【レビュー】パナソニック HDビデオカメラ W585M ワイプ機能付

ビデオカメラ

パナソニック HDビデオカメラ W585Mを半年ほど使ってみた『けいさん』(31歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。

パナソニック HDビデオカメラ W585M

実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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パナソニック HDビデオカメラ W585Mを購入しようと思ったきっかけは?

我が家のビデオカメラが購入して8年たったころからバッテリーの持ちが悪くなり、予備のバッテリーを購入しようかと検討していたところ、急に画面が映らなくなり故障…8年の間に他の家庭のビデオカメラをみせてもらう機会があり、最近のビデオカメラの性能と画像のきれいさに驚いていたので、故障したタイミングで買い替えをすることにしました。

今まで使用していたビデオカメラは初めての購入ということもあり、あまり調べることもせず安価・最低限の性能という理由で購入しました。最低限の性能で特に困ることもありませんでしたが、子供が大きくなり習い事や入学・卒園という節目が増えてビデオカメラを使用することが多くなってきたので、今回買い替えるビデオカメラもまた長年使用するつもりでよく調べてから購入することにしました。

パナソニック HDビデオカメラ W585Mをどのようにして知りましたか?

まず画質について調べましたが、今まで使用していたビデオカメラよりも画素数は格段に大きくなっているものばかりでした。

画素数の大きさが多少違っていても、基本的には撮影した動画を家庭のテレビで観賞する程度なのでブルーレイにダビングすることが出来れば大差ないと個人的に感じました。なので画素数の大きさよりもその他の機能に注目しました。

我が家では長男がサッカーを習っていて試合を撮影することが多々ありました。チームメイトの親も同じようにビデオカメラで撮影していたのですが、後日ビデオカメラの動画をテレビのブルーレイレコーダーのデータベースから再生しているところをみて、今までビデオカメラとテレビを有線のHDMIで繋いで視聴していた我が家はあまりの手軽さにビックリしました。

また撮影した動画をYouTubeにアップしていたので、難しいんだろうと思いつつ話を聞くと、ビデオカメラとスマートフォンで操作可能だと聞き、我が家でも撮影した動画をテレビやスマートフォンで簡単に観賞できるビデオカメラにしようと決めました。

ビデオカメラを買う際に重要視したポイントとは?

私がビデオカメラを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の4つです。

1.撮影の使用方法が今までとあまり変わらないこと

主人もビデオカメラを使用するので、今までと使い勝手が変わらないことを最重要視しました。といっても、撮影の開始と停止・撮影した動画の再生の動作くらいなのでほとんどのビデオカメラにおいてさほど変わりありませんでした。

2.DVDへの保存が簡単にできること

今までは撮影した動画をDVDに保存する際、毎回PCにアップロードしてアプリを使用し作成していたのですが、この作業がかなり時間がかかり手間に感じていました。友達に気軽にダビングしてあげることが出来なかったのですが、ブルーレイレコーダーに直接動画を保存するとそのままレコーダー上の作業でDVDにダビングが出来るようになり、手間も時間も省けるようになるので商品を選ぶ大きなポイントとなりました。

3.動画サイトへアップする作業が簡単なこと

祖父母がスマートフォンに買い替えYouTubeを楽しむようになったことを知り、普段孫の試合や発表会に足を運べない祖父母が自宅で気軽に様子を見れるように動画サイトへのアップ作業がなるべく簡単なものにしました。

4.価格帯

ビデオカメラの価格帯はかなり幅広く、高価なもので10万以上の商品もありました。あまり高価なものを購入して数十年使用するよりも、10年ほどでまた新しいビデオカメラに買い替えたほうが性能も画素数も向上した製品が買えるだろうと考え5万円以下で探しました。

購入に迷ったビデオカメラは?

最近のビデオカメラの性能はよくわからなかったので家電量販店で実物を確認して、使用方法があまり変わらないものを中心に下見をしました。実際、かなり使い勝手が変わるものは少しだけであとは大体同じ仕様でした。

ただ持ってみるとかなり重く感じるものから女性の小さ目な手には大きすぎるなと感じる機種もあったので、やはり実物を持ってみないとわからないことがたくさんあると感じました。

画素数にこだわると高価で本体も大きくなりがちでしたが、確かにきれいな画像ではあるけどホームビデオにそこまで求めないので、ズームにして多少画像があらくても許容範囲と考えました。それよりも重要視したポイントは、ズーム時の手振れ補正に対応していることでした。今まではテレビなどの大画面で視聴した時に手振れがかなりひどく、見づらく感じたので今回はこの点も確認しました。

また、店内ポップに「自宅のブルーレイレコーダーで簡単にダビング」とあり、興味をもった機種がパナソニックでした。自宅のブルーレイレコーダーはパナソニックだったため、同じメーカーのビデオカメラをなら互換性もかなり期待できるんじゃないかと思いパナソニックの機種に絞ることにしました。

パナソニック HDビデオカメラ W585Mの特徴、性能

【スペック概要】
タイプ:ハンディカメラ 画質:フルハイビジョン 撮影時間:140分 本体重量:266g 撮像素子:MOS 1/5.8型 動画有効画素数:220万画素

画質:フルハイビジョン
撮像素子:MOS 1/5.8型
総画素数:251万画素
動画有効画素数:220万画素
静止画有効画素数:220万画素
タイプ:ハンディカメラ
光学ズーム:50 倍
デジタルズーム:500 倍
記録メディア:内蔵メモリー (64GB),SDカード,SDHCカード,SDXCカード
液晶モニター:3 インチ
手ブレ補正機構:光学式
焦点距離:28mm~1740mm
F値:F1.8~F4.2
撮影時間:140 分
タッチパネル:○
静止画解像度:4224×2376
メモリー静止画記録形式:JPEG
メモリー動画解像度:1920×1080
インターフェース:microUSB2.0/AV出力/miniHDMI
付属バッテリー:VW-VBT190-K
最低被写体照度:1 ルクス
内蔵マイク:2chステレオ/ズームマイク
Wi-Fi:○
幅x高さx奥行き:60x62x129 mm
本体重量:266 g

・インカメラとサブカメラの二つのカメラで、一度の撮影で二通りの撮影が可能。ワイプ機能で撮影者の表情も同時に記録することが出来る。またはメインカメラで撮影したい人をズーム撮影、サブカメラで全体を撮影するなど様々な使いかたが出来る。

・撮影した動画をAVCHからMP4の変換がビデオカメラ本体で出来る。

YouTubeやスマホの動画をアップするために最適なMP4変換がビデオカメラ本体で変換可能なので、変換後はアプリを利用してスマートフォンに動画を取り込むことが出来るので簡単。

・自動判別の手振れロック機能付き。ユーザーが操作しなくても手振れ補正が必要かどうかを自動的に判定してより強い手振れ補正を行ってくれる

・スマートフォンに専用アプリをインストールして遠隔操作が可能

・光学50倍/iA90倍の高倍率ズームで遠く離れている人物の笑顔が撮影できる。スポーツなどの撮影時もハイズームで鮮明に撮影可能。また逆光になっても被写体を明るく・背景を暗く撮影できるHDR記録が可能。本体横に位置しているHDRボタンを押すことで切り替え可能になっている。

・レンズカバーが自動で開閉可能。撮影のために画面を開くと約1秒でレンズカバーが開きすぐに撮影することが出来る。

・309グラムで女性でも持ちやすい軽量の本体。

パナソニック HDビデオカメラ W585Mのメリット

購入して使用してみると、画像がキレイ。今まで8年前の機種を使用していた我が家からしたら最近の機種ならきっとどれを選んでもキレイで驚いていたと思いますが、濃淡がはっきりしていてアップにしても肌の質感がわかります。

また、購入時にポイントの一つとして期待していたワイプ機能は画面横にあるカメラを回すだけで即起動してくれる対応の早さに驚きました。

また付属品としてACアダプターがついてきましたが、ACコネクタとケーブルがわかれていたのでパソコンのUSB口につないで充電できることがかなり便利でした。

我が家は車移動が多いので前日に充電し忘れた時でも移動中の車のUSBから充電できるのはかなり助かりました。満充電で一時間半撮影可能という説明でしたが案外早く充電がなくなるので、充電のしやすさも購入してよかったポイントです。

また、パナソニック商品に決めた最大のポイントのブルーレイレコーダーとの連携ですが、撮影した動画をテレビでみることがかなり楽になりました。今まではHDMIケーブルをビデオカメラとテレビに繋いで観賞していましたが、この方法だとビデオカメラの充電がない時は観賞できなかったり一度ビデオカメラを片付けるとなかなか気軽に見返すことがありませんでした。

パナソニックのブルーレイレコーダー、”DIGA”にはUSB口とSDカードの差込口がありビデオカメラ本体に動画を保存した場合、USBでビデオカメラとブルーレイレコーダーをつなぐとテレビ上の操作で動画の取り込みが出来ます。

一度取り込むとブルーレイレコーダーにもデータが保存されるためいつでもテレビのリモコンで撮影した動画を見ることができるようになりました。

今まで一時停止や違う撮影動画を見たいときはビデオカメラで操作しなければいけなかったことがリモコンで録画番組と同じように見れることは、我が家にとってとても便利な機能でした。

またDVDにダビングする方法もブルーレイレコーダーのリモコンで可能なので特に問題なくダビングもできました。

パナソニック HDビデオカメラ W585Mのデメリット

今まで使っていたビデオカメラよりも少し大きいので、本体上部にあるズームの操作ボタンに指が届きづらくなりました。

男性は問題なく届くようですが、女性には少し使いづらいなと感じました。

また購入ポイントにもなったワイプ機能ですが、ワイプの画像はあらいです。全体をなんとなく撮影したいときには向いていますが、画像をきれいに残したときにはあまり向きません。

ワイプはズームが出来ないです。なのでワイプで全体を撮影してズームでわが子を撮影するつもりでしたがテレビで撮影した動画を観賞したときに左下にワイプ動画がでるのでズームした動画の左下はワイプで消されて見れません。撮影時はワイプをよけてズームすることをおススメします。

またワイプを起動するには画面横のワイプカメラを回すとすぐに起動できますが、操作の誤りで動かしてしまうと起動してしまうのでボタンなどの切り替えタイプだったほうがよかったかなと思います。

またワイプカメラの裏に上下の調節レバーがありますが、ワイプ使用時は裏側なので少し使用しづらいです。

実際撮影してから気付きましたが、画面の開閉で電源の入り切りが自動でできるため撮影中でも画面を閉じれば撮影は自動的にとまると思っていたら撮影停止ボタンを押さないと撮影は止まらないようでした。以前のビデオカメラは停止ボタンを押さなくても画面の開閉で止めることが出来たので慣れるまでは二度手間だと感じました。

また同じパナソニックのブルーレイレコーダーでも機種によってはレコーダー本体への保存が簡単にできない場合もあるとのことだったので、対応機種かの確認が必要だと思いました。

購入時に純正のバッテリーがひとつついていて、満充電時からの最長撮影時間が1時10分と説明書に記載がありましたが、撮影の停止開始を繰り返すとより撮影可能時間が短くなるようでした。長時間撮影する方は予備のバッテリーが必要だと感じました。

パナソニック HDビデオカメラ W585Mの総合評価

総合評価としてはこの機器を選んでよかったもしています。ビデオカメラのメーカーをパナソニックにしようと決めたときに、同じシリーズのW580-M、590Mとかなり迷いパナソニックに問い合わせの電話もしました。

W580-Mと585-Mの違いに関しては本体の容量が32GBか64GBかの違いネットの情報でわかっていましたが普段SDカードに撮影動画を保存するので本体の容量は気にしていませんでしたが他の違いにはネットで調べてもなかなか出てきませんでした。

問い合わせてみたところ、容量以外にも手振れロック機能の違いがあり強い手振れ機能を使いたいときにW580-Mは手動でボタンを押し続けなければいけないが、585-Mは一度手振れロックボタンを押すとその後は自動で強い手振れ機能が続くとのことでした。

また585-Mのあとに発売された590Mは容量は585Mと同じ65GBですが撮影していたつもりで録画されていなかったという誤作動を未然に防ぐため、撮影開始、停止時に大きなメッセージが画面上にでてくる機能がついていました。

撮影の画素数やおおまかな機能の違いはないとのことだったので、真ん中の585Mを選びました。

スポーツの撮影時はズームを利用することが多いので、ズーム時の手振れを今までよりも強く改善できたことはあとから見返したときにもかなりわかりやすく感じました。購入時に重視した手振れ効果が感じられてよかったと思っています。

パナソニック HDビデオカメラ W585M

パナソニック HDビデオカメラ W585Mの口コミ・評判は?

パナソニック HDビデオカメラ W585Mのネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • ワイプがかなり面白い。いつも家族を撮影しているとき自分は映ってなかったので、記録として残すときにきっと楽しいはず。
  • 軽いですね。撮影時間も5時間以上できました。
  • 倍率アップしてもあまり画像が悪くならない。

悪い感想や要望などの口コミ

  • スタートボタンやズームのスイッチがスムーズにいかない。
  • 手ブレはスマホの方が良いかも。

SNSの反響は?

Twitterでもパナソニック HDビデオカメラ W585Mは話題になっているようです。

パナソニック HDビデオカメラ W585Mの購入を考えている人へアドバイス

ビデオカメラで撮った動画をDVDにダビングすることが多い、YouTubeなどの動画サイトにアップしたい、自宅のブルーレイレコーダーがパナソニックの人にはおススメです。

ブルーレイレコーダーとの連携でここまで便利に使えるとは思っていなかったので今までより録画した動画を家族で楽しむことが増えました。

また、お子さんがいて子供の発表会や運動会でも使う事が多い家庭では、専用のアプリをスマートフォンにインストールすると遠隔操作で撮影の開始停止ができるようになるので、三脚につけたビデオカメラの前につきっきりでいなくても前の席に座って観賞しながらスマホで撮影が出来るようになります。またそのアプリを使うとベビーモニターとしての使用もできるようになるので、ベビーモニターを別で購入しなくても様々な使い方が可能になります。

我が家では離れて暮らしている祖父母に孫の成長動画を気軽に見せることが出来るので、インターネット上に動画の投稿をするための作業がなるべく簡単に出来るビデオカメラを購入しました。

なかなか孫を会わせてあげられない、離れて暮らしている家族や友人に動画を見てほしい人にはおススメだと思います。

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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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