家庭用脱毛器で一番売れているのはケノンです。今回は私のヒゲ脱毛について書きました。
もともとこういったブログに記事を掲載するつもりでケノンを使っていたわけではありませんでしたが、2年半ほどヒゲ脱毛を続けていた結果の総括をまとめてみました。
家族写真など普通に撮っていたので、髭が薄くなっている経過はわかるかなと思います。ちょっと恥ずかしいですが、ヤラセのないリアルな報告であり、写真の加工は一切していません。
ケノンでヒゲ脱毛にチャレンジしようかと思っている方には、多少なりとも参考になるはずです。
↑あまり良い写真がありませんが、脱毛前から現在までの経過はこんな感じです。徐々に薄くなり、現在に至っています。(アゴ髭は全体的に薄くしてから、脱毛せずに伸ばしています。)
ちなみに、私が現在所有しているのはケノンのVer7.1です。(2台目です。1台目はヤフオクで購入してしばらくして壊れたので、今度は公式サイトで新品を正規に購入しました。照射パワーもアップしています。)
こちらの仕様やケノンのバージョン説明は割愛しますので、こちらを参考にしてくださいね。
▼【レビュー】ケノン脱毛器のバージョン(Ver.8.4)比較!旧型と最新型の違い!
▼【レビュー】ケノン Ver7.1でヒゲ、手の甲、指先、へそ下への効果
それでは以下から詳しく書いていきます。
この記事は以下のような内容を知ることができますよ。
- 導入部:ヒゲ脱毛にケノンを使用する前に、脱毛サロンで5回お試しをした
- 開始:サロンのヒゲ脱毛で効果を感じたが、よりコスパが良いケノンを買って、脱毛スタート!
- 照射20回で明らかに見た目で変化を感じる!
- やる過ぎると肌トラブルになるので注意!
- 照射60回以降、殆どメンテナスせず!脱毛が完了したらこれほど快適なものはない!
ケノンを購入しようと思ったきっかけは?
ヒゲの濃さに悩んだ時期もあったのですが、結婚してそれなりの年齢になっていたので、もはや気にしているわけでもなかったんです。
ですが、ひょんなことから男性用の脱毛サロンで光脱毛を体験することになりました。
5回の体験コースを利用してみた結果、ヒゲはあまり薄くなりませんでしたが、それでも生えるスピードは格段に遅くなり、この時初めて「ヒゲって本当に生えなくすることができるんだ」と認識を新たにしました。
ただ、脱毛サロンで満足いく効果を得るためには、最低でも20回以上照射することが一つの目安になります。濃い人だと30回以上になるケースもあるようですが、それでも、通い続けると最終的にはツルツルにはなるということです。
ですが、僕の場合だとヒゲ脱毛だけに留まらず、胸(乳首周り、へそ下)、わき、足(太もも裏、すね毛)、腕など全身が毛深いのもあって、ヒゲだけ脱毛するよりも、この際、全身脱毛できた方がいいと考えました。
また、ヒゲだけでも20万以上はかかりますし、永久脱毛でもないので、メンテナスも必要になってきます。
男性用の脱毛サロンに使用する光脱毛の機械と、家庭用の脱毛器とそこまでパワーに差がない(実際は結構パワー差はありました)というのを聞いて、家庭用脱毛器で地道に脱毛することにしました。
また、家庭用脱毛器だと奥さんや娘など、家族全員で使えるというのも大きいな理由です。
実際に男性専用脱毛サロンの脱毛器とケノンでは、照射パワーにそれなりの差がありました。ただし、男性専用脱毛サロンの脱毛器は医療レベルよりも照射レベルの上限値が弱くなっています(照射レベルが強くなると医療免許が必要です)。
私が男性専用脱毛サロンで体験した感覚から言うと、男性専用脱毛サロンの脱毛器の最大照射レベルを10とすると、ケノンの最大照射パワーはせいぜい6~7程度だと感じました。
なお、男性専用脱毛サロンでは、ヒゲへの照射は通常、最大パワーで行われますが、痛みを感じる場合はパワーを調整してくれます。家庭用脱毛器で地道にヒゲ脱毛を行う場合、男性専用脱毛サロンと比べて2~3倍ほどの照射量が必要だと思われます。
ケノンをどのようにして知りましたか?
家庭用脱毛器といえばケノンが真っ先にでてきました。口コミも多く、それなりに評価が高いかなと思ったので、あまり悩まずケノンにしました。
その他の家庭用脱毛器は当サイトでもレビューが多いので参考にしてください。
▼冬こそ脱毛のチャンス♪女性に人気の脱毛器ランキング!セルフケアは選び方が重要!
ケノンでヒゲを脱毛した2年間の経過
今回はケノンを使って、私のヒゲが実際にどのように変化していったかを重点的に報告したいと考えています。
まず、男性専用脱毛サロンでヒゲ脱毛をする前に、効果を測定するために写真を一通り撮影していますので、それをご覧ください。
脱毛前の写真
この写真は2017年の1月頃です。
私の顔周りのヒゲは青くて全体的に生えるので、今見ると本当に目立ちますね。特に、鼻の下と口の下が繋がった状態で「カールのおじさん」のようなヒゲになるので、かっこ悪いんですよね。
左右の頬までしっかりとヒゲが生えています。これまた青くて目立つので、写真では髭を剃っていても目立ちます。
少し角度を変えて撮影した写真ですが、かなり濃いヒゲだということがわかりますよね?
脱毛サロン 5回後の写真(2017/6/11)
そして、次が脱毛サロンで5回終わった後の写真です。
よくわからないですね(笑)
ただ、ヒゲの生えるスピードは格段に遅くなりました。ヒゲ脱毛の効果は、照射回数が10回以上経過したあたりから見た目にもかなりの変化が現れるそうです。(もちろん、ヒゲ脱毛の延長を勧められましたが…)
ヒゲの内部は脱毛器の光によってかなりのダメージを受けているため、ヒゲが生えてもポロポロと抜けることが多くなり、密集しているヒゲから円形の脱毛のように、生えない箇所がまばらに出てくる感じになるようです。
両頬についても、見た目は変わってない感じですね。
あとはアゴ髭の写真も撮影していたので掲載しておきます。
僕はアゴのヒゲについては常に生やしていたので、一旦は全体的に照射を続けて、アゴ髭を薄くしておいてから、再び生やすつもりです。本来、一番毛がしつこいのがアゴの部分なので、アゴをツルツルにしたい人は最後まで照射し続ける場所だと思います。
ここからがケノンのスタートになります。
ただし、ブログに掲載する予定はなかったので、経緯の写真は過去のスマホの写真などを見て、ヒゲの状態がわかりやすいものを選んで掲載しています。
言うまでもなく、加工は一切していません。ありのままの写真ですよ。
ケノン開始後 4、5回目ぐらい(2017/0627)
ケノンを購入し、脱毛をスタートしました。説明書には2週間に1回と書かれていましたが、脱毛サロンで既に最大レベルで照射されて肌に何の問題もなかったことを確認していたので、1週間に2回程度の頻度で行いました。(他の方は2週間に1回にしてくださいと記載がありますが、肌荒れが起こったため、その後頻度を減らしました。後述します。)
こちらはケノンを使って4~5回目ぐらいの写真です。あまり変わり映えしてません。
見栄えが変わらないので、ついつい短期間に連射しまうのですが、肌荒れの原因になるので、真似しないでくださいね。
ケノン開始後 20回目ぐらい
次の写真をご覧ください。
これは9月ごろの写真なので、ケノンの照射回数はおおよそ20回ほどだと思います。(ただし、同じ場所に複数回照射したりしていたため、実際の照射量はさらに多くなります。)6~7回目ぐらいから肌がピリピリとした感じになってきたため、ケノンの使用頻度を1週間に1回程度に減らしています。
※アイシングはしっかり行っていました。
肌の状態から言うと、週に1回でも肌への負担が大きいように感じますので、やはり2週間に1回程度が適切な間隔だと思います。
また、少しずつですが、ヒゲの生えている範囲が減ってきています。
ケノン開始後 30回目ぐらい
この写真が11月中頃なので、だいたいケノン照射は30回いかないぐらいだと思います。
照射回数が20回を超えた頃から、明らかにヒゲの量が減ってきたと感じました。ヒゲの成長スピードもかなり遅くなり、ヒゲの剃り込みも2~3日に1回程度で済むようになりました。
特に、鼻下と頬の部分では、ヒゲが生えている面積が確実に減少しています。
ただし、照射は肌に負担をかけるため、口下にニキビができ始めました。過剰な照射はこのような結果をもたらすことがありますので、注意が必要です。(実際にはニキビではなく、毛穴に細菌が入り込んで膿がたまるような感じです。ジュクジュクとした膿が出ることもありますので、注意してください!)
ケノン開始後 40回目ぐらい
この写真が2018年の4月ぐらいです。口下にニキビができてから1ヶ月ほど使用を中止しました。
12月の中頃から再開して、2週間に1度づつの使用にしています。
口回りのヒゲが殆ど目立たなくなっています。頬もキレイになってきました。
これぐらいになってくるとヒゲが殆ど目立たないので、ケノンもメンテナスぐらいの気持ちで使っていました。
ケノン開始後 50回目ぐらい
この写真で2018年の10月頃です。
少し逆光気味でヒゲが見えにくいんですが、顔はかなりきれいになってきてます。
あごのヒゲについては、この頃から照射を中断し、そのまま伸ばしています。
それまではあごのヒゲも髭剃りでまず剃ってからケノンで照射し、再び伸ばすという方法で、全体のボリュームを調整していました。比較すると、あごのヒゲの密集度も適度な量になってきた印象です。
また、私は白髪が出始めていたため、ヒゲやもみあげの白髪がかなり目立つようになりました。光脱毛は黒色に反応するため、白髪には効果がありません。
黒い毛がなくなると、白髪だけが残るため、白髪が混じっている人は少し注意が必要ですね。
また、口の両端の下のヒゲは非常に頑固です。ピンポイントで照射しているのですが、なかなか消えませんね。一方、頬と鼻下の部分では比較的満足のいく結果が得られると思います。
ちなみに、これも同時期ぐらいの写真ですが、口下のニキビはなかなか完全には治りません。一度荒れてしまうと完全に治るまで時間がかかりますね。
荒れてしまった場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。私も市販の肌荒れの薬をいくつか試した後、結局最終的には皮膚科に行くことにしました。笑
(やはり皮膚科の薬は効果が早く現れました。もっと早く受診すべきでした。)
ケノン開始後 60回目ぐらい
この写真が2019年の4月ぐらいです。ケノンの回数は若干不定期になってメンテナス程度に気になったらしてる感じです。
ほぼ完成形ですね。もう気になるところは特にありませんので、放置してちょこちょこ生えてきたら都度処理すれば、維持できると思います。
前述しましたが、光脱毛は黒いヒゲにのみ効果がありますので、逆に白髪だけが残って目立ってしまっています。もみあげは黒いヒゲがなくなり、ほぼ全部が白髪です。
口回りや頬のヒゲはきれいに脱毛できました。かなり時間がかかりますが、根気よく取り組めばヒゲも脱毛できると思います。
ケノンの総括
ケノンを2年ほど使ってみた結果は以下です。
これを書くために今日(2019/5/28)に撮影してみましたが、今現在は殆どケノンは使ってません。あごヒゲだけは伸ばしていますが、その他はきれいになっています。
追記2020年10/30
追記ですが、上記の2019年5/28以降、1年以上ケノンでなにもしてません。ですが、脱毛したところのヒゲは生えてきてないです。
頬も白髪以外はきれいにヒゲが生えなくなっています。逆に言えば、おっさんになって白髪が生える前にヒゲ脱毛は終わらせた方がキレイになりますね。
もみあげは耳の真ん中あたりまで照射していましたが、残ってるのは白髪だけ。逆に老けて見られてしまいますが、しょうがないです。。
首下ですね。毛穴はどうしても目立ちますが、毛自体は生えてきません。こちらも白髪のみ残っている感じです。
ヒゲ脱毛をここまできれいにしようと思ったら、脱毛サロンでは20万円以上かかるでしょう。(照射回数が20回で済むと仮定していますが、実際にはそれ以上の回数が必要になることも多いため、より多くの費用がかかります。)
脱毛サロンでも2週間に1回の照射ペースですので、結局1年ほどかかるでしょう。
結論としては、ケノンを使った脱毛は手頃な価格で済み、他の部位も処理できます。また、メンテナンスも可能です。さらに、家族がいる場合は、家族で共有しても照射回数が余るため、脱毛したい場合は購入しない手はないと思います。(うちの奥さんも利用しておりますし、将来は娘も利用する予定です。。)
ケノンでヒゲ脱毛後のメンテナス
おおよそ満足いく脱毛具合になったとしても、ちょこちょこヒゲが出てきます。
↑口元やそこからあごヒゲにかけてポツポツ出てます。
↑鼻下もきれいになったと思っても、放置しておくとまた出てきますね。
↑口回りのヒゲはこんな感じで気になる個所を照射しています。口回りだけなら1分ほどで終わります。
ケノンを照射する前に冷やすのと、終わった後にも全体的に照射したところは冷やしています。そうすると炎症を防げますよ。
メンテナスまで視野に入れるなら、脱毛サロンよりも断然コスパは良いです。
ケノンを使う理由
やはり脱毛サロンに比べると、ケノンはかなりコストパフォーマンスが良いと思います。脱毛サロンだとヒゲ脱毛だけで20万円以上かかりますし、全身脱毛だと私の場合は120万円の見積もりでした。
さらに、メンテナンスも別途費用がかかりますからね。
私はヒゲ以外にも腕や胸、足なども脱毛しましたので、ケノンを7万円で購入したことで100万円以上の節約になったと思っています。
しかも、奥さんの脇やVラインにも使いましたし、小学6年生の多感な娘の足脱毛にも現在使用していますので、より多くの価値があると感じています。
おすすめしたいのは、夫婦や家族がいる方ですね。
1人だけでは難しい箇所もありますので、ヒゲ以外の部位では奥さんに手伝ってもらいました。逆に、奥さんの脇やデリケートな部分は私が担当しました。
また、家庭脱毛器ということで、パワーを気にされる方が多いですが、腕やスネ、脇程度なら十分な効果が得られます。実際、私や奥さんはツルツルの肌になっていますので、剛毛でない限り、じっくりと時間をかければ毛は確実に減っていきます。
脱毛サロンの方がパワフルだと言われることもありますが、その分肌への負担も大きく、1ヶ月ほどの間隔を空ける必要がありますし、通う手間もかかります。さらに、脱毛が終わった後もメンテナンスのために通う必要があります。ですので、家庭で使う場合は、圧倒的にケノンを購入した方がコストパフォーマンスが良いです。
ケノンの総合評価
ケノンを購入して大正解でした。使いやすいし、家庭用脱毛器としてのパワーも十分です。実際に使って効果があったというのが大きいですね。
ただし、私の場合は5回ほど脱毛サロンに通っているので、僕と同じぐらいの濃さのヒゲだと、もう少し照射回数を重ねないといけないかもしれません。
脱毛は購入したら終わりというわけではありません。しばらくすると薄い毛が生えてきますので、メンテナンスにも重宝します。
他の部位の脱毛と合わせると相当な時間を費やしていますが、私のケノン Ver7.1は全然壊れる様子もないので、頼もしいです。
ケノンの購入を考えている人へアドバイス
人それぞれの価値観がありますが、脱毛サロンよりも1/10以下のコストで済むと思います。ちなみに、脱毛サロンはパワーが強い分、それなりに痛みも伴います。医療系脱毛であればさらにパワーが強く、麻酔が必要とされています。
痛みが苦手な方は、痛みが少ない家庭用脱毛器の方が良いかもしれません。
あとは根気が必要ですね。長期間コツコツと続けないと結局諦めてしまいますので、それができるなら家庭用脱毛器は選択肢に入れても良いと思います。
その他については、毛を処理したい女性の場合は、断然家庭用脱毛器がおすすめです。男性のヒゲは脱毛器では効果が出にくい部位ですが、胸毛や脇、足などに関しては男性でもかなりの効果が期待できます。
ヒゲの頑固さとは段違いです。5回程度で効果が現れました。そのため、女性の場合は効果がすぐに現れると思います。
実際に、奥さんの脇は1回だけやりましたが、毛が非常に遅く生えてくるようになりましたので、ヒゲ以外の部位についてはかなりの期待ができるはずですよ。
僕の部位別のリアルな体験談【総括】はこちら
家庭用脱毛器ケノンのバージョン比較
ケノンは販売されてから8年以上も経っています。その間、様々なバージョンアップで現在のVer.7.2は旧型と比べ物にならないぐらいパワーアップしています。
そんなライナップ比較をこちらで書いています。