【レビュー】コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211|高コスパで理想的な季節家電を発見!

ヒーター

コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211を6ヶ月ほど使ってみた『さくちゃん』(32歳/女性)に実際の使用感や特徴などをインタビューしました。

コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211

この商品のレビューについてのピックアップはこちら

  • 寒い時期の困りごと「足元の冷え」と「乾燥」を一挙解決!
  • コンパクトな見た目で寝室〜リビングにもなじむ!
  • 加湿用の水タンクが大容量で、長時間使用も◎
  • チャイルドロックにも対応しており、ファミリー層にもおすすめ♪
  • 実際は使わない機能もある!?

実際購入して良かった点、悪かった点など、伺っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211を購入しようと思ったきっかけは?

昨年新居のマンションに引っ越してから、初めての冬。最初はエアコンと床暖房で乗り切ろうとしていました。正直あたたかさだけを求めるのであればエアコン+床暖房でも十分だと思います。

が、私がとにかく気になったのが乾燥でした。鉄筋コンクリート造のマンションだからか、朝起きて湿度計を見ると20%台で愕然としたことを覚えています。

そうはいっても、当初共働きの我が家ではリビングにいる時間も限られているので、湿度についてそこまでは気にしていませんでした。

転機になったのは、コロナ禍+私の妊娠による在宅勤務です。一日中乾燥した部屋で仕事をしていると、喉ばかりか目や鼻の乾燥も気になってきて「これはダメだ」と思うようになりました。

さらに、保育園に通う上の子(3歳/娘)は絶え間なく保育園から風邪をもらってきます。もともと体力に自信のあった私でも妊婦になることで免疫力が下がり、もれなく娘の風邪をもらう羽目になってしまいました(妊娠中の風邪って特にしんどいですよね…)。

コロナウイルスやインフルエンザ対策も含め、部屋を加湿して少しでもマシになれば…!という、藁にもすがる思いで加湿対策をすることになりました。

もともと寝室では前の家から持ってきたシャープの加湿セラミックヒーターを使っていて、加湿+ヒーターの良さ自体は知っていたので、今回も加湿セラミックヒーターをメインで探すことにしました。

コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211をどのようにして知りましたか?

「加湿セラミックヒーター」をネット検索した時に見つけたのが最初だと思います。ただ、最初から決め打ちで購入したわけではありません。とくにコイズミに思い入れがあったわけでもありません。

我が家の寝室に置いている加湿セラミックヒーターもそうですが、やはり探した中で多く見つかるのはメーカー問わず四角いタイプで、いかにも「暖房です!」というものでした。

また、前述の通りリビングには床暖房やエアコンもあり、暖房設備はあるといえばあったので、加湿器単品でも探しはしました。

ただ、個人的に水蒸気がモクモクと見えるタイプは、周囲が濡れたり子どもが喜んで触りに行ったりというリスクを感じていたので気化式で探すと、結局ヒーター付きのものとそこまでお値段が変わらなかったので「それなら」ということで加湿セラミックヒーターの中で決めることにしました。

加湿セラミックヒーターを買う際に重要視したポイントとは?

私が加湿セラミックヒーターを購入しようと思ったときに重要視したのは以下の3つです。

1.加湿タンクの容量

加湿器を使ったことがある方なら実感いただけると思いますが、つけっぱなしにしているとどうしても給水タイミングが来ます。しっかり加湿されている証拠なのでもちろんダメではないのですが、事あるごとに「ピーピー!(給水して!)」と言われると正直うんざりしてきます。

というわけで、加湿タンクの容量がある程度大きいこと・連続運転しても一定時間加湿しつづけられることを第一条件としました。

2.サイズ感・コンパクトさ

私は決してミニマリストではありませんが、リビングに物が増えることでの圧迫感はなるべく軽減したいと思っていました。このため(先の1とある意味矛盾してはいますが)、デカデカとしたヒーターよりは、部屋の隅に置いても目立たないコンパクトさも求めていました。

3.使い勝手

シーズン中は毎日使うものなので、タンクのつけ外しのしやすさやボタンの配置、また掃除の際の移動しやすさなどの使い勝手も重視していました。

購入に迷った加湿セラミックヒーターは?

購入に迷った加湿セラミックヒーターは以下の商品です。

シャープ 加湿 セラミックファンヒーター HX-L120-W

最初に見ていたのはシャープの加湿セラミックヒーターでした。何せ、購入してからかれこれ5年以上活躍し続けてくれている実績があるからです。

ただ、新しいもの好きな私からすると「1台目と全く同じものを買うのもな〜」という思いがどこかにありました。

シャープ 加湿付電気ファンヒーター HX-PK12-W

そこで、同じくシャープの後継機も見てみました。見た目はいくぶんかスタイリッシュになっていて、その分お値段も上がっています。

プラズマクラスターなど、空気清浄にこだわる方には良いかと思いますが、うちは特にそこへのこだわりがなかったので、もう少し別のメーカーも探してみることにしました。

アイリスオーヤマ 大風量加湿セラミックファンヒーター JKC125D1

アイリスオーヤマでも加湿セラミックヒーターがあり、これが最終候補に残りました。お値段も2万円以下と魅力的であり、加湿用の水タンクが大容量なのも良いポイントでした。

ただ、今回購入に至ったコイズミの加湿セラミックヒーターと比べるとやはり全体のゴツさが気になったため最終的には選ばれませんでした。

コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211の特徴、性能

商品名:加湿セラミックヒーター
品 番:KPH-1211
サイズ: 幅19.7×奥行28.2×高さ46cm
重 量:5kg
消費電力:1150/1100W(50/60Hz)
タイマー:1/2/3/4/5時間切タイマー、8時間自動オフ
人感センサー:○(暖房運転時のみ)

部屋の隅にスッポリと収まるコンパクトさ◎

丸っこい形は珍しく、持ち帰るまでは部屋に馴染むか多少心配ではありましたが、ご覧の通り良い感じに収まってくれています。外箱も大きすぎないのでオフシーズン中の収納という面でも助かります。

大型の加湿用タンク

取り外しのしやすいタンクにはフィルターもついており、安心感があります。たっぷり水を入れて使用すると、日中は補充なしで済むことが多いです(もちろん湿度や部屋の広さにもよりますが)。

シンプルでわかりやすい操作ボタン

ややこしい機能は一切なく、見たまま操作ができます。私はもっぱら加湿+暖房で使用しています。8時間で自動オフになる機能もあり、万一の消し忘れがあっても安心です。

 

人感センサー付き

暖房として使用している時は、近くに人がいるときに自動的に温風を強めてくれる人感センサーもついています。部屋を移動することが多い方には特におすすめの機能です。

液晶で現在の湿度も一目瞭然

ボタンちかくの液晶画面に現在の湿度が表示されています。タンクの水がなくなると、とたんに%が下がるのでわかりやすいです。もちろん加湿性能も良く、うちのリビング(約12畳)の場合、もともと湿度20%台のところ、弱モードでも40%台をキープできています。

スリムな吹出口

本体に合わせて下部にスリムな吹出口がついています。広範囲で風に当たりたい人には不向きですが、私はコンパクトに加湿+暖房ができれば文句なしだったので満足しています。

ちなみに1点断っておくと、暖房機能がめちゃくちゃ強力な商品ではありません。あくまでセラミックヒーターなので、あくまで近くの足元を温めるのがメインになります。このため、暖房機能に頼りたいのであればガッツリ風の出る石油やガスのファンヒーターをおすすめします。

逆に、うちの場合は基本床暖房で室温を保っているので、セラミックヒーターのじんわりあたたまる程度が気に入っています。

コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211のメリット

今回2台目としてコイズミの加湿セラミックヒーターを買ってみて、一番良かったのはコンパクトさ×しっかり加湿できるパワーでした。大容量のタンクのおかげで部屋がしっかり加湿されていて、鼻や喉のカピカピが明らかに改善されたことを実感します。

コンパクトさについても期待以上に良く、同じくリビングに置いているロボット掃除機と同じくらいしか場所を取らないため見た目の圧迫感も少ないです。本体は安定感がありつつ軽めなので、ちょっと移動させて掃除機がかけやすい点も助かっています。

加湿タンクの口は大きく開き、水をドボドボ入れる際にもとても便利です。タンクそのものは軽いため、満水まで入れてもそこまで重すぎず運べるのも嬉しいポイント◎

操作ボタンもシンプルで、説明書なしでも使えるほどのわかりやすさ!電源ONのランプ(緑色)、使っているモードのランプ(青色)、加湿サインのランプ(赤色)がそれぞれ違う色なのも遠目で見てわかりやすくて気に入っています。

また、湿度%が表示されるのも地味に気に入っていて、加湿モードにしていると「よしよし、ちゃんと湿度上がってきているな」と実感できるのも嬉しいです(他メーカーの商品は意外と湿度表示がないものが多いです)。

コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211のデメリット

私はとても気に入っているコイズミの加湿セラミックヒーターKPH-1211ですが、多少残念な点もあります。

1つ目は、人感センサーが暖房使用時のみ適用という点です。うちではもっぱら加湿+暖房での使用のため、人感センサーが日の目を見ることはありませんでした。それなら、加湿+暖房でも人感センサーが使えるようにするか、もはや人感センサーなしでもう少し安ければ良かった、と思います。

(とはいえ、かなりお買い得価格だったので文句は言えないのですが…)

2つ目の残念ポイントは、加湿タンクが空になったときのお知らせブザーの音です。わかりやすい高めの音で「ピーピーピー!」と教えてくれるのは有難いのですが、仕事の取り込み中で少し放置していると再び「ピーピーピー!」と何度かお知らせしてくれるので「うん、わかってるよ、ごめんね」という気持ちになります。

ただ、これも1回で気づかなかった人のためのスヌーズ的な機能だと思うので、メリットと感じる方も一定数いるでしょう。あくまで私の場合にはデメリットだった、というだけです。

最後3つ目は、吹出口のカラーです。本体は白なのですが、吹出口だけダークグレーになっています。私としてはシンプルカラーが好きなので、吹出口も同じく白でよかったな〜と思います。

ただ、安全性を考えると「吹出口の色を変えなければならない」など製作上の決まりがあるかもしれないので、これもあまり文句言えないかな…というところです。強いて言えばダークグレーでなく、ライトグレーならより良かったかもしれません。

コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211の総合評価

総合評価は、星5です【★★★★★】

上記のようなデメリットもあるにはあるものの、私にとって明らかな不利益になるものは一切なく、総合的にとても気に入っています。正直1万円以下で変える商品のなかでは、かなり高クオリティ・高コスパなのではないでしょうか(気化式の加湿器だと、加湿機能だけでも1万円超えてくるのがザラです)。

冬の悩みである「足元が冷える」「部屋が乾燥する」を一気に解決してくれる加湿セラミックヒーター、そのなかでもこのコイズミの商品はサイズ感・機能面とも優秀だと思います。これからも毎シーズン活躍してくれることを期待しています。

コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211

コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211の口コミ・評判は?

ネットでの評判を調べてみました。以下、良い口コミ、悪い・要望などの口コミをどうぞ。

良い感想や効果があった口コミ

  • 小型で狭いところにも置ける。
  • 夏でも冬でも使えるので押入れスペースの節約になる。
  • 6畳ほどなら暖房機能も3時間で快適な室温になる。

悪い感想や要望などの口コミ

  • 首振り機能がないため、広範囲には利用出来ない。
  • 温風に関してはパワー不足が否めない。
  • 吹出口の位置が少し高く、すぐ近くの足元に温風が届かない。

コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211の購入を考えている人へアドバイス

 

冬でも快適な室温・湿度を保ちたい人にとって、コイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211はとてもおすすめできる商品です。特に、

  • 省スペースで部屋を広く見せたい
  • メイン暖房は別にあるため、加湿機能を重視したい
  • モクモクしない、気化式の加湿器がほしい

という人にはぜひ注目してもらいたいです。吹出口も熱々にならず、チャイルドロックもついているので、小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめですよ。逆に、先述しましたが、暖房機能をメインで使いたい人にとっては物足りなく感じることがあると思うのであまりおすすめしません。

うちはリビングだけでなく寝室でも毎晩加湿セラミックヒーターを使っていますが、じんわり暖かく乾燥も防いでくれるのが大変気に入っています。メリットたくさんのコイズミ 加湿セラミックヒーター KPH-1211、ぜひチェックしてみてください!

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