除湿機は使うときは一日中、または、夜間、衣類の乾燥などに使用するのでつけっぱなしの時間が長い家電と言えます。
そうなると気になるのが電気代です!暖房などと併用して使うならなおさら電気代が安く、しっかり除湿してくれるものが欲しいですよね。
除湿機はどんな方法で除湿するかによってもかなり電気代に差があります。電気代の安さだけで考えるとコンプレッサー式がダントツなのですが、いつどんな使い方をしたいのかによって選び方は変わります。
ここでは電気代が安いだけではなく、きちんと臨んだ用途をしっかりとクリアした除湿機を見ていきましょう!
この記事は以下のような内容を知ることができます。
- 電気代はコンプレッサー式が一番安い!特徴を知ろう!
- 電気代が安くても除湿しなければ意味がない!選び方のポイント!
- 電気代は安いけど、除湿力も備えた除湿機7選!
使用時間が長い除湿機だからこそ電気代が安いもの
先月の電気代が23000円でびびってる…23度の自動設定で除湿機は雨の日くらいにしてたんだけど…みなさんどのくらいなんだろう… pic.twitter.com/Fc3XUcOOkK
— チンチラの殿 (@chinchilla_tono) September 21, 2020
デシカント方式除湿機のためにほっとくと28℃以上になるので、エアコン除湿と併用。
電気代かかる💦💦でも、てきめんにエンの食欲出ました。トイレもキレイです。
\(^^)/早くコンプレッサー方式の除湿機を買いに行こう😓 pic.twitter.com/9v08Ww5p1d
— ひなあられ (@W0fdMKffyfeAG3N) July 7, 2020
除湿機は基本的に、お天気が悪いときのジメジメした室内空間の改善や、洗濯物を乾かすためなどに使用するので、長時間つけっぱなしという使い方が多いでしょう。
夏場の湿気取りに使うならコンプレッサー式、冬の結露や衣類の乾燥にも使いたいならデシカント方式やハイブリッドなども検討しましょう。
コンプレッサー式でも、使用する部屋の大きさに合わせて使用電力がどのくらいかを見るようにしてくださいね。
電気代が安い除湿機の選び方の3つのポイント
除湿能力をチェック
どのくらいの広さを除湿できるのかをチェックしましょう。使用する部屋の作りが鉄筋か木造かによっても違ってきます。
電気代がいくら安くても適した広さで十分なパワーがないと、一日中つけていても全然除湿できない、ということになってしまいます。
冬場の使用を考えないならコンプレッサー
コンプレッサー式は、エアコンと同じで部屋の温度と冷却機の温度の差を使って、空気中の湿気を結露させて除湿します。ですから、梅雨時や夏のような内外の温度差がある時期はよく除湿できます。
一方のデシカントは水分を吸い取り、ヒーターで放湿して、熱交換器を通して冷やして結露させ、除湿するやり方です。
電気代はコンプレッサー式の方が安いですが、冬場の結露や衣類乾燥に使いたい場合だと、コンプレッサー式は夏場に比べて除湿能力が3分の1程度まで落ちてしまうこともあります。
ちなみに、除湿機の電気代はおおよそ1時間で約5.1~12.4円です。
除湿機の方式 | 消費電力 | 電気代(1時間) |
---|---|---|
コンプレッサー式 | 190W | 約5.1円 |
ゼオライト(デシカント)式 | 460W | 約12.4円 |
ハイブリッド式 | 300W | 約8.1円 |
※コンプレッサー式、ゼオライト(デシカント)式は7~14畳用、ハイブリッド式は11~23畳目安
※計算の目安としてコンプレッサー式はコロナの「CD-S6318」、ゼオライト(デシカント)式は日立の「HJS-D562」、ハイブリッド式はパナソニックの「F-YHRX200」を参考。
どんな使用目的かで方式についてもチェックして選びましょう。
衣類乾燥や空気清浄機能はあるか
除湿機には大抵、衣類乾燥機能や冷風、空気清浄などの付加機能が付いています。除湿能力と電気代と併せて他にどんな使用用途があるかで使い勝手のいいものを探すといいですね。
電気代が安い除湿機おすすめ人気ランキングベスト7!
7位:三菱電機 MJ-120LX
赤外線センサー部屋干し3Dムーブアイで洗濯物の量や位置、乾き残しなど細かく検知して除湿乾燥する三菱電機のMJ-120LX。コンプレッサー式です。全体乾燥や集中乾燥などもできるので、多くの衣類を広範囲で乾燥させたり乾き残しも見逃しません。
- 衣類乾燥に優れている。
- 内部フィルターにカビ防止機能あり。
消費電力 | 室温27℃で325W・室温30℃で345W |
電気代(1時間) | 325W:8.78円・345W:9.32円 |
除湿面積 | 鉄筋/28畳・木造/14畳 |
一日の除湿能力 | 11 L |
良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ
- 洗濯物の乾きが早くしっかり乾く。
- 夜洗濯で部屋干しができるようになった。
悪い口コミ
- 強にすると音が大きい。
- 排水タンクの出し入れが手間がかかる。
6位:三菱電機 MJ-180MX
三菱電機のMJ-180MXはパワフルな衣類乾燥除湿機。8畳の部屋なら湿度を90%から60%へ約19分で除湿します。またコンプレッサー式ですが、冬モード搭載で気温が低くても除湿量が10%アップ。冬の使用にも耐えられる1台です。
また、夜干しモードにすれば、音が静かでタンクが満水になってしまっても、送風に切り替えて乾燥してくれます。
- 冬の除湿能力が落ちるコンプレッサー式なのに、冬モードで除湿量アップ。
- 39畳まで対応できるパワフル除湿。
消費電力 | 室温27℃で330W・室温30℃で360W |
電気代(1時間) | 330W:8.9円・360W:9.7円 |
除湿面積 | 鉄筋/39畳・木造/19畳 |
一日の除湿能力 | 15.5 L |
良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ
- 連続除湿ができるので常に50%を保てる。
- タンクが大きく使いやすい。
悪い口コミ
- 始動する時の音が結構うるさい。
- タンクがいっぱいで捨てると重いので早めに捨てないといけない。
インスタの評判
三菱電機のMJ-180MXの実際の使用感を取材しました♪
5位:Panasonic(パナソニック)F-YHRX200
パナソニック F-YHRX200の1番の特長は何と言ってもハイブリッド式ということ。ハイブリッドは、コンプレッサー式とデシカント方式を搭載しているので、季節や気温に応じて除湿能力を落とすことなく1年中快適に使えます。
また、エコナビが温度と湿度を検知して乾き具合を把握しより省エネで乾燥させます。大型タンクでたっぷり部屋の除湿も衣類乾燥もお任せです。
こちらも冬も使いたい人におすすめです。
- 両方いいとこ取りのハイブリッド方式
- ナノイーで花粉を1年中除去。
- 少量の洗濯物も2列干しもしっかり乾燥。
消費電力 | 除湿運転 強:320W 衣類乾燥運転 少量速乾:800W速乾:800Wおまかせ:320W音ひかえめ:300W |
電気代(1時間) | 320W:8.64円・800W:21.6円・320W:8.6円・300W:8.1円 |
除湿面積 | 鉄筋/38畳・木造/19畳 |
一日の除湿能力 | 15 L |
良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ
- 除湿のおまかせなら音がとても静か。
- 部屋干しの嫌な匂いがしない。
悪い口コミ
- ちょっと大きさが大きい。
- よく除湿するのでタンクがすぐいっぱいになる。
Twitterの評判
パナソニック(F-YHRX200)の除湿機を
購入。
夜に、おまかせモードで運転したら
朝には洗濯物が乾いてた😲優秀! pic.twitter.com/5ikg7blOys— ビリケン (@rrpor041) June 1, 2018
4位:コロナ どこでもクーラー CDM-1418
除湿、衣類乾燥、冷風と3機能ついているコロナ どこでもクーラー CDM-1418。コンプレッサー式で衣類乾燥の時にはランドリールーバーを上向きにして、スピード部屋干しで約90分で乾かすことができます。キャスターが付いているので部屋の移動も楽々です。
- スポット乾燥機能付で下駄箱や押入れなど小スペースも乾燥可能。
- 4輪キャスター付で移動も簡単。
- 内部乾燥モードがあるので、除湿器の内部を乾燥できる。
消費電力 | 除湿時:300W 衣類乾燥時:300W |
電気代(1時間) | 300W:8.1円 |
除湿面積 | 鉄筋/30畳・木造/15畳 |
一日の除湿能力 | 12 L |
良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ
- 部屋干し4~6時間で完全に乾き、電気代が40~50円程度と安い。
- 冷風が心地よく、水を捨てるのも簡単。
悪い口コミ
- 冷風がほとんど冷たくなく故障だった。
インスタの評判
3位:シャープ CV-F120
シャープのCV-F120の特徴は、イオン技術のプラズマクラスターが搭載されていること。衣類の汗臭さや生乾き臭を抑えてくれます。また、衣類だけではなく部屋の付着カビ菌の増殖も抑制してくれる優れもの。
180°の自動スイングルーバー付きで2段干しの衣類もOK。コンプレッサー式なので電気代の心配は要りません。
消費電力 | 除湿時:270W 衣類乾燥時:室温27℃で270W・室温30℃で285W |
電気代(1時間) | 270W:7.2円・285W:7.6円 |
除湿面積 | 鉄筋/28畳・木造/14畳 |
一日の除湿能力 | 11 L |
良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ
- しっかり除湿してくれ壁などのカビがなくなった。
- 寒い時期も結構湿気を吸ってくれる。
悪い口コミ
- 音と振動が大きい。
- フル稼働していると異臭がしてくる。
インスタの評判
2位:アイリスオーヤマ DCE-120
空気清浄機能もついたコンプレッサー式のアイリスオーヤマのDCE-120。HEPAフィルターにより、0.3μmの埃やちりを99.97%除去してくれます。また、花粉やハウスダストも集じん。アレルギーの家族がいるご家庭で安心して使えます。
衣類乾燥は上下に動くルーバーで風向きを調整して乾燥してくれます。
- 空気の汚れ具合をランプでお知らせ。
- マイナスイオンを発生できる。
消費電力 | 空気清浄+除湿(自動) 50Hz:295W 60Hz:315W/空気清浄のみ:45W |
電気代(1時間) | 295W:7.9円・45W:1.2円 |
除湿面積 | 鉄筋/・木造/17畳 |
一日の除湿能力 | 12L |
良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ
- 除湿のパワーがすごくあり、洗濯物も早く乾く。
- 部屋がカラッとする除湿能力。メンテナンスも簡単で良い。
悪い口コミ
- 持ち歩きには重い。
- 交換フィルターが高い。
Twitterの評判
我が家のアイリスオーヤマ製の除湿機兼空気清浄機のフィルターがプライスダウンにつきまとめ買いしました。DCE-120シリーズは除湿能力も高くイオン放出機能もあるのにお値段は控えめとおすすめの機種です。なのでコウくんは川崎フロンターレへ戻してください。よろしくお願いいたします。
— かんち (@kanch_twit) December 14, 2018
1位:コロナ BD-H187
電気代が安い除湿機、堂々の1位はコロナのBD-H187。DC送風モーター搭載で低消費電力除湿ができます。コンプレッサー式で鉄筋40畳まで除湿可能。また、除湿能力も16Lとダントツ。スポット乾燥機能もあるので、お部屋の隅まであらゆるところをしっかり除湿できます。
- 冬モードありで寒さに強い。
- eco・夜干し・標準・厚物と選べる4つの衣類乾燥モード。
- 内部乾燥モードで機内部を乾燥でき清潔に使える。
消費電力 | 除湿時:280W 衣類乾燥時:580W |
電気代(1時間) | 280W:7.5円・580W:15.6円 |
除湿面積 | 鉄筋/40畳・木造/20畳 |
一日の除湿能力 | 16 L |
良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ
- 雨の日でも除湿だけで洗濯物もすっかり乾く。
- カビ臭い部屋の匂いがなくなった。
悪い口コミ
- 熱風が出るので夏場の使用が厳しい。
Twitterの評判
先日購入した除湿機 コロナ BD-H187
これには
抗ウイルス・除菌・脱臭10年交換不要フィルター
CD-JF3 サイズ186*160*5mm
ってのが付いてるでサイズ違いで
CD-JF2 サイズ88*194*5mm
ってのがある。どの程度効果があるのかは、あまり実感はないのだが・・・ pic.twitter.com/dUA9CpfurP
— xzoro778RC (@xzoro778RC) February 11, 2018
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電気代も助かる使える除湿機で快適生活♪
家電を購入するときは、商品の代金とスペックはもちろんですが、購入後使用するときにどのくらいの電気代になるのかも要チェックですよね。
使用する部屋の大きさや用途に合わせて、必要なスペックがあるかどうか、消費する電力はどのくらいかを合わせて検討すると、買って正解、使って大満足の除湿機を選べるはずです。
ぜひ参考にしてくださいね。
▼除湿機の詳しいレビューはこちらをチェック
