカの寿命は、成虫になってから2から3日であり、生殖のために成虫になるだけで口や消化器はなく、人間を刺したり、血を吸ったりすることもないため、本来、人体等に直接的に危害を加える虫ではありません。
- 幼虫駆除のための消毒液散布は、一時的な措置に過ぎず、発生原因等の根本的な解決につながりません。
- 水路等への薬剤散布は、水質の悪化など環境保全の観点からも好ましくありません。
以上のように自治体によって対応はさまざまなので、あなたの地域の市役所などで問い合わせしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ユスリカは私たちの生活にグイグイと入り込んでいる身近な小虫ですが、若干「うざい!」孫座であると言えます。生態系ではとても重要な役割ではあるものの、人間にとっては要らない存在です。
シチュエーション別にユスリカへの対策を記載しましたので、是非試してみてくださいね。
先日いつもの公園で散歩していたら、ユスリカの蚊柱に突っ込んでしまいました。最初は何事かと思ったんですが、虫だらけで気持ち悪かったです。
口や鼻にユスリカが入り込んダリと散々で、、ユスリカが私の顔を飛び回っている間、散歩友達には爆笑される始末。ドタバタ劇って感じでした。
その後もユスリカが服や髪の毛について取り除くために難儀しましたね。結局、笑っていた友達も手伝ってくれて、なんとかユスリカから開放されました。本当に迷惑な虫です。