ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスを3年ほど愛用している『マスオの父さん』(37歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- ケリーケトル (Kelly Kettle) スモールトレッカー(Small Trekker) ステンレス 0.6Lを購入しようと思ったきっかけは?
- ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスをどのようにして知りましたか?
- キャンプ用ケトルを買う際に重要視したポイントとは?
- 購入に迷ったキャンプ用ケトルは?
- ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスの特徴、性能
- ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスのメリット
- ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスのデメリット
- ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスの総合評価
- ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスの口コミ・評判は?
- ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスの購入を考えている人へアドバイス
ケリーケトル (Kelly Kettle) スモールトレッカー(Small Trekker) ステンレス 0.6Lを購入しようと思ったきっかけは?
購入当時、我が家のアウトドアスタイルは初心者の日帰りバーベキューのレベルでした。クーラーボックスに食材やドリンクを入れ、バーベキュー台で焼いて食べ、のんびり景色を楽しむ、そんなスタイルでした。それらが出来る最低限の家具(BBQ台と椅子とテーブル)だけで楽しんでいました。
何度も日帰りバーベキューをしていくうちに、車で日帰りでしたので、お酒も飲めませんし、飲み物のバリエーションに飽きを感じ始め、夫婦ともにコーヒーが好きなので、食後に温かいコーヒーを飲みたいという話になりました。
そのためにはお湯を沸かすアイテムが必要になり探し始めました。日帰りバーベキューしかしていない我が家は、焚き火はしませんし、カセットコンロも持っていませんでしたし、それ単体でお湯を沸かせる必要がありました。
ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスをどのようにして知りましたか?
「アウトドア ケトル」の様なキーワードで検索し、探しました。アウトドアやキャンプで人気のケトルを集めたまとめサイトの中で紹介されていました。
ほとんどがバーナーで使用するか、焚き火にかけて使用するかの2種類のケトルでしたが、単体で湯沸かし出来るケトルとして紹介されていました。自分達の条件にも合い、見た目も気に入って、とても興味を持ちました。
キャンプ用ケトルを買う際に重要視したポイントとは?
私がキャンプ用ケトルを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。
1.機能
バーナーやカセットコンロ、焚き火台の様なアイテムを持っていなかったので、それ単体 で湯沸かしが出来る事が最重要事項でした。
2.デザイン
見た目がかっこいいと思う物。アウトドアでは写真を撮ることも多いので、生活感の出る ような物は持って行きたくないという思いがありましたので、かっこよさ、アウトドアっ ぽさを感じる物を探していました。
3. 持ち運びのしやすさ
車での移動なので、ウルトラライトである必要は無いですが、持ち運び用のケースが付属していたり、大きすぎない事もポイントでした。
購入に迷ったキャンプ用ケトルは?
購入に迷ったキャンプ用ケトルは以下の商品です。
コールマン ファイアープレイスケトル
※こちらを買う場合には、カセットコンロも購入しようと思いました。ですがその分、候補としては弱かったです。
ケリーケトル スカウト 1.2L
ケリーケトル(Kelly Kettle) ケリーケトル スカウト(アルミ) 1.2L
それぞれ使用している所を想像して考えました。カセットコンロでケトルを火にかけてお湯を沸かすのは、扱いやすく誰でも簡単にお湯が沸かせます。
ですが、自宅のコンロでやかんのお湯を沸かすのと変わらないかなと思いました。せっかく自然を楽しみに行くのだから、自然の燃料である小枝や松ぼっくりを広い集め、それらを使って湯を沸かす、少し不便だけど楽しい方が魅力的に感じました。
ガスなどの燃料を買う必要が無く経済的で、エコな点も自然遊びをする上では大事だと思いました。なにより、非日常を味わいに行くアウトドアでは、便利さを封印した方がリフレッシュにもなり、自分達も知恵をつけられるかなとも思いました。
自然災害が多い昨今、いざという時に、少しでも自分達で何か出来る様にと始めたアウトドアでしたので、その趣旨にも合う、ケリーケトルに決めました。
特にグループキャンプをする予定も無かったですし、容量は夫婦2人分のお湯が素早く沸けば良いので、トレッカー0.6Lに決めました。
ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスの特徴、性能
【内容】
本体(ファイヤーベースを含む)、説明書(日本語)、収納袋【サイズ】
高さ:29.5cm (収納時の高さ:27cm) 幅:14cm 重さ: 約740g【材質】
本体:ステンレススチール ファイヤーベース:ステンレススチール キャップ:シリコン(付け替え用コルク付き)
・アイルランド生まれで、100年以上の歴史のあるアウトドア用ケトル。
・ガスを使わず、キャンプ場に落ちている小枝や松ぼっくりなどの自然の燃料でお湯を沸かす事が可能。
・ケトル本体は二重構造になっており、中央が煙突となり、その周りに水が入る。中央の煙突で上昇気流が起こるので、内壁全体の広範囲で加熱する事が出来、数分でお湯が沸くしくみとなっている。
・収納袋付き(横25cm×縦30cm マチ15cm) ナイロン巾着タイプ
・付け替え用コルク付き
・取扱説明書付き 日本語説明有り
・サイズ 容量0.6L 高さ29.5cm(収納時27cm) 直径14cm 重さ約740g
※約2分でカップ2杯分のお湯を沸かせる。
・素材 本体:ステンレススチール18-8(SUS304) キャップ:シリコン
・別売りのポットサポート(五徳)を使えば、簡単な料理も可能。ポットサポートは煙突部に差し込み使用する。その他、クックセットなど、数は多くないが付属品も販売。
【使用方法】
・拾い集めた自然燃料をファイヤーベースに入れる。
・注ぎ口から水を入れたケトルをファイヤーベースの上にセットする
※シリコンキャップ(オレンジ色)は、水を入れ持ち運ぶ時に栓をする用で、加熱時は必ず開けておく。
・ファイヤーベースの横穴から着火し、横穴を風が入る向きに調整する。
・上部の煙突口から追加の燃料(小枝など)を入れて火を安定させる
・水が沸騰したらハンドルを本体に対して90度の角度にして持ち上げ、ファイヤーベース から離す。
・ハンドルとキャップチェーンを持ってお湯を注ぐ。
ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスのメリット
使い始めて3年弱です。夏場5月〜10月のキャンプシーズンに使用しています。多い月で月4回、少ない月でも2回は使用してきました。
薪を使った焚き火をしていない我が家にとって、自然にある枝などを拾いそれを燃やしてお湯を沸かすという行動は、非日常を味わえてとても新鮮でした。燃料の現地調達は1つの楽しみでもあり、明るいうちに乾いた小枝などをかき集めています。
購入時は日帰りバーベキューのみのスタイルでしたが、今では泊まりのキャンプに行く事が多く、テント設営の際に設置する場所の石や枝を取り除くのでそれも燃料にしています。割り箸や紙など、ゴミの一部も混ぜて燃やし、ゴミも減らせて便利です。ガス缶やホワイトガゾリンなどの燃料の残量を心配をしなくて良いのでとてもストレスフリーです。
なにより見た目がかっこよく、この歴史あるケトルを使っているんだという満足感は未だにあります。他のギアと並べてもかっこいいです。
ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスのデメリット
風が無いと火が大きくなりにくい時があります。うちわで扇いだり、息を吹きかけたりして、それでも付きにくい時は、バーベキューでの残りの着火材などのかけらを使用します。
環境によってある物で工夫すれば付くので、そんなに問題ではありません。それも楽しみながら火付けをしています。
お湯が沸いたのが少しわかりにくいです。ケトルに近付いて沸騰の音を聞かないとわかりません。ですが、これは今のケリーケトルは改善されており、キャップに沸くと音が鳴るホイッスル機能が付きました。我が家のケリーケトルは以前の物でキャップがオレンジ色ですが、今のホイッスルキャップは緑色です。
お湯を注ぐ際、ハンドルとキャップチェーンを持って注ぐのですが、キャップチェーンの引っぱり具合でケトルの角度が下がり、お湯が出てくるので、慣れないと引っぱり過ぎてこぼしそうになります。こちらは慣れれば大丈夫です。この注ぎ方も、普段では無い事なので、非日常を味わえます。
泊まりキャンプの朝、コーヒーを飲む際に、湯沸かしが少し面倒だと思う事もあります。朝はご飯の支度、着替え、撤収準備など、すべき事がたくさんあるのでワンタッチで火がつく方が良いなーと思う事もあります。
ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスの総合評価
総合評価は買って正解でした。
購入当時、あまりアウトドアグッズを持っていなかったので、ケリーケトルを購入して非日常感が増してテンションがあがりました。それまでクーラーボックスで冷やして持って行ったジュースと麦茶を飲んでいたのですが、食後にホットコーヒーを飲める様になって、日帰りバーベキューがより楽しくなりました。その他お湯を使うメニューの可能性も広がり、どんどんメニューが豊かになっていきました。
今現在は、泊まりキャンプがメインでアウトドアをしていますが、ケリーケトルは活躍しています。回数をこなしていくうちに、便利なグッズを知っていき、道具もどんどん増えましたが、少し原始的なケリーケトルは未だに使いたくなる道具です。
我が家では旅行の時にもコーヒーセットと共に車に積んでいます。自然を見られる所へ行く事が多いので、絶景の見える特等席を即席カフェに出来ます。燃料代がかからないので、どんどん使える気軽さがとても気に入っています。
ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスの口コミ・評判は?
ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- キャンプで火を起こすついでにお湯も沸くというようなゆったり楽しむときにいいですね。
- 意外とすぐに沸きました。低燃費でとても使いやすいです。
- 廃材3本ほどで比較的すぐに沸きました。
悪い感想や要望などの口コミ
- 直接ストーブにやかんをかけるほど早くはお湯は沸かない。
- 内側はホコリだらけになりますね。
SNSの反響は?
インスタでもケリーケトル スモールトレッカー ステンレスは話題になっているようです。
やっと登れた近所の低山。
ケリーケトルとソロストーブで焚き火遊びとコーヒーを堪能!
細い火吹き棒が欲しくてあぶり中
ケリーケトル スモールトレッカー ステンレスの購入を考えている人へアドバイス
自然を楽しむ事が好きな方、不便を楽しめる方にはオススメです。
カセットコンロやバーナーを持っていると、それらで加熱すれば良いので、それ単体で湯沸かし出来る必要が無いという方もいると思います。それはそれで良いのですが、自然の中で燃料を調達し火を起こす、という体験は非日常的で、アウトドアにはもってこいだと思います。難しい作業では無いので、素人でも簡単に軽いサバイバル感を味わえます。
我が家はキャンプで使用していますが、釣りやトレッキングなどに持っていっても良いと思います。自然の中で温かいコーヒーを飲む事を目的に出かける事もあります。飲むコーヒーにもこだわりたくなって、今回はどの豆にするかなど夫婦で盛り上がっています。
最近、自然災害が多く、我が家も電気が止まった事がありました。そのような時、ガス缶や電池などがお店から無くなり、備えが無いと困ります。もしガスまで止まってしまったら、、、と想像すると、ケリーケトルがあるという事がとても安心です。近所の公園で燃料調達出来ますし、いざという時の備えになっています。楽しみと備えの2つの役割を担ってくれている頼もしいアイテムです。
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