当サイト(libloom)スタッフの『ヒデ』(43歳/男性)です。
今回は、タイガー サハラマグ 350mlを購入しました。3ヶ月ほど経ったので良かった点、悪かった点など、レビューしていきます。
タイガー サハラマグ 350ml
タイガー 水筒 350ml 直飲み MMZ-A351-DO Tiger
ステンレス水筒の性能はどれも同じだと思ってませんか?
サハラマグを使ってみてよくわかったんですが、メーカーや水筒内部の加工によって、保温力は全然違うんですよ。
この記事は以下のような内容を知ることができます。
- 保温性能が高い直飲み用の水筒は間違いなくコレ!
- 同時期に買ったサーモス水筒と保温性能を比べてみた!
- 部品点数が少なく、口径が広いので洗いやすい!強酸系のハイターも使える!
- 飲み口が滑らか。コーヒーが美味しく感じる!
- 【注意】あくまで直飲み用!カップに注ぎ分ける場合は液だれするよ!
ぜひ参考にしてくださいね。
タイガー サハラマグ 350mlを購入しようと思ったきっかけは?
寒くなってくると、温かい飲み物が欲しくなりますよね。僕は朝から晩までパソコン仕事をしているので、朝は温かいお茶を入れ、昼はコーヒー。夕方もお茶orコーヒーといったルーチンを繰り返しています。
飲み物が冷めない保温タイプのマグをずっと愛用してはいますが、やはり30分もするとかなりぬるくなってしまいます。
thermo mug
そんな時に、ママさん連中とテニスを始めた、うちの奥さんが直飲みタイプのステンレス水筒を購入したんです。
↑奥さんのサーモス水筒500ml
温かい飲み物が冷めにくいというので、僕も気になりました。
というのも、いつも淹れている飲み物は結構な頻度で冷めてしまい、冷めてしまった飲み物はいつも捨てているからです。時にはほとんど口をつけてないのに、捨てることもしばしば・・。
冷めにくいステンレス水筒であれば、時間が経っても温かい飲み物が飲めるし、冷めるからといって急いで飲む必要もありませんからね。
タイガー サハラマグ 350mlをどのようにして知りましたか?
最初はステンレス水筒なんてどれも一緒だと思っていました。内部がステンレスのものは一様に冷めにくいんだろうと思っていたので、適当にamazonで良さげなものを物色していました。
ちょうど、家を新築してるタイミングも重なって、コーヒーが大好きな大工さんへの毎日の差し入れ用にもう一つステンレス水筒を購入しようということになりました。
2つのステンレス水筒を買うのであれば、別々のメーカーで比較しようということになり、ステンレス水筒で有名なサーモスと、やはり魔法瓶ならタイガーということで、老舗のタイガーを選択し、購入を決めました。
ステンレス水筒を買う際に重要視したポイントとは?
私がステンレス水筒を購入しようと思ったときに重要視したのは以下の4つです。
1.直飲みタイプ
僕だけしか飲まないので、直飲みタイプが良かったです。これは大工さんの方も同じでしたが、大工さんの方は手も汚れているだろうから、蓋がワンタッチで外れて、その辺に置かなくて良いものを選びました。
2.飲み切りの350ml
500mlだとコーヒーにしても、お茶にしても少々多めなので、却下。一人で飲むサイズなので350mlぐらいが無難と感じて、このサイズで考えることにしました。
3.部品点数が少ないもの
洗う時にいろいろ分解すると手間です。蓋を外したらすぐ飲めるようなシンプルな構造で中のアタッチメントなどないようなものが理想でした。ただし、大工さんの方は、ワンタッチで飲むタイプなので、どうしても部品点数は少し多くなるのは仕方ないと諦めました。
4.洗いやすさ
部品点数の少なさと一緒になりますが、点数が少なければ洗う部品も少ない。また形状も変に細くなったりせず、円柱形が理想です。僕の方だけはそういう形状のものを選びました。
購入に迷ったステンレス水筒は?
購入に迷ったステンレス水筒は以下のメーカーです。
タイガー ステンレス水筒 350ml
サーモス ステンレス水筒 350ml
象印 ステンレス水筒 350ml
まず迷ったのはどのメーカーにするかです。奥さんが購入していたステンレス水筒がサーモスだったのもあって、大工さんの水筒はワンタッチで飲めるサーモスのステンレス水筒350mlに決定しました。
サーモス 真空断熱ケータイマグ 350ml JNL-352 ALB
僕用のステンレス水筒は特にワンタッチでなくても良いので、シンプルで部品点数少ないもので見ていたら、タイガーのサハラマグ350mlに目が留まりました。
この動画を見て、これと一緒のが欲しくなって購入を決意しました。特に朝淹れた紅茶が夜まで温かいまま・・・っぽい動画の演出に、期待が膨らみます。
これなら昼淹れたコーヒーが温度がぬるくなることを気にせずに、夕方まで自分のペースで常に熱々のコーヒーを飲めるなと思いました。
タイガー サハラマグ 350mlの特徴、性能
本体サイズ:(約)6.6×6.6×16.4cm(幅×奥行×高さ)/本体質量(約): 0.17kg
容量: 0.35L/口径(約): 4.4cm
保温効力(6時間/1時間):69℃以上/86℃以上
保冷効力(6時間):8℃以下
生産国:中国
こちらのステンレス水筒で一番のポイントは部品点数の少なさですね。蓋に直接パッキンがついているので、使い終わったらパッキンを外して洗うだけです。
全部外しても点数が3点なので、非常に楽です。
ちなみにサーモスの方は内部にプラスチックの飲み口と、それにパッキンが付いているので、点数的には4点になりますし、形状が複雑なので洗いにくいです。
また飲み口が広いので、夏場氷などを入れるのも楽ですし、コーヒーメーカで淹れたコーヒーの入ったサーバーからマグへと注ぐのにも余裕があって便利です。
これだけ飲み口が広いと洗うのも楽ですし、使い勝手は非常に良いですね。サーモスの方はやや飲み口が狭いので、タイガーのサハラマグに比べると扱いにくいです。
また、もし茶渋やコーヒーなどの着色で内部が汚れても、強酸系のハイターなどで手入れができます。ちなみにサーモスの方はNGです。
タイガー サハラマグ 350mlのメリット
3ヶ月ほど使用していますが、かなり気に入っています。すごく良いです。
飲み口がステンレスなので、ステンレスも熱くなるかと心配していましたが、全然飲みやすいですし、口に滑らかにフィットします。
そして、お昼に淹れたコーヒーは夜の20時を過ぎても殆ど熱が冷めることはないです。ま、さすがに残りわずかになるとぬるくはなりますが、容量的に半分以上入っていれば温度は殆ど冷めることはないのではないかというぐらい熱いままキープします。
ですが、、、僕はそれが他のステンレス水筒でも当たり前のスペックかと思っていたんです。
一緒に買ったサーモスのステンレス水筒も当然これぐらいの保温力があるんだと思っていたら、全然でした。すぐ冷めます。びっくりするぐらい品質が低いです。
満タンのままでも1時間ほどすると、温度が下がってるのがわかるぐらい温度が下がりますね。このことが発覚したのは大工さんが急遽休んだ時でした。そのまま大工さんの為に淹れたコーヒーをサーモスからカップに移して飲んだ時に「ぬるい!!何これ?」となって気づいたのです。
ちなみに大工さんのコーヒーも僕のコーヒーもまったく同時刻に水筒に入れます。にもかかわらず、タイガーのサハラマグの方が圧倒的に温度を維持するのです。これにはかなり驚きました。
内部を見てみると、タイガー サハラマグの方はピカピカのステンレスになっていて輝いています。しかし、サーモスの方は曇っているようなつや消しステンレスとなっていて、これが原因なのかな?とも思いました。
↑タイガー内部
↑サーモス内部
この保温力の差に気づいてから、大工さんに届けるコーヒーはサーモスの水筒に入れてすぐに持っていくように気をつけています。
その他で言えば、前述したように、手入れが簡単です。シンプルな作りなので、扱いやすいのがとてもいいですね。350mlという量もちょうど良くて言うことはないレベルです。
タイガー サハラマグ 350mlのデメリット
タイガー サハラマグに関してはまったく文句はないほど、気に入っています。これは同時期にサーモスを購入していなければ、タイガーの良さに気づかなかったことになりますね。なので、逆に良いネタができたと品質が低いサーモスを買って良かったとも思えました。
そんな中であえて言えば、熱い飲み物を入れて蓋を少し強めに締めてしまうと、開ける際に内圧が変化するのか、開けにくい時があります。これは締める強さを調整すればいいだけなので、デメリットでもないですが、開けるために強くマグ本体を握ぎってしまうと凹むような感覚になるときがあります。
かなり軽量に作られてるので、本体が薄く柔らかいんでしょう。ここはトレードオフの部分ではありますが、少し注意が必要かなと思います。
それと、蓋を外して飲むので、そこに湯気が溜まって水が滴ります。
熱々を持続するので、常に蓋にはそこそこの水滴がつくというのも注意が必要ですね。それなりにボタボタ落ちますので。
ちなみに、口コミを調べると、「水滴が、水滴が、水滴が、、。」と酷評がちらちら書かれてます。ですが、これで酷評ってどうなのかなぁと思います。
熱いものを密閉してるんだから水滴つくのは当たり前ですし、飲むときにはいつも水滴はついてるんだから、飲む前にマグの口のところで蓋の水滴を落としてから、蓋を逆さまに持って飲めば全く問題ないですよね。
これぐらいのことで「最悪、買わなきゃ良かった」などと★1つにしてる人は、何を買っても悪い部分しか見えないのでは?と思ってしまいますね。
追記
サハラマグを購入して2年近く経とうとしていますが、今も変わらずタイガー サハラマグを愛用しています。しかし、1点難点があります。
こちらのサハラマグに主に淹れたてのコーヒーをストックとして入れておきます。熱いまま飲めるのでそれはいいんですが、350mlの容量なので、ちょうど2杯分ぐらいのコーヒーが入るんですよね。
朝にコーヒーを淹れるときに、よくお昼の分もついでにストックしておくんですが、サハラマグに入れたコーヒーを奥さんの分と僕分とで2つのマグカップに分けて注ぐ時には、ほぼ必ずこぼれます。
サハラマグ自体が直飲み用に作られているので、仕方ないんですが、サハラマグに入れたものを他のカップに注ぐ場合は口の形状がどうしても液だれするんですよね。
コーヒーをストックして、カップに注いで飲もうと考えている人は、普通に注ぎ口形状になっているタイプを買った方が良さそうです。サハラマグはあくまで直飲みタイプということですね。
タイガー サハラマグ 350mlの総合評価
買って間違いなく正解です。すごいです。サーモス買ったからこそタイガーの凄さがわかったわけですが、やはり魔法瓶はタイガー。これは間違いないところですね。
熱いものが冷めない。冷たいものが冷たいまま。という基本的な性能が完璧な上で扱いやすいというシンプルな構造なので、これ以上はないかなと思うぐらいです。
サーモスのワンタッチで飲める構造も非常に魅力で、当初、僕はサーモスにしておいたら良かったと少し後悔したぐらいですが、今となっては両方のステンレス水筒をサーモスにしなくて良かったと思うぐらいです。(逆に大工さんは冷めたコーヒーを飲んでしまってるかもしれませんが・・・)
タイガー サハラマグ 350ml
タイガー 水筒 350ml 直飲み ステンレス MMZ-A351-DO Tiger
タイガー サハラマグ 350mlの口コミ・評判は?
タイガー サハラマグ 350mlのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- サーモスばっかだったけど、塗装が剥げたり、洗うのがめんどいので、タイガーに変更。もうすごく良い。軽いし、洗いやすいし、持ちやすい。
- かなり扱いやすくて良い。パッキンの硬さも程よい感じ。
- 部品点数が少なく手入れがとても楽。
悪い感想や要望などの口コミ
- 強く締めると、開かない。
- 飲むたびに水滴が落ちる。
- 軽いので強度弱い。落としただけで凹んだ。
インスタの評判
飲み口の広いマグボトル が欲しくて買いました。
仕事にもお出かけにも連れていくさ、今日からトレーニング再開です。
Twitterの評判
タイガーのステンレスミニボトル、サハラマグを購入。この手のものを買うのは初めてで持ってる方を見てもカバン重たくならないかなエコなのかな、と思っていたけど冷たいものが冷たいまま!熱いものは熱いまま!という素晴らしさ✨を知り、飲むたびに感動してます。#TIGER #タイガー pic.twitter.com/lOypstnrjQ
— まゆ (@mayumiha) June 12, 2020
タイガーのサハラマグは水筒を何買うかで迷っているときに美容院で見た雑誌の特集の『どこの水筒の保温保冷含めて機能性がいいか!』特集で断トツ一番ポイントが高かった。それをもとに口コミとか見て買おうと思ってた時にセールでうんと買いやすい値段で買えて一気に二つも買ったけど #プライムデー
— 茉莉 (@nicotea2) July 14, 2019
タイガー サハラマグ 350mlの購入を考えている人へアドバイス
仕事のお供に熱いものを熱いままずっとキープさせておきたい人はタイガーでいいでしょう。むしろタイガーしかダメなんじゃないかと思います。
あ、そういえば家にはもう一つ象印のステンレス水筒もあったので、近いうちに熱い飲み物が冷めないか実験してみますね。w
ワンタッチで飲めるタイプのものはタイガーでも販売されてますし、蓋がコップになるものが好みならそれもあるはずです。
そもそもの基本的な保温性能でタイガーの品質は優れているというところを押さえて、好みのタイガー製品を買うことをお勧めします。
まさか、ステンレス水筒でこうも保温性が異なるとは思ってもなかったので、今回は良い気づきになりました。あなたの水筒選びの参考にしてくださいね。
- 『ヒデ』(43歳/男性)のその他のレビューはこちら
水筒の各種ランキング記事はこちら
▼「軽い」マイボトル!毎日使うからこそ「洗いやすい」「使いやすい」水筒のオススメ33選