どうも。当サイト(libloom)スタッフの『ヒデ』です。
今回紹介するのは草刈り機です。本格的なエンジンで稼働するものではなく家の庭でちょっと使いたいというような電動草刈り機の紹介です。
今回はAmazonでここ1~2年で一番販売実績がある「ONE STEP」という中華メーカーのものになります。
ONE STEP 充電式草刈機 草刈り機 コードレス
このタイプと同じ草刈り機はAmazonで中華系のセラーが商品を販売していますが、実績とサポートの良さを考えて、「ONE STEP」を選択しました。
というのも、この商品を取り扱っている販売者が「TOOLS LIFE」という日本の販売者で自社製品も扱っている会社だったからです。
購入前に何度かやり取りしましたが、質問に対するレスポンスもよく、サポート体制も良さそうなので中国セラーから買うよりは若干割高ですが、「TOOLS LIFE」に決めたという経緯がありますね。
この商品のレビューについてのピックアップはこちら
- 軽くて取り回しが楽!
- 草刈り機の準備が相当楽!
- 収納、移動がコンパクトで楽!
- 刃が小さいので草が多いと能力が劣る!
実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
充電式草刈機を購入しようと思ったきっかけは?
そもそも草刈り機といえば、エンジンで動くタイプしか考えてなかったです。
- パワーがない
- 時間が短い
この2点がネックだと感じてました。
ただ、実際の使用用途を考えると、せいぜい家の周りに生えてる草を刈るだけのもんでした。せいぜい15分程度使用するぐらいのもんだったので、草刈り機を使うまでの準備が大変なエンジンタイプよりは電動の方が楽でいいのかなと思い始めましたね。
また、自分の価値観を払拭したこととして、いくつか中華製で電動工具を買い揃えてきた結果、電動の手軽さと思った以上にパワーがあるということがわかって、草刈り機も電動式のものが選択肢に入りました。
価格もエンジン式に比べて相当安いというのも大きな理由です。
ONE STEP 充電式草刈機 草刈り機 コードレスの特徴、性能
コードレス
21Vのリチウムイオンバッテリーで約45分の連続運転が可能。2~3時間でフル充電。
軽量設計
約2.5kgと軽量なので、取り回しが楽。
長さの調整可能
90~120cmの長さに伸縮可。持ち運びについても短くすることで収納や車に積みやすくなります。
ヘッドの角度調整可能
ヘッド部分が4段階に調節できるので、作業場所によって自在に調整できます。角度のついた法面などの使用時にとても重宝します。
3種類のブレードが使用できる
ナイロン、スチールブレード、チップソーと3種類の刃が付け替えできます。
開封してみた
箱はこんな感じです。
長細い箱ですが、思った以上に軽いです。
箱の裏面に付属品が記載されてます。
箱の中身はこんな感じです。
本体は2kgぐらいしかないので、持った感じは本当に軽いですね。以前、エンジンタイプの草刈り機を使っていたので、それからすると驚きの軽さです。
刃の部分です。開封時に付いていたのはナイロンブレードになりますね。
刃は3種類用意されています。
普通はチップソーを使うと思います。六角レンチも付属されてますので、簡単に交換できます。
横から撮った写真ですね。塀やコンクリートの際などを刈るときに刃をガードするものがついています。邪魔な場合は簡単にガードを上に向けられます。
刃のヘッド部分は3段階の角度調整ができます。
中央にボタンが付いてます。
こちらのボタンを押します。
簡単に三段階の角度調整ができます。
一段階上に向けました。
さらに上に向けました。
長さの調整も簡単にできます。90~120cmで調整できますので、自分の好みの長さで草刈りができますよ。特に法面など角度が付いた場所で草刈り機をするときに長さ調整できるのはとても便利です。
パイプの部分にハンドルが取り付けできます。
この持ち手ハンドルがあるかないかで作業効率は全然違います。
取り回し断然楽になりますので、役割としては重要です。
持ち手はハンドルで締めるだけで固定できます。持ち手ハンドルも付ける位置は簡単に調整できますよ。
非常に持ちやすいです。
起動スイッチ部分になります。
ロックオフレバーがついていますので、安全に使用できますし、ロックボタンを押すとレバーを握を握れますが、そのまま維持することはできません。これがやや難点なところ。
起動スイッチの裏側になります。ここにバッテリーを装着します。
こんな感じでスライドして装着します。
このバッテリーひとつで45分程度の連続運転ができます。
バッテリー自体も重く邪魔にならないです。ちょうどいい大きさいです。
開封とレビュー動画をとってみました
開封から、実際に草を刈ってるところまで収録してあります。
使ってみた
家の庭に生えてる草を刈ってみました。
詳しくは動画収録したのでそちらを見て欲しいですが、家の周りに生えてる程度の雑草は問題なく刈れます。
下の写真は刈る前の写真です。
背の低い草ではありますが、一応それなりに茂ってますね。
大体10分ぐらい稼働させました。
とてもキレイに刈ることができました。
草にもよるとは思いますが、この程度の雑草ならパワー不足は全く感じません。
逆にエンジンタイプの草刈り機だと、家の周りに生えてるような雑草にはパワーがあり過ぎて扱いが難しくなります。重いですしね。
電動タイプだと、バッテリーを装着してぱっと草が刈れるので、とても小まめに草刈りをすることができます。家の庭で使う場合を考えると、電動草刈り機の方が遥かに使い勝手が良いのは間違いないです。
場所にもよりますが、うちの家の場合ですと稼働時間も10~15分で終わるので、連続運転45分程度あるのであれば、だいたい問題ないのかなと思います。
45分以上稼働しそうな用途に使う場合はバッテリーを2つ買うことを検討してもいいと思います。ただ、草刈り機を使うための準備がエンジンと比べてまったく億劫ではないので、充電をして後日また草刈りをすればいいのかなと思いますね。
ここで稼働時間が長い大容量のバッテリーの方が良いと判断される方もいると思いますが、バッテリーの重さが加わります。
エンジンの草刈りほどではないですが、やはり作業するとそれなりに手が付かれるので、軽いに越したことはありません。バッテリーの個数を増やした方が作業的には楽になるはずです。
使う上でもう1つの大きなメリットはとにかく軽いということ。とても扱いやすいです。エンジンタイプは重くて、パワーがあるので結構振り回される感じになりますが、こちらのタイプであれば非常にコンパクトなので刈りたいところを狙ってピンポイントに刈れます。
エンジンタイプの草刈り機を使ったことがある人はわかると思いますが、コンクリート際などに使う場合は刃をコンクリート面に当てたりして、刃を痛めてしまいがちなので、そういった意味でもとても便利です。
あとは、価格の安さも大きなメリットですね。
エンジンタイプは安くても2万円前後はします。さらに混合ガソリンも買わないといけないので手間もかかります。
ONE STEP 充電式草刈機であれば8000円程度。しかも草刈り機を使うまでの準備が相当楽なので、草刈り機を使う億劫さが軽減されますね。
あえてデメリットは?
デメリットを挙げるとすると、刃の直径が一般のチップソーに比べて小さいことです。これによって草刈り機を横に振りながら刈りこむ草の量が、一般の草刈り機に比べて、そこまで多く刈れないです。
チップソーの直径が小さいことで、パワーを押さえて、電力を長持ちさせる効果がある反面、作業効率的なところが若干劣ります。
また、チップソーが一般に販売されているような汎用タイプではないので、替え刃が必要になったときには、いちいち注文する手間は発生しますね。
僕が感じたデメリットはそれぐらいです。
あと、ONE STEP 充電式草刈機を紹介しましたが、冒頭でも書いたように中国セラーから購入すると、商品をずっと扱ってないケースが相当あります。
中国セラーの場合は安い商品をランダムに販売するために、以前販売していた商品がもうないということが多々ありました。
余談ですが、僕が以前購入した電動ブロワー、電動チェーンソーは中国セラーから購入しています。


こちらは商品自体はとても気に入ってますが、ブロワーの方は内部の羽根が破損しました。チェーンソーの方は刃が伸びたので、替え刃が必要になりました。
そういったトラブルで、購入したところから取り寄せしようと思ったら、商品自体を扱ってないので、無理と言われ使えなくなってしまったという経緯があります。
中国商品は依然と比べると壊れにくくはなりましたが、やはりサポートというところで考えると、売りきり専門ということを一生懸命やってる印象で、扱っている商品にも誇りを持ってないし、在庫がなくなれば終了になるケースが普通です。
そういう意味で、こういった工具を購入する場合、どこから買うのかは検討する必要があります。
とはいえ、故障したら捨てるということであれば、どこから買ってもいいのかなと思いますが、中国セラーは検品も適当なので壊れやすい傾向にあるというところも押さえておきましょう。
【追記】作業効率はチップソーの5倍!草刈りはブレード刃に限る!
いや・・・痛恨の勘違いでした。
草刈り機を使う時にチップソー以外を使ったことがなかったんですが、チップソーの切れ味が悪いことから、試しにブレード刃に切り替えて作業してみました。
これが大正解!
チップソーと比べて飛躍的に草が刈れます。もう刈れ過ぎました!
多少茎が太い草でも、丈の高いしっかりした草であってもザクザク切れます。
これにはびっくり!
またチップソーが苦手とするのは、なよなよとした草です。
刃に当たっても葉がチップソーの刃に絡まずにチップソーの下にもぐってしまい切れないことが多いですが、ブレード刃はブチブチとはね飛ばして根こそぎ切れます。
パワー不足だと思っていたところ、単なる刃の選択ミス。
ブレード刃に替えることで、チップソーの10倍は作業効率が向上します。
余りに嬉しかったので、近所の堤防の法面まで草刈りしましたが、それなりに茂って生えていた雑草がキレイに刈れました。
この法面に生えていた草はチップソーでは手に負えなかった草ばかりですが、すっきりキレイに刈れました。もう大満足です。
こういった法面に生えてる草を一層できる能力がブレード刃&ONE STEP 充電式草刈機はあるので、庭に生えてる草ぐらいは余裕です。
ブレード刃とONE STEP 充電式草刈機は相性抜群!
よほどでない限り満足度は高いです!お試しあれ!
【さらに追記】ブレード刃が少し緩むので、解決策を記述
ONE STEP 充電式草刈機をかなり使いこんでおります。
今年になってから2週間に1度ぐらいの頻度で小まめに使えてますね。やはり間違いなく便利なのは思い立った時に即使えること。
気になったら寝起き姿のまま草を刈ることもあります。僅か30秒で草刈りをスタートできてしまうところにもっとも価値を感じます。
で、今シーズン2回目の法面の草刈りも行いました。もう快適過ぎて結構楽しくやっています。
法面のような斜めになっているところは、この軽量の電動草刈り機が超絶便利です。
そして、本題です。
草刈り機のブレード刃についてなのですが、小石やコンクリ面に何度何度も当てていると、当然ブレードが湾曲してきます。
曲がり方はボルトが浮くように膨らむ感じで曲がってくるので、ボルトが非常に緩みやすくなってしまいます。
これが悪化して頻繁に緩むようになってしまったので、何か対策はないかと考えた結果、単純に反ったブレードを反対にして付け替えました。
ちょっとわかりにくいですが、こんな感じで反対にするだけです。
こうすることによって、緩みがまったくなくなりました。
もし、ブレード刃が緩むという方は参考にしてください。
あと、使っていて気づいた点としてはやはり草刈り機を稼働させるためにはハンドルを握り続けないとダメだという仕様は長時間の草刈り機ではかなり疲れるところです。
稼働時間が15分程度であれば問題ないですが、バッテリーを2つ使うような連続稼働での1時間に及ぶ作業になると、手がかなりしんどいですね。
このあたりは、要改良点です。
あとは、ほぼほぼ最高な草刈り機といっていいでしょう。
法面などの草刈りに関しては、エンジン式の草刈り機よりも数段取り回しが楽なので、とても簡単に刈れると思います。
また気づいた点があれば、追記しますね。
10/20追記
1年を通じて使いまくった「ONE STEP 充電式草刈機」
間違いなく刈って良かった商品です。
ただ、前回の追記で記載したように、装着する面がプラスチック面ということもあって、刃を小石やコンクリなどに当てると容易に刃がズレてきます。
ズレるだけならまだいいですが、プラスチックの刃を止める凹凸も削られてしまうのと、ネジも歪んできます。
なので、草を刈る際はなるべく固いものに当てないというのがマストになりますね。
とはいえ、春先から秋口まで電動ならではの手軽さで10回以上は小まめに出動できたので、とても満足しています。
ONE STEP 充電式草刈機 草刈り機 コードレスの総合評価
評価は70点評価は100点ですね。(ブレード刃に替えて印象が変わりました。とても使えます!)かなり良いです。
おそらく評価についてはどういったところで使うかによって大きく分かれます。
一般的な山や堤防沿いの法面や田んぼなど、しっかり使い倒したい場合は、まったく向いてません。
軽くて取り回しも楽。音も静かで近所迷惑にもならない。
そして一番のメリットは草を刈ろうと思ったときに気軽に刈れるというところがエンジンタイプにはないポイントです。
混合ガソリンを入れるという行為と後片付けを考えると使う事自体が億劫になりますからね。
思った以上に使えますよ。
あと地味に良かったのは角度のついた法面や足場の悪いところの使用です。伸縮できるというのは相当使い勝手が向上します。
普通の草刈り機は簡単に伸縮できませんので、それを使いながら簡単に伸縮することによって、取り回しが自在にフィールドにフィットさせられるのは相当ポイントが高いと言えますね。
ONE STEP 充電式草刈機 草刈り機 コードレスの口コミ・評判は?
ネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- パワーは思った以上にあった。問題なく刈れる。
- ガソリン式はもう使えない。楽過ぎる。
- 2時間の動作はバッテリー2個でいけた。
悪い感想や要望などの口コミ
- バッテリーのもちがあまり良くない。
- 草が多いと刃が小さいので切りにくい。
- ナイロンブレードは相当弱い草だけ。
SNSの声
Twitterの評判
ネットで2022年発売の格安電動草刈機買ってみました🤗
本体、バッテリー2個、チップソー3枚、ナイロン5枚、アルミ?2枚
これで7000円以下という破格注意点としてモーターの為右回転
歯の向き逆になります
エンジンと比べると非力
軽くて女性でも軽々
家庭レベルなら十分
静音#HT-902#SPGDSPSY pic.twitter.com/P9aZnbIwvI— レバレッジ大好きパパ😻本社に出戻り転勤😑_子供の学費とお小遣い稼ぎ隊 (@FukaHouchi) June 5, 2022
今日はお休みをいただいて、朝はゆっくり起きた。庭の草刈りの残り半分をやった。電動草刈機が便利すぎる。これでまた庭キャンを楽しめそう。
— Yusuke Matsui (@usuke) June 2, 2022
電動草刈機でそこそこの安さで性能も良さそうなのあったんでJANコードでググったらリコール情報出てきてやっぱチャイナ商品かーってなったる
— けるまぴー (@kelmaP) June 9, 2022
ONE STEP 充電式草刈機 草刈り機 コードレスの購入を考えている人へアドバイス
どういった使い方を想定しているのかで評価は大きく変わると思いますが、自宅の庭に使う程度のものであれば、間違いなく電動草刈り機の方がいいです。
エンジンタイプはパワーがあっていいですが、畑とか山とか、そういうところに使う場合に限るかなという印象で、自宅の庭だと過剰性能になります。
また、家の庭に生える草なんてのは1年のうち4回ぐらいは刈る必要があります。
まめに刈りたいのであれば、間違いなく電動だなと痛感しました。
ただし、本格的な草刈りに使用する場合は全然お勧めしません。山や堤防など茎が太く、しっかり丈な草に対しては、パワー不足です。
これは間違いなくエンジンタイプでないと難しいと感じます。
あくまでちょい使いとして使うという事で考えれば、今年買った商品の中でベストバイといってもいいほど、良い商品でした。