家での映画鑑賞、休日の楽しみや日頃のストレス解消にピッタリですよね!ただ、テレビのボリュームを上げて鑑賞してもいまいち迫力に欠けたり、またセリフが聞き取りにくいということも。
そこでおすすめなのが、ホームシアターシステムです。
手軽に映画館のような音を楽しめるホームシアターシステムは、世代を問わず人気です。
今回は、本格的な高音質を楽しみたい方向けのホームシアターシステムを紹介します。
本格的な高音質を家庭で楽しむ
以前は、高音質のスピーカーというと、家庭用であっても大型のスピーカーを部屋の数か所に設置するのが主流でしたが、最近はスピーカーをいくつも設置しなくても高音質を楽しめるホームシアターシステムが多くあります。
ホームシアターシステムと聞くと、映画を家で楽しむ人向けのイメージがありますが、実際はスマホからBluetoothで音楽を飛ばし音楽再生器として使ったり、いつも見ているテレビ番組のセリフを明瞭にさせたりと映画以外でも大活躍します。
高音質のホームシアターシステムの選び方の4つのポイント
1.ch数
ch数は、スピーカーの数によって異なります。手軽な2.1chから、本格的な7.1chまで幅広くあるので、どの程度の高音質を楽しみたいのかによって選ぶのが基本です。ただ最近は、フロントのスピーカーのみで5.1chや7.1chのような立体感のある音を仮想的に造り出すバーチャルサラウンドも人気です。
▼ch数についてより詳しく知りたい方はこちら

2.タイプ
ホームシアターシステムは、通常のスピーカー+ウーファータイプ以外に、下記の3つのタイプが主流です。
ボード型 | テレビの下に設置して使う台座タイプ。 スペースを取らないが魅力的です。 また、AVアンプとの一体型なので、接続が簡単です。 |
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サウンドバー | スピーカーやウーファーを横長のバーに搭載したタイプ。 シンプルな見た目でスペースを取らない上、 高音質のものも多く人気があります。 |
ラック型 | テレビ台とスピーカーが一体化したタイプ。 通常のテレビ台のようにDVDなどの 収納スペースとしても使えて便利です。 |
3.対応サラウンド
サラウンドフォーマットは、DolbyとDTSの規格が主流です。映画やブルーレイ、ゲームなど多くのジャンルで使われています。高音質を楽しむために、それぞれの規格に対応しているホームシアターシステムがおすすめです。
【Dolby】主な規格
Dolby Digital | 基本となる5.1ch。 |
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Dolby TrueHD | ブルーレイなどに採用される高音質の音声規格。 7.1chに対応。 |
Dolby Atmos | 5.1chや7.1chに天井部分のスピーカーを加えた 最新のフォーマット。 |
【DTS】主な規格
DTSデジタルサラウンド | 基本となる5.1ch。 |
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DTS-HD High Resolution Audio |
ブルーレイなどに採用される 高音質の音声規格。 7.1chに対応。 |
DTS:X | ch数にこだわらないフレキシブルな スピーカーレイアウトに対応している。 次世代3Dサラウンドフォーマット。 |
4.その他の機能
まず、スマホで再生した音楽をホームシアターシステムで聴きたい場合は、Bluetoothは必須です。最新のホームシアターシステムは、スマホと連動させることで、インターネットラジオや音楽コンテンツを楽しめるものも多くあります。また、AmazonのAlexaに対応しホームシアターシステムの操作を音声で行える機種も出てきています。
テレビのセリフやナレーションを鮮明にするモードや、夜間の使用に適したモードなど、より快適に楽しむための機能がついたものもあるので、自分に合った機能付きのものを選ぶのがおすすめです。
口コミで高評価なホームシアターシステム10の比較表
※価格は、2020年3月のAmazonでのものです。
高音質なホームシアターシステムのおすすめ人気ランキングベスト3!
3位:Bose SoundTouch 300 soundbar
Bose SoundTouch 300 soundbarは、音響好きなら一度は試したいBoseのスピーカーを手に届く価格で楽しめると人気です。ホームシアターで高音質で映画を楽しむのはもちろん、SpotifyやAmazon Musicといったサービスと連携しているので、ストリーミングで高音質の音楽を楽しむことも可能。部屋全体に音が広がり、まるでスピーカーのないところから音が聞こえてくるようで、サウンドバーからだけの音とは思えないと高評価です。
- 任意の反射音を作り出す「PhaseGuideアレイ」
- 大ボリュームでも歪みが生じない、新開発の「QuietPort」
- 部屋に合わせてサウンドを最適化する「ADAPTiQ」
サイズ(幅×高さ×奥行mm) | 978×57×108 |
ch | ー |
サラウンド最大出力 | ー |
ウーファー最大出力 | ー |
主なネットワーク機能 | Bluetooth/NFC/Wi-Fi/Spotify |
良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ
- 外部からの騒音でTV番組の音声が聴き取りにくかったのですが、SoundTouch300を買って問題が解決しました。
- 以前使用していた、5.1chのスピーカーよりも、音が立体的です。
- 映画をよく見るのですが、音が全く変わりました。高音質のホームシアターを楽しんでいます。
悪い口コミ
- 付属のHDMIケーブルの品質が良くないと思います。
- テレビとの接続が面倒でした。またリモコンも、テレビとBOSEの2つ使う必要があり面倒です。
Twitterの評判
光デジタルケーブルかHDMI接続のBose SoundTouch 300 soundbar テレビ付けたらCMの音が豪華に♪
親が買ってきたものの接続できず召喚され設定終わるまで返してもらえなかった….緊急クエの時間だわぁ…とか考えながら繋いでました。
自分はUSB-DAC付きミニコンポで鳴らしてます。— ACH@ship5 (@mizuyoukanr2) September 30, 2019
2位:ヤマハ MusicCast BAR 400 YAS-408
ヤマハ MusicCast BAR 400 YAS-408は、音にこだわる人達も納得のクオリティでありながら、設置や操作が簡単なおすすめのホームシアターシステムです。バーチャル3Dサラウンド技術対応で、前方・左右・後方、高さ方向の音場をバーチャルで再現。サウンドバーとは思えない高音質を楽しめます。
本体のセンターユニットには、4.6cmウーファー2基と2.5cmツイーター1基を搭載し、ワイヤレスサブウーファーには口径16cmサブウーファーユニットを搭載。さらに、先進的なフルデジタルアンプ「DDFA®(Direct Digital Feedback Amplifier)」を搭載することで、クリアな中高音による臨場感のあるサラウンドを実現しています。
また、セリフが聞き取りにくいドラマや映画も、クリアボイス機能でセリフやナレーションなどの音声と背景音を自動判別し、人の声だけをボリュームアップしてくれます。
- 「DTS Virtual:X」対応
- フルデジタルアンプ「DDFA®」搭載
- チャイルドロック機能
サイズ(幅×高さ×奥行mm) | アンプ:980×60×110.5 ウーファー:181×417×405 |
ch | 5.1ch |
サラウンド最大出力 | 100W |
ウーファー最大出力 | 100W |
主なネットワーク機能 | Bluetooth/LAN/Wi-Fi/AirPlay/Spotify/radiko.jp/Deezer HiFi |
良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ
- ブルーレイやDVDだと、サラウンド感があり、迫力のあるクリアな音が楽しめます。
- Spotifyと標準で接続できる機能が便利で気に入っています。
- ウーファーが大きいだけあって、重低音に迫力があります。
悪い口コミ
- 思っていたよりも大きく、テレビ台へ置きにくいです。
Twitterの評判
テレビ買い替えと同時にと考えていたサウンドバーを買いました。
テレビがSONYなんでSONY製をと考えていたのですが、某家電量販店のオーディオ担当とあーでもないこーでもないと小一時間議論した結果、YAMAHAのYAS408に落ち着きました。餅は餅屋理論ですね。 pic.twitter.com/GYvzRhhAaK
— やさぐれ (@yasagureito) April 12, 2019
1位:ソニー ホームシアターシステム HT-Z9F
最新の音声フォーマット「Dolby Atmos」「DTS:X」に対応した、ソニー ホームシアターシステム HT-Z9F。3次元の立体音響技術により、全方位から音に包みこまれるようなリアルな音響空間をお造り出せると高評価です。壁からの反射音を利用しないので、部屋の形状に関係なく、高音質のサウンドを楽しめます。
高音質なのはもちろん、便利な機能が豊富で使い勝手が良いのも人気理由です。リモコンのボタンを押すだけで、映画やゲームなど様々なジャンルに最適のサウンドに合わせてくれる「サウンドモード」。深夜に映画を観ることが多い人に好評な「ナイトモード」は、小音量時でも明瞭感のあるサウンドを楽しめます。また、人の声やセリフを3段階で調節できる「ボイスモード」は、聞き取りにくい映画やドラマのセリフもしっかりと聞くことができます。
場所を取らない、スリムでスタイリッシュなデザインに高機能と、まさにマストバイなホームシアターシステムです。
- 「Dolby Atmos」「DTS:X」対応
- 3次元の立体音響を造り出す「Vertical Surround Engine」「S-Force Pro Front Surround」
- ハイレゾ音源対応
サイズ(幅×高さ×奥行mm) | アンプ:1000×64×99 ウーファー:190×382×386 |
ch | 3.1ch |
サラウンド最大出力 | 100W |
ウーファー最大出力 | 300W |
主なネットワーク機能 | Bluetooth/LAN/Wi-Fi/Spotify |
良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ
- 音質を好みに合わせて調整できる、本格派サウンドバーだと思います。
- 大音量で映画を視聴すると、本当に映画館にいるかのような迫力のある音を楽しめます。
悪い口コミ
- 高音質だと思いますが、Dolby Atmosの効果をいまいち実感できません。
- ウーファーが意外と大きいので、もう少しコンパクト設計だとさらに良かったです。
Twitterの評判
SONY BRAVIA KJ-77A9G & HT-Z9F & PS4 Pro『FINAL FANTASY 7 REMAKE』
音の没入感はたいへん良かったです。
ですが、もっと画質設定を追い込んでみてはどうでしょうか。
こんなにもジャギーをボカした画で、「推奨画質」を謳われてもなーという感じでした。 pic.twitter.com/l25uUQpUOb— ˙ɐpuı oɹıɥıʞɐ (@AkihiroInda) March 8, 2020
SONY ホームシアターシステム HT-XT2の実際の使用感を取材しました
▼今回は、ランクインしませんでしたが、比較表に登場した手軽で使いやすい、SONY ホームシアターシステム HT-XT2の使用感も取材しておりますので、購入を検討中の方はこちらも参考にして下さい。
2019年発売の最新ホームシアターシステム
Panasonic パナソニック ホームシアターバー SC-HTB01
2019年1月下旬に発売予定のホームシアターシステム「Panasonic ホームシアターバー SC-HTB01」に注目です。ファイナルファンタジーなどでお馴染みの株式会社スクウェア・エニックスと共同開発したゲームユーザー向けの3つゲームモード(RPG/FPS/ボイス強調)を搭載しており、ゲームユーザーにおすすめのホームシアターシステムとなっています。
さらに、ドルビーアトモス、DTS:X/Virtual:Xにも対応しているので、立体感のある3Dサウンドが楽しめます。
- 「Dolby Atmos」「DTS:X」「Virtual:X」対応
- 4Kパススルー対応
- 3つゲームモード搭載
サイズ(幅×高さ×奥行mm) | 430×52×130 |
ch | 2.1ch |
サラウンド最大出力 | 50W |
ウーファー最大出力 | 30W |
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ホームシアターシステムで映画や音楽を楽しもう
いかがでしたか?映画以外も楽しめる、ホームシアターシステム。テレビやゲームの映像はリアルで凄いのに、音がそれに見合っていない… そんな悩みもホームシアターシステムがあれば一発で解決です。音が悪いというのは、地味にストレスが溜まります。
ぜひ、最新のホームシアターシステムを家庭に導入して、迫力のある高音質を楽しみましょう!
