YAMAZEN スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30を2週間ほど使ってみた『のんぽこさん』(35歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30を購入しようと思ったきっかけは?
- 山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30をどのようにして知りましたか?
- 加湿器を買う際に重要視したポイントとは?
- 購入に迷った加湿器は?
- 山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30の特徴、性能
- 山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30のメリット
- 山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30のデメリット
- 山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30の総合評価
- 山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30の口コミ・評判は?
- 山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30の購入を考えている人へアドバイス
山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30を購入しようと思ったきっかけは?
我が家では、旦那がエアコンが好きではなく、冬場でも寝室ではエアコンを使用しておりません。
厚めの冬用パジャマを着ればそれほど寒さは気にならないのですが、1月になり乾燥する日が続くようになり、乾燥のせいで寝つきが悪くなりました。
ちょうど旦那もこの冬3回目の風邪をひいたタイミングもあり、今年はよく風邪ひくねという話からもしかして乾燥のせいかな?という話になり加湿器の購入を検討しました。
その時の湿度がどれくらいかは計測していませんが、体感でかなり乾燥していると感じられる程度だったので、私は風邪はひいていませんでしたが、妊娠中ということもあり、旦那が何度も風邪をひいてうつるのもイヤだったのでさっそく次の週末に電気屋に行こうという流れになりました。
山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30をどのようにして知りましたか?
ビックカメラの店頭で初めて確認しました。店頭で販売している加湿器は60種類ぐらいだったと思います。どれがいいのか全く予備知識なしで店頭に行ったため、もっとインターネットで検索してから来店した方がよかったなと若干後悔しながら、店員さんに接客してもらうことに。
旦那が「一番人気の加湿器はどれですか?」と聞くと店員さんが「加湿器の種類は何でお探しですか?」と返事がありました。まったく予備知識がなかったので、「全くわからないので教えてもらえますか」とまずは種類から教えてもらうことに。
10分程度説明をうけてまず、加湿器には大きく4種類あることがわかりました。
- スチーム加湿器
- 超音波加湿器
- 気化式加湿器
- ハイブリッド加湿器
それぞれの簡潔なメリット、デメリットを教えていただきました。
加湿器を買う際に重要視したポイントとは?
私が加湿器を購入しようと思ったときに重要視したのは以下の4つです。
1.機能
まず、メーカーはどちらでもかまわず、こだわりはありませでした。機能についてはまず加湿力の高さを重視しました。乾燥の体感があったので体感レベルで即効性の高いものがほしいと考えていました。
2.メンテナス
2番目はメンテンナンスのしやすさです。
これは知人から聞いた話ですが加湿器はずっと使用しているとカビが生えたりするので、同じものも使用しつづけるのはちょっと嫌だから結局毎年買い替えるという話を聞いたからです。
その話を店員さんにして詳細を教えていただいたところ、スチーム加湿器以外の場合、中のフィルターが劣化してくると汚れや、カビが目立つようになり、フィルタの買い替えが必要とのことでした。
フィルター式ではない場合も定期メンテナンスをしないとカビや雑菌が繁殖しやすいとのこと。
3.加湿時間
3番目は1回の注水あたりの加湿時間です。毎日寝る時寝室で使用したいと考えていたので、1回の注水で10時間前後もつものがいいなと考えていました。
4.水の入れやすさ
4番目はタンクの水の入れやすさです。毎日注水することを考えより簡単に注水しやすいものが希望でした。デザインは良いほうがいいなというレベルで機能重視で検討しました。
サイズは私が運べる中でできるだけ軽い方がいいかなと考えてました。寝室限定で使用する予定だったため持ち運びなどは想定していませんでした。価格については予算は1万円ぐらいで機能に納得したものを購入したいと考えていました。
購入に迷った加湿器は?
まず、店員さんに加湿器の種類を教えていただいた際、店頭にある約半数の加湿器が超音波加湿器だとうことがわかりました。
そこでまず超音波加湿器のオススメをうかがいました。超音波加湿器で1番売れ筋と案内されたのがアピックス FSWD8308 [超音波式]で店頭価格3,980円でした。
APIX FSWD8308
量販店などでもよくみかけるしずく型のデザインで加湿蒸気がもくもくと視覚的に加湿感があるタイプの加湿器です。
超音波加湿器は水を沸騰しているわけではないため、スイッチを入れると同時に加湿がはじまり、また消費電力が小さいためランニングコストが安く上がるようです。
また清音構造で寝室等の使用にも的しておりアロマオイルなどで楽しめたり、店頭の半数の品番が超音波加湿器なのでデザインの種類も多くコスパもよい加湿器ということでした。
アピックス FSWD8308は今回の購入条件の多くを網羅しており、価格も安いためこれでいいかな?と考えたのですが、超音波加湿器のデメリットとして、貯水タンクで発生したカビや雑菌を除去する機能がなく、入れた水がそのまま放出されている状態とのことで、こまめなメンテナンスが必要というところが難点でした。
毎日の使用想定のためメンテナンスが簡単なものがいいなと考えていたのでここがネックで悩みました。その際店員さんがメンテナンスが簡単ですよと案内してくれたのが山善のスチーム加湿器 Steam CUBE KSF-L30でした。
スチーム加湿器自体は店頭で種類が多くなく1月のタイミングだったこともあり、他品番は完売とのことでした。こちらは炊飯器型のお釜に水をいれてスイッチを押すだけの使用方法で、釜の内側にカルキなどたまるのでそれを洗うだけでOKとのことでした。
水を沸騰させて蒸気を放出させるためカビや雑菌が発生しにくく、手入れも簡単なため衛生的には1番 良いとのこと。またスチーム式は加湿力も高く、即効性もあるとのこと。
デメリットは消費電力が高めでランニングコストが高いところと沸かすときにポコポコ音がなり電子ポットの沸騰音のような音が気になる場合もあると教えてくれました。
夫婦揃って 音については問題ないだろうということと、あまりの乾燥状況でコストがかかっても効果が高いものがいいのではということで、衛生面で安心して使える山善 スチーム加湿器 Steam CUBE KSF-L30を購入することになりました。
山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30の特徴、性能
お手入れしやすい外せるタンク、湿度表示付モデル。
タイプ/スチーム式
適用床面積(木造)/10畳
適用床面積(プレハブ)/17畳
加湿能力/強:600ml/h、中:400ml/h、弱:200ml/h
タンク容量/約3L
連続加湿時間/強:約5時間、中:約7.5時間、弱:約15時間
安全装置/温度ヒューズ、電流ヒューズ
電源/AC100V 50/60Hz
電源ケーブル長さ/約1.5m
消費電力/強:500W、中:360W、弱:200W
寸法/W225×D294×H274mm
重量/約3.7kg
保証期間/1年
メーカー/YAMAZEN
型番/KSF-L30(W)
加湿力について
店頭で超音波加湿器の見本で見たようなモクモク感はなく、「加湿できてるのかな??」と不安になりましたが、上部のモニター部分に加湿〇〇%という表示が出るため視覚的にも今〇%かと確認できるため不安点は解消。
購入当日さっそく稼働させてみると稼働時、26%程度を前後していたモニター数値が2時間程度で48%程度まで改善して加湿力の即効性に納得しました。
清掃メンテナンスについて
翌日、また寝る前に稼働するため注水しようとフタをあけたら釜の内側に予想以上のカルキが白く浮き出ていました。
1回でこんなに??と少々驚きました。1月購入して以来ほぼ毎日稼働させていますが毎日カルキが白くついているのでキッチンでさっと洗ってから水をためて使用しています。
水を入れるタイミングで洗剤などは使用しなくても汚れはとれるため手間はそれほどありません。ただ毎日大量のカルキを目にするたび、こちらの加湿器にしてよかったと実感しています。
購入時確認した、超音波加湿器のメンテナンスは比較すると綺麗にするので手間がかかる内容だったのでとても毎日やれる内容ではなかったなと思います。
1回の注水加湿時間について
こちらは1回の注水で3Lの水を入れて使用しますが加湿時間は約6時間~8時間程度です。
寝る前にスイッチをいれてちょうど翌朝起きたときには停止している状態のため、本体機能としては 50%、60%、70%で加湿程度を維持できる機能等もありますが就寝後は完全放置の使用方法のため特にこちらの機能は使用しておらず、十分に加湿維持できています。
水の入れやすさについて
注水は釜ごとキッチンにもっていき水を入れるやり方で行っていますが、重すぎず適度な量で、炊飯器のような釜なので水を入れにくい等もなく使いやすいです。
毎日の作業が全く苦にならない加湿器だと思います。
また電源がマグネット式なのでコードにひかかっても転倒しないように工夫されています。
山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30のメリット
1月6日に購入。本日で12日目になります。ほぼ毎日使用していますので使用回数は12回ほどになります。山善 スチーム加湿器 Steam CUBE KSF-L30を購入してよかったなと実感する点は何より衛生面で安心して簡単に即効で加湿できるところです。
毎日釜のカルキを洗っているので、いつも綺麗な加湿状態が保てていることが自分自身でわかるので安心して使用できます。
稼働についても釜に水を入れて、本体モニターのスイッチを2回押すだけでよいので面倒な設定等もなく、加湿後は自動的に停止するためいつも放置しており手間がかかりません。
以前超音波型の小型の加湿器を使用したことがありますが、水切れがはやく、(稼働2~3時間)またワンシーズン使用したのですが、特に清掃メンテナンスもしていなかったため翌年はさすがに衛生面が気になり使用できませんでした。
通常の加湿器は構造が複雑な部分があるため、自分ですみずみまで綺麗にすることはなかなか難しいのではないでしょうか。山善 スチーム加湿器 Steam CUBE KSF-L30は素人目にも簡潔な構造で、汚れる部分が視覚的にすべて確認できるのでホームメンテナンスで維持しやすい商品だと思います。
ストレスなく継続して使用しているので、使用してから1週間程度で乾燥について気になることはほぼなくなりました。購入当日のみ2回稼働させましたが、(湿度50%以上がウィルス除去には理想数値ということで、1回目で50%超えなかったため)基本は、寝る前に1回の使用です。旦那がせき込むこともなくなり、加湿効果も買ってよかったと思える納得レベルです。
消費電力についてはスチーム式は高いということですが、冬季の特に乾燥やウィルスが気になる時期の使用想定であれば、必要経費かなと考えています。夫婦そろってコレ買ってよかったよねと満足しています。
山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30のデメリット
フタのオープン操作について
フタをあける際、つまみのロックを右にスライドしながら、開封ボタン部分をプッシュしなければ開かない構造で、片手で操作できないのが少し難点です。
スチームの特性上、高温になるため簡単に開かないようにする必要があるからだと思いますが、ロックと開封ボタンが別になっていると片手で操作できるのになと思います。
水を取り替える際、一度修水した釜を床に置いて、本体のフタを両手操作してあける必要があります。
持ち運びについて
今回は寝室での使用が目的だったため特に問題はないのですが、もち運び使用のデザインではないため複数の部屋で行き来しながら使用想定の場合は持ちて等はついておりません。
形がかなり炊飯器のようなイメージなので炊飯器についている持ちてのイメージがスタイリッシュに工夫されれば、さらに様々なシーンでの使用想定ができるのかなと思います。
加湿モニター表示について
部屋の加湿状況について、水を入れて稼働させると〇〇%と直近の加湿状況がモニターで確認できるのですが、稼働させないと表示されず、わからないため、今乾燥しているのか、加湿が必要か等わかるよう、加湿の稼働とは別に部屋の加湿%がわかる確認機能等があると確認しながら稼働できるためよいのではないかと思います。
デザインについて
今後はデザイン等もっとスタイリッシュなものが出るインテリア性もUPしてよいと思います。超音波加湿器は木目調などインテリア性重視の付加価値デザインも幅広く選べますが、こちらの山善 Steam CUBE KSF-L30はどちらかというと白物家電のイメージが強いためインテリア性はあまりありません。
ボディは白で我が家はナチュラル、ホワイトでそろえているため問題ありませんがリビングや寝室に設置を想定するともう少しデザインがよくなるといいと思います。
山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30の総合評価
今回、山善 Steam CUBE KSF-L30を購入しましたが、店頭で詳しく説明を聞かなかったら別のものを選んでいてもおかしくなく、当初機能を知る前は購入希望は全くない品番でした。
各加湿器の種類別の特徴を確認して納得してから購入できたので、結果本当に満足している加湿器です。
昨年までは一人暮らしでどちらかというとデザイン性重視で購入検討することが多かったのですが、結婚して妊娠、春には出産をひかえる中で、家族にとって良いものを選びたいと考えるようになりました。そのため家電にもとめるところはまず機能面、2年3年と長く使用続けられるものを少し高くても選びたいと考えています。
今回は超音波加湿器で購入検討していたアピックス FSWD8308は3,980円と価格も手ごろでデザインもしずく型でかわいいと思いました。
購入した山善 Steam CUBE KSF-L30は8,980円で炊飯器のようなデザインでしたので、購入単価も倍になりデザイン性はあまりありませんでしたが、実際に使用してみてその機能には大満足です。
価格についてもホームメンテナンスで安心して来年も使用できると思うと手ごろな買い物だったと思います。
家電は新しいものが毎年多数発売されますが、買換えのタイミングは故障したとき、衛生面で新しいものを購入した方が効率が良いと思ったときが多いと思います。
現に私の知人はメンテナンスがめんどうだから手ごろな価格帯の加湿器を毎年買い替えしているという人もいます。
私も昨年購入した加湿器をワンシーズン使用してそのまま使わなくなってしまったのですが、今回、山善 Steam CUBE KSF-L30を使用してみて、たった1回の使用後でも大量に確認できるカルキの汚れを確認して、ワンシーズン中、全然清掃メンテナンスしていなかった昨年の使用の仕方に今更、不衛生な使用だったことを反省しています。
週1回程度のメンテナンスはどの商品も説明書で記載されている内容ですが、実態でなかなかむずかしい頻度だと思います。
山善 Steam CUBE KSF-L30は普段はめんどくさがり屋の私でも毎日簡単にメンテナンスでき、常に衛生面を綺麗に保つことができるオススメの商品です。
山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30の口コミ・評判は?
山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。
良い感想や効果があった口コミ
- シンプルな作りで、メンテが楽です。暖房としても使えるし、エアコンの温度を低くしています。
- スチーム式なので衛生的で良いです。オシャレだし気に入っています。
- とても使いやすいです。掃除もクエン酸入れればきれいに落ちます。
悪い感想や要望などの口コミ
- 気化式に比べて電気代は上がる。
- 蓋に水滴がついていて開けるとこぼれる。
- ついているシールがはがしにくい。
SNSの反響は?
SNSでもSteam CUBE KSF-L30を使っている方の投稿が目立ちますね。
これからの時期寝室で大活躍です。
スチームファン式加湿器は見た目もスタイリッシュでおしゃれ。
加湿器買ったー。結局、山善KSF-L30ってのにした。 pic.twitter.com/AHZhw8U5Lr
— moccie (@moccie_nana) 2019年1月14日
電気ポットと同じ構造の、見た目マシな加湿器はないのか!!????と必死こいて勤務時間中に探したら
山善、というメーカーのものがあった。さっきポチった。 pic.twitter.com/QFw4DeB8AH— 小箱 (@nyampoco_) 2019年1月10日
加湿器
プラズマクラスターから山善に選手交代 pic.twitter.com/daC8ySC4m4— ようたん (@youtanboke) 2017年11月18日
山善 スチームファン式加湿器 Steam CUBE KSF-L30の購入を考えている人へアドバイス
乾燥が特にきになる、のどが痛いの症状などが顕著な方は即効性が高く加湿力も高いSteam CUBE KSF-L30はおすすめです。
また長期想定で継続してホームメンテナンスしながら使用したいと考えている方にはこれ以上にメンテナンスが簡単な加湿器は見たことがないので、特におすすめしたいです。
またカビや雑菌の繁殖はできるだけ避けたいアレルギー体質の方、免疫力の低いお年寄り、赤ちゃんがいる家庭にも安心してご使用いただけるスチーム加湿器なのでおすすめです。
デメリットとしてはランニングコストがスチーム加湿器は1時間で10円前後かかる場合もあるようなので日中エンドレスに稼働したい場合等は不向きだと思います。
定期的に家族の健康のためのルームメンテナンスとして特に乾燥が強い冬季に一時的に利用するのが利用方法としてはおすすめです。
インテリア性やアロマを楽しむ機能はありませんので、もくもくの雰囲気を楽しみたい需要にはマッチしません。使用目的にあわせてより機能重視で使用したい方に是非使ってみてほしいと思います。
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