【レビュー】パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1|据え置き食洗機の比較と評判

食洗機

食洗機 パナソニック NP-TA1を1ヶ月間使ってみた『松井さん』(28歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。

パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1

実際に購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1を購入しようと思ったきっかけ

昨年子供が産まれ、寝ている時期はよかったのですが、大きくなって歩き回ったりいたずらするようになって目が離せなくなり、少し離れるだけでも大泣きして暴れるので毎日ストレスでどうにかなりそうでした。

夫は朝早くから夜遅くまで仕事で家事のひとつも手伝えないので、子共が寝ている時間しか家事をするしかない状況をどうにかできないかと夫に相談したところ、食器洗い機が便利だから買ってみたらと勧められました。

始めは専業だし手洗いで十分ではないかと悩んでいましたが、実家も義実家も食器洗い機を設置していたので実際の使い勝手などを聞いてみたところ、『水も節約できるしきれいに洗える、一番は楽になった』とのことで購入の後押しされました。

ビルトインタイプと設置タイプの2種類があり、始めはビルトインタイプを検討したのですが費用も高いしメンテナンスも面倒そうなので設置タイプが欲しくなり決めました。

なぜ食洗機の購入をためらうのか?

食洗機は主婦の強い味方である画期的な家電ですが、なぜだか購入をためらっている人も多いのではないかと感じました!以下のような理由が多いようです。

家事をサボっている感じがする

食洗機を使う事で「主婦なのに食器も洗わないなんて」と昔の人なら言うかもしれません。

実際に、家事の怠慢として見られるのが嫌(もしくは、家事を放棄しているような罪悪感)などと感じ、購入には至らない人も多いのではないでしょうか。

でも時間が無くて食器を洗わずにシンクに積み重ねていくのもストレスですよね。朝目覚めてシンクに溜まった食器を見た時のウンザリした気持ちはだれもが味わったことがあるでしょう。

実際に食洗機を使ってみて感じた事

今まで何をためらっていたのかわからなくなります。食器を洗う時間のために子どもをなだめたり、疲れている時なども「食器洗わなくちゃ…」というミッションから解放されるだけで心と時間のゆとりができました。

詳しくはメリット・デメリットでも解説します。

光熱費などの維持費が高そう

食洗機を使うに当たって、水道代や電気代などの光熱費がかさむのではないかと心配してしまう方もいますよね。自分はこの商品を購入する前はこの点が不安でした。

実は食洗機の方が節約になる?

パナソニックの公式サイトを覗いて見ると、どうやら食洗機を使用した方が光熱費のコストが抑えられるのだとか。実際にまだ使用し始めたばかりなので実感はありませんが、今後に期待です。

大きいものは結局手洗い!?

フライパンやまな板などの大きなものは結局手洗いしなければならないのかな~と思うと二度手間に感じてしまいますよね。

あとは、食洗機に入れる前の予洗いなどもしなくちゃいけないとなると自分で洗った方が早い気もしてました。

サイズが大きいものを選べば問題なし!

これはその食洗機にもよると思うのですが、サイズが大きい機種を選べば大物も食洗機で洗えてしまいます。

ちなみに予洗いについては、昔に比べ必要はないみたいです。ただカスが残りやすくなるので予洗いはした方がいいかも。我が家が買ったパナソニック NP-TA1は洗い残しがあったため、予洗いすることもあります。

実際の使用感については、写真とともに詳しく後述しますね。

パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1を知ったきっかけは?

メーカHPを見て、最新式のもの(パナソニックのNP-TH1)を購入しようとしましたが、SNSで食器洗い機を購入したという人が『最新式もひとつ型落ちのものもそんなに性能変わらないから安いほうにした』という書き込みを見て、どうせなら安いほうにしようと思い直しこの食器洗い機 (NP-TA1)に決めました。

食洗機を買う際に重要視したポイントとは?

私が食洗機を購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。

1.機能

食器を洗うだけでなく乾燥機能のついているもの。終わったらそのまま棚にもどすだけなので、これは絶対つけたいと思いました。

2.サイズ

たくさんの食器がはいるタイプでないと何回も入れなければならずとても手間になるのでサイズは大きいものに決めました。

3.デザイン

キッチンをあまりごちゃごちゃしたくないので見た目がシンプルで開閉しやすいものを選びました。

購入に迷った食洗器は?

購入に迷った食洗器は以下の商品です。

パナソニックのNP-TH1

パナソニックNP-TCM4

キッチンのスペースをかなりとるので小さいサイズにしようかと一度悩みましたが、容量が全然足りないことに気づき却下。大きいサイズの2つで検討することにしました。

最終的に同じメーカーの最新の食器洗い機と悩んでいましたが、機能もあまりかわらず、強いて言うならば全面ドアの上部に窓がついているくらいでした。

長く使うものだから最新式にしようかと思い数週間悩んでいましたが、値段が1万以上違うので窓ひとつのために1万は高いと感じてしまい前の型番にしようと決めました。

今回悩んだ他の商品との比較

今回買った食洗器は「NP-TA1」ですが、同じメーカー・パナソニックの商品2つと差別化するなら、以下の点でしょう。

機種 NP-TA1 NP-TH1 NP-TCM4
食器の容量 5人分 5人分 3人分
38db 37db 40db
乾燥機能
除菌機能 × ×
エコナビ × ×
水の使用量 約11L 約11L 約9L
消費電力量 約770Wh 約770Wh 約600Wh
使用時間 約80~120分 約80~120分 約30~100分
サイズ 幅550×奥行344<565>×高さ598mm 幅550×奥行344<565>×高さ598mm 幅470×奥行300<598>×高さ460mm
価格 62,170円 69,700円 37,432円

やはり「NP-TH1」には若干機能は劣りますが、自分は高機能を求めているわけではなく、家事の負担を減らしたいというだけの理由なので問題ありません。

でも正直…使っていくと「○○だったらいいな~」と思うことはありますね。詳しくは後述します!

パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1の特徴、性能

  • 庫内容量アップと凹凸を抑えたカゴで入れやすさが向上
  • 残さいフィルターのお手入れ性向上
  • 酵素活性化洗浄
  • 庫内をシンプルにしたことで、今まで入れにくかった食器もセットしやすくなりました
  • 残さいフィルターのお手入れ性向上
  • 従来品(NP-TR9)の残さいフィルターは毎回掃除が必要でしたが、本体構造と残さいフィルターの構造を見直し、週1回程度 ※2のお手入れで大丈夫になりました
  • フィルター穴から残さいが抜けシンクへ排水します
  • 酵素活性化洗浄
  • 付属品:専用洗剤、吸盤、排水ホース・ホースバンド、給水ホース、調整脚
  • 本体高さ:598mm
  • 本体幅:550mm
  • 本体奥行:344mm
  • 本体質量:19kg

・洗うコースが、標準コース、パワフルコース、少量コース、スピーディコースなど食器の状態や量に応じて選べるので極力無駄を省くことができます。

・乾燥コースも30分、45分、60分と選べる(乾燥のみも選択可能)

・食器かご(上かご、下かご、小物入れ、まな板置き場、包丁置き場つき)には40点収納可能で4人家族なら余裕で入る

・予約機能(選択したコースを4時間後にスタート)

・標準使用水量(11L)で手洗いと比べるとかなりの節水

・終了するとブザー音がなり知らせてくれる。

・使用中でも(スタート/一時停止ボタン)を押すだけで一時停止し、入れ忘れた食器も追加できる

パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1のメリット

使い始めて1か月経ちますが、大容量で私の家族は3人なので2食分の食器をしまうことができます。

洗剤を入れる場所もわかりやすいところ(下かご中央部の穴)にあるので間違うこともなく洗剤をいれることができます。

かごもちょうどいい突起や隙間があるので楽に食器をセットすることができます。

毎日の作業なので分かりやすくて使用しやすいことはとてもよいと感じました。

↑実際の操作

音はどのくらい響くのか心配でしたが、思ったより静かで設置したキッチンとつながっているリビングでTVなどを見ながら使用していてもあまり気にならない程度でした。

リビングで子供が昼寝してしまうこともあるのですが、音が大きくないので寝ている間に運転していても起きないのでこれはとてもメリットに感じました。

また、残さいフィルターもあるのでお手入れもかなり楽です。

パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1のデメリット

がんこなよごれもきれいに落ちると謳っていたのでポンポンと入れて洗って見たところ、こびりついた汚れや乾燥してカピカピになった汚れは洗い残しがありました。

いれるだけで楽だと思っていたのでこれにはがっかりしました。

なので落ちなさそうな汚れがついた食器は前から使っていた洗い桶に水を張ってから汚れを浮かして軽くスポンジで洗ってセットすることできれいに仕上がるようになりましたが正直面倒です。

あとは設置した時の大きさがかなり大きいのでシンク横のスペースがかなり狭くなりました。

きちんと計って購入したのですが、高さがあるのでせっかくの対面式キッチンが視界を遮られてしまいました。

小さいプラスチックの食器やタッパーのふたなどは水圧で飛んでしまうので位置や工夫が必要で慣れないうちはストレスになりました。

パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1の総合評価

総合評価としては『買ってよかった』と思います。手荒れとは無縁の生活を送れています。

まず、あまりごちゃごちゃとしていないわかりやすい表示、運転時の音の静かさ、食器の量や状態、時間の都合などのいろんな場面に合わせて変えられるコース設定、どんなキッチンになじむシンプルなデザイン性、どれもとっても良いと感じました。

最新式とそう機能が変わらないのにお買い得に購入できて満足です。

購入前は洗い物がとても楽になって便利な家電と思っていましたが、慣れるまでは食器をうまく設置できなかったり、洗い残しがあったりと問題がありましたが、使ううちに食器のセットのコツやコースの選び方もわかるようになるので最初だけでした。

今ではなくてはならない家電のひとつになりました。

パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1

パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1の口コミ・評判は?

パナソニック NP-TA1のネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • 音も静かですし、食器もキレイに洗えています。大満足の商品ですね。
  • 洗浄に関しては、何の問題もなく使用できています。洗浄終了後に、お椀やコップの縁などにの残る水を切ってから乾燥すると時短できると思います。
  • 前の機種にはあった「汚れ落としミスト機能」がなく、かなり不安だったのですが、実際に使用してみると全機種に全く劣りはありません!
  • フィルターが樹脂製の粗い目になっています。以前の機種はフィルター裏に油が溜まりやすかったのでかなりストレスでしたが、それが改善されましたね。手入れが楽で助かります。
  • 中がほぼプラスチックになっています。なので運転時の水が当たる音が静かです!音が気になる方におすすめですね。

悪い感想や要望などの口コミ

  • 私だけかもしれませんが、コップやお皿の配置などに慣れるまで大変です。本当に慣れるまでは便利と思えませんでした。
  • 乾燥60分にしても、コップやお椀など底や縁がある食器には若干ですが水が残ってしまいます。

SNSの反響は?

インスタでもパナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1を使っている方の投稿が目立ちますね。

Haru.Mさん(@haruchimu0107)がシェアした投稿

なんと我が家にとうとう食洗機がキタ━(゚∀゚)━!!

Hontomoさん(@typhoon516)がシェアした投稿

PanasonicのNP-TA1。時短は家電の力で達成する。

この投稿をInstagramで見る

Norie Shirasawa(@noriaya817)がシェアした投稿

家事、子育て全てワンオペの私には必須アイテムの一つです。

パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TA1の購入を考えている人へアドバイス

サイズが大きいので購入前にサイズを必ず確認する

設置したら動かさない家電なので高さやコンセントの位置などを加味して慎重に検討することが大事です。

いざ買って「設置できなかった…」なんてことにならないように!

食洗器の置き場所に困っているなら…

食洗器を設置する際、設置場所がない人は諦めるしかないと思っていましたが、実は台などを活用して設置している方もいるそうです!

▼それがこちら

上記の台(パナソニック コンパクト食器洗い乾燥機専用置台Panasonic N-SP3)と

▼の脚を使うことで

狭い空間でも上手に設置できるようになっているそうです!設置場所にお困りの方はこちらのアイテムも同時に購入しておくと便利ですね!

食器洗い機は慣れると手洗いに戻れない!

毎日3回20分以上かかって食器を洗って食器を拭いてと時間も労力も消費していて洗い場に立つたびに憂鬱だったが、少し洗ってセット、スイッチオンでできるのでとても楽。手も荒れない!

購入に踏み切るまでに時間がかかりましたが、一回食洗器に慣れてしまうと…手洗いは面倒くさくて戻れませんね。それに、汚れがこびりついたものを除けば、手洗いよりもしっかり洗えていると思う。

食器洗い機は家事の怠慢ではない!

最近では色々な家事を家電で賄えるようになりましたが、中にはそれを「家事の怠慢」と考えている人も。

「食器ぐらい自分で洗いなよ」って言われてしまったこともあるけど、我が家としてはこの食器を洗う時間を節約できただけで、かなりストレスが減りました。

そんな煩わしい思想に振り回されている時間があるのなら、思い切って買ってみて欲しい。本当に楽だし、みんな使っている意味がわかると思います。

コスパは良いからケチらずメーカーを選ぼう

寿命が長い家電なので高価でも結果的にはコスパ抜群。節水もできるので水道代も節約できる。

長く使える家電アイテムだからこそ、初期投資(本体代)はケチらずにメーカーにこだわってもいいんじゃないかなって思います。

ただ必要としていない機能(我が家でいう食洗器の窓など)は購入の参考から外してもいいと思うので、型番を一個前のものにするなどの工夫も大事だと個人的には思います。

食洗機
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■この記事の担当
ヒデ

libloomスタッフのヒデです。43歳で奥さんと3人の子供と暮らしています。家電やスマホ用ガジェットなど大好きで、「libloomレビュワー」さんのインタビューも僕が担当しております。

近々、新築を建てる予定でして、そのタイミングで電化製品などおおよそ買い替えるつもりでいますので、libloomでも僕が実際に購入した商品をレビューしていきますよ!

libloomのレビューはガチです。実際購入した方の情報を正確にお伝えすることを心がけています。今後ともlibloomをよろしくお願いします。

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